情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[人狼を殺さなきゃ] [でも誰を] [誰が人狼なの]
[護りたいものを二つ、失ってしまった。
誰かが死んでしまうのは仕方が無い。
それは理解して居るし、その覚悟も出来ていた。
それでも喪失の嘆きは止めることが出来なかったが]
ゲルダと、カルが、探せる者で。
ゲルダは、ロミと、コシェバさんと、ジティを人だと言って。
カルは、ロミと、ベアトリーチェさんと、ノーラさんを人だと言って。
確実に人と言えるのは、ロミ、だけ。
[手を湯に浸して紅を落としながら、今ある情報の整理をする。
先程の慟哭で発作が起きなかったのは不思議だったが、冷静で在れる今、何事も無いのは逆にありがたかった]
コシェバさんはゲルダを信じてる。
アタシも最初は信じてた、けど。
今は────。
[どちらとも付けずに居る。
カルメンのことを見捨てる心算は無いけれど、自分は村を、護りたいから。
思考だけは冷静に。
感情に引き摺られすぎないよう、律する]
……今は、調べられていない人から。
[ゲルダとカルメンの真偽は決めかねたから、別から選択することを選んだ]
[顔についた紅も濡れたタオルで拭い取ると、紺のコートを羽織って浴室を出る。
左腰の裁ち鋏はコートによって隠れて。
畳んだベストは自宅へ戻って処分するためにしばし手元に置かれることになる。
髪は整えず、赤い右目は光に晒されたまま。
紺のコートにはロミの血と、ブリジットの血の両方が点々とこびり付いている。
赤黒くなったそれはそのままに、食堂へと舞い戻った]
― 前日/食堂前廊下 ―
カルメンさんも消耗していらっしゃるようですわ。
ゲルダさんにも証があったわけではありませんし。
誰かを選ばなければいけなかったのは、確かですから。
[こちらに気付いたエミリーは、完全に冷静さを失ってしまったのではないようだった。
ゲルダの遺体へ向けていた哀しげな黒瞳を動かして、そっと宥めるような言葉を紡いだ*]
― 翌朝/宿屋自室 ―
[叫び声で起きるのにも慣れてきてしまった。
仕度を整えてから部屋を出れば、ライヒアルトがシーツに包まれた遺体を運んでいく背中が見えた]
ブリジットさん。
[胸に手を当てて見送り息を吐く。
走り回る栗鼠の軽い足音を聞きながら、食堂に足を向けた]
[残り香のような血の匂い。
昨日は満腹になるまで食べたはずなのに、どうして反応しそうになるのか。遠ざかってくれたことに安堵の息を吐いた]
― 翌朝/宿食堂 ―
大丈夫ですか。
[おはようの挨拶よりも先に、浴室の方からやってきたエーリッヒへと案じるような声を掛けた。
転々と血がついたままのコートを見て少し眉を寄せる]
─ 宿屋・自室 ─
[アーベルと話した後、一度、自室に戻る。
視線を向けるのは、黒い布包み。
解けばでてくるのは、黒鞘に納まった異国の剣]
……あいつ。
大丈夫、かね。
[戻った時には場は納まっていたため、ゲルダを殺めたカルメンにミリィが向けた感情は知らない。
が、この状況は厳しいだろう、というのは予測できていた]
…………。
[護界の呪は、結局動かしてはいない。
とはいえ、今の状況では、他に向ける先も思いつかなかった]
……『約束』、果たす前に。
死なれちゃ、かなわんからな。
[この騒動が始まる前に交わした約束。
ミリィの中で、それがどうなっているかは知れぬけれど。
果たさない、という選択肢は自分の中にはない。
だから、呪を動かす事はしない──先がない、というのも、あるけれど]
[剣は再び布に包む。
持ち歩くにはやや大振りなそれは置いて、懐に忍ばせるのは小ぶりな短刀。
それを誰に向けるか、の思案は未だ続いていたが、いずれにせよ、引きこもっていては、と部屋を出て、向かうのは食堂]
─ →食堂 ─
― 朝/宿屋 ―
[ライヒアルトが自衛団に行くというのに、
頼むわ、と一言声を掛ける。
エーリッヒと包んだブリジットの身体は
喰らわれ、軽くなっていた。
風呂に行くエーリッヒを見送り、自分は水場を借りる。
手についた血を洗い流す為に]
は、
[誰も居ないようだったから。
吐息が笑うように、落ちた。
手を洗い流し、顔を洗い、頭を掻く]
疲れた。
[ぽつりと言葉が落ちた]
─ 宿屋・食堂 ─
[食堂にたどり着いたのは、ノーラやエーリッヒにやや遅れての事。
エーリッヒのコートに残る血の跡に、微か眉を寄せるものの、それについては何も言わず]
……ブリジット、預けてきた。
できるだけ早く帰してやってくれ、と、念は押しといたよ。
[短く、それだけを告げた]
― →食堂 ―
[頭を振って意識を飛ばして。少し時間を置いた後に食堂へ。
中の人たちに、よぉ、と片手をいつものように上げる]
ライヒアルト、お疲れ。あいつら話聞いてくれたか。
[兎角最初に気になるのは其処だった。
首を傾げて問いかけて。
次いで見たエーリッヒは、僅か心配そうな視線をやった]
─ 宿屋・食堂 ─
ん。
[名を呼ぶ声>>105に、そちらを振り返る]
ぐだぐだ弱音吐いてたりしたが、最低限は通して来た。
……ったく、いつまで、ってな、こっちの台詞だ……。
[返す言葉は、僅かに苛立ちを交えたもの]
……いや、気にすんな。
俺は……何も、できんかったし。
[感謝の言葉>>106に、ふる、と首を横に振る。
何も、と。
そこには複数の思いが込められ、僅かに翠が翳るが]
……エーリ?
お前、目……どうか、した、のか?
[向けられた瞳は左右で異なる色で。
思わず上げた疑問は、惚けた声]
[姿の見えたノーラには、はよ、と声が挨拶をする。
此方は血の匂いには反応していなかった。
ただ、血の色からは僅かに目をそらした]
― 宿食堂 ―
コートはそのままにされるのですか。
[ベストが部屋の隅に置かれるのを見て問いかける。
大丈夫との声に頷きかけ、向けられた二色の瞳に目を瞬いた]
異眸をお持ちでしたのね。
光に弱くて隠していらっしゃったのかしら。
……ほんとにな。
[あいつらが、というのは同意できるから、力を込めて頷いた。
水の話>>108になれば、思案するように眉が寄せられ]
どれだけかかるんだか、な。
……昨日出たついでに、見てくればよかったか……。
好き勝手言いやがって。
[文句の口調は苦々しげ。
ライヒアルトの様子に、此処で言っても無駄か、なんて呟きもした]
俺も見忘れてたな。
後で見に行くか。
酷ぇ話だ、本当に。
おはよう、ウェン。
[こちらで挨拶をしてしまったから忘れたのもあるかもしれない]
いやだわ、そのままな血の匂い。
せめて一箇所なら意識して外せるのに。
[エーリッヒ達との会話の間に混ぜてこっそり息を吐いた]
シン、
まさか、まだ腹減ってる?
[思わず問いかける。
血の匂いは気になれど、其処までではない狼は、
少し心配そうな調子にもなった]
――今日もちゃんと、狩らなきゃな。
仕方ない、で済ます気はないが……ま、ここで言っても始まらん。
[直接言っても意味はないだろうが、と思いながらこう言って]
……ああ……まったくだ。
[酷い話>>113、という言葉に同意しつつ、大きく息を吐き出した]
─ 食堂 ─
それでは夜に動かれる方が楽そうですね。
[コートのことは微笑みで誤魔化されてしまったので眉尻を下げ。
何か考えるように、唇を指でなぞった]
あいつらに言って、
何か変わる訳も無ぇ。
何処で言っても結局同じか。
[ライヒアルトの言葉に、ため息を吐いた]
――何か一つでもずれてりゃ
こうはならなかったんだろうな。
―翌朝・ブリジットの部屋―
……どうして、子供ばかり狙うのかな。
それならいっそ、私を襲えばいい。
[その言葉が女を護るライヒアルトの耳に届けば
どのような思いを抱かせるかなど、知らぬまま。
ブリジットの亡骸を前にした女は、吐き棄てるように呟く。
妹のように可愛がっていた少女の死に慟哭するエーリッヒ。
女はゲルダを殺したカルメンを「幼馴染だから」と看過した彼にも、強い不信を抱いている]
――……。
[それでも僅かに痛ましげな視線を遣り
彼の肩越しに少女へ祈りの言葉を向けた*]
― 食堂 ―
[カウンター席で頬杖をついて
女は考え込むように目を伏せる。
話し声は聞こえてはいたが心ここにあらずといった風情]
……はぁ。
[先日意識を失う前にミリィから向けられた言葉と
剥き出しの殺意が、心を落ち着かなくさせる]
空腹で仕方がない、ということではないのだけれど。
一晩経っただけで満腹感は消えてしまったかもしれないわ。
[心配そうなウェンに、三角耳が出ていれば伏られてしまいそうな調子で囁き返す]
そうね。
水が引くのが遅いようなら、泳がなくてはいけないかもしれないし。体力だけは落とさないようにしなければ。
誰を狙うのが良いかしら。
……生まれつき。
それでずっと、隠してたのか。
[返された答え>>114に、翠を瞬く。
説明を受ければ、一先ず納得して。
今までずっと隠していたそれを晒している状態に、意識が回らぬほどに動揺していたのか、と。
先の様子を思い返して、思案を一つ、積み上げる]
そうか。
今日はがっつり食え。
緊張して食い物がほしくなってんだよ、きっと。
[仕方ないと声は笑う]
ん、
さっき赤いのが、自分を食えと言ってた。
希望通りにしてやりゃ、良いんじゃねぇ?
……何か一つでも、ずれてれば、か。
[ウェンデルの言葉>>118に、翠を僅かに伏せる]
……そーだな。
今まで、何もなくて。
これからも、そうだと思ってた。
……なんでまた、こんなに色々が重なっちまったのかね……。
雨が降らなければ。
道が塞がらなければ。
[たらればは意味がないと分かりつつ、
男は言葉を重ねる]
人狼が居なければ。
結社とやらが居なければ。
――運が悪かったのかもなぁ
それはそうかもしれませんわね。
[仕事などで特別な理由がなければそれが普通。
隠れてゆく右目をなんとなく見つめながら、エーリッヒにゆるく微笑み返した]
災難だ、としか言えないのが歯痒いですわ。
[何かがずれていれば。運が悪かった。
何度も重ねてきた溜息が、また零れる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新