情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―広間―
[一度、呼ばれてマンジローの方にも行った。
ハーヴェイの言葉も聞いた。]
うん、ほっとくー。
傷がある子っておんなじの見たら落ち着くけど、逆になっちゃった。
やっぱりきれいな場所って違うんだね。
[食事、と言われて。食べているパンを見る。
これ以上無理、って感じで食卓を眺めた。
その後で、席を立ったマンジローを追いかけはせず、部屋の隅へ移動する。
「ヘンリエッタ」の名前が聞こえた気がした。一人遊びは中断せずに、耳をすませる。
だけれど距離が遠いから、まともに聞こえなかった。
聞こえないとわかれば、めんどくさくなって、そちらに意識も払わない。
やらなきゃいけないことは、見ていること。トビーが事情をまったく知らなくても、*支障は無い*]
─ →アーヴァインの部屋─
[廊下を進む間、鼻を啜りながらラッセルは考えていた。
自分が触れられるのを拒んでいたのは、あることを忌避していたため。
けれどシャーロットに撫でられても、何も起こることが無かった。
既に誰かに触れていた?
だとしてもいつ?
疑問ばかりが頭に浮かび、その答えを見つけられない。
そうこうしているうちに、ラッセルはアーヴァインの部屋へと辿り着いた]
…アーヴ、起きてる?
[ノックの後に声をかけて、覗けるくらいだけ扉を開ける。
扉の正面にはいつもアーヴァインが座っているオーク材の大型デスクがあったが、そこにアーヴァインの姿は無かった。
鍵が掛かっていないのに返事がないことに疑問を持ったラッセルは、大きく扉を開ける]
アーヴ、居ないの?
[再度の声かけ。
けれどやはり返事は無い。
一歩部屋の中へと入り、部屋を見まわそうとした時。
家具の陰から、床に不自然に流れ来る紅い雫があることに気付いた]
────……!
[それは以前にも見たことがあるもの。
慕っていた人が流していた色。
恐る恐る、視界を遮っている家具の奥に視線を向けた]
あ、あああぁぁああぁあああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
[それを見た瞬間、ラッセルは普段響かせることの無い程の大音量で叫び声を上げる。
扉を開け放していたため、廊下にも響いていたことだろう]
[アーヴァインは部屋の片隅で血に濡れていた。
白い壁を背に、それをキャンバスにするかのように赤を飛び散らせていた。
胴は引き裂かれ、床には破片もいくつか転がっている。
腕やその他の部位にも獣の爪のような痕が残り、内から引き出された物の中には、足りないものもいくつかあった]
[ラッセルは叫び続けながら廊下へと飛び出した。
顔には恐怖の色。
部屋から出て直ぐ、足が縺れて床へと倒れ込む]
うっ、ぐ……げ、ぁ……!
[胃に込み上げて来るものを感じ、吐き出そうとする。
けれど何も食べていなかったせいで何も吐き出すことは出来ず、僅かな胃液を口から零れ落としながら何度も何度も吐こうとした。
叫び声を聞いた使用人や騒ぎに気付いた者が現れるまで、ラッセルは苦しげにその場で*蹲っている*]
―廊下・アーヴァインの部屋の前―
ラッセルさん!?どうしたんですか!?
[蹲るラッセルの姿が見える。
急いで駆け寄ると、開けはなした扉の中から錆びた臭いが漂ってきた。
その光景に目を奪われる。
引き裂かれた体、まるで、食い荒らされたような―――]
―――〜〜〜ッ!!
[怖い。これは何?一体どうやったらこんな風にできるというのだろう。足が竦む。
この場から逃げ出したいのに、体が動かない。
それとは別に、湧き上がるもうひとつの感情
……待ってた、この時をずっと]
[生きたまま喰われる感触。
寒い、骨が砕ける音がする―――]
―――人狼……。
[私の記憶ではない。これは、アーヴァインの最期の情景。
凄惨な記憶が流れ込んでくる。
唐突に理解した。いや、思い出したのだ。
頭の中で、何かが壊れる音がする]
ひ、人を呼んできます!!
[動揺する素振りをして、広間に向かって駆け出す。
自分の顔が、喜びの形を作っていくのを感じた]
人狼…殺すの…私が、この手で人狼を殺すの……!
[まるで大切な人と再会を果たしたような、そんな顔だった]
―回想―
[今日は『お父さんの知り合い』が来ているから、書斎に入ってはいけないといわれた。
お父さんは『ぎろん』を始めると暗くなるまで止まらない。
わたしはもう子供じゃないのに、どうして一緒にお話させてくれないんだろう…。
ひとりで遊ぶことにもあきてしまって、
父の部屋の扉にぐっと耳を押し付け中の会話を聞いてみる]
『―――先週手紙が届いたよ………で…生き残ったという男性から……ああ、そうだ……――』
―広間―
[粗方食事を終えかけた所で、ラッセルが広間を出て行ったのに気付く。
とは言っても、ふらりと居なくなるのはよくあることだったから、その時はそれほど気にはしていなかった。
食事を終えて広間を出てから]
……にーちゃん、ねぇ。
[ぽつりと呟く。
自分は似ているのだろうか?だとしたら、何かできるだろうかと考える。
そうして軽く首を振る。あまり慕われていないのはわかっていたから]
どうすっかなぁ、今日。
[外の様子ではまだ暫くは帰れないだろう。
館の主に話してみようか、と思い始めたその時。
悲鳴が、聞こえた]
―館内―
何だ…今の…?
[あまりにも酷い叫びで誰の物かまですぐには把握できない。
だけどそれは、これから向かおうと思っていたその方向から聞こえてきた物。
途中でセシリアとすれ違う。アーヴァインが、と言う声しか聞き取れず、彼女の表情までは気付かずに。
自然と足は早くなり、辿り着いたこの館の主の部屋の前]
…?
ラッセル!
[そこにいたのは蹲り震えているラッセルの姿。
不用意に驚かさないように側に近づく]
……今の、お前か?
どうした?なにがあった?
[震えるラッセルは何かを示しただろうか]
[何もなくても、開け放たれたままのドアから感じるのは異様な気配。
覗き込めば、容易に中の様子は知れて]
な…っ…なんだよ、これ…旦那?
[確認しようとして、部屋に入ってそれを目の当たりにして、軽くよろけそうになる。
吐き気を堪える。ここで自分が取り乱せばラッセルがまた怯えるから。
だけど、どうすればいいのかもわからない]
……ラッセル。
[部屋を出て、弱い声で名前を呼ぶ。
ラッセルが一番心を開いていたのはアーヴァインだと知っていたから。
何があった、とは訊けない。この様子ではたぶん何も知らないだろうから。
ただ、少しでも落ち着かせようと名前を*呼んで*]
―回想―
『……妻が、死んだそうだ……
彼女の能力を知って……手元に置いて研究したいと思ったんだ……。
それがいつの間にかセシリアも生まれて……平穏なら、それがいいと…………。
―――から手に入れ……骨を妻に見せたんだ。
それが間違………ああ、そうだ、発現したんだ、精神…を…伴って……』
[聞こえる声は小さく難しい単語は理解できなかったが、母の話をしているらしいことは分かった。
母はセシリアを産んですぐになくなったと聞いていたのだが、違うのだろうか]
―回想―
『まるで別人だ…―――…そう、人狼を殺すことしか考えな………。
そのためだけに生きているような……――。
……骨を隠すと正気に……だが酷く怯えていて……もし人狼の疑いがあ……家族さえ殺してしまうのではないかと……。
……その後すぐうちを出たよ……』
[何を言っているかよくわからない。
けれど無性に怖くなって、急いでセシリアは自分の部屋へと戻った]
『……もし力が家系的なものとしたら……』
―広間―
[広間に飛び込んで、大声で叫ぶ]
あ、ああ、アーヴァインさんが!!
[自分の変化に気づかれてはいけない。もし能力を悟られてしまえばきっと真っ先に殺されるだろう。
冷静な頭で、動揺した己を表現する]
[これで広間に居たものはアーヴァインの部屋へ向かうだろう。
次は使用人の詰め所か――。
途中で出会う者がいれば状況を伝えながら、セシリアは詰め所へ*走った*]
死んじゃったの?
それなら、どこかに捨てないとね。
くさくなっちゃうし。虫も出てくるし。
あ、でも少しさむい?から、外なら平気かな?
[立ち上がりもせずに、そんなことを言う。]
それとも、きれいな家は、ええと、まいそう?するんだっけ?
神父様に頼むとか、言ってるのを聞いたことがある気がするけど。
よくわかんないや。
[だって死ぬのは普通のことでしょう?
と、首を傾げる。おかしいというような反応をされても何がおかしいのかわからない。
知らない人だし泣くわけないし、と斜め上に思考は飛んだ。]
―玄関―
[玄関にいた年配の使用人に外套を預けようと、脱いだそれを差し出したその時だった。
覚えのない叫び声が聞こえて来た]
誰でしょう。
[立て続けに先よりも小さな声、廊下を駆ける音。
使用人と顔を見合わせて、ともあれ階上に向かうことにする]
悲鳴は聞こえたけど、近付いちゃだめなんだよ。
だって、好奇心で近付いたら、死体が増えちゃうから。
仲良くなった子の悲鳴でもダメなんだよ。
なんにもなくなってから行くの。
[人狼、という言葉を聞けたなら、不思議そうな顔をするだろう。
スラムでは見たこと無いよ、と首を傾げたりもするかもしれない。
セシリアが居なくなってからも、その場所で一人、指遊び。]
―広間を出る前―
[考えものよとキャロルに言われ、視線の先に重みがかかる。
冗談めかした口調にもシャーロットにも、動じることなくさらりと言った。]
大丈夫、シャロには一番だって言ってあるから。
[人前で囁かれる好意の言葉は、シャーロットの頬を朱色に染めるに十分だろう。
ひらり踊り子の君に手を振り広間を離れる。シャーロットが付いてくるなら、構わず共に歩いた。]
―館内―
[暫く、散歩がてら歩きながら話す。不在だった一年の間にあった事柄を聞いていた。]
そう、それでシャロはどうし―――
[そんな会話の途中、耳に届くのは誰かの悲鳴。
何事かと、声がした方へと足は向いた。]
シャロは広間にいるんだ。
[悲鳴に過る予感は良いものであるはずがはない。
なのでそう促したが、彼女が嫌がれば無理に追いやることもしないだろう。]
見つかったか………。
まぁ、あまり隠す気はなかったけど。
[ぽつり、呟いた。
だが向こうでは、さも驚いたように振る舞う。誰の目があるか分かったものではなかったから。
今はまだ、知られてるわけにはいかない。]
―アーヴァインの部屋―
[踞る者と傍に立つものの姿が見えた。開け放たれた扉の中からは、微かに香る錆鉄の匂い。
自分は知っている。もう何度も現場に足を運んでは、かいだ事のある、血の臭い。シャーロットとの出会いにも、その臭いは満ちていた。
シャーロットがついてきていたなら、絶対に中に入るなと、この時ばかりは強く告げて、自身は部屋の奥へと踏み込んだ。]
っ、………アーヴァイン卿。
[凄惨な現場に、驚きながらも顔色が変わらないのは慣れのためか。
それでも背に薄く汗をかき、拳は強く握られる。]
人狼の……。
[仕業だろうなとは、その死体の有り様が*物語っていた*]
―二階・廊下―
[途中で擦れ違った少女から、主の名が紡がれるのを聞く。
眉を顰めたのはその様子からか、微かに漂う違和からか。
兎角只事ではないことだけは、要領を得ない言葉からでも判る。
礼もそこそこに、主人の部屋へ向けて足を早めた]
失礼。
[墓守は主人の部屋の前に蹲る影に状況を問うことはしなかった。
此処まで来たならば、中を見た方が早い。
だから断りだけを入れて、扉の前に立つ。
隣の使用人が、ひっと引き攣った声を上げた]
―主人の部屋―
[凄惨。
そんな言葉では表しきらない程の主の顛末を、墓守は暫し無言のまま見遣った。
その傍に立つ青年に気がつくのは、少し経ってからのこと。
彼に一礼をして、墓守もまた部屋の中へ入った]
人狼ですか。
[青年の言葉を聞いたか、それとも自らで判断してのことか。
声色は常の低さを保つ]
埋葬は無理ですね。
まだ地面が緩い。
[淡々と紡ぎながら、散らばった主の断片を素手で拾い集める。
辺りには血の臭いが充満していたが、嫌な顔一つしなかった]
―アーヴァインの部屋の前―
[ユージーンとハーヴェイがやってくるのに気付いたけれど、ラッセルの側を離れずに様子だけを伺う。
惨状を見た二人がそれほど動揺していないように見えるのは、職業ゆえだろうかと考えて。もっとも背中からでは表情までは伺えない]
……人狼?
[聞こえてきた言葉を拾い上げる]
これが…人狼の仕業…?
[人狼の存在は知っている、だけど目の当たりにしたのは初めてで。
何かしなくてはと思うものの行動には*移せないまま*]
嗚呼、すみません。
此処は片付けますので、離れて頂けますか。
[本来なら真っ先に言うべき筈の言葉が出たのは、それからだった。
青年と、外にいる二人と、他の客人もいたなら彼らにも促して]
御客人の手を煩わせるわけには。
[誰かから手伝いの申し出があればそう答えるが、強く拒みはしない。
そんな調子だった為、共に来た筈の使用人の姿が何時しか消えていることに、墓守は未だ気付いては*いなかった*]
[足音とかはあまり強くは聞こえなかった。
しばらくの間、少し曲がった指でぐるぐる遊んで、窓を見上げる。]
――…あれ?
[窓の外が、雨以外の色を見せていた。
白、黒。下の方は見えない。]
なんだろ?
[声は上からだった。
下は知らない。
立ち上がって、広間から出てみる。]
[玄関の方に行ってみた。
扉を開けてみた。
火の爆ぜる音が聞こえる。
女の騒ぐ声が聞こえる。
油でも引いたのか、とか、そんなことはわからない。
吊り橋が赤い。]
…???
あれ???
火事?
[雨は止める力を持たない。
風が炎を巻き上げる。
空には白と黒の煙があがる。
色々と案内をしてくれた人が、煙の向こう側にいる。]
[動けないうちに火の勢いが増した。
吊り橋の向こうへ渡る、騒がしい声は、開いた玄関の扉から館の中へと入っていく。
扉の前に立ったまま、誰かが来たら、こう言うだろう]
案内してくれた人がね。
あっちに行ってるのは見たよ。
[指差すのは、崖の向こう。
火を付けられた吊り橋が落ちるのは、いつだったか。どちらにせよトビーの*目の前で*]
─アーヴァインの部屋前─
[駆けつける数名の足音。
声をかけられても苦しさに返事が出来ないで居た。
ただ震える右手でアーヴァインの部屋を示し、左手で胸元の服を握り込む。
部屋の中を見た者達により、事態は他へも伝わって行った。
少し後に傍で弱く名を呼ぶ声がする。
苦しげな表情を浮かべながら、その人物を瞳に映した]
……にー、ちゃ…は…ひつじ……。
おおかみじゃ、ない……。
[傍に居たギルバートを眼にし、小さく呟く。
彼の背後に浮かぶ白い影に、幾許かの安堵を覚えた。
ああ、触れていたのはこの人だったのかと。
気付かぬくらいの掠るような接触だったのだと、刹那に思う]
………ギル、も、ひつ、じ………。
[零れた声は掠れた小さなもの。
過呼吸のような、ひゅ、と言う呼吸音を漏らしながら、縋るようにギルバートに対して手が伸ばされる。
触れるを拒むラッセルが、求めるようにギルバートの服の一部を*握った*]
[庭の片隅にある枝振りの良い大樹の下、そこから何か重量のある長い物が風を切る音が幾度も聞こえる。雨の当たらない(さらに屋敷の者に迷惑が掛からない)場所を選んで素振りをしていたのだ]
…はて。
何やら屋敷の方が騒がしゅうござるな。
[ふと聞こえてきたかすかな騒ぎ声に一旦振り上げた刀をそのまま降ろし、手拭いで汗を拭いて戻り支度をする。]
童っぱが何か悪戯でもしたのであろうかな?
[何かただならぬことが起こったような、そんな不安が胸の内に広がるのを感じつつ、あえてそれを打ち消すようにひとりごちる。だが口を出た言葉とは裏腹に、いつの間にか彼は屋敷に向かって走り出していた]
―庭→玄関前―
[屋敷に戻ろうと玄関に向かえば、そこには目を疑うべき光景が広がっていた。この屋敷と外の世界を結ぶ、たった一つの吊り橋が燃えている…!]
井戸はっ…!?
[手後れなのは一目でわかった。暗い景色の中に一際鮮やかに踊る豪火は、明らかに失火などではない。]
童っぱ!これは一体どうしたことでござる!?
[玄関の扉の前にいるトビーに気付き、叫ぶように問い掛ける。彼が指さした方を見れば何人かの使用人が燃え尽きんとする吊り橋の対岸にいるのに気付く。]
彼らが…火を?
しかし、何ゆえに?
[彼らが吊り橋を燃やしたのは明らかだ。この燃えようでは、燃えるのに気付いてから渡るのは不可能だろうから。だがそれが分かったところで何になろう。自分達はこの屋敷に閉じ込められてしまったのだ。
彼が呆然と見ている前で、吊り橋が*焼け落ちた*]
なんでかは、わかんないけど…。
あ、アーヴァインさんが死んだって、さっき言われたよ。
何人か、見に行ったんじゃないかなぁ。
ラッセルさんが叫んでたんだ。
[名前なんだっけ、というような顔をして。
人狼と聞いていたなら、その言葉も伝えられたかもしれない。
ただ、周りに人が集まってきたなら、そちらの人に説明は任せることになるだろう。]
それでなのかなぁ?って思うけど。
人が死ぬのって、そんなにないことなの?
[親しさとかそんなものはわからなくて、ただ、マンジローを見上げて*問いかけた*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新