人狼物語 ─幻夢─


85 Glimmer stone

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画家 カルメン

─ 翌朝/広場 ─

[上手く回らない思考を持て余しつつ、覚束ない足取りで歩いていた所に聞こえた呼びかけ>>94に、視線を向ける]

あ……ユディちゃんは、生きてるん、だ。

[最初に口走ったのは、こんな言葉で。
問われた内容に、表情が泣きそうに歪む]

うん。
ギュンターのお爺ちゃん。
……空っぽに、なってた、よ。

[内側にあったものを失した、赤黒い空洞。
焼きついてしまったそれが蘇り、足の力が抜けて、座り込む。
団長の死体が見つかった場所と、娘が第一発見者だった事は、念のためにと着いて来た自衛団員が代わりに説明してくれた]

(95) 2013/08/19(Mon) 20:57:13

細工師 ユリアン、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 21:04:51

薬師 ゼルギウス

― 前日/自宅 ―

[閉ざした扉を背に、一人深く息を吐き出した。
黒珊瑚亭から此処に至る迄の視線は遠く、痛く。
既に話が伝わっている故に理解できない事では無かったが、
其れでも歳を感じつつある肩には酷く重かった]

[籠は机に置き、家の更に奥に進む。
広くは無い居住スペースの片隅にある寝台へ身を投げ出した。
昨夜休めなかった身体は疲れを訴えて居たが、
自衛団長の話に冴えた意識は眠りを拒む]

……無理か。

[眠るのは諦めて瞼を下ろす。
眠れなくても、唯、休息が欲しかった]

(96) 2013/08/19(Mon) 21:07:50

薬師 ゼルギウス

― 前日/自宅 ―

[目を閉ざし、けれど思考は揺蕩う合間。
時折戸を叩く音に瞼を押し上げる]

……如何した?

[荒れた翌日は怪我人が多い。
自宅に戻ったのは、其れ故に訪う人も多かろうと思ったのだが。
……常の嵐の後より、薬の減りが遅い]

[予想は出来て居た。
お伽噺では無かった現実の恐怖に近付きたくは無いだろう。
其れが例え、疑惑の中の一人と云うだけであっても]

……水は、急がなくても良さそうだ。

[浜に出た一時で水は目減りして居たが、
帰宅した後の訪問の回数からそう判断する。
嵐の後の森は常よりも危険が伴う。行かぬなら其れが良い]

(97) 2013/08/19(Mon) 21:08:52

薬師 ゼルギウス

― 前日/自宅 ―

[其れが良い、けれど]

……

[吐き出す呼気は何度目か。
彷徨った紅玉は、瓶の下の紙に留まって]

……書き直すか。

[乱雑な走り書きに眉根を寄せた後に、
新たな紙とインクを引き出した**]

(98) 2013/08/19(Mon) 21:10:05

薬師 ゼルギウス、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 21:14:59

【赤】 シスター ナターリエ

─ 未明 ─

……はい、行ってらっしゃいませ。

[聖堂の中、聞こえた仲間の聲>>*12に静かに返す。
仕損じることはないだろうという信頼から外に出ることは無かった。
ただ静かに、祈りを捧げながら彼の齎す結果を待つ]

[生を望むは皆同じ。
どうして人狼ばかりが虐げられねばならぬのか。
人とて、生き物を殺し、食していると言うのに。
人狼は、その対象がただ、人だっただけのこと]

ご苦労様です。
お気をつけてお戻りくださいましね。

[事の終わり>>*18を伝えられたなら、いつもの声色でそう返して。
ロミが同伴を求めるのであれば外にも出るが、そうでないならば聖堂に籠もったまま。
ナターリエは祈りを捧げ夜を過ごす]

(*19) 2013/08/19(Mon) 21:18:19

シスター ナターリエ

─ 翌朝/教会・聖堂 ─

[祈りは祭壇の前で一晩中捧げられ、天井近くにはめられたステンドグラスから光が差し込み始める]

──── あぁ、主よ。

[紡がれる声はやや疲れを含んでいたが、どこか晴れ晴れとしたような色も乗り。
ナターリエは伏していた顔をようやく上げた]

(99) 2013/08/19(Mon) 21:18:33

シスター ナターリエ

─ 翌朝/→自衛団詰所傍 ─

[折っていた膝を伸ばし、服を軽く払って。
新鮮な空気を吸うために教会の外へと向かう。
空は光を降り注ぎながらも、時折雲が流れ光を遮り。
遠くには暗雲が流れ行くのも見えた。
天候は、しばらく安定しないのかもしれない]

……?

[外に出ると広場の方が騒がしい。
気になり恐る恐る広場へと近付いて行くと、集まって居た人達から警戒するような視線を向けられた。
その視線に気付いたが、騒ぎの方が気になり声をかける]

あの。
一体、何が…?

[声をかけた数名は関わりたくないと言うように逃げて行き、結局、答えてくれたのは自衛団員の1人だった。
ようやく得られた問いの答えに小さく息を飲む]

(100) 2013/08/19(Mon) 21:18:40

シスター ナターリエ

じん、ろう…。
団長さんが、です、 か。

[紡ぐ声が震えた。
それと同時、団長に対して「人狼に食われてしまえば良い」と言ったカヤのことを思い出す]

……違う…あの子では……。
…いえ、なんでも、ありません。

……黒珊瑚亭で待機、ですね。
分かり、ました。

[震えるために紡がれる声は小さく。
邪魔だと言わんばかりに黒珊瑚亭での待機を命じられた。
それには逆らわず、承諾してその場を離れる]

(101) 2013/08/19(Mon) 21:18:54

漁師 アーベル

─ 前日/黒珊瑚亭・二階 ─

ま、それしかねーか。

[がんばれというユーディ>>62に、こちらが返すのは先よりも少し力の戻った笑み。
カヤだけでなく、心配させてしまっただろうユリアン、居合わせて気まずかっただろうエーリやゲルダ達にも謝るべきだな、とは内心で独りごち。
立ち上がるのに借りた手は離すべきかとも思ったけれど、伝わる温もりが今の自分には有り難くて。
ユーディからも離されることが無かったことに甘えて、部屋に着くまではそのままにさせてもらった]

…強いのは分かってんだよ。

[呟きに返された言葉に、苦笑で答える。
体も心も、責任感も。自衛団長が強いことは解っているからこそ、案じるのだとは口には出せず。
部屋の前に着き、かけられた声に手を解ったと頷き手を離そうとして、少し止まり]

えーと、その、何だ。
…ありがとな、ユー坊。

[空いていた手で彼女の頭を数度撫でてから手を離し。
階下に向かう彼女に手を振って見送ると、昨夜から借りている部屋へと入った]

(102) 2013/08/19(Mon) 21:22:48

黒珊瑚亭 ユーディット

 カルメン……?

[カルメンが口にした言葉に首をかしげ。
 泣きそうな様子にあわてて近寄った]

 ちょ、大丈夫? 
 団長……ほんとに?

[座り込んだカルメンを支えようと手をのばしながら、自衛団員が説明してくれる言葉を聞く。
 カルメンを支えて立ち上がらせて]

 とりあえず、うちに、いこ?

[ほら、と歩き出した]

(103) 2013/08/19(Mon) 21:22:56

漁師 アーベル

─ 前日/黒珊瑚亭・二階個室 ─

[部屋に入り、家から持ち出してきていた皮袋に手を伸ばす。
中から取り出したのは、鞘に収められた短剣と、掌よりも小さな羅針盤。
二つとも、祖父が自分にと遺していったもの]

爺様んとこ、いかねぇとなんだけど、な。

[個別に話したい事があれば詰所に>>1:164と言っていたのを思い返し、呟く。
本当に人狼がいるのなら、今すぐ自衛団長の元に話に行かなければと思うのだけれど、今行けばさっきカヤに向けたような態度しか取れそうになくて。
少し休んでからにしようと、寝台に上がりかけて]

…一応、持っとくか。

[袋から取り出した短剣を腰に、羅針盤を手に握ってから改めて寝台に上がる。
「もしもその時が来たら、絶対に手放すな」とは、いまわの際に祖父が言ったこと。
今がその時だとは、信じたくはない、けれど]

(104) 2013/08/19(Mon) 21:23:25

漁師 アーベル

─ 前日/黒珊瑚亭・二階個室 ─


………本当に、人狼が、いるのなら…


[今から見るのは、夢ではないと。
祖父から聞かされた話に、さっき別れた少女を重ねながら意識は落ちて。
深い眠りの中で見えたものは、夢ではなかった。]

(105) 2013/08/19(Mon) 21:23:41

漁師 アーベル

─ 黒珊瑚亭・個室 ─

………ん、だよ…これ、…

[目覚めは重く、気怠く。
外から差し込む光に、少しどころではなく休んでしまったことに気づくも、即座に起き上がれぬ程疲れていた。
それは祖父からの話で聞いていたことではあった、けれど]

…ここまでとか、聞いて、ねーぞ…

[祖父から受けた注意を身をもって知るもこれ程の疲労感があるなんて思ってもいなくて、つい悪態をついたのだが]

…っ、そうだ、爺様…!

[自分の力が動いたということは、自衛団長の身の危険が懸念ではなくなったということ。
どうか無事であってくれ、と重い身体を起こして部屋を出て]

悪ぃ、ちょっと爺様のとこいってくる!

[すれ違った相手に声はかけるも、返事は聞く事無く外に飛び出した]

(106) 2013/08/19(Mon) 21:24:24

漁師 アーベル

─ 広場 ─

[走って向かうのは、自衛団長がいるはずの詰所。
けれどその途中、足を止めたのはよく知る姿が見えたから]

カル、ユー坊。

[無事だったか、と口に出さずとも安堵は表情に浮かんで。
早く自衛団長の元にいかなきゃと急く心はあれど、二人に一声かけてからと近づいたのだが]


…は?

[聞こえてきた言葉>>95に、足が凍りつき]

空っぽ、って。

[何が、と。
掠れた声を落としたけれど、頭ではもう、わかっていた]

(107) 2013/08/19(Mon) 21:26:34

細工師 ユリアン

― 二日目/黒珊瑚亭 ―

[鳥の囀りに起こされたのはまだ早朝と言える時間。
共寝するもののない日にシャツが肌蹴るような事はない。
けだるげに息を吐き出し寝心地の良い寝台で上体を起こした]

…………はぁ。

[今度は溜息に似た音色になった]

なんでこのタイミングで見るかな。

[ぼやくように独り言ちて天井を睨む。
夢に出てきたのは父親だった。
というより、過去の一場面が蘇った形の夢――]

(108) 2013/08/19(Mon) 21:30:06

細工師 ユリアン

[三年前に亡くなった父。
原因は病だった。
それが分かった時にはもう手の施しようがなかったらしい。
痛み止めを薬師に処方してもらい、命を繋ぐ日々が暫く続いた。
亡くなる数日前、病床で父は言う。
特別なまじないを教えてやろう、と。
大事な人を守るためのまじないだ、と。

特別大事な人がお前に出来るまでは
そのまじないで母さんを守ってくれと言い残した。

それが父の最期の頼み事。
律儀にもそのまじないは毎日欠かさず続けられていた]

(109) 2013/08/19(Mon) 21:30:18

細工師 ユリアン

暫くみなかったのに。

[忘れたことはないが夢にみる事は少なくなっていた。
三年前にも此処に泊まって考え事をしていたから
その時の記憶と重なったのかもしれないと結論づける。
軽く寝癖を整え、身支度し終えたはずの細工師の頭にバンダナはない。
朝食の時間になれば、おはようの声とともに食堂に現れた。

黒珊瑚亭の主人とユーディットが用意した食事は
とても美味しく感じられおかわりまでしてしまったのだが
丁度食べ終えた頃合いに、自衛団員が訪れて団長の訃報を告げる]

――…え。

[驚いたように漏れる声]

団長って、ギュンターの爺さんが……?

[確かめるような尋ねを向ければそうだと短く返る声があった]

(110) 2013/08/19(Mon) 21:30:38

画家 カルメン

─ 翌朝/広場 ─

……うん、なん、とか。

[大丈夫、という言葉>>103に頷き一つ返して。
支える手を借りてどうにか立ち上がる]

……あー……着替えないと、ねぇ。

[ひらり、翻ったスカートについた黒ずんだ染みに、こんな呟きを漏らしつつ。
いこ、と促されるのに逆らう事無く、歩き出した]

(111) 2013/08/19(Mon) 21:30:41

漁師 アーベル、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 21:30:43

シスター ナターリエ

─ 翌朝/→教会 ─

[黒珊瑚亭で待機と言われたが、広場を離れた後にナターリエが向かったのは教会。
神父を訪ね、孤児達の食事他についての一切から離れることを告げる。
疑われている以上そうした方が良いと判断してのことだと伝えると、神父は嘆息を零しながら承諾してくれた]

あの……神父、様。
聖堂で祈ることを、お許し頂けますか?
この騒ぎが、一刻も早く収まるよう、祈りを捧げたいのです。

[昨夜は許可も得ず聖堂に籠もってしまったが、許可は得ておくべきだと考え、神父にそう願う。
それに対しては快く是の答えが返って来た]

ありがとうございます、神父様。

[安堵の笑みを浮かべ神父に感謝し。
深く一礼した後に神父の傍を辞す]

(112) 2013/08/19(Mon) 21:33:04

シスター ナターリエ

ロミちゃんとカヤ君は…。

[そう言えば昨日はあのまま聖堂に籠もってしまったため、宿舎に戻って来たかも確認していない。
余裕が全くなくなっていたと、改めて自覚した。
宿舎の中を探して2人が居るようなら、酷かと思いながらも自衛団長のことを伝えるつもりで。
最終的にはその身一つで黒珊瑚亭へと向かうことになる。
一睡もせず、食も得ず、それでも尚しっかりとした足取りだった]

(113) 2013/08/19(Mon) 21:33:11

シスター ナターリエ、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 21:35:32

画家 カルメン

─ 広場 ─

ベルくん。

[名を呼ぶ声>>107が耳に届けば、視線はゆるくそちらへ向く]

うん、空っぽ、だった。
ギュンターの、お爺ちゃん、の身体。

[淡々と紡ぐ。
思い出すと震えが走るのに、言葉にするのは呆気なく出来た。
どこかが麻痺したような感覚。
それに、自覚は、ない]

(114) 2013/08/19(Mon) 21:37:07

黒珊瑚亭 ユーディット

― 広場 ―

[立ち上がったカルメン>>111にほっとして]

 えーっと……あたしの服で、よければかすけど。

[あえてなんでもないように口にしているのは死を考えたくはないから。
 カルメンを宿に連れて行ったあと、団長のところへいけるかどうかもあやしい。

 アーベル>>107の声に振り返り、無事な姿にほっとした]

 アーベル……

[アーベルとカルメンのやりとりには口を挟まぬまま、震えるカルメン>>114の手をにぎりかえして]

(115) 2013/08/19(Mon) 21:41:53

研究者 エーリッヒ

― 初日/黒珊瑚亭―

……そうか。

[ユリアンの独り言のような響きに>>82に、
唇から零れた短い言葉は、相槌というより得心。

無意識にユリアンを羨んだのは、背丈や筋量といった外見よりも、
守りたい存在の為に強くあろうと長じた者の気配を、
何処となく感じたからかもしれない。

自分は……姉を守りきれなかったから]

(116) 2013/08/19(Mon) 21:48:37

研究者 エーリッヒ

― 初日/黒珊瑚亭―

ユリアンは……

[”守れるといいね”。紡ごうとした、祈るような言葉は。
不意に途切れ。数瞬、何事か思案気にユリアンを見つめるも、
直ぐに、なんでもない…と首を振った]

……ありがとう。ユリアンも、ね。

[あまり思い詰めるな、と言って貰えば、
微かに瞠られた瞳が、一瞬、潤んだように揺れて。
あれ? と自分でも、ひどく不思議そうな表情で数度瞬きしてから、
言葉を返した]

(117) 2013/08/19(Mon) 21:49:40

漁師 アーベル

─ 広場 ─

[カルメンの視線>>114を受けて、彼女の紡ぐ言葉を聞く。
淡々と説明する様は、どこか朧げで。
ユーディの手が彼女の手を握っている>>115のを見つめながら、頷き]

そ、か。
…人狼に、やられたん、だな。

[人の手で殺められたなら、空っぽだったという表現はきっと有り得ない。
それに、人狼はいるのだと、自分に起きた変化で認識してしまった。
受け入れたくないけれど、受け入れなければいけない現実として]

…とりあえず、戻るか。
俺も、爺様に会えないなら、もう。
用、ねーから。

[暗に、自衛団長と話すつもりで外に出てきたことを二人に伝えてから、今来た道を引き返した**]

(118) 2013/08/19(Mon) 21:50:11

画家 カルメン

─ 広場 ─

だいじょう、ぶ。
……泊まる心算で、準備、してきた、から。

[日常的な申し出>>115に、感じるのは安堵。
ほんの僅か、張り詰めていたものが、緩む]

でも、これ、もうはけないわねぇ。

[気に入ってたのに、と、紡ぐ口調は、いつもと変わらないものの、声は掠れて力が入らない。
それでも、手を握り返されれば、徐々に落ち着きは戻るのか、震えも僅か、鎮まった]

(119) 2013/08/19(Mon) 21:50:48

漁師 アーベル、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 21:51:04

細工師 ユリアン

― 黒珊瑚亭 ―

[ユーディットにアーベルと宿を出るのが見えたが
引き止めることは出来ぬまま、小さく息を吐く。
その代わり、知らせに来た自衛団員を玄関先で呼び止めて]

状況を詳しく教えてくれ。

[仔細を事細かに問い詰める。
発見された状況、外傷からわかる事、
それに加え第一発見者である彼女の名が聞こえて]

――…カルメンが、

[無残な姿となった団長を見つけたと知る。
痛みを感じたかのように眉を寄せぐっと奥歯を噛み締めた。
彼女の所在を問えば団員が付き添っているらしいことを聞けたが
それを聞いても安心することは出来なかった]

(120) 2013/08/19(Mon) 22:00:50

黒珊瑚亭 ユーディット

― 広場 ―

 うん、それなら、宿着いたら、着替えよ。

[こくりとカルメン>>119に頷き。
 震えが収まりかけた手は離さないまま、カルメンと、アーベルと歩き出す。
 力なく聞こえる声に、哀しげに眉を下げて。

 団長に用があったというアーベルをみる]

 ……アーベルは、団長に、何のようだったの?

[問いかけてみるけれど、答えがあるかどうかは分からぬまま。
 カルメンにあわせてゆっくりと歩く]

(121) 2013/08/19(Mon) 22:02:52

画家 カルメン

─ 広場 ─

……うん、そう、ね。

[人狼に、というアーベルの言葉>>118に、こくん、と頷く。
それは理屈ではなく、感覚として身の内に刻まれていた。
ただ、何がその理解を齎したのか、の理解は遠い。

どこか虚ろな様子を案ずるように、白猫が鳴く。
それに、へーき、と力なく笑って]

うん、そうする。
しばらくお世話になるわねぇ。

[ユーディット>>121に頷き返し、共に宿へと歩き出す。
白猫が、守るようにその歩みに添った]

(122) 2013/08/19(Mon) 22:08:17

音楽家 ヘルムート

― 初日/村内 ―

小さすぎて、この実を食べちゃったら可哀想だって諦めたあの木か。そんなに見事になってるんだ。

[忌々しそうな顔、探るような視線、心配そうに潜めた声。>>64
届くものは様々だったけれど、気づかぬ振りを通してカルメンと会話する。元となる理由は違えど、どれも慣れてしまったものだった]

昇り蔦の木もまだ丈夫なのかな。
エーリに見つかった隠れ鬼の洞窟は…流石にもう入れないな。
今ならロミちゃん達が通り抜けるのでやっとだろう。

[洞窟という規模ではない、子供一人が隠れられるかどうかの岩場の通路を思い出したり。
主に10年以前の昔話をしながら、白猫を間に挟み、並んで歩いた。
島を離れてからの話は出なかったし、しなかった。
エーリッヒを誤魔化したように。忙しかったはずなのに休みが取れた理由に触れたくなかったから。

御伽噺とは関係ない、死の絡むドロドロとした話など。
こんな状況になったからこそ、もっと話したくはなかった]

(123) 2013/08/19(Mon) 22:09:56

【赤】 細工師 ユリアン

[神に祈りを捧げるシスター。
狩りの終わりを告げても声音は変わらぬ響き。
ねぎらいと案じる言葉を受ければ、ああ、と短い聲を返した]

シスターナターリエ。
キミは俺らの聲が聞こえる事を――…
こうして言葉交わせる事を、イヤと思わないの?

[ぽつ、と尋ねを向けるのは
神に祈る者が死を近く感じねばならぬ状況を酷と思う事があるから]

(*20) 2013/08/19(Mon) 22:13:34

音楽家 ヘルムート

― 初日/教会 ―

じゃあ、また。
神父様なら、分かっていても仕事くらいはさせてくれると思うから行ってみる。何か動いてる方が気が楽そうだ。

[話題が尽きたところでカルメンと分かれ>>65教会に向かった]

お久しぶりです。
こんな事になる前に来たかったんですが。

[恩人と、複雑な表情での会話になってしまうのが寂しかった]

シスターも混乱されてたみたいだったし、約束していた壁の処置だけでもやらせてください。
あっ、子供達。
誰かが連れてくるか、宿の方で休めるようにするんじゃないかな。

[思いつくまま動いてしまったが、宿を出て行ってしまったカヤはともかく、ロミは一緒に連れて来るべきだったかもしれない。
今更のように思ったけれど、きっと自分より適任者がと逃げて。
暗くなるまで作業だけして、様子を見に来た神父と簡単な挨拶を交わして黒珊瑚亭に戻った*]

(124) 2013/08/19(Mon) 22:14:33

音楽家 ヘルムート、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 22:19:51

シスター ナターリエ

─ →黒珊瑚亭 ─

[歩む速度はいつも通り。
周囲の視線もあるため早めに広場を抜けたかったけれど、身体に残る疲労がそれを許さず。
結果、カルメン達の後を追うような形で黒珊瑚亭へと向かう]

…おはよう、ございます。

[挨拶と共に微笑んで見せたものの、そこに混じる疲労は隠し切れず。
空いている席へと向かうと直ぐに座り込んでしまった。
黒珊瑚亭の店主には水だけを頼み、少しずつ口に含みながら喉を潤す]

(125) 2013/08/19(Mon) 22:21:43

刺繍工 ゲルダ、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 22:22:19

薬師 ゼルギウス

― 前日/自宅 ―

……もう、こんな時間か。

[合間の応対とに過ぎた時間を窓の外の光景で知る]

[無心に書き物をしていた心算で、所詮心算で。
纏められていく紙とは別の、走り書き]

……『人狼は、一体では無かった』

[記憶の陰から引き出せた内の、ひとつ。
自衛団長は何体とは言って居なかった。
けれど、この記憶が正しいのであれば、もしかしたら]

だが、……聞きに行くには遅いか。

[明日に集まるのだ、其の時に、と。
其れでは手遅れなのだとは思い当たれる筈も無く]

(126) 2013/08/19(Mon) 22:23:01

薬師 ゼルギウス

― 翌朝/自宅 ―

……団長が?

[浅い眠りから起き出し、食事を済ませた頃。
戸を叩くのに応じた先に居た自衛団員に告げられた内容に
紅玉は瞠られ、瞬きを繰り返す]

人狼……、
……間違いは無いと、云う事か。

[自衛団長の間違いであればいいと思って居た。
浜で引き上げられた遺体がそう見えただけであればいいと]

……聞きそびれてしまった、か。

[後悔に、ひとつ、呟く]

(127) 2013/08/19(Mon) 22:23:39

薬師 ゼルギウス、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 22:25:42

黒珊瑚亭 ユーディット

― 広場→黒珊瑚亭 ―

[人狼、という言葉に、カルメンと繋いだ手にわずかに力がはいる。
 信じてはいないけれど、それでも、死んだ人がでたいま信じざるを得なくて]

  ……賑やかなほうが、きっと気がまぎれるよ。

[口にしかけた言葉をのみこんで、カルメンに頷いた。
 アーベルと同じように宿にむかいながら]

 ユリアンも昨日から泊まってるし。

[そういって宿にいる人たちの名前をあげて。
 そんなことをしているうちに広場から離れていない黒珊瑚亭にたどり着く]

 部屋、用意していないけど、さきに上がる?

[ユリアンがまだ食堂にいるのなら、ただいま、と声をかけてカルメンに問いかけた]

(128) 2013/08/19(Mon) 22:26:02

お子様 カヤ

― 前日/教会 ―

[こっぴどく叱られた後、連行されるように教会に戻った。
神父かナターリエに罪人よろしく引き渡されると、
たーっと走って部屋に戻って早々にベッドにもぐりこむ。]

………んだよ。
おれは人狼じゃねーぞ。
ナタねーもロミもだろ。
信じてねーのかよ。

[シーツから顔を出して、睨みつけるのは
入り口に立っていた孤児仲間の一人。
不安そうな顔が、村の人間の不快な視線と重なって、
つい冷たく言ってしまった。]

(129) 2013/08/19(Mon) 22:27:38

お子様 カヤ

[空腹に負けて夕飯に呼ばれるまでは、塒の中でじっとしていた。
呼んだのはナターリエでなくて神父だった。]

…ナタねーは?

[尋ねると、お祈りしてると言われて、
ふうんと気の無い返事をしながら、スプーンを握った。]

(130) 2013/08/19(Mon) 22:27:49

お子様 カヤ

[食事が終われば、すぐにまたベッドに戻って、
珍しくもその後は大人しくしていた。
ただベッドの中でそごそはしていたが、
シーツに包まったままで外から誰の目にも触れられない。
そんな動きも夜半になれば、ぴたっと止まって夢の中。]


― 回想/浜辺にて ―

そっか、良かったな!
アベにーのとーちゃんたちも、どっかで休んでんだろなー。

[>>8船の無事には笑みを浮かべて喜んだ。
ユリアンの船が無事でなかったから余計に嬉しく子供は思う。
罠は残念だったもののごねずにわかったと頷く。
ぽんぽん叩かれたら、鍋が軽い音を立てた。]

(131) 2013/08/19(Mon) 22:30:12

お子様 カヤ

― 回想/浜辺にて ―

もちろん、人狼を捕まえるために決まってんだろ!
捕まえたらトーゼン、やっつける!

[>>9質問されると、捕まえて退治したいんだとどうどう言いきった。]

にーちゃん知らねーのか?
人狼はホントにいるんだぜ!
だから早いところやっつけないといけねーんだ!

[子供は大真面目にそう言ったが、理由については語らなかった。]

アベにー、そーいうの確か、
“ごじっぽひゃっぽ”って言うんだぜ!

[しれっと言う相手に、子供は覚えたての難しい言葉を告げて。
別れ様としたものの、結局おなじように黒珊瑚亭まで向かう事になる**]

(132) 2013/08/19(Mon) 22:30:27

【赤】 シスター ナターリエ

─── どうして、そう思うことがありましょう?

[紡がれた問い>>*20に不思議そうな聲を返す]

私にとって聲が聞こえることは当たり前のことなのですもの。
聲を聞き、援けゆく。
それが、”私”の在り方。

聲を交わすことを嫌だと思うのは、自分を否定することですわ?

(*21) 2013/08/19(Mon) 22:30:47

お子様 カヤ、メモを貼った。

2013/08/19(Mon) 22:32:01

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生存者 (3)

ナターリエ
120回 残9883pt
カヤ
51回 残11842pt
ロミ
22回 残12709pt

犠牲者 (5)

ギュンター(2d)
1回 残13469pt
ゼルギウス(3d)
66回 残11087pt
アーベル(4d)
63回 残10677pt
ヘルムート(5d)
58回 残11392pt
ユーディット(6d)
32回 残12541pt

処刑者 (4)

ゲルダ(3d)
35回 残12584pt
ユリアン(4d)
97回 残10038pt
カルメン(5d)
73回 残10861pt
エーリッヒ(6d)
49回 残11441pt

突然死者 (0)

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