情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
うん、言わなかった。
とっても、落胆したような、襲われるのが怖いみたいだね。
それと吊らないでって、
[霊能者と思ったからこそだろうけどねと、ボクは心の中に]
彼女のこと、生かして、あげたいな、できる限りはね。
[なんでだかわからないけど、ボクはそう皆に言っていた。
霊能者を騙ることについては特にとがめられることはなく、ユリから返った返答に]
代償…か…。
[ボクの力にそんなものはない、けれどもそれはある意味いいことなのかもしれないとは心の中だけに。
少なくとも殺した事実を自分のとどめ、罪を感じることができるのだから]
─PC室前─
う、ん。解った…あ、あの、真崎君…気をつけて、ね。
[桜子を抱きしめ、青褪めながらも踊り場へ向かおうとする慎太郎>>75の身を案じ声をかけた。
春陽も共に行くのならば、同じように気をつけてと言うだろう。
二人の姿が闇に溶けるまで見送った後、足元に広がる硝子の破片に気をつけるよう声をかけながら桜子をPC室の中へと連れていった。]
ごめん、キユリちゃん…お水、汲んでこれなかったの。
…大丈夫?ごめん、少しだけ待っててね?
落ち着いたら、お水、汲んでくるから…
[室内に入れば、先程よりも具合の悪そうな様子の友梨>>78が目に入り案じたものの、桜子を放っておくわけにもいかず。
申し訳なく思いながら彼女にそう謝った。]
]
―パソコン室―
[学長に報せると慎太郎が口にした時、ほんの少し黒目が揺れた。
それでも歩みは止めず、先程よりも更に近くで止まった]
……分かりました。
[続かない言葉を無理に促すことはしない。
聞かずとも既に予測はついていた]
おれも見てきますから、中にいてください。
……その格好も、どうにかしないとだし。
[蛍子たちに重ねて向けた声は、慎太郎からの問いの返答にもなった。
後の言葉は桜子に向けてのもの。
彼女らの承諾を得てから、慎太郎と共に知らされた場所に*向かう*]
─PC室─
…身体が参ってると、心も引きずられちゃうんだよ。
だからね、桜子ちゃん。少し、休もう?
[桜子が望むところに腰を落ち着けさせ、せめて血が見えぬようにと毛布をかけた。
つらそうにしている友梨にも同じように毛布をかけるだけはしたものの、桜子が落ち着くまでは彼女の側についていた。
恐怖や後悔に押し潰されそうなのは自分も同じだけれど、今この場で動けるのは恐らく自分だから、そう思い気丈に、努めて柔らかくふるまった。
そして桜子たちが落ち着いたら、手や身体についた血を落としたりPC室前に散らしてしまった硝子の破片を片付けたり。
行けそうならば、今度こそ友梨に言ったとおり水を汲みに行く*かもしれない。*]
― 学長室 ―
[廊下であった春陽から混乱をしていたと聞いていたから
呼びかけに反応を示さぬ春>>80に疑念を抱くことはなかった。
零れた問い掛けに一瞬柳眉を寄せ小さく頭を横に振る]
……ボクにも分からないよ。
学長が殺されなきゃいけない理由なんて……
[響が殺されたときもその理不尽さに憤りを感じたけれど
明確な答えが得られるはずもなく]
――…春。
[赤にへたりこむ友の目の前に差し出すのは長い指先。
彼が視線を上げれば差し伸べられた手の向こうに覗く薄い色の眸がある]
ボクじゃ、助けにならないか?
まぁ、頼りないのは認めるけど。
真崎さん、霊能者なんだ?
[幼馴染から知らされた話、その説明からボクもほぼ間違いないような気がして]
それじゃあ、彼がボクのライバルになるんだね。
[どこか楽しそうな様子で、やっぱり笑顔で言っていそうな雰囲気を漂わせながら]
生かして、大丈夫なの?
[友梨の声に被せるように、懸念を紡ぐ。
幼馴染みからの問いかけ>>*0には、結局*答えないままだった*]
― 学長室 ―
此処に居たら鼻が利かなくなる、だろ?
春、……行こう。
歩けないなら、肩を貸すから。
[宿直室で春が言った言葉を真似て血に濡れた友に誘う言葉を掛けた。
限界を迎えた春の様子をみていると自分が確りしなくてはと思う。
頼られるとほおっておけなくなるのは元々面倒見が良いせいか。
彼を其処に置いておくという選択肢は無かった]
― 学長室 ―
[ふと思い出したように机の上の走り書きを手に取る]
学長。
[ポツと呟き一度物言わぬ学長へと視線を向けた]
残したのは伝えたいから、ですよね。
それなら、ボクがこれを皆の所に運びます。
――…いいですよね。
[尋ねへの返事は当然聞こえないのだけど
勝手に持ってゆくのは忍びなかったのかそう紡いで
手にした紙を小さく畳みズボンのポケットへと入れた**]
着替え、たい……。
[涙線が壊れたかのように涙が止まらない。
諏訪を見つめる。唯一信用出来る人の顔を。
そしてゆっくりと立ち上がり、
自分の足につまづき、
盛大にすっころんで*気を失った*]
―― 生徒会室 ――
「正しいと思って」……?
[問われて、目を上げる。少し茫洋としたところのある目。
言葉を続ける前に、露島先輩の腕が自分に回されて。
抱きしめられる]
[異性からこうして触れられるのをどれだけ望んでいたことか。
けれど、これはとても怖くて、違和感ばかりで。
ぴくんと体が固くなる。
私の制服の、取りきれていない血。血を拭うためにかけた、凍るように冷たい水。それらが露島先輩にも移っていくのが分かった]
[慰めの言葉を聞く]
……正しいって、何ですか
[正直、狼だと思って殺したわけじゃなかった。
ダミーなのに死んでない学長。高峰とかいう人が死んだ頃で、私たちがそれを確認する前から急に様子がおかしくなった森先輩。この2人は吊る気はなかった。だって、狼に媚を売るための吊りだったから]
[本当は、この取引も森先輩に持ちかける気で。
それでもあのとき、森先輩は私をあっさり捨てるんだろうなと思ったから、やめた]
狼を吊ることが正しいですか。
誰も殺さないで、平和を祈ることが正しいですか。
[あることに気付いてしまって。だからこの抱擁はとても怖かったけれど。それでも、その事実を信じたいように解釈する]
[頑張って腕を持ち上げて。露島先輩の前面の制服ぎゅっと握った。背中に回すのは少し難しかった。露島先輩の肩口に、額を寄せる]
[そうして、俯いたまま聞く]
……先輩。どうして、判定、言わないんですか。
[偽じゃないの、とどこかがいう。
間違って人間を殺した自分を気遣った、とかいう発想はない。そもそも狼吊る気がなかったから]
[露島先輩が偽だったら。真だったら。
両パターンを考える。どうしたら食われない? 吊られない?]
……先輩。もし私が占い騙ったら。
あの留学生に黒だしして、黒だから吊ったんだと言ったら。
判定合わせてCOしてくれますか?
[でも、結局自分の命をそこまで預けるのも怖いのだ。
信用なんて出来ないのだ。自分だったら、絶対裏切るから。
それに、さっき、潜伏したいみたいなことを言っていた]
……なんて、嘘。いいです、そんなの。いらない。
皆のところ、戻らないと。疑われて、それだけで吊られちゃう。
[必死で次の一手を考えているうちに、涙は収まっていた。
今次の瞬間にも食われるかもと怖くて、怖くて、それでも自分の体に他者の体温が、他者の心音が触れているというのも、自覚は無かったけれど私を落ち着かせた]
[身を離す。もう一度自分の体を見下ろし、新たに気付いた血を拭う。最低限の血は拭って、遠めには分からないかもしれない。けれど、近くに寄れば。ぐっしょりと水を含んだ制服。落としきれない血の匂い。自分ではきづいていないかもしれない血痕]
[こんなに返り血つくなんて思ってなかった。
血がこんなに気味悪くて、生臭くて、落ちにくいものだなんて思ってなかった。でも、着替えの心当たりなんて無い]
……パソコン室、行かなきゃ。
先輩、ごめんなさい。血、移っちゃった。洗ってから来たほうがいいかも。
ごめんなさい。ありがとうございました。また会いに来ます。
吊って欲しい人がいたら言ってください。頑張るから。
[そうして、カチャリと鍵を開けて。
パソコン室に向かっていく。吊りの結果は知っている。
今度は護衛の結果を確かめないと。露島先輩を護衛したわけじゃない。だって、村側勝利じゃないと生き残れないかもしれない。昨日の鏡問答への反応から全力で村側能力者と当たりをつけた人、真崎先輩に護衛をつけていたから]
―― ⇒ パソコン室 ――
―― PC室前 ――
[廊下を一人で歩くのは怖い。
移動はそろそろと。周囲を猫みたいに警戒して。
死角の多い場所では、何度も何度も背後や影に振り向いた。
今にも血みどろの金髪が追いかけてきて私を殺しに来そうで]
……やだ。も、やだ……
[疑われるのは分かってる。周囲は敵ばっかりだ。
半泣きで、べそかいて。ゆっくりゆっくりパソコン室へ。
目的地が見えてきて、人の気配を感じる。
安堵に肩を落とす]
[そうすると、次の恐怖がやってくる。
ばれる。ばれちゃう。吊られちゃう。
怖くて、怖くて、見通しのよい場所で背中を壁に預けて、立ち止まった**]
─パソコン室前─
ん、わかった。
お知らせ、ありがとなぁ。
んじゃ、この場はたのんます、一之瀬先輩。
……桐谷も、なんか参ってるみたいだし。
こーゆーの、押し付けきるんは、正直申し訳ないんですが。
[問いを肯定する桜子にはできるだけ軽めの口調で言って。
気をつけて、という蛍子には、僅かに眉を下げながらこう言って、軽く頭を下げる]
んじゃ、行くとするか。
[蛍子たちに呼びかける春陽に声をかけて歩き出す。
春枝がたどり着いたのは、歩き出した後か、先か。いずれにしろその姿には気づく事なく、教えられた階段へと向かった]
─階段踊り場─
[先に進むにつれて強くなる、異臭。
それに顔を顰めつつ、たどり着いた踊り場で見たのは、徐々に色を変えてゆくあかに濡れた金色の髪]
……ぅぇ。
[知らず、声が漏れた。
大量流血の目撃は、不本意ながら覚えがあるが、死体は見た事なんてない。
いや、なりかけた事ならあるのだが、それはそれ]
……死んでる、て。
事前にわかってても。
やっぱ、きついなぁ、こういうの……。
つか、なんか、かけるもの、持ってきてやればよかったなぁ……そこまで気ぃ、回らんかった。
[たどり着いてから、それに気づいてはあ、とため息。
口調は軽めを維持しているが、表情は、硬い]
……保健室にまだ、シーツかなんか、のこっとるかな。
それ持ってきて、くるんでやって……そいや、高峰先輩って、どこに……いてるんだっけ?
[亡骸があるのか、という問い。
どう言葉にすればいいのかわからず、言い回しは、生きているものに対するそれのようになった。
答えを得たなら、そうか、と言って。
それから、ようやく戻り始めた冷静さで、潜伏継続ができなくなっている事に、気づいた。
春陽には携帯を確認するのをまともに見られているし、メールの事も告げた。
蛍子たちも、落ち着けば何故自分がいきなりマリーの事を聞いてきたのか、疑問に思うだろう]
(……こーなったら、腹、括るかねぃ)
[死ぬ気はない。生を諦める気はない。
だから、最後まで足掻く心算ではいる。
春陽が本当に自分の相方能力者であるかもわからない、確信なんてどこにもない。
ないない尽くしなら、動いた方がマシ。
そう、思った]
……なー、川島。
[とりあえず、一度保健室へ行って、残っていたシーツを取り。
それで、マリーの亡骸を包み込んで。
場の状況を確かめながら、何気ない口調で切り出す]
お前、白出しで潜伏解除の霊能って、ふつーにどう思うよ?
[これは賭けの一手目。
二手目をどう切るかは、まだ、思案の内に**]
― PC室 ―
[一之瀬>>82が真崎たちに声をかけているのが聞こえるけれど、桜子は真崎たちに声をかける事が出来なくて。
一之瀬に促されるまま、PC室に入る。
体調の悪そうな友梨>>78にも気づかなくて、唯一ついているモニターから離れた場所を望んで、そこに腰を下ろした。
かけられる毛布の温かさにすこし身じろぎ。
休もう、という一之瀬>>84に涙の浮かんだ瞳をむける]
……う、うん……
[こくりと頷く。
休めるとは思わないけれど、優しくしてくれる一之瀬がありがたくて素直に頷きを返す。
言葉はすくなくても、傍についていてくれるだけで十分すぎるほどで。]
[どれほど時間がたっただろうか。
溢れていた涙は止まって、自責の念もすこし納まる。
あの時、という後悔はあるし、私のせいで、という思いもいまだあるけれども。
それよりも、誰が、という意識がようやく浮かんできた]
――蛍子先輩……ありがとうございます……
[すくなくとも、こんなに心配してくれる一之瀬は違うだろうと、ぎこちないながらも笑みを浮かべようとして。
落ち着いてきた桜子を見て一之瀬は安心してくれただろうか]
え、あ……そ、そうです、ね……あ、蛍子先輩に、血をつけちゃったん、じゃ……
[手や足についた血を落とすことを提案されるとようやく気づき。
そしてさきほど抱きしめられたときに血をつけてしまったのではないのかと心配する]
[桜子のポケットに入っていた湿ったハンカチで血をぬぐうけれどそれですべてが落とせるはずもなく。
PC室前のガラス片を片付けた一之瀬がそれを見たら、友梨の水を汲みに行くついでにハンカチをぬらしてくる、と言う]
え……あ、それじゃ、私、も……
[そういうけれど、落ち着いたとはいえいまだ震えがのこっている桜子がついていっても足手まといで。
それよりは友梨についていてくれ、と言われ]
――わかり、ました……蛍子先輩、気をつけて……
[小さく頷いて、水を汲みに行く一之瀬を見送った**]
― 学長室 ―
[諏訪しかいない。春の言葉>>88が鼓膜に響く]
じゃあ、もっと頼れ。
一人で悩んで溜め込むなよ。
[心への負担が身体への負担となる事を知っていた。
手の平に触れる頬のぬくもりにゆると目を細める]
春……、……。
[如何して彼は自分を其処まで信じてくれているのだろう。
友達だからだろうか。彼は、狼を見つけて、と言った。
人狼ゲームが始められたのだという空気がオフ会の参加者の間に
流れているのがわかっていた。
けれど佑一郎にとって、そういう意図を持つ者がいるという認識。
響と恐らく学長を殺害した人狼役の殺戮者が居る。
その殺戮者の像と今自分を見つめる春の姿は重ならない。
春の頬を親指の腹で そ、と撫でた]
[オフ会の参加者全員に
システムメッセージ通りの配役が配られているなら]
――…嗚呼。
狼を、見つけなきゃ、いけない。
これ以上犠牲者が増える前に、終わらせなきゃ……。
[春>>89に頷きを向ける。
狼を殺す、と彼のその言葉に頬に触れた指先が微かに跳ねた]
己が最善を、守るべきものを選び取る覚悟、か。
[学長から向けられた言葉>>2:159が思い出されポツと呟き]
大切なもの、これ以上失いから……
ボクも覚悟を決めなきゃ、いけない、か。
[春に学長の事を言われ、春からそろと手を離した。
彼の望むままに学長の躯を寝かせ毛布に包むのを手伝う]
[躓き気を失う春>>90を慌てて抱き起こす。
血が移ることなど気にはとめなかった。
白いシャツと制服のズボンに学長の流した血が染みた]
――…春。
[名を呼んでみるが直ぐに彼の意識が戻る事はないか。
止め処なく零れ頬に伝う涙を優しく撫で拭う]
キミには何が見えてる……?
如何して其処まで信じられるンだ?
[彼が自分に向ける信用。
混乱を見せても尚、揺らがないのは如何してだろう。
幾つかの可能性が浮かぶが其れを確かめる手段は無かった]
― 演劇部部室 ―
[着替えがある場所が他に思い付かず
蛍子同様演劇部から拝借することにした。
気を失ったままの春を抱えて演劇部に向かう]
勝手に使うと叱られるかな。
[僅かに困ったような声が零れた。
春を下ろし部室のロッカーに凭れさせた。
水場で手を洗い其れからタオルを濡らし軽く絞って
春の手指についた赤を拭ってゆく]
流石に、勝手に脱がすわけにはいかないかな。
[其処までされるのは流石にイヤだろうと
悩ましげに呟いて彼の目が覚めるのを待つ心算**]
─PC室─
あ…う、ん。マリーちゃんが、ね…高峰君と、同じに…
え…、っ…書いて、あった…って…学長、も…?
……うそ…
………っ…、誰か戻ってきたら、学長を探しにいかなきゃ、ね。
[友梨から何があったか問われると、青褪めた顔を悲痛に歪め、言葉少なにマリーのことを伝えた。
彼女から、マリーと学長のことがモニターに書いてあった>>69と聞くと、その事実を拒むように呆然と固まった。
しばらく動けずにいたが、学長がそう簡単に殺されるはずはないと自分に言い聞かせて強張る顔を緩く振った。
学長のことを既に春たちが見つけているとは、知らなかったから。]
[モニターを確認することはどうしても出来なくて。
何もしないでいると恐怖に崩れてしまいそうだったから、桜子と友梨を気遣い動くことでそれをごまかし。
>>101桜子から礼を言われると、弱く微笑んで頭を振ることでそれに応えた。]
…少し、落ち着いた?
あぁ、まだ座ってた方が、…うん。
あ、手、拭くもの持ってる?
なら、私はちょっと外片付けてくるね。
…え、私? んと、ちょっとだけだから大丈夫。
[そう言って、入り口前の硝子の破片を片付けに出ようとして。
彼女から服に血をつけてしまったかと問われると、ようやく自分の方を見た。
言われてみれば確かに多少移ってはしまったけれど、着替える程ではなかったので気にしないでと応え外に出た。]
[パソコン室においてあった箒とちりとりを使って床に散らばる硝子を集めたものの。
通常ならこのまま外の専用ゴミ捨て場に持って行くのだけれど、今は外には出れないからどこに捨てればいいのか解らなくて。
頭の片隅で、いつ殺されるのかも解らないのにこんなことで悩むのもバカみたいなんて思いもしながら、それでも考えてしまうのは性分で。
とりあえずちりとりに入れたままパソコン室に戻り、それを部屋の隅邪魔にならぬところにおいておくことにした。
桜子が大丈夫そうなら水を汲んでこよう、と思ったが、ふと手を拭いている桜子が難儀しているのが見えて。]
桜子ちゃん、ちょっとハンカチ貸してくれる?
私今からお水汲んでくるから、一緒にそれ濡らしてくるよ。
[そう言って彼女のハンカチを受け取ると、机の上のコップも持ち部屋を出ようとして。
何かあった時身を守れるものが何もないのに気付いた。]
[手洗い場はすぐ側だけれど。
響に次いでマリーまで殺され、そして学長も犠牲になったらしい今、手ぶらで外を歩くのはあまりに無防備に思えた。
けれど、武器になるようなものは見当たらなくて。
せめて傷くらいはつけられるかと、ちりとりから大きめな硝子の破片を一つ拾い上げ、それを胸のポケットにしまい。
それから改めて、桜子と友梨に行ってくるね、と声をかけ、部屋を出た。]
─ →手洗い場─
[薄暗い廊下は、しんと静まり返っていて自分の足音しか聞こえなかった。
それは不安や恐怖を煽るものだったけれど、逆に自分以外の誰もいないことの証明でもあったから、耳を澄ませて辺りを警戒しながら手洗い場へと向かい。
まずは自分の手を洗ってから、桜子のハンカチを濡らすついでに、ついていた血を出来る限り洗い流した。
冷たい水は、身体もかじかむ程だったけれど。
生きている実感を与えてくれるもので。
余計に、いつ殺されるかもわからない今が、怖く感じ。]
……や、だよ。死にたく、ない。
[漏れた呟きは、後輩の手前今まで口に出せなかった恐怖。]
邪魔になったら消せば良いでしょ。
そのための力なんだから。
[自分と違って誠は苦しむことは無いだろうから。
そんな皮肉も込めて言葉を紡ぐ]
春枝が役職持って無いとも限らないしね?
[生きることを選んだから。
他の人のことまでは考えていられない。
人数を減らさなければ自分は生き残れないのだ]
─パソコン室─
[出入り口の方で何かが割れる音がした気がするけれど、それもどこか遠い場所のような気がして。
壁に寄りかかり床に座り込んだ状態で眼を瞑っていた]
(…喉渇いた…)
[パソコン室に戻って来てから水分を口にして無かったせいか、やたらと喉が渇く。
水を取りに行くと言ってくれた蛍子の言葉はとてもありがたかったのだけれど、その彼女はそんなに間を置かずに桜子と共に戻って来た>>82]
…ん…大丈夫っす。
………何かあったすか?
[喉は水を渇望して声がやや掠れたりもしていたけれど、大丈夫と蛍子に返して。
かけてもらった毛布>>84に包まり身体を温めながら何かあったかを問うた]
……誰が、ゲーム進めたんかな。
[抑揚のない掠れた声。
桜子にその声は聞こえただろうか。
何か反応があったかもしれないけれど、それに答える声は無く。
毛布の温かみに睡魔が訪れたか、意識が一瞬闇へと落ちる。
身体に触れられれば眼を覚ます程の浅いものだったけれど、身体が休息を求めていることは*確かだった*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新