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[問いには答えず、]
今の瞬間移動…。
私は多くの異能者を見てきた。
その経験から言うと、ある程度以上の力を持つ異能者ほど、その能力の幅は狭くなる傾向がある。
つまりいくらミュータントとはいえ、ある能力に特化したなら、それに加えて他に全く別の能力を持ちうる事は無いという事だ。
無論例外はいるが、そういう個体は強力な能力を多く持つ代わりに、「生物としての能力」に重大な欠陥を持つ事がほとんどだ。身体への先天的障害、知能発達の遅れ、早期老化、等だ。
君はいずれにも該当しない。
…君の発火能力は、ただの発火能力ではないな?
ある一つの根元的な能力を、発火と瞬間移動という別々の形で発現させていると見た。
違うかね?
んな事知るかよ!
[きっぱりと言い切った]
なんだ...もう降参か?
[攻撃が来ない事をいぶかしみつつもこれ幸いと大技のための集中を始める]
成る程、等価交換。
[最も貴方らしい。何処か愉しげにクツリ笑みを零し、
音を立てて床に転がる瓦礫へゆっくり視線を向ける。]
――嗚呼、良い喩えですね。
本来ならばその様な報告を差し上げたい所では有りますが
虚偽の報告は無効でしょうし、ね。
[大した情報など持っておりませんよ、と僅か肩を竦める。]
精々――、…そうですね。
此処での戦闘が起こる前に、レッグが僕の所には来ましたが。
『こう振ってやれば大抵の異能者は、喜々として自分の能力を自慢しだすのだが。』
『ただの戦闘馬鹿に見せて流石に十二宮か。もしくはただの本能か?』
[また珍しく舌打ちしながら、銃を上げて射撃を再開する。]
[その時耳に届く人間の可聴域を超えた高周波の音波。それはエドガーとレッグに渡していたアラームの音
まあ、片方は吹っ飛んだだろうから、これを鳴らしているのは]
エドガーか……
……まだ、私には分からない。私はどうしたらいいのか
でも。そうだね、やっぱり私は母様を裏切れない。だから……
[貰うね、と言ってアヤメの懐に手を入れる。取り出したのは蠍座のカード。それを自分の胸ポケットに入れると]
いってくるね
[そう言って、部屋を出てエドガーの部屋に]
─自室─
[「幸運を」。その言葉はぎりぎり耳に届いたか。
僅かに苦笑──否、自嘲めいた笑みを浮かべつつ。
途中、何度かふらつきかけるのを制して、自室へと。
入るなりソファに座り込む様子に、慌てたように駆け寄ってくるアイリスに、大丈夫だよー? と笑って]
ま……また、キミに頼らないとダメだけどね?
[悪戯っぽく笑いながらごく軽く言って、小柄な身体を抱き寄せ。
じ、と自分を見つめる瞳に、僅か、戸惑う]
……どしたの?
[静かに問えば、少女はふるふる、と首を振ってこちらの胸に顔を埋め。
……舞い降りたのは、静寂。
その静寂を、壊す事なく。半ば強引に少女の顔を上げさせて深く、口付ける。
快楽は、対価。
生命の雫を貰い受ける苦痛に対する。
それ以外の何物でもなく、それ以外は求めるべくもないもの。
人にして人ならざる『死の宮の御子』。
そう、呼ばれ続けた彼にとっては]
……さて……と。
[甘い時間はやがて、静まり。
『死の宮の御子』としての装いにて立ち上がる、碧の瞳は厳しく]
そろそろ、お邪魔するとしますかねっと。
[静かな口調で呟けば、振り返りもせず、部屋を出る]
─…→エドガーの部屋へ─
――さぁ、何だと思いますか?
其処まで答える必要が有るかどうかは、
僕が、判断します。
[無闇にプライベートを露呈する趣味はありませんので。
立ち上がる相手へ、小さく笑みを零しながら]
…居場所を聴くだけが、随分と高い対価ですね。
[レンズ越しに相手へと向けた視線を、溜息混じりにすと僅かに細め]
[体勢を低く、エドガーの部屋に向けて駆けていたが、目の前の人物を見つけ、急制動]
……また君なんだ。どこまで首を突っ込みたがるの?
私、今急いでるんだけど。いい加減、大人しくしてくれないかな?
[目の前の人物ディーノに向かって、そう言い放つ]
[カレンの声に足を止め、ふ、と笑む]
どこまで、と言われてもねぇ?
ここから出る手段が目の前にあって、それを実行しないとか。
……オレは、そこまでお人よしじゃないんでね?
[浮かぶ笑みは冷たき艶笑、右の手の上には煌く銀時計]
大人しく……ねぇ。
その言葉、そのまま返すよ、獅子の御嬢?
『……まったく、私はさっさと今回のことにケリをつけて母様に色々問いただしたいと思ってるのに
そのためには私は仮令不本意でもエドガーの味方をせざるを得ないわけで
……ここなら、【アレ】の影響は届くか』
……そう。まあ、私もこうなった以上目的のためにはエドガーに生き残ってもらわないとちょっと困るんだ
だからね……
[そう言ってポケットからスイッチを取り出し]
逃げの手を打たせてもらうよ
[スイッチ・オン。次瞬、爆音が会議場を中心に轟き、廊下を爆風が吹きぬける]
その辺りは、それぞれ……。
[それぞれの事情、という言葉は、唐突な爆音と、吹き荒れる爆風に遮られ]
なんっ……ちっ!
『半身』……『アルゲディ』、起きろっ!
[苛立ちを帯びた声に応じるように、銀時計はカタチを変える。
漆黒の柄と、銀の刃の大鎌に。同時に開く、漆黒の翼]
っとに、荒っぽいなっ!
[言いつつ、両手で構えたそれで、迫る爆風を叩き切ろうと大きく振るう]
にゃははは。
まあ、そうかもね?
踊り子なら控え室で眠ってるよ。
踊りつかれたんだろうねえ。
[そういいながら一枚の紙をどこからか取り出し、ふわりとマイルズに投げる。そこに書かれているのは、ミュウの居る部屋の場所]
[あんなに手に馴染んでいた銃が、どうしてと思うほど重い。照準がブレ、反動が抑えきれない。]
[袖がいつの間にか深紅に染まっている。アヤメとの戦闘の傷が開いている。動けなくなる傷ではないにせよ、出血は段々と体力を奪いつつある。]
『あの焔は…!』
[カルロスの手の中で燃える、黄金の焔。見た事も報告を聞いた事もない。しかし、分かる。アレが放たれれば、自分は死ぬだろう。]
『起爆するか?』
[この部屋にも当然、レッグから受けとったC4が仕掛けられている。]
『いや、この部屋の中に居ては、隠れたとしても私は動けなくなるだろう。何より、奴には瞬間移動がある…。』
『万事、窮すか。』
[束の間の休息、だがそれも轟音と共に破られた]
…またかい。
こうなったら仕方ないさね。
[なんとか上半身を起こす。
そして目を閉じ集中して無理矢理能力を引き起こす。
無理にも体内の物質を活性化させ変化させてゆく。
その代償は、己の寿命をも削るものだが]
暫くは保たせされるだろうよ。
動いておかなければ、それこそ生命も無くしかねなさそうだ。
[傷んだ衣装の端を切り取り、髪を大雑把に結い上げる。
そして扉を開けて外へと踏み出す]
[爆風を体勢を低くしてかわすと、爆風を切り裂くことに集中したディーノの横をすり抜け、エドガーの部屋に
サッと目を走らせて、エドガーを確認すると襟首掴んで脱出。自業自得だから文句などあろうとも耳を貸すこともなく
部屋を抜け出すと一路会議場に
会議場は天井が抜け、夜天の星が頭上に見える
ん、と意識を集中すると、その背中からは純白の翼]
喋りかけないでね。本来人抱えて飛べるだけのスペック無いんだから
[汗を滲ませそう言うと、大きく羽ばたきテイクオフ]
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