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[突っ込まれても、多分、届かないんじゃなかろうか。
そういうところ、ホントに融通の効かないタチなんで]
ところで、従姉殿。
今、どこに。
[問いに返るのは、生徒会室、との言葉。
どうやら、五神の御魂の状態をみにきていたらしい]
……わかった、俺も一度そっちに行く。
[コンコンコン、軽くノック。
叩ける。空気でしかないはずの場所の癖に]
冗談はやめてほしーんですが。
[通り過ぎてゆく車に表情は一段と引き攣って。
一本裏路地へと入り、同じ方向に向かっても、やはり]
冗談じゃないんですか。そうですか。
…馬鹿野郎っ!
[見えない壁の存在を認識し、周囲に人が居ないことを確認すると。勢い込めて後ろ回し蹴り一発、ゲシッ。
踵がキッチリ入ったかもしれない]
ふーざーけーるーなー。
厄介ごとの予感しかしないじゃないか!
[とりあえず鬱憤を発散。深呼吸。
もう少し悪あがきするものの、無駄と知るとガックリ肩を落として学校の方向に向かい道を戻り始めた]
[ペタペタ壁を触ること半刻くらい。
まあ、周りに誰も居ない路地裏なので見咎められることはなかったわけで。
ともあれ、んー、とあごに指を当て思案していたが]
コレって、真ん中は学校だよ、ネ。
んー、学校に何かあるのカナ?
[そう呟くと、テクテクと学校に向かって移動開始。]
…あかん、眠うなってきた。
昨夜おもろすぎて遅うまで起きてたし、お説教タイムもあったしな。
[勿論、帰宅したおっちゃんおばちゃんからのお小言である。社会のアヒルはともかく英語の電柱が痛かった。
まあ、そのおかげで海外出張付いていかなくて良かったねとか諦めの境地に至っていただけたようだが]
ちょっとくらいええかな。
お昼ゴハンまだやけどシェスタシェスタ。
[元の椅子に戻って冷たいステンレス調理台に懐いた。オヤスミ]
了解。ならこれから家庭科室に向かうよ。
[そう言って通話を終えると、駅で入り口の見えない壁に溜息をついてから、歩き出した]
……この壁あったら、マリーと旅行にいけないなぁ……。
……んー。
[ 暫し、唸ったりなんなりしていたが ]
ここはOK、と。
となるとー……
あれか、学校が呪われてたりするのか。
[ 正解ではないが間違いとも言い切れないことを呟き、
鞄を探りつつ賽銭箱へと歩んでいく。
信仰心などなかったが、神社に来たからには形だけでも。
貨幣を爪先に乗せ、ピンと弾く――
直前、一瞬眉を顰める。
狙いはある意味絶妙に、箱の角に当たり入らず地に落ちた ]
あー。ったく。
[ 頭を抑えつつ、ぼやく。
やり直すのも面倒で、結局、賽銭は投げず視線だけを向けた ]
ん。わかった。じゃあ後でな
[歩きながらも携帯を切って収める]
…しかしまいったな…
[透明な壁の衝撃で旅行のことを電話が来るまで忘れていたが、まず]
抜け道見つけた人いたかな。
出れない…他の人とは違う何か…んー…
[幸貴に尋ねるようにしながらも学校へ]
……、 っと。
[ ふと、携帯を開く。
腕時計はしていなかった。
約束の時間などあったかどうかすら忘れたが、
時刻を見てみれば、大分、経っているようで。
とりあえずの予測はたったことだしと、
踵を返して、来た時より数倍軽快に石段を降りていく。
とは言え学校まではそれなりに距離があり、
自転車を失ったことが今更悔やまれたが ]
[しばらくして学校へと辿り着き。日差しから逃げるようにして校舎の中へと。中も結局暑いと言うのはご愛嬌。直射日光が当たらないだけマシ]
電話の相手、いつもつるんでるあの無口な子?
[電話を終えた恭也に興味本位で訊ねかけた。恭也からの問いには]
どうかな、この様子だと見つかってない可能性の方が高そうかも。
少なくともアタシらは出られず、他の人間は出られる。
何かしらの条件が引っかかってる、ってことだから、その条件が取り払われない限りは出られないような気がするかな。
とは言え、その条件がさっぱり見えてこないわけだけども。
[すたすたと、通い慣れた道を進んでたどり着くのは学校。
ふと、上を見やれば旋回する真白の姿がちらり、と掠める]
さて、と……。
[何となく気が重いものを感じつつ、最初に向かうのは生徒会室。
そこに従姉がいるのは、既に『知って』いたから。
……何となく、気が重いのはいつものことだったりするわけだが]
[校舎内。日差しを避けれて一息つける。とはいえやっぱり暑いわけだが]
ん。電話の相手は予想通りだよ。後で会う約束した
[と幸貴の問いに頷いてからそこで難しい顔をする。これがさっさと解決しないとついていけんぞ。と。
気は進まなかったが口にした以上反故にするのは申し訳なく]
とりあえず…他の出れなかった人たちとの共通点でも探してから…かなぁ。それが見つかれば見えてくることもあるかもしれんし
[まるで本かゲームの話だと思いながらも、待ち合わせしているといっていた家庭科室へ向かう]
ふーん、旅行とか言ってたけど、男二人旅?
色気無いねー。
彼女でも作ってその子と行けば良いのに。
[余計な事を言いつつ。辿り着くのは家庭科室]
そうだね、他にも居るんだとしたら、そこから共通点探した方が早いかも。
さて、あの二人はもう来てるのかな。
[言いながら家庭科室の扉を開けた。視線を巡らすと、机に突っ伏している璃佳の姿]
……寝てるし。
随分早く来たのかな。
[言いながら璃佳の傍へと]
あー、仕方ない。
とりあえず誰かのコピらせてもらうか。
[同じような目に会っている仲間がいるとも知らず。
ボヤきながら校舎内へと足を*踏み入れた*]
[生徒会室に入って行うのは、情報の交換。
麒麟の見立てでは、『五神』の御魂は以前よりも活性化しているようで]
「拠り代が集まって来た事で、活性化してる、ってところかしらね」
[言葉は、言葉であると同時に、意識にも乗せられる、声でもあり。
今は場所を違える四瑞たちにも、それは届けられ]
……やるなら、早めに、か。馴染むのに時間がかかる可能性もあるしな。
んじゃ、俺は、隔離結界構築してくる。
「……今度は、失敗しないようにね?」
……大きなお世話。
[思いのほか日差しは強く、途中のコンビニでスポーツ飲料を購入してダラダラと飲みながら学校に到着した彼は、昇降口に入ったところでミツクニの後姿を見つけた]
……? あれは……生徒会の……?
[さすがに有名な人は人間は覚えている。生徒会長の従兄弟という事で有名な同学年の生徒だ。ただ自分は面識は全くないため、話した事もない。
だが部活も生徒会もやっていない彼が何故ここにいるのか? 幾らでも予想は立てられるが、それでも見えない壁が出現して、用事もなさそうな人間が学校に居るという事実に、何か感じていた。
……が、結局ミツクニよりもキョウヤを選び、家庭科室へと足を向けた]
[武道なんかやってない人間に気配なんて読めません(二度目)
まだ目を開けてたら視界の端でとかで気付いたかもしれんけど、瞼閉じてる今は何の反応もなく熟睡中]
[テクテクと学校到着。
さて、来たもののどうしたものかと思っていると]
んー? アレは……
おーい、ケイコ。どーしたの?
[前のほうを歩いていたケイコに声をかける。]
まだわからん
…とりあえず向こうは彼女連れなんだが…色々あんだよなぁ。
[ケイコという人が参加するのか否かまだ知らないからというのもあるが、理由のほうを考えれば己のほうには色気があるのかないのか。濁すというよりもわからないという態。]
まあ四人だけなのか。それともまだいるのかにもよるけど。考える人間は多いほうがいいが……とりあえず喉乾いた。
[そして家庭科室に幸貴に続いて入れば、机に突っ伏す一人]
二人の内一人って璃佳だったんか
[メガネでおかっぱ。確かに。と思いながらこちらは対面する位置へ]
[とりあえず疑問はさておき、家庭科室へとやってきた彼は、キョウヤ以外に二人女子が居る事に気付いた]
……?
[一人は見覚えがある。いつもキョウヤを空手部に勧誘している人だ。もう一人の女子は全く持って知らないが。
それにしても、空手部の女子はなんて名前だったか?
いつもキョウヤが口にしているにも関わらず、記憶の端子に一片たりとも引っかからない]
……とりあえず、中に入ろう。
[そう呟いてから、ノックせずに家庭科室に入った]
直ぐにでも起こせる状態、ってところかな。
[鳳凰と麒麟の会話にぽつりと漏らして。続く結界云々のやり取りを聞くと、思わず、くく、と笑いが漏れた]
そう言えばさ、最初に張った結界って終われば直ぐ戻せるものではあるんだよね?
ん……ああ。
[霊亀から投げられた問いに、意識をそちらへ向けて]
それは、大丈夫だ。
かけたものを解けないほど、抜けてるつもりはないしな。
事が終わっても出れんのは、さすがに問題だろ。
[今だって問題です。十分に]
[新たに扉が開いたのでそちらを見遣る。
二人の内一人は璃佳だったが、もう一人のほうではない。というかさっき連絡とってた久鷹で]
あ、速いな。幸貴がいうにはお茶もあるらしいから飲むか。というかまず俺は飲みたいわけだが…ところでマリーには連絡取ったのか?
[旅行の予定と口にしていたのだから大丈夫だろうとは思いつつとりあえず聞いてみる]
…彼女連れについてくんかい。
それって野暮じゃない?
[事情なんて知らないために、一般論で答え。色々あると言っているので何かあるのだろうとは思うが、細かい部分までは分からず]
ああ、もう一人行くのか。
2:2で分かれられるならまだ良いのかな。
って、はいはい、ちょっと待ってて。
[茶を要求する恭也に小さく肩を竦めてから一旦冷蔵庫へと。緑茶と烏龍茶を取り出してきて、どちらが良いかと訊ねる]
あー、なんだ知り合いだったんだ。
[眠ったままの璃佳の名を呼ぶ様子に、少し意外そうに声を上げた。紙コップも用意しつつ。さて、この眠る少女はどうしたものか]
[ 学校へ辿り着いて、正門でも裏門でもなく、
壁を乗り越えて入ってきたのは普段の性。
かどうかは知らないが、ひとまず潜入成功を果たして、
校内へと入り込んだ――まではよかったのだが ]
家庭科室って、何処だっけな。
[ 三年通って起きながら、この有様でした。
連絡先交換なんぞしていないわけで。
さて、どうしようか。まあ、いいか。
昨日より難易度は低い筈だ、多分。 ]
[くったりしながら生徒会室を出て、足を向けるのは、通い慣れた屋上方面。
これからやろうとしている事を考えれば、人目はないに越した事はない]
取りあえず、『隔離の陣』を内部展開して……。
後は、動かしてみるしかない、か。
[小さく呟きつつ、階段を登りきり。
たどり着くのは、熱気に満ちた空間]
そ。
それなら良いんだけどさ。
実際終わっても出られないってんなら、結界張った本人はまずフルボッコだよねぇ。
[結界は解けると聞いて、若干安堵。悪びれなく言ってからからと笑っている]
お、来たな無口っ子。
[やってきた久鷹に気付くと、紙コップもう一つ追加]
さて。
おーきーろー?
[眠ったままの璃佳の鼻を摘み、目覚めを促す]
…………。
[フルボッコ、の一言に、ちょっと動きが止まったかも]
いや、まあ……大丈夫、だ。
[歯切れ悪くなった様子に、麒麟はくすくす笑っているかも知れない]
[とりあえず、惰性的にサキに頭を下げ、それからキョウヤに向き直った]
……いや、さっきコンビニでポカリ○ェット買って飲んだからお茶はいらない。
それと旅行の事は先にキョウヤと相談しておいて、マリーに話そうかと……。
[つまり、何かあったときのためにフォローを入れやすいように相談しておきたいと、そういうことらしい]
その辺りは重々承知してるんだけどな。
[幸貴のいうようにやっぱり野暮だと思うのは自分だからではなく一般論なのだろうとかさりげなく思いながらも、当人を前に色々言う気もなく]
知り合いと言うかクラスメイト…ありがと
[璃佳のことも軽く説明して茶をもらう。
暑い暑いと思っていた分だけとんでもなく助かった]
いや、問題というか……。
どうも、『封護の陣』との間に、妙な因果が発生してるらしくて。
[問い質すよな口調に、何となくぼそぼそと]
……有体に言うと、半同化してる。らしい。
[ケイコと一言二言言葉を交わした中でケイコも壁を認識していることを把握するか。]
うーん、これじゃ旅行行けないネ。
……そういえば、ヒサタカはどうナンだろ?
[そう呟くと、ウェストポーチの中から携帯を取り出し、シャコッとスライド。履歴からヒサタカに電話。
とうおるるるるるるるるるるるるるるる。]
そか…とりあえず俺は喉乾いた
[と、受け取ったお茶入り紙コップを傾け喉を潤す。
ついでに身体も少し冷えた…最も仮初であるが
横で璃佳が起こされようとしているがとりあえず任せておいて…ただまた事前に相談というの内容には少し固まる]
……えっと。保養所だったっけ。そこのことは具体的には知らんけどそっちはいつでもいいのか。
後、全員に都合にいい日。悪い日とか。まずそういうとこからじゃないか?
/*
にょき。…うん。ちょっとゴメン。
今日だけ、このまま離脱していいかなorz ゴメン。
ちょーっとお客様とトラブル起きて、23時まで残業だったんだけど
…まだ解決してないというか(吐血)
もう暫く仕事関係で時間掛かりそうなんだ。
自由に動かしてくれても、構わないから。
くぴ。
[鼻摘まれて空気が変に抜ける音がした。ちょっと小鴨っぽい]
っっぷはっ! なにさらすねん!
…て、いつの間にみんなして湧いてるんや!
[生命の危機に一発で起きました。
で、周りにいつの間にかいた面々を指差して叫んだり]
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