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― 議事堂内・喫煙所近く ―
[途中にも提供機があったので妥協してしまうことにした。
フランの店でも使ったカードを翳すと、低い稼動音と共にタッチパネルの光が灯る。子供でも押せるような低い位置にあるそれを覗き込みながら、緑茶の表示を押した]
威力は断然、向こうが上。
精度はまあ互角としといて。
[抽出完了するまでの間、掃除屋を仮想敵としてシュミレーションしてみる]
そも抜き撃ちでなきゃ狙えなかろし。
一対一ならなんとか弾ける?
でも他のも避けること考えれば、やりたない。
[意識的に念動力を使うと特に、直後は痛みで行動力が低下する。安定度にも不安があるから、確実に防げるかも分からない。誰が誰を狙うとも知れない状況下で使うのは怖い。
ピロリン、と可愛らしい音が響いた。
取り出し口からカップを取って、ずずっと音を立てながら啜る]
― 議事堂内・喫煙所近く ―
[ごそごそと、ポーチから菓子を一本取り出す。
フランが選んでくれたキナコボウ。
まぶされている粉は素朴で、甘すぎず食べやすかった]
美味し。
レーション生活でないのはマシよねえ。
[正方向へと思考を向けるのに失敗して、溜息を吐いた]
─ 中央議事堂 休憩室の一室 ─
…………… ──ふがっ
…… わぅ?
[気を緩めて床に寝そべってからどれだけの時が経ったか。
気付けば寝入ってしまっていたらしく、自分の鼾の一端を聞いて目を覚ました。
ゆっくりと首を持ち上げて、辺りを見回し状況の把握をする。
見慣れぬ部屋に首を傾げかけたが、自分が置かれた状況を思い出してその仕草は途中で止まった]
くぅん
[犬が寝ている間、少女はどうしていたか。
ずっと傍には居たようで、背中に少女の重みは感じられた。
首を巡らし少女の方へと向き、大丈夫かと言うように顔を覗き込む]
─ 議事堂内・喫煙所 ─
[休憩室を出た後、向かったのは喫煙所。
幸いにというか、ベンダーの類は生きているようで。
珈琲を確保した後、紫煙を燻らせながらあれこれと物思いに沈んだ──ものの]
……あー、ダメだこりゃ。
へたばってる状態で考えても、どーにもならんし。
……少し、寝とくか。
[煙草一本吸い終わった所で、思考を一端放棄して。
喫煙所のソファを一つ占拠して目を閉じる。
ただでさえ、左の腕が万全ではない状況。
この上、疲労で判断力を鈍らせたくはなかった。
落ちた眠りは浅く、夢に何かを見る事もなく。
近くで聞こえた、機械の駆動音>>54によって破られた]
─ 議事堂内・喫煙所近く ─
また買いたいなあ。
他にも色々あったし。
[それでも、可能なだけ休息は取っておくべきで。
どこか現実逃避のようなことを呟きながら、また緑茶を啜った。
静かな空間に、ズズズ、と音が響く]
─ 議事堂内・喫煙所 ─
……んー。
[数度瞬き、意識を覚醒させる。
ここらの切り替えの速さは、古巣で叩き込まれたもの]
いよ、っと。
[寝転がっていたソファから弾みをつけて起き上がり、周囲をぐるり見回せば、茶を啜る姿が目に入り]
お。
そっちも休憩か?
[いつもと変わらぬ軽い口調で声をかけた]
─ 議事堂内・喫煙所近く ─
あら。
そんな臭いとこで寝てたの。
[いつもと変わらぬ調子に合わせ、カップに口をつけたまま返す。半分は嘘だ。そこで寝ているのには少し前から気付いていた。
眠っている最中はともかく、相手も動き出したのに気付けないまで、気を抜いてたつもりはなかった]
そーよ。熱量補給は欠かせないでしょ。
食べる?
[一本だけ残っている小袋をの口を差し向けてみた]
─ 議事堂内・喫煙所 ─
この建屋ん中で一番落ち着くのが、ここだからな。
[臭い、という言葉はさらりと受け流し、肩を竦める]
ま、確かに。
熱量とっとかんと、いざって時に動けんしなー。
あ、もらう。
[小袋の口を向けられたなら軽く言って、残った一本を遠慮なく摘む]
食わんと、頭も回らんし……まあ、回った所で、って部分もなくはないが。
─ 議事堂内・喫煙所 ─
さよで。
[さらりと受け流され、呆れ半分にまた茶を啜った]
かといって、調理室借りてまで何か作る気なんぞ起きないし。
ベンダー類は生きててくれて、ありがたいわ。
[どーぞ、と中身を押し出して、空になった袋は近くの清掃箱へ]
深く考えれば解決の糸口見つかるよな状況やないんがねえ。
でもま、ボーッとしてたら解決待つまでもないでしょし。
やることやれるだけの気力体力は保持しとかんと。
[進んで死ぬ気はないと、薄すら笑った]
─ 議事堂内・喫煙所 ─
まー、作る気力捻り出すのもしんどいだろ、現状は。
[もらった菓子をくわえつつ、ベンダーで珈琲を淹れる]
なんだよなぁ……生きてる内は判別できんよーなモンが相手じゃあ、考えても焦げ付くだけだし。
結局、できるのは、コンディション万全にしとくだけだぁな。
[薄らと浮かぶ笑み。
そこにある意思に、僅かに目を細める。
もっとも死ぬ気がないのはこちらも同じ、自然、上がる口の端は似たような表情を形作る]
─ 議事堂内・休憩室 ─
[エリカが出ていった後に残ったのは、静寂。
ぼんやりとした顔で毛布越しにケイジを見つめて。]
…ケイジさん。
どんなお顔されてるのか、見せてほしかったな。
[顔を見せて欲しいと言ったことはなかったと、思う。
普段の気遣う様子から、常に面をつけている理由は何となく察していたから。
今毛布をめくって仮面を外すことは出来るけれど、そんな勝手をする気はなく。
ただ、ちょっとだけ。
面を外して見せてとお願いしたら、どんな返事をされたのかな、と。
そんなことを思ったりしている内、いつのまにかうつらうつらとしていた。]
─ 中央議事堂 休憩室の一室 ─
[寝そべった状態のまま、鼻先を右前足へと近づける。
白い毛並みの中に浮かぶ、縮れて黒くこげた毛並み。
それを直そうと何度か足先の方に向けて舐めた]
…… きゅうん
[そこだけ、自慢だったふわふわの毛並みは戻らない。
両前足は見た目は普通だが、サイバー部品に換えられてしまっている。
そこは生え変わることが無いのだ]
……… くぅ ………
[そんな中、不意に腹の虫が鳴る音が響いた。
音源は犬の腹]
[再び首を床へと落とし、動きの鈍い右前足を持ち上げ鼻の上に乗せる。
お腹空いた、何て意識が少女にも伝わったことだろう]
わふ
[食べるものなんて持ち歩けるはずも無く、空腹を満たす術は無い。
四肢に力を込めて身体を持ち上げると、少女が背に居る居ないに関わらず、室内を歩き回って何か無いか探し始めた。
何も無いと知れば、今度は部屋の外に出ることになる。
その時は少女に一緒に来るかどうか訊ねることになるか]
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