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[籠を持ち桜へと近付いて。地に映る桜の枝とは違う影を見つけ、ふ、と見上げた]
おや、どうかなさいましたか?
[枝の上に見えた青髪の青年に視線をやり、訊ねかけた]
んー……。
[不意に聞こえた下からの声に、瞬き一つ]
あー、あんたか。
いや、なんかちょっと。
色々と疲れたなー、って。
[枝に足を引っ掛けて逆さにぶら下がりつつ、ぼーっとした声を返してみた]
何か疲れることでもございましたか?
[逆さになる様子をただ眺め見て]
疲れた時には甘いもの。
よろしければゼリーでも如何ですか?
[手に持つ籠を示して柔和な笑みを向ける]
うん、色々と。
むしろ、人生に疲れたかも。
[さらり、問題発言。
それから、きょとり、と瞬いて]
……甘いもの?
あー、いいね、それ。
[へら、とどこか気だるげに笑うと弾みをつけて枝から離れ。
空中で態勢を整えつつ、着地を決める。
動きはほとんど、猫のそれ]
そんなまだお若いのに。
[人生に疲れたと言われると苦笑を漏らし]
ここの話を旦那様方にお話したら、お嬢様が持って行っては如何、と仰って下さいまして。
多めに頂いて来ましたのでお好きなだけどうぞ。
[青髪の青年が逆さの状態で落ちてきたことに一瞬目を見開き。見事に着地したのを見て思わず感嘆の声と拍手が漏れる]
身軽でいらっしゃいますねぇ。
[おにぎりを頬張る玲にも挨拶を返して]
玲様もゼリー如何ですか?
いえいえ、礼には及びませんよ。
お一人ではあの荷物をお持ちになるのは大変でしたでしょうし。
[再度の礼に笑みを浮かべ、「お気になさらないで下さい」と返す]
逆さまだからきあ、ってなんだよそれ。
[着地するなり、玲に向けてさらり、言いつつ]
いやいやいや、若者だって人生疲れたって思うことあるって。
[呉羽には真顔で返した。
物凄く真剣に]
へー、気前いいんだなあ……。
[主人の話には関心したような声を上げつつ。
身軽との評価にはまーな、と笑い]
ええ、お好きなだけ。
旦那様のお孫様がお作りになられまして。
様々な果物を使ったゼリーだそうですよ。
[籠を開き中を見せて。玲の勧めには]
これはこれは、美味しそうなおにぎりですね。
では一つ頂くとしましょう。
[「ありがとうございます」と礼を述べ、おにぎりを一つ手に取った。青髪の青年に真顔で返されると]
先が長いのに今から疲れてしまっては大変でしょうに。
どこかで息抜きが出来ると良いですね。
…そう言えばお名前を伺っていなかったような。
玲様は「あき」とお呼びになっているようですが…。
[僅かに首を傾げて青髪の青年を見た]
おう。どうだね、花見は。
盛り上がっとるかね。
[片手を上げて挨拶。
しかもよく通る声、むやみやたらと元気だ。
もう片方の手には風呂敷包み諸々。]
へー。手作りかあ……。
[なんか妙に、しみじみ言った]
んー、まあ、長いよな。
うんうん、きっと長い。無意味に。
んでも、こーやって人と騒ぐのは息抜きにもなるんよ、うん。
[言いつつ、へらっと笑い。名を問われればあ、と短く声をあげ]
ああ、名前言ってなかったっけ?
聡ってーの。
……春は、寝てらんねぇから疲れるんだよ。
んでもって、睨みたくもなるわい、こいつは。
[玲には至極真面目にこう返し。
元気のいい声が聞こえたなら、そちらを見やり]
やー、自治会長。
盛り上がってるっていうか、なんていうか……って感じですけどねー、うん。
[問われた言葉には、ちょっと遠い目をした]
これは自治会長様。
[現れた自治会長に会釈をして。風呂敷包みに視線をやると]
何かお持ちになられたので?
[思考から戻ってきた少年に気付くと]
貴方もゼリー如何ですか?
お好きなものをお召し上がり下さい。
[中身はお楽しみと言われた玲に勧められたおにぎりを一口齧る]
……昆布、ですね。
程よい味加減で美味しいです。
[満足げに表情を綻ばせた]
これはわしからの差し入れだ。
[細長い包みをはらりと解いて、銘酒の一升瓶。
もう一つは、]
皆で食べればよかろうと思って、ちょいとそこで買ってきたよ。
この店は古くからある老舗でね。主はわしの幼馴染なんだ。
[稲荷寿司みっしりと詰まった折り詰めがふたつみっつ。]
寝てられない?
でも、会ってから半分以上寝てるわ。
お花見が邪魔なのかな。
でも、きれいで儚いから愛でたいのだもの。
………もーまた睨んでる。
そんなに睨んだら散っちゃうわ。愛でられてこその花なのに。
[どこか曖昧に答える青髪の青年に、少々訝しげに首を傾げるも、特に何か言うでもなく]
今の状況が息抜きになっておりますか。
それはようございました。
[息が詰まるよりは良いだろうと考え、柔和な笑みを浮かべ頷く]
聡様、ですね。
私も名乗っておりませんでしたかね…?
呉羽と申します。
[「改めましてお見知りおきを」と会釈する]
[憂いの色を浮かべる玲、遠い目をする聡が目に入ると僅かに首を傾げて]
……何かあったのですか?
五目いなりや季節限定だとかの変わりダネもあるようだよ。
おお?そっちもまた豪勢だねえ。
お握りなら稲荷じゃない方が良かったかね?
まあ皆若いから、ぺろりと平らげちまうだろうがね。
[カカカ…と笑いながら座り込む。]
おわ、会長気前いいっすね。
[銘酒の一升瓶に、声のトーンが少し上がったかも]
いや、花見が邪魔なんじゃなくて、春っつー季節自体が騒がしいっつーこと。
ついでに、睨まれて散るほど、柔くねーぞ、コレ。
[玲に返す言葉は、やっぱり真剣……なのだが、どこか投げやり]
ああ、賑やかなのは、嫌いじゃねーしな。
騒がしいのは面倒だけど。
名前は……なんか、聞いたような気もするけど、とにかくよろしく、と。
[と、ここまでは軽い口調で。
投げられた問いには、髪をがじ、とかいて]
んー、なんていうか。
春眠暁を覚えず、な事態が発生しているというか。
[言いつつ、視線はちら、と綾野の方へと]
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