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―アコルデ家・玄関前―
[ジョエルから受けた状況の説明。
炎の不自然さに関しては自分も感じていたから、それだけではなさそう、という言葉には確かに、と短く同意した]
いや、自分で言った事ですけどね。
[臆面もなく頷かれると、侘しいと言うかなんと言うか。
ともあれ、中へ向かったジョエルを見送った後、嘆息を落として。
周囲の音に集中させていた意識が、遠くない場所で響く銃声を捉えた]
……っ!
[とっさ、音の聞こえた方へ駆け出す。
目に入ったのは、罅の入った眼鏡をかけた青年]
……君は。
[僅かな空白の後、声を発する]
……正気、ですか。
[どう問うか、悩んだ挙げ句向けたのはこんな問い。
乱れた露草色から覗く異眸と、常より低い声音は如何なる印象を与えるか。
いずれにせよ、この場で敵対する意志がない、と認識したなら、多少、冷たさは緩む]
[その内に、屋敷の中からジョエルたちが出てきたなら、意識はそちらへと]
……エリカ!
大丈夫……では、なさそうですね。
[一目で正常でない、とわかる様子に上がるのは案ずるような声。
状況を聞き、公園へ、と促されたなら、そうですね、と息を吐く]
このまま、火に巻かれる訳にはいきませんし。
……君も、一緒に。
[ジョエルに向けて頷いた後、眼鏡の青年へと声をかけ。
騒動の最中に取り落としていた鞄を拾うと、公園へ向けて*歩き出す*]
(おはよう、お帰りなさい『私』)
[一つになった私が、いいこの私に語りかける。]
(………おはよう、『私』)
[『いいこの私』は、掠れた声で、『私』に応えた**]
―アコルデ家―
[ジョエルに肩を借りながら、ほんの少し指先を見る。
同僚は気付いただろうか。
必死になって床を掻いた固い指。
あの時、ほんの少し、指先は裾に届かなかった事に。]
…。
[痺れた指先は、まだ微かに震えている。]
[同僚の言葉に、何となくだが周囲の状況は見えた。だが全然よろしくない事態に不安は募るばかりで。]
……そうだ、ぼっちゃま、は?
先に、外でお待ち頂いて…発泡音が、聞こえて…
[尋ねれば、無事だという言葉が返ってきて、僅かにほっとしたような表情をみせた。]
―アコルデ家・玄関―
[自分の事で手一杯で、同僚の怪我には気づかない。いつも通り表情が変わらないのも、きづかず負担をかけ続ける原因の一つだった。
そのままようやく玄関までたどり着くと、主の他にも、つい今日名を知った人が居るのに少し驚いた。
ともあれ、二人とも無事な姿には安堵して。]
ぼっちゃま…ご無事でよかった。ノブさんも。
申し訳ありません私の方は、足手まといに…
少し時間があれば身体は動きますから、何かあったら先にお逃げ下さいね。
[まず先に謝罪し。無視されようが拒否されようが、それだけは切に告げてから。
不自由な身体を助けをかりながらどうにか動かし、て公園への道を*歩いた。*]
―住宅街―
さっきも言ったけど、俺は怪我してないから。
[大丈夫、と言いながら頬を拭う矛盾。
それでも歩けないような怪我でないのは間違いない]
ああ、先輩の家、掃除ロボットが優秀だった。
でも台所は綺麗すぎるほどだったな。
手料理ご馳走してくれるんだ?
こりゃ役得。
[作家の言葉に乗り、ハハと声に出して笑う。
現実と正面から向き合えるだけの余裕は戻っていない。
だから空気違いのような物言いは有り難く。その眉の痙攣も見えてはいながら、とりわけての気遣いは出来なかった]
―住宅街―
そうそう、デザートもあるんだよ。フロマージュ。
先輩の家に置いてあんだ。
土産は買い直した方がいいしさ。
[甘味仲間に言いながら携帯端末を取り出して]
『To:Meadows,Rasche
Title:無事
ナターシャさんとアヤメさんに合流。家の方に戻る』
[これだけは先にしておこうと、短いメールを先輩と兄へ送る。
司書からの反対がなかったなら周囲を警戒しつつ*歩き出す*]
―住宅街―
[眺めていた建物から人が駆け出してくるのを見て、身を強張らせた。
半分割れた視界で、最初に目が止まったのは相手の色を違える方の眸。
少し口を開いたきり、無言でそれらを眺めていた]
……、
[我に返ったのは、相手が発した低い声に反応してのこと。
腕は下がったまま、だが銃を持つ手に僅かに力が籠る]
……人をさがしてて、
おそわれ、ました。
[問いからやや間があって、返したのは事実。
返事としてはずれているように見えて、遠回しな肯定にもなるか。
そう受け取られるとは限らないけれど]
[空気の僅かな変化には気付かないまま]
……そうだ。
このあたりで、
[ただ今口にしたことで思い出したのか、警戒も忘れて一歩踏み出した。
だが最後まで尋ね切る前に、新たに出て来た2人に意識が逸れる]
え、……エリカさん?
[持ちっ放しだった銃を懐にしまって、慌てて近くに駆け寄る。
謝罪には首を横に振った]
どうしたの。
……まさか、『サイキッカー』?
[その場の誰に問うたのか、ただただ視線は心配そうにエリカに向けられる]
……はい。
[異眸持つ青年に声を掛けられて、僅かに躊躇した後頷く。
携帯端末が震えたのが分かったけれど、今はまだそちらに手を延ばそうとはしない。
そうしてその場を離れるまで、背後に転がる二つには一度も目を*向けなかった*]
(思い出したかしら?『私』の事。)
(ええ思い出したわ。『私』が何なのか…)
[二つの意識が重なった、一人はゆっくり顔をあげる。
いまだに微か震えながら。
今はその場に立ちつして。]
[無節操に飛び交う声は、特に妨害されることもなく。
一つになった『私』の耳は、今まで以上に周囲の声を自然と拾い集めて。]
そう、そんなに人が死んでいるのね…。
[ぽつりと呟くちいさな声は、今までよりずっとクリアだった。]
[苦悩するような声が聞こえて、先ほどした声の方をちらとみる。]
…名無しさん。
私には貴方をそう呼ぶ事しか出来ない。
[彼女の事は、知らなかった。
顔を見れば、あの時ぶつかった相手と気付けるかもしれないが、どのみちその花の名は知らないまま。]
…自分が分からないと、ずっと苦しいままですよ。
少なくとも、この場所で。
自分で在ることも難しい…。
[『私』よりずっと静かに、淡々と*忠告した。*]
─アコルデ家─
[あの時意識は常に相対していた侵入者にあった。
故に侵入者が体勢を崩したのが同僚の仕業とは気付くことが出来ず、また指が触れていなかったことなど知る由も無い。
思うように身体の動かぬ同僚を連れ、主の元へと向かう。
途中の問いには簡潔に答えておいた]
マイルズ様、お待たせしました。
中にはサイキッカーが。
あの炎も同様のものと考えて相違無いかと。
[ノブが居るのは目に入っていたが、まずは主へと報告し。
その言葉は図らずもノブの問いの答えになったことだろう。
主がノブにも声をかけ、移動を開始する様子に、その後に続く]
マイルズ様。
公園に着きましたら私は一度別行動を取らせて頂きたいのですが。
あそこは火を避けるには適していますが、休むには適しません。
他の者から隠れるにも適しません。
どこか休める場所を探して来ようと思います。
[移動しながら主へ向けた提案にはどのような反応があった*だろうか*]
─アコルデ家→公園へ─
[問いに返された答え>>107は、直接的なそれではなく。
異眸に刹那宿るのは、僅かに思案するような、色。
けれど、それきり問いを重ねはせず。
相手の発しかけた問いも、結局は途切れたまま]
……二人とも、無事で何よりです。
エリカは、後ろ向きな事を言う前に、まずは安全な場所に向かう事を考えなさい。
[訴え>>104にはそう、さらりと返して。
眼鏡の青年がエリカに近づくのを横目に見つつ、サイキッカーが、というジョエルの報告>>110に一つ息を吐いた]
……何故、我が家に。
偶然か、何か意図があったか……いずれにしろ、のんびりとしているべきではありませんね。
[今は、侵入者の意図を詮索している時ではない、と。
そう、判断して歩き出す]
……別行動……ですか?
確かに、公園では落ち着きませんし……休むための場所の確保は必要ですが。
集会場も、これではどうなっているか……わかりませんしね。
[道中に出された提案>>111。
やや戸惑いながら、二つの色の眸を向ける。
表層からは異変があるようには見えないが、実際はどうなのか、という疑問が過ぎった。
とはいえ、ここで問い詰めたとて素直に答えはしないだろう、という予測は確りとあり]
……わかりました。
ただ、もし怪我をしているなら、簡単なものでもいいから何らかしら措置をしてから動いてください。
我慢しすぎて、肝心の時に動けなくなっては本末転倒ですから。
[それは頼みますよ、と。
そう、言う時には、多少は常の軽さが戻ってはいたが。
いつもののんびりとした調子は、影を潜めていた]
─公園─
[たどり着いた公園にも、破壊の爪痕は残されて。
崩れかけた噴水から流れる水音が、他の場所から聞こえる音に紛れて微かに響いていた。
ここで水音で曲を奏でていたのは、つい先ほどの事だったように思えるのに。
その時の面影は、今は、どこにも見えなかった]
……取りあえず、火の手が収まるまでは、動き回らない方がいいですかね。
[容易く収まるとは思えないのだが、そんな呟きを漏らし。
辛うじて破壊を免れたベンチを見つけて、そこでエリカを休ませる。
自分がそこで休めと言われようと、そこは譲るつもりはなく。
ジョエルが休息場所を探しに行くなら、先にも言った言葉を繰り返して、送り出し]
……やれ、やれ。
[自身は噴水の傍に佇み、一つ、息を吐いた]
―集会場→商店街―
[携帯端末が振動して着信を知らせてきて、足を止めて前足に取り中身を確認する。
送り主はレッグからのもので]
『To:Greg
Title:こっちも無事だ
もう知ってると思うがあちこちで暴動が起きてる、気をつけてくれ。俺も後から行く。』
[返信のメールを送り、その足は商店街の方へと向かった。
一番問題の起こりやすそうな場所、そう思うとその場所に足を向けるのはためらわれたが、
今この区画に治安守るべきものは自分しかいないのだから。
そう思いながら商店街に着くとそこかしこに略奪を行った形跡があった。
店の商品と、人の命とを略奪した形跡が…]
予想以上にひどいな……
―商店街―
[商店街の様子は集会場のそれよりもひどい有様で、
一見したところ動いてるものの姿はみかけることはできなかった]
手遅れか……。
[強化ガラスが割られて商品がほとんど見られない店、見向きもされていなかった店、中にはガラス一面真っ赤に血塗られてよく見えなくなっている店などもあった。
奥に行くにしたがってもとのままの姿をたもった店も多くなり、倒れる人の数もまばらになっていくだろうか]
公園にいってみるか……
[区画の境界、シャッターの下りたところまで着くとつぶやいて、もと来た道を戻っていった]
―→公園―
[公園につくと、まずベンチまで運ばれ座らされた。
マイルズが座るべきだと主張したが、がんとして聞き入れてはもらえず。また自身の状態も全く良くなかった為そこは折れた。
運んでくれたジョエルには礼を言い、>>113マイルズの言葉にようやく肩口の怪我に気づくと、居た堪れないような気持ちでいっぱいになった。当人は普段と変わらない調子なのだろうが。
迷惑かけ続けて良い事が一つもないので、とにかく一人で動けるようになるのが急務と、まずは身体を様子をスキャニングするため暫く目を閉じた。]
………ん、あんまり良くないなぁ…。
[結果稼働率28%を叩きだし眉がよる。どこか焼ききれているようで、自動修復もなかなか進んでいない。
仕方無く長いスカートを膝まで捲ると、脹ら脛に手をやりそこに仕込まれていた工具を取り出し、先ずは腕を直しにかかった。
震える指先では思うように進まなず。見かねたノブの手を借り、二の腕と関節部を外し、様子を見てもらい、関節の一部のパーツとケーブルを取り替えた。]
ごめんなさいノブさん……
[何度目かになる謝罪。
あまり言うとありがたみのない言葉だったが、言わずにはいれなかった。]
―公園―
『To:Greg
Title:Re:無事
知りあいがケガして、ちょっとでてる。おちついたらもどる。』
[目的地に着いて、安全な場所を探すと言う執事を見送る。
後輩からのメールを見たのはその後。
操作は早く、けれど平仮名の多い文面を返信してから、端末をしまった。
その後には自己修理を始めるエリカに、機を見ながら手を貸す]
……よ、と。
いたくない?
[確認しながらパーツを換える。
謝罪にはやっぱり首を振った]
─公園─
[噴水の傍らに立ち、周囲を見回す。
他には、避難してきた者はいないらしい。
他の場所にいるのか、それとも]
……さすがに……それはないと思いたいですけど、ねぇ。
[他に、生存者はいないのでは、と。
一瞬だけ過ぎってしまったその考えは、振り払う。
考えすぎると、現実になるかも知れない……とは。
先にここで、自分自身が口にした言葉なのだから]
―公園―
[ノブに痛みを問われると、少し笑んで首を振った。]
腕と足の感覚はあんまり無いんです。
先のほうならいくらかあるんですけど…っと。ありがとうございます。
[言いながら、腕の修理は進み。ぱちりとパーツを取り付け、ノブに礼を述べた。
今度はだいぶマシになった腕を使い、足の修理に取り掛かる。
膝と足首の関節を外し中を見ると、こちらはさほどダメージはなく。
ほんの一瞬逡巡した後、片方側の裾を更に上げて太股の広い箇所を取り外し中を見た。
精巧な機器とケーブルが走るその中の、調子の悪い部分を取り外し、予備があれば新しいものへと、どうにもならない部分は仕方なく、そのまま入れ継続して使う事に。
次いで反対側の足に移ると、マグナムを入れたホルターが顔を出す。取り付けたまま、器用に同じような処置をしすとんと裾を落とし、際スキャンすると数値は71%まで上がっていた。]
これなら…。
[ゆっくりと立ち上がると、先ほどよりは大分スムーズに動いた。走る事はすこし辛いかもしれないが、人の手を煩わす事はないだろう。]
─回想・公園─
[提案の返答と共に返された異眸を翠が捉える。
瞬いた翠は然程の変化は見せず。
怪我をしているのなら、と条件を付けられると左手の指先が左の頬の傷に添えられた]
……エリカほどではありません。
[両肩にも掠った傷はあるが、服が多少破けている程度にしか見えない。
同僚を運んだ時の痛みは残れど問題は無いと判じた]
では、しばし失礼します。
[公園に残る者達に腰を折り頭を垂れると、一度公園から立ち去った]
─公園─
……ん。
エリカ、大丈夫ですか?
[エリカが立ち上がる様子に気づくと、やや表情を緩める。
そしてここでようやく、いつもとやや違う視界に気づいた]
……あー……。
[舌打ち、一つ。
母親譲りの、色の異なる左目。
何か特別な力がある訳ではないが、周囲にいい印象を与える事は少ないため、髪を寄せて隠していたもの]
よほど、取り乱していた……と、いう事ですかね。
[そんな呟きを漏らしつつ、髪を手で寄せ直す。
やや乱れはしたものの、赤紫の瞳は露草色の影に再び、隠れた]
―商店街→公園―
この様子だと生存者を探すのも
[商店街から住宅街に向かう途中にある公園、人の少なそうならそこならば避難した生存者がいるかもしれないと]
レッグとナターシャ、アヤメは住宅街に一緒にいるんだったか…
[メールの様子からノブは別行動らしい、無事だといいがと思ったり。
公園へ向かう途中遠くからこちらにむかってくる人影が見え、立ち止まりそちらに声をかける]
ジョエル、無事でなによりだ。
マイルズさん達は一緒じゃないのか?
―公園―
そっか。
[返答を受ければ頷く。
腕の修理が済んだ後は、何かあれば手を貸す為に隣についてはいたけれど、特に必要はなさそうで。
やがてエリカが立ち上がれば、安堵したように息を吐いた]
……?
[小さく舌打ちが聞こえてそちらを見れば、そこにいた青年は片目を隠していて。
やや首を傾げる]
─公園─
……ん。
何、か?
[こちらを見て、首を傾げる眼鏡の青年に、短く問う。
平静のような、違うような。
いずれにせよ、エリカには、常とはどこか違う様子が感じ取れるだろうけれど]
―公園―
[こちらの様子に気づき、近づいてきた主にぺこと礼を取る]
ぼっちゃま、ご心配おかけしました。
これで何とか、お手を煩わせる事はないかと。
[と言いながら顔を上げると、主の普段はあまり目にする事のない左目が見え、数度瞬く。
こちらはそれを知っている為、然程奇異とは思わなかったが。]
目の調子、宜しくないですか?
[常と違う様子に、やや心配そうに尋ねてみた。]
―公園―
なんでかくしちゃうんだろって、おもって。
[様子が常と違うなどと、初対面である彼が気がつく筈もない。
青年からの短い問いには、素直な答えを述べた]
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