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えぇ…それで良いと思うわ。
[ウェンデルの提案を聞いて少しの思案の後に是を返す]
連続で見つけた、と言う方が疑われるかもしれないしね。
警戒すべきはヘルムートさんだけじゃないもの。
[判断が割れた以上、ヘルムート以外の者達も注意深くウェンデルらの言葉を聞くことになるだろう。
そこで疑われてしまっては元も子もない]
[この子は優しい子だ。
自分の言葉が死に直結してしまうことを恐れている。
生きるためと分かっていながら切り捨てられない感情]
[優しいと思うと同時、可哀想だとも思った。
冷徹になれないのであれば、苦しむだけだったから]
― 翌朝 ―
当人同士の約束、だからな。
[男はウェンデルとヘルムートを止めない。
楽しみ、と言ってはアレだが、気持ちの張りは必要な事だろうから。
昨日に引き続いて、男は簡単に食べれるものを用意しておこう*]
……社交辞令はともかく、私の伴奏で歌いたい、などと。
言ってきたのは、覚えている限りでは君が最初だ。
[そこには単純ではない柵や慣習もあるのだが。
少なくとも、直にそれを願われたのは初めての事]
……さて、それでは。
今この時は、余計な事は考える事なく。
……ただ、鎮魂を願うとしようか。
[静かな宣の後、鍵盤に指を落とす。
奏でられる旋律は静かで。
どこか、哀し気な響きを帯びたもの。*]
─ 翌朝 ─
[光が窓から差し込むのを見て、朝が来たことに気付く。
眠気はあったが、眠ることができなかったのは身の内から心の奥から己を苛む痛み。
ウェンデルが見出したからヘルムートがブリジットを手にかけたのだと聞いた時、団長の躯を目にした瞬間から募り続けていた罪悪感もより、増した]
…どうすれば良いの。
[言えば、少年を手にかけることになる。
言わなければ、音楽家が人の手にかかり兼ねない。
それは駄目だ、だって彼は]
人間だって、解っているのに───
[女にとって、共に花を支える片割だと解ってしまったから]
─ 厨房 ─
[痛みに耐えて、見据える未来から目を背けたくて。
女は、おそらく人が揃っているだろう広間に向かうのを避けて、厨房へと移動した。
そして、昨日仕込みをしておいたスープの鍋の仕上げに入る。
手を動かしている間だけは、他の事を考えなくて済むから、と。
野菜の皮を一晩煮込んで出汁を取り、濾した後にみじん切りにした野菜を入れてまた煮込む。
野菜だけの、優しい甘みは食欲の無い者でも口にしやすいだろう。
そんな思いを込めて厨房に立つ女の姿を、見るものはあったかどうか]
〜〜Requiem aeternam dona eis,
et lux perpetua luceat eis.
Juste judex ultionis,
donum fac remissionis
ante diem rationis.〜〜
[それは魂の安らぎと.........
.........罪の許しを請う、うた]
[澄んだボーイソプラノが、美しいピアノの音色に寄り添って、混ざり合い.........透明に響き渡る]
〜〜Requiem aeternam dona eis,
et lux perpetua luceat eis,
〜〜〜quia pius es............
[最後の一音は、耳には聞こえぬ音域まで高められ、空気を震わせて、そらに、溶けた......*]
─ 広間 ─
[広間のソファに腰掛けて、部屋の一角から流れてくる旋律と歌声に耳を傾ける。
悲しげな響きを帯びる音に重なるのは、少年独特とも言える透き通った声]
(罪とは何たるや)
(罰とは何たるや)
[生きることが罪であり、生きることが罰であり。
救済とは即ち神の御許へと還ること。
そんな風に説く宗教家も居たか。
だが、それでも生きたいと願うのは、人の性。
エーリッヒとて例外ではない]
[宗教はやはり性に合わない、と。
場違いなことを心の裡に秘めたまま、瞳を閉じ音を聞き続けた。
永遠の眠りに付いた者達が安らかになるよう願うのは、誰しも同じ思いだったから*]
[暫しの間、紡がれたおとの余韻に浸るように、少年は手を組んだまま、目を閉じて......それから、深く息をつく]
......ありがとうございました、ヴィアベルさん。
[ピアノの前の音楽家に恭しいと言っても良い態度で捧げる一礼は、心からのもの]
[誰にも、言う事はないけれど、これは少年にとって儀式だった。
願ったのは、奪った命の安息と、
神の元を離れる事への許し
罪への許しではなく、神に背く者となることへの、贖罪の誓い
やがて、命尽きれば、自分の魂は神の下に至る事無く、罪の劫火に焼かれるだろう、と]
[広間には全員が揃っていたろうか?少年は、ヘルムートに礼を終えると、彼に背を向ける形で、広間にいる人々の顔を見渡し、口を開く]
......今日、もう1人、見分けました。
その人は......「人間」でした。
[ヘルガを選んだのには、少年なりの理由がある。しかし、それが、自分を追い詰める選択であるとは、今は気付いてもいなかった]
(ブリジットさんは違った、カヤおねえさんも、なんだか違う気がする...だとしたら...)
[残る女性はヘルガだけだった......『エルナ』かもしれない「女性」は]
― 厨房 ―
……?
ヘルガさん、何かお悩みでも?
と言っても、この状況下じゃ悩まない方がおかしいでしょうが、女性に暗い顔は似合わないですよ?
[小さく肩を竦めながら、軽く声をかける。
そうしながらも、男は手を休める事はせず。]
……昨日に引き続いて、またか、とは言われそうだが、仕方ないよな……
[自身が作ったものに苦笑しながら、サンドイッチ系の軽食が主なのは仕方ない、かもしれない*]
……何はなくとも、当人と話せていない、というのは、判断を鈍らせるのだよな。
[口をついたのは、素の考え。
言葉交わさず、短慮に走った、と言える昨日の己が行動を鑑みたなら、そこに思い至るのは容易くて]
過ちを繰り返さぬためにも。
まずは、そこからやるべきか。
[まずは、彼女自身の言葉を聞かなくては、と。
示したのは、そんな意思。*]
[ウェンデルが何を基準に判別する相手を選んでるかなど、露知らず。
エルナは彼の選択に口を出すことなく、好きなようにさせた]
今日は、誰か襲わないと。
人前で我慢出来なくなるのも拙いしね。
[誰が良いかしら、と思考を巡らせる。
ヘルムートは偽に仕立て上げる必要があるかもしれないため、襲うことは出来ない。
ウェンデルが槍玉に挙げたヘルガも人の手で殺す候補として挙がるかも知れないため除外だ。
残るは3人]
……あら、そう言えば、あの煩い子の姿が無いわね。
[昨日、ギュンターの部屋を掃除して以降、姿を見ていない気がする。
場所を動いていなければ、どこにいるかは把握しているのだが]
あの子でも良いかもしれないわね。
[姿を見せないと言うのは、どちらかと言えば人狼である疑いをかけやすいのだけれど。
これは逆の可能性を引き出すことも出来るかもしれない、と。
彼がブリジットに関する一連のことを知らないのであれば、更に都合が良い]
…私の罪は、きっと
赦しを乞うことすら許されない。
[視たものから目を背け、口を噤んでいなければ。
音楽家が小説家を手にかけることは無かっただろう。
自らの片翼が、己の為すべきを成しているのに未だ動くことも出来ないなんて]
うん...そうだね。
[やはり喰らわなければ生きられない、それは変わりないのだと、エルナの言葉に唇を噛み締めて頷く]
煩い子?
カルルさんのこと?
[続けられた言葉に、すぐその人物が思い浮かぶのは、少年も、やはり同じように感じているからだったろう]
─ 広間 ─
[情報は増えたが、考えることは山とある。
人狼の人数がはっきりしていないため、全てが仮定でしか考えられないのだが、集められた人数からそこまで多くないだろうとは予想出来る。
半数近く居るのだとしたら、自分達は今ここには居ないような気がするからだ]
……難しいなぁ。
[頭の中で考えてみるが、双方の真贋を判ずるにはまだ足りなくて。
どちらを信じるか、そこが焦点になりそうな状態だった]
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