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[ひょこ、ひょこ、と歩くうちに、その歩き方を青年>>64に気付かれる]
ぁ、
あたし、家ではいつも、素足で過ごす、から…。
………そう、だね。
部屋から連れて来られた、ってことになっちゃう…。
[裸足の理由を伝え、示唆されたことにやや蒼褪めながら乾いた笑いをして見せた。
部屋履き探しへと目的変更して探してくれるのについていき、客間らしき部屋で部屋履きを1足見つける]
あった!
これでなんとか……。
ありがとう、えーと……楠木さん。
[だっけ、と自己紹介を思い出しながら、ホッとした表情で礼を言い、足の裏を軽く払ってから部屋履きへと足を通した]
確認中断させてごめんね。
人はとりあえず居ないっぽいか…。
さっきのところ、もうちょっと詳しく調べてみようよ。
食料と水は、重要だから。
[そう言ってヌックがあった場所へ戻ることを提案。
隣がキッチンだと立てていた予測は合っており、そこには竃や汲み置きの水、保管庫には食料も十分な量があった]
……竃、だよね、これ。
使ったことないなぁ…。
[コンロと言う文明の利器に慣れてしまっていて、竃なんてものは触ったことすらない。
使えるかどうかはひとまず置いておき、一部ライフラインは確保出来そうと言うのは確認出来た]
えっと…。
屋敷の中に他に人は居なそう。
食料と水は十分にある。ただし調理は竃。
休む部屋もある。
……分かったのはこんなところ?
[裕樹と確認を取りながら、歩む先を大広間へと定める。
裕樹がまだ他を見ると言うならその場で別れて、分かったことの報告をするために珠樹は大広間を目指した**]
そだね、中はあちらの二人も見てくれてるんだし。
[頷きと共に返された言葉>>69に同意して歩き出す]
ん、そおね、こーゆー時だから報連相はしっかりとー、ってねー。
[へら、と笑いながら言う空気は軽い。
こんな時に深刻にならない──なり過ぎないようにするのは、諸々を経て身に着いたもの]
……あー、そういや、俺はコーヒー淹れようと思って立ち上がった直後だったんだよ、うん。
砂糖はなし派かなー……ミルクはわりと入れるけど。
[問いに返しつつ、にこりと笑う。
光もないのに輝くような眼鏡には、あれ、錯覚かな、とか思ったものの、一先ず置いて。
空気を和らげようとしているのはなんとなく気づいたから、それに乗って雑談をしながら大広間へと戻り]
─ 大広間 ─
たっだいま戻りましたー。
[大広間に戻っての第一声は軽いもの]
玄関見つけて開けてみたけど……ちょっと、外出るのはきっついわ。
物凄い霧が立ってて、先もほとんど見えない感じ。
[それから、今見て来たものを説明しておいて。
入った直後に見れなくなった村の話>>62が出ると、あー、と短い声を上げた]
……んーと、俺もそれ、やらかした一人。
一年ぶりの復帰戦でそれ食らって、うわー、ってなったんだよなぁ。
[ちょっとだけ、とおいめをして告げる内容は、IDこそ口にしていないが、わかる者には自分が『aquila』と認めているのとほぼ同義と言えた。**]
家探しするにしても、一旦戻らないと心配されそう。
収穫としては十分じゃない?報告しに戻るにさんせー。
[単独行動に出て、面倒な状況に持ち込む気はない。
自分の言動が十分に協調性のなさを感じさせるとはつゆ知らず、プラプラと軽い足取りで、彼女の後を付いて行く。
去り際、保管庫からパンを1つくすねたことに、大した意味はなかったが。*]
―大広間へ―
館内捜索班、戻りましたー
[締りのない声を上げて、大まかな状況>>73を伝える。
外に出られないという言葉>>75に、いよいよ困った、とは思うものの、それほど焦燥が込み上げるでもなく。]
……当分は、なんとかなりそう、じゃないすか。
竈とか、不便だけど、普通に食えそうなもんばっかりだったし。変なにおいとか、古そうとかも、別に。
あ、誰か食べてみます?
[ほら、と保管庫から失敬してきたパンを示して見せたが、何の変哲もない。
冗談ともつかない問いかけに応じる者がいないなら、自らの口に欠片を放り込みつつ、続く話題に、鈍く反応した。]
ああー……、おれも、入ってたかも。
この国の、ッスよね。
[広間の片隅、パソコンを指差して、首を傾ける。]
まさか、選別規準がソレ、ってコト?
……ゲホッ、ゲホ
[小さく咳き込む。
ぼんやりと、熱に浮かされたような頭に、自らの置かれている状況が、やけに遠く感じる。]
…………あつ、
……寒がりだと思ってたンだけどなあ
[体の内側から蝕むように、熱りが薄らと意識を取り巻く。]
─ 大広間 ─
[一旦戻ると判断した裕樹>>76に頷いて、共に大広間へと戻る]
全部は見てないんだけど…取り急ぎ確認が必要かな、と思ったところは見てきたよ。
[そう前置いて、裕樹と共に報告>>77をした。
外には出られそうにない>>75と聞くと、不安げに眉が寄る]
そんなぁ…。
[手を胸元でぎゅっと握り、視線を床へと落とした。
早く帰りたい、と強く願っていると、入村後見ることが出来なくなった村についての話題>>62が出る。
それを聞いて顔を上げたものの、他の人らも同じ境遇と知って、思わず引き攣った笑みのまま、スススと視線を逸らした。
はっきりと口にはしなかったが、その仕草で関わってるだろうことは容易に知れるはずだ。
RP村のみ参加、ガチは無理、と言ったのに何故ガチサーバーの村に関わってるのか、などの突っ込みどころが多いのは流石に理解している]
─ 大広間 ─
お、そちらもお疲れ様ー。
[館内探索から戻った二人にかける声音はやはり、軽い。
そちらの結果を聞くと、んー、と唸って]
……とりあえず、食べるに困らない、休むのも困らない、か。
それはそれでありがたいいけど、ねぇ……。
[なんでそんな事になってるんだ、という疑問は尽きず、眉を寄せるものの。
どうにも答えはでないから、ふる、と首を横に振って一度思考を断ち切った]
ありつけなくて残念でしたね。
こんな立派な館なら、珈琲を入れてくれる執事さんが出てきてもおかしくないのですが。
[笑みを向けてくる鷹津>>74に軽口を返しつつ、大広間へと戻る。
外の様子は彼が説明してくれるので、とくに付け足す事も思いつかずに頷くのみ。
飛河の不安げな様子を見れば、声をかけるべきかと迷うが、さすがに何を言えば良いのか思いつかない。
それにまず、情報をまとめるべきだ。
屋敷内を見て回った二人の言葉には、ひとまず餓死するという危険性はないことに安堵をするが、なぜそんな準備がされているのかと思うとぞっとしない。
パンを、との申し出には掌を振って遠慮しておいた。]
[村の話を持ち出されれば、眉根を潜めて親指を噛む。
想像はただの想像であれという思いは適わず、嫌な予感しか残らない現実がここにある。]
僕も、です。
エントリー文章いれて、参加ボタンを押したとたんに霧で。
[非常識にも程がある。
思わず自分が発狂した事を疑うが、残念ながら思考はいつも通り、おまけに他の人たちも思い当たること多々という顔だ。
思い出すのはSNSの日記とコメントたち、そしてそれを記入したPLたちのID。]
─ 大広間 ─
[問いに返って来た言葉は懸念していたことではなく]
────………
[問いかけられて>>82、引き攣っていた笑みがゆっくりと眉尻が下がった不安げな表情に変化した]
……なんかもう、よくわかんないよ……。
[ぽそ、と落ちる声。
見知らぬ場所、見知らぬ人達に囲まれて気が張らないはずが無い。
ただ、それが無理をしているのかと言われると、是とも言えず、否とも言えず。
そうして居なければ耐えられない気がしたから、そうしていただけ]
何でこうなったのかもわかんないし、何のためにこうしてるのかもわかんないし…。
わかんないことだらけなのに、どんな態度で居ろってのよぅ。
[どうすれば良いのか分からなくなって、目端からほろほろと涙が零れ始めた]
─ 大広間 ─
[同じ出来事を体験している者の多さに、ほんの少し眉を寄せたのは、僅かな刹那。
というかまあ、それどこじゃなくなった、とも言うが、それはそれ]
……あー。
[表情の変化と、零れた言葉。>>86
短く唸って、後ろ頭を掻いた]
確かに、わけわかんない事だらけだしねぇ……平常心でいろ、ってのが無理だよねぇ。
[自分だって、色々ときている部分はあるが。
取り乱してもいい事ない、という思考で強引に前を向いている状態。
そうでなくても見知らぬ者、それも男性の方が多い状況、というのは、この年頃の子には不安要素だろう、と。
そのくらいの想像はつく]
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