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― 前日/森入り口→小屋 ―
[雨なんて平気だと子供頭は思っていたが、経験豊富な大人頭のアーベルが言った通りにすぐさま強くなっていった。]
うひゃー!すっげー雨!
かみなり落ちるかな?
[嵐が怖い物だというのは子供でも知っている。
知っているが、ちょっとわくわくする気持ちがあるのは、あの暗闇を切り裂くように光る輝きには憧れににた思いを子供は抱いているからだった。
大きな音は、ほんのちょっと苦手にしているけれど。
ナターリエに言った通り、雨の中寄り道するつもりはなくて。
教会のすぐ傍にあるいつもの物置小屋に、スコップを置きに潜り込んだ。
古いからかたてつけ悪い扉はしまりが悪く、隙間から雨が入り込む。
えいっとめいっぱい力を込めてしめたら、なんだか変な音がしたが、とりあえず入り口から雨は入らなくなったと同時に外からの光も随分奪われた。]
─ 翌日/→広場 ─
[一緒に、とついて来たロミ>>49に微笑んで、慌しく人の行き交う広場までやってくる。
広場の中央から浜へと下りる道は漁師や自衛団員達で溢れていて、浜の被害の様子が容易に想像出来た]
浜は酷い被害を受けたみたいですわね。
……あっ、すみません。
[その行き交う人の中に目的の人物を見つけ、呼び止める。
事情を説明してみたが、修理他は浜の小屋や壊された船の修理を優先したいと言われ、引き下がらざるを得なかった]
そうですか…では、余裕が出来てからで構いません。
よろしくお願いします。
[教会の損害は浜に比べれば然したるものではない。
後回しでも構わないと告げ、頭を下げて先を急ぐ相手を見送った]
ふぅ……教会の壁の傷は、応急処置しておいた方が良さそうですね。
[短く息を吐いて、傍らのロミに困ったように微笑んだ。
大工仕事が得意なはずはなく、どうすれば良いのかも分からない。
この件に関しては神父と相談することにして、視線は一度浜へと向いた]
お手伝い、した方が良いですわよね。
[行ってみましょうか?と問いはロミへ]
[薄暗い小屋の中は、見知った場所とはいえちょっと気味が悪い。]
…べつにおれは、こわくねーぞ。
[意気地を吹き飛ばすように呟いて。
持ってきただろう場所に元通りっぽくスコップを置いて、早く出ようと入り口に手をかけたが。]
……うおやっべえ!扉あかねー!重っ!
[強風と、叩きつけるような雨に押さえつけられ、
納屋の扉が子供の力ではなかなか開かない。]
神父ー!ナタねー!!
[どんどんと扉を叩くが、雨音に紛れて気づかれる様子はない。]
どーしよ閉じ込められた!
…………やべー、おれ一生出られなかったらどうしよう。
[ざーっとこの時初めて青くなって。さほど広くもない小屋の中をあっちそっちうろうろ、出られる場所はないかとしぶとく図太く諦めずに探して回ったが。そのうちすっかり疲れてか眠り込んでしまい、気づいたら朝になっていて、第一発見者の神父には、こっぴどく怒られた。]
─ 翌日/浜 ─
[離れる手に向け、白猫、なぁ、と鳴き声一つ。機嫌の良さは、伝わるか]
……ぅ。
[怪我をしては、の言葉>>51に上がるのは短い声]
それはそうですけれどぉ……。
今から仕立てていたら、お手伝い、間に合わないかもですねぇ。
[手持ちの衣類はスカート類に偏っている、と遠回しに告げる。
幼い頃は女らしい装いを嫌っていたけれど、帰郷してからは当時の真逆。
結うのも嫌っていた髪には何かしらの飾りがなされ、細工師の所にも足繁く通うほど。
その変化が、周囲に何を思わせているか──までは当人、与り知らぬ事ではあるが]
そうですねぇ……船も大分、やられてるみたいですし。
しばらくは、外からの船も近づけそうにないかしら。
[紅玉の向かう先を辿った瞳に翳りが浮かぶ]
― 浜 ―
[予想以上の浜の惨状>>#0>>#1に、
「酷い…」という言葉を飲みんで、眉を寄せる]
[助け手の要りそうな所へ手を貸しつつ、
被害の状況や怪我人の有無を確認して歩いていると。
木端微塵と形容した方がよいような、船の残骸の前に、
落胆しきった様子で座り込んだままの老人。
案じて近寄れば、体にも目立つ傷が幾つか]
一先ず、怪我の手当てをしてもらいましょう。
治療の出来る人はどこに?
[船を失った嘆きと嵐への怒りを口につつも
時折傷の痛みに呻く老人に肩を貸して。
周囲の人に尋ねながら浜を歩けば、
遠目にも見覚えのある銀髪を括った姿>>51があった]
― 浜 ―
……先生…?
[思わず呟いた声は、懐かし気にも苦し気にも聴こえ。
先生、先生と、彼を慕っていた子どもの頃の記憶が蘇りそうになった時、
肩を貸す老人が、ゼルギウスを知っているのかと問うてきた]
ええ、昔、僕の家族が
ギル先生のお薬にお世話になっていて…。
[ゼルギウスのいる場所までは、まだ距離があり。
少しでも老人の嘆きや痛みが紛らわせられるなら、と世間話のように言葉を交わす]
―翌日:→広場―
[ナターリエお姉ちゃんと一緒に広場へとやってくると、人も多く自衛団員達の姿も見て取れた。
自分が浜辺で見つかったときもこんな感じだったのだろうかと思ったり。
ナターリエお姉ちゃんが目的の相手を見つけて、それでも他のことが優先らしく、頭を下げるナターリエお姉ちゃんに続き]
宜しくお願いします。
[一緒に礼儀よく頭を下げて見送った]
― 前日/黒珊瑚亭 ―
研究者というのも楽ではなさそうだね。
[曖昧な表情で誤魔化すような>>19エーリッヒの言葉尻に軽く首を傾げたが、浮かんだ苦笑が聞かれたくなさそうに見えたので、深くは追求せずに流した。
数日掛かる船旅は退屈なものなので頷いて]
はは、ありがとう。でも弾く方はまだ独演のレベルじゃないよ。
歌の方では、忙しくさせてもらってたけど。
[鍵盤に触れるようになったのはここ数年のこと。
そして歌の方でも、今の時期に休みが取れたのには嬉しくもない事情が絡んでいたりする。
エーリッヒが浮かべたのと似たような苦笑を浮かべて肩を竦めた]
そうだね、ゆっくりはしたい。
……小さい船の方が揺れたからさ。
[天候悪化の気配に首を振って、スープとパンを運んでくれたユーディットに感謝を伝え、スプーンを手に取る。
身体を案じるようなエーリッヒの視線に気がつくと、大した事じゃないと、これも笑って誤魔化しておいた]
─ 翌日/浜 ─
はぁい、気をつけます。
お手伝いに来て、ゼル先生のお仕事増やしちゃったら、本末転倒ですものねぇ。
[息吐いた後の注意>>57に、大人しく頷く]
クラニアは、ぼくよりも鋭いから大丈夫ですよぉ。
[ねぇ? と言いつつ視線向ければ、返るのは、なぉう、という肯定の響き]
……本当に、大変な状況……しばらくは、本職休業して頑張らないと、かしらぁ。
[波間に見えるものが何かを確かめたなら、自然、こんな言葉が零れ落ちる。
悠長に絵を描いている暇などないのは他者に問うまでもない事で]
……シスターさんとのお約束も、無期限延期ねぇ。
[ぽつ、と零れるのはこんな独り言]
そーだ!これやるよ!
[と、彼女に渡したのは小さな箱。
手に持つと意外と軽く、振ればかさこそ音が鳴る。]
お別れする奴には、“せんべつ”ってのが必要なんだって
死んだじーちゃんが言ってた!
じゃーなー、ベアねー!
あっ、箱は船の上で開けろよな!
[言うとショベルを持った反対側の手をぶんぶんふって、背中を向けてまた元気よく走り出す。
なお箱の中身は、取れたてのヘビ抜け殻丸々1匹分だった。]
― 神父に発見される前日の事/森 ―
できる男はそれくらいで出来るもんだって
死んだじーちゃんが言ってた!
[>>26突っ込まれて胸を張って返す。威張れる要素は何も無い。
アーベルの説明にはふんふんと逐一頷いていたが。]
「かがいしゃ」って何だ?わかんね!
[難しい単語が出てきて早々にギブアップした。
が、解らないなりにも言葉に含む物は察しよく汲み取ったようで。]
…アベにーも、神父みたく、
対人狼すぺしゃる落とし穴とか掘んなって言うのか?
[じーっと、下から覗き込むように見上げる。
こつんと小突かれると、痛くも無かったが「痛ぇ」と言って頭をさすった。不思議なもので、口にすると本当に痛い気がしてくるから自然と唇はへのじに曲がる。]
だっておれ…。
[さらに反省を促すような言葉に何か言いかけたのだが、
言葉にならずに、唇はまたへに曲がった。
ナターリエの所に連れて行かれるまで、
おかげでちょっとは大人しい時間もあっただろう。
とはいえ長いことそれが続くようなら、小言はいらない。]
─ 翌日/浜 ─
[水を吸い重くなった砂を蹴る。
肩に負われた老人には目立つ傷が幾つかと存在し、
少しばかり深く眉根を寄せた]
手当てを。すぐに道具を持ってくる故。
[老人に声を掛けてから、連れてきてくれた人に視線を向ける。
覚えには無い人物。……過去は今は繋がらず。
先日の船でやって来た人だろうかと瞬きをひとつ落として]
わざわざ済まない。
此処で治療する故、座らせてやってくれ。
─ 翌日/浜 ─
だったら、最初から増やさないようにした方がいいでしょぉ?
[心苦しい、という言葉>>66に、くすりと笑う。
撫でられる手は避けなかったものの、微か、震えが走ったのは伝わるか。
白猫の方は変わらず、撫でられ満足気に喉を鳴らし]
ん……ぼくの絵で、それができるならいいんですけど……。
[ほんの少しだけ自信なく紡いだ言葉はため息混じり。
唐突な声>>#1の交差につられるように視線向け、紅玉と同じ姿を目に止めたなら瞬きひとつ]
あ、はぁい。
ごめんなさい、引き止めちゃって。
[残された言葉にふるり、首を横に振り、駆ける背を見送った]
─ 翌日/広場 ─
そうねぇ、手が足りない時はお願いしようかしら。
[手伝いを申し出るロミ>>61にそう言って。
挙げられる2人の名前にはほんの少し考える]
ユリアンさんは指を使うお仕事ですし、頼んでも大丈夫かしら…。
もし怪我をしてしまったら、大変ですわよね。
[細工師にとって指は大事な仕事道具とも言える。
そのためそんな風に考えて、僅かに首を傾いだ]
アーベルさんもきっと、浜のことで忙しいと思いますの。
応急処置くらいは、神父様に頑張ってもらいましょうか。
[小さく笑う姿は珍しく悪戯げなものを含んで。
ロミの手を引いて教会へと戻る矢先、浜の方が俄かに騒がしくなった>>#1]
― 現在 ―
ん、んーぅ…
[いつもの睡眠不足が祟ったのか、あたしの目覚めは遅かった。
寝る直前の風雨がひどかったのは知っていたけれど、
それがあたしの睡眠を妨害することはなかったらしい。]
……ふぁ。
おじさーん、ご飯んー。
[欠伸を噛み殺しながら、階下に降りてそんな事を口にしたら何故かあきれられたよ!?
…一応、軽食(サンドイッチとスープと紅茶)は出してもらったけどさ。
食べ終わった後、おじさんからどうするのか聞かれると]
んー、工房に戻るよ。
どうなってるのか気になるし。
[全壊とかなってないとは思うけど、ちゃんと自分の目で見てみないとね。]
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