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[少女は何事か呟いただろうか?
それを聞き取るものは、この場にはいなくて。]
…………。
[不安、胸騒ぎ。]
[口元に手を当てて考える……これは緊急事態?
優先順位は声を行使しないことより…………ユリアンのこと。]
[少女はごそごそとおともだちの背中を探る。
背筋の部分にチャック。それを引き下げて。
両足を掴んでおともだちを逆さにし、勢いよく振る。]
[ころり、ぽてぽて。]
[寝台の白いシーツの上に転がるのはテニスボール大の球が6つ。
すべっとした素材で出来た硬質なボールには、一部にレンズ。
それは、グレーの瞳を模したお人形の瞳のような球。]
[少女はその球体を寝台に転がし、祈るように両手を組む。
そして、その小さな口を開き……]
[……少女の口から外見に合わぬ言葉が囁かれる。
6つの球体は、その声に反応するように淡く光り、
ふわり、重さがないように空に浮かぶ。]
…………探さなくちゃ……
お前も、くる?
[少女は球の起動を済ませれば、いつもどおりおともだちを抱え
…いつもと違うのは、少女の周囲を6の球が浮かんでいること。
そして、飼い主においていかれた?自主的に残った?猫に声をかけ。]
……それは、用があるんですか。ないんですか。
[少女の言葉に、僅か眉を寄せて。
歩みかけた足を止めると、ゆっくりと振り返る。
慌てる相手に、呆れ交じりの溜息を零して。]
[少女の声に球体がゆるく動いて反応を示すも、
球体が声の影響を吸い取っているのか、
部屋の電気などには影響なく。
猫はしばらく不思議そうな顔をしてたかもしれないが。
少女は偽装されたとは知らず
(そも、彼女はユリアンが自分を騙すとは考えていない)
部屋に残る後に従って、ユリアンの部屋を後にした]
─→廊下─
[廃墟は埃っぽい。
たまに高い塀や鉄筋の横を通り過ぎるときに降ってくる粉に眉をしかめながら、スカートを払った。
肩に落ちた灰白い粉を払おうと手を上げた時、ソレが目の端に入った。]
…ん?
[間の抜けた声を出しながら、それでも動きは素早く。
背中に刺した黒銃をさっと取り、腰の横あたりで握り締めて振り返る。
その瞬間、光が自分の頭の位置に飛んでくるのが見え、瞬時に身を引いた。
鼻を掠めて、銀が走った。]
…『オプス』っ。
[呟き、走った刃物を確かめるより先に、足は発射地点に向けて地面を蹴った。
手に持った黒銃は移動の軌跡を具現化し、長い棒状へと変化する。
銀の発射地点にいたと思われる人物は、スカートを翻して彼女よりも早いスピードで滑るように駆けた。]
/*
お帰りなさい。ちょうどこちらも常駐開始。
日本語訳ありがとーん。 やっぱりそんな感じで宜しいのかしら。
>メモ
…履歴を見ると「仲間への襲撃は行いません」となってるから
来ないのかとばかり思っていましたが。……来るんですかね、
…っち。
[舌打ちをする。
彼女は、そう、烏賊を退治した時に空中にいた、かの彼女じゃないだろうか?]
[足は緩めずに追いかける。]
[たじろぎつつも、歩みは進める。]
ある、ような。
……無い、ような。
[はっきりしない答え。
そうこうしているうちに、追いついた。]
何、なさっていたんですか?
――ええと、
─昨夜回想/二階・個室(F)─
[肯定の返事に、そか、と言って、二階へ。
途中、自分の部屋に立ち寄るイレーネを訝りつつも、自室でミルクティの用意をする。
それは、ピアノ共々、姉から教えられたもの。
兄からは戦う術を、姉からは癒す術を、それぞれ伝えられていた]
……戦う……か。
[イレーネが入ってきたのは、呟きの直後。
聞き取られたかどうかは、定かではなく。
それを気にかける間もなく、差し出された包みに思わずきょとり]
[告げられたのは、謝罪の言葉。
ふ、と、緊張が緩み、素の笑顔がこぼれる]
ん、わかってくれたんなら、いい。
……ありがとな。
[俺が甘いの好きなの覚えてたか、と。
少し、弾んだ声で言って。
ほんわり甘いミルクティでお茶の時間を過ごした]
[明けて、翌日]
……さて、どう動いていくかな、と。
[呟きつつ、食事はとっておかないと、と準備をしておいて。
ちゃんと食べているのか不安になった事もあり、イレーネの分も用意して声をかけ。
食事を済ませた後、ふらりと外へ向かう。
イレーネがついて来る、というなら、止める事はせず、宛もなく歩き出す]
─ →現在時間軸へ─
――…どっちなんですか。
[相手の曖昧な言葉に、呆れ交じりの溜息を零して。
近くへ寄ってきた、自分よりも下にある相手の顔を見下ろした。]
何をしていたって。
…別に、暇潰しにうろついていただけで。
[特に意味なんて無いですよ。
手持ち無沙汰に、ポケットにねじ込んだままの端末から、
零れ落ちる小さな鈴を、指先でちりりと鳴らし。]
[ふわり、宙に有る6つの球体は
少女を中心に、四方八方に飛び交う。
そうやっている間に少女は階下に向かう。
どうやら、球体はユリアンを探し出さなかったようだ。]
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