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7人目、青年 アーベル がやってきました。
[地上は遠く空は更に遠く。地底が近い
世界から隔離されているような洞窟都市。
だが現在住民にはこの世界しか存在しない。ここが全てだ。そして己に課せられてる使命は]
ぷはっ!…ふぅ。こんなものか
[海に映える丈夫な海草で作った網には先ほど捕らえた活きのいい魚が暴れており、口を縛るように持って海をあがった]
[ふると頭を振れば
知った都市の長の顔が見えた。
その向こう、金の髪を見てにこり、笑んで手を振る。
その手は都市の長にも向けているのだけれど。]
こんにちはぁ、ごきげんよう。
[明るい声をあげ、笑顔を振りまく**]
―海水通路―
今日はこんなもんでいいよな?親父
[先ほど獲った魚とそれまでとっていた魚を同じ紐にくくりつけながら父親に聞けば、「ああ…」と言葉少なめに言葉が返り同じように魚を紐で括っている。
相変わらず寡黙だ。こんなのでどうやって結婚したのだろうと思わなくもないが、己もさっさと終わらせ塩気のある水分を流したいまま、荷物や魚を持って、緩やかな坂を父親とともに登っていく]
―家―
やっほ。母さん。ついたよ
[緩やかな坂を上りきればそこから出たところの近くに家があるため程なくして家に着き
まずは海水を洗い流し。服を着ながらも魚や海草。貝などを纏める。
この都市での自分たちの役割は海からの産物をもってくること。そしてそれを物々交換でキノコやらを得ていくのだが]
いや、だからこういう仕事は俺か母さんに任せとけって
[寡黙なためあまり商談の類は苦手な父にいえば、「いや…今度こそは…」と何度も何度も聞いたことあるような言葉に母は楽しげに、己は苦笑していたが、母の「じゃあ二人で行きましょうか」という言葉で決まったらしい。
己は今日はいいらしいが、それにしてもいつまでも仲のいい夫婦だなぁ。と二人を見送りながら*ぼんやり思った*]
─工房─
まったく。親父もいつものことなんだからいちいち殴らんでもいいだろーが。
[ぶつくさと文句を言いつつ、轆轤を回す。
自分のそこらへんの学習のしなささは完全に棚上げ。]
そも、まだバリバリの現役なんだから俺が手伝わなくてもいいだろ?
一通りの技術は小さい頃から叩き込まれてるわけだし。
[そう言いつつ、慣れた手つきで器を形作ると切り糸で分離して、ひょいとさん板に載せると乾燥棚へ持っていく。]
とか思うんだけど。そこんとこどうよ。
[棚に器を置いて、さっきからそこで顔を真っ赤にしてプルプル震えていた親父さんに問いかける。
まあ、その後の結末はもはや語るまでも無いわけで。]
あ、あれは!
―― やばいラッキーすぎる! ――
[広場付近で見かけた人の姿、少女はあわてて物陰に隠れてこそーっと覗き見る。]
絵師様だぁ……!
あぁぁ、こんな姿じゃご挨拶もいけないしっ
[大慌てで髪を整えたりしてみて、覗いたら、もういない。]
ごきげんいかが?絵師さま。
ごきげんいかが?長さま。
[笑顔で聞くと、笑顔が返ってくるかもしれない。
細く長い手を背中で組み、上半身ごと首を傾ける。]
キノコ畑の奥の、急な坂道が崩れていたらしいの。
トニーが足を取られて転げ落ちて、重傷らしいわ?
[長へと向けて歌うように高い声を紡ぎ
笑顔のままスカートをふわり翻して振り向いた。
物陰から覗く少女が見えたならば、そちらにも笑顔を向ける。]
[それから彼女が足を向けたのは、
町の中央広場泉の近くにあるひとつの建物。
大きく扉の開かれた中からはにぎわう声が聞こえ、
中へと入るとカウンターと沢山の机椅子のあり、
大衆食堂である事が判る。]
「はいよ、コレ」
[カウンターの端に置かれた、
硬い布で包んだモノを顎で指されると]
ありがとぉ。
[笑顔で答えてそれを両手で持ち上げた。
中はまだ暖かく、布ごしにその温度を伝えてくる。
それを大事に胸に抱え、彼女はまた何処かへと足を向けた*]
んー、大体わかった。
後は、墓守さんに聞くわ。
[長と話して、大体の場所を聞く。
途中、声をかけて来た少女には、へらりと笑いながら手を振った]
ありゃりゃ、崩れたのか。
……何代か前に崩れたとこかねぇ。
多分、組成が脆いんだろうねぇ、あそこらは。
じじ様、ちゃんと注意させなよぉ?
[もたらされた報せに表情を険しくする長に軽く言った、その場を離れる。
その後にしょんぼりされていたなど、思いもよらずに]
[両親を見送り銛を磨きおえて、外に出る。
左目を手で覆いながらも見上げれば、穴から漏れる明かりは相変わらず小さくて遠い]
全く同じ毎日でもねえが、似た毎日だよな
[ぼんやり呟く。
...にも外を見てみたいという思いはある
海人として不満ではないが、明日明後日。一ヵ月後半年後一年後と今の自分は何か変わっているのだろうか?
漠然と思うその気持ちが出たいという思いにつながり、光を見れる目で空を見て、光を厭い闇を好む目で海を見る]
奏者 ミハエルが村を出て行きました。
7人目、奏者 ミハエル がやってきました。
はい、これで。
いつもありがとうございます。
[数日分の食糧が荷物に加わる。
目的を達した後、相手と2、3言交わしてから別れた。
先程まで兄が近くにいたとは知らず、自宅へと道を辿る]
8人目、司書 オトフリート がやってきました。
―― 図書館 ――
[数の限られた書物の扱いには慎重を要する。必要なのは、忍耐と根気、そして経験]
…ふ
[細心の注意を払って、破れかけたページの糊付けと背表紙の補強を済ませ、小さく息をつく]
ああ、もうこんな時間か。
[薄暗く保たれた小部屋で、か細い灯を揺らめかす蜜蝋の蝋燭の減り具合で費やした時間を悟ると、男はかけていた単眼鏡を外し、修繕した本の表紙を一度撫でてから、立ち上がった]
―中央広場―
[暖かい包みを抱え、足取りも軽やかに歩いて。
中央広場、中央に清水の溢れる泉の縁の石に腰を下ろすと、
包みを膝の上で開く。
中には暖かい、簡単な食べ物が入っていた。]
いただきまぁす。
[大きな口をあけてかぶりつくが、口の端や手からぽろぽろとものが零れる。
道の端にいた大きな目の爬虫類が、
さっと素早いスピードで、それらを奪い去って行った。]
あらあら?ふふふ。
水でも汲んでくるかな
[感慨にふけるのはやめた。と。頭を振って切り替え
真水はまだ残りはあるがあって困りはしない。と、桶を頭の上に乗せてもって、中央広場へと向かう]
―家→中央広場―
……あー、いってぇ。
まったく。手加減しろっての。
[首をさすりつつ、路を歩く。あの墜ち方で平気なのは、元から頑丈なのか。それとも慣れなのか。]
[くちゃくちゃと、口の中の蜜蝋の固まりを噛みかながら、本を手に小部屋を出る。書棚の定められた場所に、修繕した本を戻すと、ゆっくりと伸びをした]
今日はこのくらいにしておくか。
[蜜蝋に混ぜられたキノコの成分が、緩やかに体内に浸透していくのを感じながら、男は書庫の片隅にある机の上を片付け始める]
んもぁ
[チロチロと走って行く爬虫類を見送ると、
その先に桶を頭に載せた人物が見えた。
挨拶の為口を開けたけれど中にはまだ食べ物が詰まっていて、
ちゃんとした言葉は発されなかった。]
……!
[変わりに、笑顔で大きく手を振った。]
―中央広場の途上―
[桶を頭にのせ片手で桶のバランスを取り、人の歩く流れを邪魔しないように行けば]
ん?ミハエルか。何日かぶりだな。…にしても大荷物だな
[知っている己より一つ下の絵師の弟に簡単な挨拶をしながら
遠目にエルザが手を振っているのを見れば空いている手で大きく手を振り返す]
こんにちは。
…と、ああ。
[歩いていれば自然と距離は近付き、アーベルに挨拶を。
それが時間的に正しい挨拶なのかは分からないが。
手を振るのを見て振り返り、そこに少女がいるのに初めて気付く。
そちらにも軽く頭を下げて]
そうですね、暫く家に篭ってましたから。
それで、うっかり食糧を切らしてしまって。
[向き直って、苦笑混じりに荷を掲げた]
─共同墓地─
[ふらふらと、歩いて来たのは都市部よりもやや低い階層に築かれた共同墓地。
墓守に声をかけ、一番新しい墓の場所を教えてもらい、そちらへと向かう]
…………。
[水晶花の束をそう、とそこに置き、しばし黙祷を捧げる]
[ごくごく小さな声で、短く祈りめいたものを捧げ。
そこを離れると、特に奥まった一画へと向かう。
そこは、代々の『絵師』の眠る区画。
周辺をぐるり、薄い紫を帯びた水晶花で囲まれたその場所、己が師でもあった先代の墓の前で、しばし、瞑目した]
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