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[なんとか動けるだけの気力と体力が回復し、緩慢に起き上がる。
そして、服は倒れている間にケイコが着替えさせてくれていたが、その後寝汗をかなりかいていた為、シャワーを浴びようと脱衣所へ向かおうとする。
その時聞こえてくる彼女を呼ぶ声。この声は]
!? …………ヒサタカ? ヒサタカなの??
[未だ言う事を聞かない身体を引き摺りながら玄関へ。]
─『隔離の陣』・草原─
[空間転移、ほぼ失敗。
見事に落ちた。落ちました]
……ってぇ……。
[追加ダメージ一丁。ぼろぼろですね。
ともあれ、陣の内の気配を辿り、四瑞の所在を確かめて]
……霊亀は……あっち、行った、か。
と、なると……。
[非常事態、と割り切り、呼びかけるのは従姉へと。
……当然、帰ってくるのは叱責ですが、ええ]
「……マ、マリー……。はやく……。逃げたのはいいが、おそらく、あいつはすぐそこに……」
[カリカリと扉を引っかく。それは必死に抑えようとする焦りのせいか]
[九尾の手を引き、寮へと向かう通路を歩く]
………そう言えば璃佳があっち行ったから属の補完しないと。
[これからやりあうってのに、とか思ったのは内緒。力の一部を属の維持へと回しながら、更に歩み進む。少し後に寮が見えてきて]
さて、何号室なんだろう。
[そう言えば自宅生なので寮とかさっぱり分かりませんでした]
――素直だねえ。
どいつも、こいつも。
[ やがてその両の手に収まるは、一対の戦輪。
幅を持った輪の外周は鋭い刃、
円の一部に備えられた持ち手を握り、
を一気に踏み込み、開かれた距離を詰める。
先ずは右の輪で胴を薙ぐ。
身を半ば捻り、勢いをつけた一閃 ]
[玄関の鍵を外し、ドアを開けようとノブに手を触れたところでピタリと止まる。]
…………ねぇ、ヒサタカ。『アイツ』って誰?
[その声は、動揺と焦りと不安と希望の入り混じった声色。]
[潜入共犯者に色々言われているとか、当然の如く知りません。
傷の痛み+意識内叱責に悶絶中。
その内、当人がやって来たなら、出会い頭に喰らうのは]
「……馬鹿っ!」
[の、一言と、麒麟錫での一撃]
「アイツ……? アイツは、アイツだ……。あの薄汚い……狐野郎……。グゥ! ヤバイ、近づいてくる……。はやく……はやく助けてくれ……」
[致命的なミスをしたとも知らずに、マリーに呼びかける]
……かいちょーに馬鹿と言われるのはあいつしか居ないか。
て言うか今度は何をやらかしたかね、あの問題児は。
[もはや問題児になってる]
キツネ……やろ、う? 薄、汚い……??
[ポツリと呟く。おかしい。『本当の』ヒサタカならそんなこと、言うわけがない。
ヒサタカは確かにあの子を守りたい、と言ってたのだから。]
……そっか。やっぱりヒサタカ、呑まれちゃったん、ダネ。
[ドアから手を離し、悲しそうな顔でポツリと呟く。
その声はドアの向こうにいるヒサタカ(複身)に聞き取られるか。]
[錫の一撃が効いたのか、それとも「馬鹿」の一言が効いたのか。
どちらにしても、それらは返す言葉を途切れさせる効果万全。
……というか、背中はばっさり切れてるし、その影響で肩の包帯も切れてるし。
傷の痛みが一番の理由かも知れませんが]
……どうせ、馬鹿……って、それどころじゃ、ねぇ……!
[ちなみに、霊亀の問題児発言には、突っ込み返す余裕もない様子]
[ちなみに、一撃入れて気が抜けたからか、璃佳の声が聞こえたからかはわからないものの。
ともあれ、追撃はとまった様子。
怒りはまったく、静まっていないようですが]
素直で悪いか?
和を知る以上、ひねくれ続けるわけにもいきませんて、ね!
[相手は予想よりもう一段早かった。
ギ、と歯を食いしばりながら、左の爪を腹の前へ。寸前のところで刃を滑らせ受け流す。ギィンという鈍い音]
っと!
[一撃の重さに小さく眉を顰めつつ。流される勢いのまま身を翻して、裏拳のように右爪を肩口狙って振るう]
(気配が引いた――?)
[複製の視界に意識を飛ばしていた悪しき心は、扉からマリーの気配が離れた事に舌打ちした。本物のヒサタカは心の中でもがいている。従って複製は彼の思考を読み取って、悪しき心が脚色したのだが、どうやら綻びがあったということか]
クソ! だが、今役立たずは力を使い果たしているはず。そのまま押し切れば俺の勝ちだ!
[複製の手を動かし、ドアノブを回転させた。
あっさりとノブが回ったのを確認すると、そのまま部屋へ押し入ろうと――]
べっつに?
宜しいんじゃありませんか。
[ ぶつかり合い、此方の右腕も後ろへと流されかけ ]
それで痛い目に遭うのは自分だろうしな。
[ 爪の振るわれる先を見定めると、
退くのではなく、また一歩先へ、
そして深く身を沈めて足払いでのバランス崩しを狙う。
金の煌きを抱いた爪が、傍で風を切る音が聞こえる ]
[ドアノブが捻られ、ドアが開かれようとしていることに、ハッとする。あ、そう言えば、鍵までは開けてた!!]
ひっ!?
[恐怖に引き攣った声を洩らすと、部屋の奥の方へ逃走。
だが、体力の戻りきっていない身体では逃げ切ることなど出来ようはずもなく、部屋の隅に追い詰められるか。]
……嫌。嫌だ、来ないで。
[尻餅をつき、ガクガクと震えて迫りくるヒサタカを見上げる。]
[寮の中へと入り、適当な人にマリーの部屋を聞く]
ふんふん、この部屋だね。
同室の人とか居るの?
[聞けば啓子と同室だと言う。そんな啓子は今出かけているらしいが]
ふ、ん?
マリーほっぽってどこ行きおった、あいつ。
[大変なことになってます。ともあれ教えられた部屋へと向かい。そして見える、久鷹(複製)の姿]
…はっ、探す手間は省けたなっ!
[駆け込み飛び蹴りでも食らわそうと思ったが、先の爆発を警戒し、ドアノブを掴む手を捻り上げようと、複製の手を掴み取った]
[温度の低い声が聞こえるなあ、と思いつつ、恭也を見やり。
それから、璃佳の問いに答えようとして、ちょっと止まった。
……未だに本人から名前聞いてないんじゃないでしょうか、この男。
ともあれ、答えない訳にもいかないので]
……えっと……あいつ、何て言ったっけ。
金髪で、いっつもフード被ってるの。
[どんな覚え方ですか]
……とにかく、やってくれたのは、あいつだよ。
さっさと治して、もどらねぇと……。
[それどころじゃない、と聞いて何事かと思ったが、こちらもそれどころじゃなくなっていて]
何があったか知らないが、そっちは頼むよ、かいちょー。
アタシはやることが出来た。
[四瑞にだけ聞こえる声を飛ばす。その声はやや焦りの色が見えたか]
たとえそうであってもね。
[相手が沈みこむのに、ハッとなる。
だが勢いをつけたままでは避ることなど不可能なわけで]
逃げるわけにいかん場合っての、が、あるでしょ!
[見事にバランスを崩し、身体が地面へと近づく。
ただ予測は先にたったので、受身の要領で左手を突き、即座に横へ転がろうと]
[それどころじゃない、という霊亀の声。
思い出すのは、先に交わした言葉]
……やる事、か。
そっちは、任せた。
[任せるっきゃないけどな、と。
そんな考えが響きとなって届くかも知れないが]
[ 追って斜めに振り下ろされた円刃は、
逃れられて地を掠め土を舞い上げるに留まった ]
逃げずにやられたら意味ないけどな?
楽しませて貰えるかね。
[ 即座に引き、距離を取ろうとバックステップ。
相手にも体勢を整える隙を与えはしたが、
その間、もう片手から輪は消えていた。
風の唸りを耳にする事は出来たか否か ]
[ドアの隙間からマリーの怯えた表情が半分だけ見える。それだけで悪しき心の苦痛が和らいだ気がした。さて、捕まえたとして、どんな方法でヒサタカとマリーを甚振るか。ヒサタカはマリーが甚振られるのを見せ付けて、血の涙を流させるとして、マリーにどんな地獄を見せるか。
思わず頬が緩む。
そして室内に踏み込もうとした時!]
――何!?
[不意に腕を掴まれ、慌てて意識を向けると、そこにはサキと九尾の姿があった]
き、貴様――!
……あ。
すまん……手間、とらせる。
[治療に動く二人の様子に、はあ、と息を吐きつつ、呟くよに言って]
アズマん……って、おま、このタイミングでまでそれか。
とにかく、あいつに不意打ち食らって、な。
今、五十嵐が抑えてるが……ほっとく訳にもいかねぇ。
霊亀は別件回っちまってるし、俺が動かんと。
[話すうち、与えられる木気の感触。
それで痛みは大分鎮まった]
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