87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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…ひどいとは思いますが。
こうして駒にされた以上は、『ゲーム』に勝つことだけ考えましょう。
幸いにも私達にはこうして互いの認識が出来ている分イニシアチブがありますし。
[メーフィエに返す声>>*11は、現実で交わす会話とは裏腹に、既に揺らがぬ芯を通したもの。
生き残ってやらなきゃ気が済まないという彼女と、譲ってやる義理はない>>*13という青年両方に頷きの気配を返して]
私も、他人勝手に決められた『取り決め』でみすみす命を渡す程お人好しではありませんから。
一緒に生きて、勝ちましょう。
[笑み含んだ言葉は、利害の一致だけでなく真情を込めたもの。]
(*20) 2013/09/08(Sun) 17:04:23
えぇ、こちらこそ。
御二人とも、よろしくお願いします。
[自分の言葉とベルナルトの気配>>*10>>*12にメーフィエが何を胸に抱いた>>*14か。
流石に声に出されないならそれを察することは出来ず、よろしくという声に返すのは真摯なそれ。
二人の会話>>*15>>*16には、柔らかな笑みを浮かべるだけで口は挟まなかった、が]
『挨拶』、ですか。
…そうですね。
『始まり』を宣した方でもありますし。
[女主人と顔を合わせる前、同行していた時にも口にしたそれの意味とは違うと、今の身では解る。
ベルナルトからの提案>>*17に、軽く頷いたが、下がり調子の声>>*18に気付くと、微かに眉を下げて]
(*21) 2013/09/08(Sun) 17:19:44
…無理は、なさらずとも良いのですよ。
共に在らずとも、この声で繋がっている仲間なのですから。
[自分自身ゲームだと割り切っている、けれどルールだからと簡単に受け入れられることではない。
意識に滲む矛盾は青年>>*19に───恐らく女性にも気付かれはするだろう。
数拍、瞑目の気配を滲ませた後]
…それでも。
一緒に来たいならば、来れば良い。
私達が、傍に居ますから。
[声は、彼女の意思を問うように告げた**]
(*22) 2013/09/08(Sun) 17:26:30
[毛布を持ち戻るアレクセイ>>128からそれを受け取る]
ありがとう御座います、アレクセイさん。
――…雨、止みませんね。
[雨音を気にするようにふとあがる視線。
メーフィエにも小さく頭を下げありがとうの言葉を伝える。
問いかけ>>129には一瞬言葉に詰まり]
……わからないです。
[ゆるゆると首を横に振りそれを答えとした**]
(137) 2013/09/08(Sun) 17:36:09
アナスタシアは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 20:22:10
ま、自分が死んでも、なーんていえるお人よしは早々いないだろうし、簡単に事は運ばないとは思うけどねぇ。
やるからには、勝ちを狙うのは、とーおぜん。
[笑み含む言葉>>*20に返す声音は軽いが、こもる意思は近しい、とは伝わるか。
伝わる意識に滲む矛盾>>*22、それは薄らと察しはすれど、指摘も咎めもしない。
状況を是とし、動くに躊躇いない自分が特異である、という自覚はあるし、刻まれた《ルール》に基づく自分たちの──『鬼』の役回りを思えば、躊躇うのも道理とは思うから。
それでも、どれだけ他が揺らいでも、青年自身は揺らぐ心算はない。
『人を喰らい殺す』という『役回り』。
それが何を意味するのか、認識はしていても。*]
(*23) 2013/09/08(Sun) 20:52:02
― 大広間 ―
[ボクが動いたのは親切心からじゃない。
ただ“キリル”ならそうするかなと思って、やり方も分からないのに動いてみたのだ]
だ、大丈夫ですよぉ。
遅くなってごめんなさい。
[そこまで重くは無かったけれど、水を零さないように運ぶのに苦心した。ということまでは口にせず。
オリガさんの手が伸びてくる。手を浸すならそれを邪魔したりはしないが、それからどうしようと思っていたところに助け舟>>120が入る。
頷き、言われた通りに洗面器を台の上に置いて、後は2人のやり取りを何気なく眺めていた]
……へぇ。
[タオルはああやって使うのか、なんて他の人から見たら今更なんだろう事を密かに感心しているうちに、薬や毛布も運ばれてくるか]
(138) 2013/09/08(Sun) 21:18:31
[事態がある程度落ち着いてくれば、広間にいる人に挨拶をする余裕くらいはできた。
ボクは相変わらず“キリル”と名乗って、同時に名乗られる名前を頭に叩き込む]
声?……あ、そう言えば。
[話題に上がった“空耳”の話。
大雨が降り出したり転んだ所為で、すっかり忘れてしまっていたけれど、ボクにも覚えはある]
おいで、とか、お帰り、とか……そんな感じのなら、アタシも聞きましたけど。
[だからそう口を挟んだ。
その声が先程の女主人のものに似ていただとか、そこまで考えは至らなかったけれど]
(139) 2013/09/08(Sun) 21:19:11
キリルは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 21:22:44
─ 大広間 ─
[厚意に甘えると言うオリガ>>135には、うん、と頷きを返して。
冷やされた濡れタオルが涼を与えられたことには安堵の息を零す。
けれど緩んだ表情や周囲の空気はそこまでで途切れ、僕は今、不安げな難しい表情をしていた]
……不気味、だよね。
[意味不明の声に呼ばれると言う現象。
自分だけでなく、ここに集まった人達にも起きたらしい事柄。
不気味と言う以外表現出来ず、小さく零される声>>136にぽつ、と声を返した]
(140) 2013/09/08(Sun) 21:25:40
[そうこうしているうちに毛布や薬を取り行ってくれた人達が戻って来て、僕にも毛布が渡される>>128]
え、僕の分もですか?
…すみません、ありがとうございます。
[驚いて片目を瞬かせ、逡巡する間を空けてから、僕は申し訳なさそうに笑って毛布を受け取った。
膝にかけると暖炉の暖かさもあって非常にぬくい]
アレクセイさん、メーフィエさん、ありがとうございました。
あっ、リディヤさん。
薬ありましたか?
[リディヤも戻って来て>>100、盆をオリガの下へと運んでくれる]
早く熱が下がると良いね。
[薬の行方を見ながら、オリガにそう声をかけて小さく笑んだ]
(141) 2013/09/08(Sun) 21:25:45
ベルナルトさんと話してた人、ですか?
[問われて>>129、そう言えばと周囲を見回す。
いつの間にか姿は消えていて、どこへ行ったかは見当も付かない]
出て行ったのは見てないんですが…居ないと言うことは出て行ったんでしょうね。
どこに行ったかは、さっぱり…。
[僕はゆるりと首を横に振る。
聞きたいのがベルナルトとの会話の内容だったとしても、聞いていないので答えることが出来なかった]
必要なものは、今のところは特には。
夕食も頂きましたし。
[入用を聞かれればそう言って再び首を横に振る。
アレクセイが大広間を出て行くようなら、視線だけを向けてそれを見送った]
(142) 2013/09/08(Sun) 21:25:53
サーシャは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 21:28:15
― エントランス ―
どうせほかの出口もねぇだろうし……
出たけりゃとっととゲームを終わらせろ、かね。
[三階へと促されれば>>131、そうだな、と頷き、階段へ。
途中、まだ名の知らなかった女と名乗りあった後、再び上へ歩き始めた。
男は、青年の背中を見ながら、大広間での会話を思い返す>>130。
ぱっと身は優男風だが、案外肝が座ってる様だ……と。]
(143) 2013/09/08(Sun) 21:35:02
― 三階 ―
[下がっていくメイド>>132に、ありがとう、と一声だけかけ見送る。]
さぁて、ね。
まるで俺らが来たのがわかってたみたいなタイミングで出てきてたが……。
[ベルナルトに返しつ、メイドの去っていった方を目を細め、見やるけど、その姿はもうない。]
(144) 2013/09/08(Sun) 21:37:03
― 三階・書斎 ―
[書斎の扉を開ければ、真っ先に目に飛び込むのは先に見た鮮やかな紅。
ベルナルト>>133の一歩後ろで、ぎと女主人を睨むけども、女主人は微笑を崩さず。
ベルナルトの問いにも、曖昧で。]
―――……。
[得体の知れない女だと。
いや、この屋敷そのものが、得体の知れないと、その微笑に思う。
男に想像がつくのは、この女は楽しんでいるのだろうということだけ。
ベルナルトが話を切り上げれば、もう用はないとばかり軽く首を横に振る。
ベルナルトに続いて部屋を出る直前、足を止め、女主人へ振り返り。
自身の左目の目尻あたりをとんと指差し、ダメ元で問う。]
……アンタ、なんかした?
[やはり帰ってくるのは微笑のみ。
男は、邪魔をした、と一言残して扉を閉めた。]
(145) 2013/09/08(Sun) 21:40:58
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 21:50:37
やれやれ……
わかったのは、あの女から何も聞けない、って事だけか……。
[扉を閉めたあと、独り言の様に呟いておれば。
地下探検>>134との言葉に、僅かに眉が上がる。]
まー、ここがどうなってるか見ておいて損はないか……。
……そういや、あっちは?
[書斎とは反対の方向を指差せば。
ベルナルトから全面ガラス張りの展望室だと聞かされる。]
ガラス張り、なぁ……。
ロープでもありゃ、ぶち破ってそっから脱出すんだが……。
……流石に女の子達にゃそんな芸当は出来んか。
[ともあれ、展望台は後回しと、ベルナルトとともに階段を降りていく。]
(146) 2013/09/08(Sun) 21:55:59
― 大広間 ―
[ボクはその時未だに“ベルナルトさん”の顔と名前が一致していなかったし、彼が話している時には丁度濡れタオルを取りに行っていたしで、アレクセイさんに>>129答えることは出来なかった。
彼が去った後で、手持無沙汰なボクは何気なく窓の近くに移動した]
あれ……?
[雨は変わらず降り注いでいたけれど、あれだけ激しい雨なのに、窓は雫が垂れることもなく綺麗なままだった。
よく見れば、窓のすぐ近くには雨は降っていない。まるで避けているみたいだ]
こんな降り方するんだっけ、雨って……
[それとも上に庇でもあったかと、窓硝子にはりついて上を見てみようとする]
(147) 2013/09/08(Sun) 22:00:00
ジラントは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:00:58
[キリルから大丈夫と返し>>138があれば
ほっとしたように表情を和ませる]
遅くなんてないです。
[ゆる、と左右に一度首を振った。
伸ばした手は触れぬままであったけれど
感嘆のような音色には不思議そうにキリルを見遣る]
キリルさんも、聞いたんですね。
――…私も、そんな言葉を、……。
[コエに関しては同じだというようにキリル>>139に頷いた]
(148) 2013/09/08(Sun) 22:04:10
― 大広間 ―
お待たせしました。
熱冷ましのお薬を貰ってきました。痛み止めにもなるとか。
1粒飲んでみて、効きが悪ければもう1粒飲むと良いそうです。
[戻ってきた時には人の数は減っていた。
私はオリガ>>109の近くにお盆を置いて、傍についているサーシャ>>141を見ながらメイドに聞いた説明を繰り返した。
渡された小瓶の中には薄紅色の薬が数粒入っている]
熱が高くなると苦しいです。
苦しいのは嫌で、苦しんでいる人を見るのも嫌だから。
[私もほのかな笑みを浮かべて、オリガとサーシャに頷く。
二人の傍から離れると、暖炉の近くに寄ってスープ>>0:208を一杯貰いながら話を聞いていた]
(149) 2013/09/08(Sun) 22:06:09
─ エントランス→三階 ─
[出たければ終わらせろ、というのは間違っていないだろうから、だろうねー、と軽く返し。
メイドへの突っ込みへの返答>>144には、ゆるく腕を組んで思案の素振り]
……それ、物凄くありうるっていうか。
ここまで来ると、何が起きても驚けないから、気にしても始まんないというか。
[間を置いて、こんな言葉を零した後、女主人との面会を果たして。
立ち去り際、ジラントが主人へと向けた問い>>145にゆるく瞬くものの、その場で問う事はせず、ただ、記憶の内に止めておいた]
(150) 2013/09/08(Sun) 22:09:57
[話すうちにぬるむ濡れタオル。
返して裏面を額へと宛てがいなおした。
サーシャの言葉>>140にまたひとつ頷く]
不気味、ですよね。
けれど、此方の御主人――アナスタシアさまの言うように
『ゲーム』の為に呼ばれたのだとしたら。
取り決めなのだとしたら、――…。
何だか、嫌な予感がしてならないんです。
[プラーミヤの嗤い声を思い出し
空いている片方の手で己の肩を抱いた]
(151) 2013/09/08(Sun) 22:10:06
─ 三階・書斎前 ─
ま、何となく予想通りのオチではあったけど。
[恐らく、意味のある話は聞けないだろう、と思っていたから、落胆の様子はなく。
反対側について問われる>>146と、ああ、といってそちらへ青を向けた]
こっちは、全面硝子張りの展望室。
……丁度真下に、室内庭園がある感じ。
[説明の後、脱出方法の話題に一つ瞬いて]
それやるんなら、一階の庭園の硝子破る方が現実的だろうけど。
そう簡単に、割れてくれるかが問題ねー。
[軽い口調で私見を落とし、ともあれ今は、と地下へ足を向けた]
(152) 2013/09/08(Sun) 22:10:11
─ →地下一階 ─
[階段を降り、向かう先は13の鐘によって一度見に行くのを断念した地下階層。
一階まで降りて、未だ歩いていない場所を見て回れば、遠くなく下へと続く階段は見つかった]
……ふつーに考えれば、下にあるのは貯蔵庫の類なわけだけど。
[何があるのか、見ておくのは悪くない。
この場から出るのが容易くないのであれば、情報は一つでも多く欲しいから。
階段を降りた先に見えたのは、真っ直ぐに伸びる廊下と、両側の壁に一つずつの扉]
……こっちは……あ、やっぱりね。
[扉の一方は、力をかければ抵抗なく開いた。
その先に広がるのは、整然と整えられた貯蔵庫。
ざっと見回しただけでも、それなりの備蓄があるのは見て取れた]
(153) 2013/09/08(Sun) 22:11:15
ま、こんな不便なとこに一軒家建ててる以上、この位の備えはいるか……。
[小さく呟いて、扉を閉める。
さてもう一方の扉は、と向き合うものの、扉にはしっかりと鍵がかけられていた]
およ。
こっちは、出入り禁止?
[押しても引いても開かぬ様子に、むう、と唸って眉を寄せる]
何があるのか、は聞いても答えてもらえないよなあ。
[何となく、物々しい雰囲気をかもし出す扉を見ながらぽつり、呟いて。
それから、青は未だ続く廊下の奥へと向いた]
(154) 2013/09/08(Sun) 22:11:29
ベルナルトは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:14:32
― 大広間 ―
雨がどうかしましたか?
[空耳の話には完全に乗り損ねた。
窓の傍で不思議な動きをしているキリル>>147に首を傾げ、私も立ち上がって傍へと行ってみる]
(155) 2013/09/08(Sun) 22:19:52
─ 大広間 ─
1粒ずつ、か。
分かりました。
[リディヤの説明をきちんと聞いて、片目で彼女を見て頷く。
薬はただ飲めば良いってものじゃない。
適量を適切な時に飲んで初めて効果を得られる。
だから説明は間違わないように記憶に刻み込んだ]
(156) 2013/09/08(Sun) 22:20:23
う〜ん……『ゲーム』に関しても、碌に説明が無かったもんなぁ。
[嫌な予感がすると言うオリガ>>151。
不気味な状況が拍車をかけているのだろう。
アナスタシアも『ゲーム』をしようと言うだけで、どんな『ゲーム』なのかの説明はしなかった。
何もかもが不明なのだ]
……と、大丈夫?
[己の肩を抱くオリガを見て、彼女に手を伸ばしながら声をかける。
熱が上がりすぎて悪寒も出始めたのだろうかと言う心配もあった。
オリガの熱はどうなっていただろう]
(157) 2013/09/08(Sun) 22:20:28
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:24:22
― 大広間 ―
[リディアから薬の説明>>149を聞き、こくこく頷いた。
手を緩めて一度濡れタオルをはずしひざ上に置く]
――はい。
では、一粒頂きますね。
[小瓶から言われた通り一つ取り出した薄紅色。
掌にころりと転がるのを口に含み
水差しの水でそれをのみこむ]
リディアさんたちが親身になって下さったお陰で
今は――、苦しくないです。……ありがとう。
……リディアさんは、そういう事を経験されているのですね。
[彼女の笑みを見つめながら無意識に手が己の胸に重なる]
(158) 2013/09/08(Sun) 22:26:04
─ 大広間 ─
いえ、こういう時はお互い様ですから。
…雨は…そのよう、ですね。
[毛布はそれぞれの手に渡り>>137>>141、礼には柔らかな笑みを返したものの。
オリガの視線につられるように、窓に向けた瞳は微か睨むようなものに変わった。
八つ当たりめいた感情を収めようと、細く息を吐く。
まだ名を聞いていなかった「女性」から名を教えられ>>139、こちらもアレクセイだと名乗り返した後彼女が口にした内容に、軽く目を瞠った]
それは森の中や、この屋敷で、ですか?
…それなら、私も聞こえました。
[オリガ達が”空耳”の話題を交わしていたのは知らなかったから、キリルに向けて自分も同じだと告げる。
それから、こちらの向けた問いに返される答え>>142を聞くと、そうですか、と眉を少し寄せて]
(159) 2013/09/08(Sun) 22:27:18
─ 大広間 ─
…マイペースな方、なんでしょうかね。
[これで片付けるべきではないだろうが、体調を崩している人が休んでいる場で考え込むのもと思い、声に出す。
此処に戻る途中、ジラントと一緒に主人の元に向かうベルナルトとすれ違った>>131。
今から三階に向かって彼に話を聞いてもいいだろう。
ベルナルトと向き合っていた彼の様子を思い返すと、当人と話すよりその方が良いかもしれないと脳内で思考して。
メイドに頼みごとがあるからと広間を後にした]
─ →一階 ─
(160) 2013/09/08(Sun) 22:28:20
[思わず洩れた感嘆を気付いたらしいオリガさんに不思議そうに見られて>>148、何でもないと手を振ったのは少し前の事。
笑顔とセットでなんとか誤魔化せていればいいけれど]
あ、やっぱりあの声かぁ。
空耳かなって、アタシも思ってたんですけど……皆聞いたなら、違うのかなぁ。
[そう言って首を傾げていた]
(161) 2013/09/08(Sun) 22:28:51
うぅん……あ、うん。
何だか、降り方がおかしい気がしたんだけど。
[声>>155が掛かったから、窓にくっつけていた顔を離して振り向いた。
リディヤちゃんだったか、近くまできていたその子に窓の外を指さして見せる。
ボクが知識に乏しいだけかも知れないし、はっきりおかしいとは言い切れなかったけれど。
ちなみにさっき見た限りでは、窓の上の方に庇の類は見当たらなかった]
(162) 2013/09/08(Sun) 22:29:20
アレクセイは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 22:30:03
― 二階廊下→大広間 ―
[毛布を持って客室から出た時、アレクセイ>>126から返ってきたのは苦笑。
何のことかと瞬いたが、彼の言葉でその訳は知れた。]
……そうね。あたしも身体冷やしてたんだった。
大丈夫な気がしてるだけ、ってこともあるし、気を付けます。
その……ありがとう、ございます。気に掛けて下さって。
[先程言われてしまったこと>>125もあり、きまり悪そうに眉を下げて笑み一つ。
その後オリガだけでなくサーシャのことにも話が及べば、はっと気づいたように瞬いて、それから頷いた。
具体的に何を想っているかはともかく、あの青年がオリガを気に掛けているらしいこと自体は察せられたから。]
貴方も、自分にも優しくして。
[アレクセイが毛布を取りに向かった客室は、彼自身の部屋じゃないかと思ったこともあって。
そんなことを小さく零しながら、大広間への道を辿った。]
(163) 2013/09/08(Sun) 22:32:36
[途中で呟いたことに対する返答>>127は、確かに困惑を感じさせるものだった。
情けなさそうな苦笑を見てから、メーフィエも苦笑いして、それから目を伏せた。]
あたしも、あの人の話、全部判った気なんてしないのに、
それでも……何処かで受け入れてる気もしてて、少し怖いんです。
他の人たちも――変わらないでくれれば、って思うけど……。
[それは「気遣う気持ち」は今もあると告げたアレクセイにも対して。
本当に怖れを示すように弱々しく紡いだ言葉は、ここで途切れる。]
(164) 2013/09/08(Sun) 22:33:18
[それから、先程まで大広間にいた男二人とすれ違った>>131>>143。
ここでそのふたり――ベルナルトとジラントからそれぞれに名を告げられた。
自分からも、ここで改めてメーフィエの名を伝えてから、「主人さんのとこに」と話して階上に向かう彼らを見送った。]
もう大丈夫なら、良いんだけど。
[彼らの姿が見えなくなってから、大広間でのジラントの様子を思い出してぽつり零すも。
動ける程度にはきっと、と考えながら、先を急いだ。]
(165) 2013/09/08(Sun) 22:33:29
― 大広間 ―
毛布、持ってきました。
はい――これで身体、冷やさなくて済むと思います。
[アレクセイと共に運んだ毛布を、オリガとサーシャのもとに。ふたり>>137>>141からの礼の言葉に、小さく笑みを返した。
それからアレクセイ>>128にも、力になれて良かった、と小さく笑みを返した。]
――あの人のことは、あたしはよくは知らない。
ただ、やっぱり、不気味な感じは……。
[その問いに>>129答えようとして、怖れの色が再び顔に滲みそうになって、ふっと言葉を切った。
それ以上は何も答えないまま、部屋を出ていくアレクセイを見送った。]
(166) 2013/09/08(Sun) 22:35:36
― 暗い部屋 ―
[大広間から姿を消して、どれくらいの時間がたってからか、プラーミヤはふらりと充てがわれた部屋に戻った。
辿り着いた時からそのままだった濡れた服を脱いで、用意されていたものに着替える。濃い赤紫のゆったりとした造りの胴衣と同色のズボンは、プラーミヤをますます闇に溶け込ませる]
ふふ…
[満足の笑みを浮かべて、再びプラーミヤは部屋から姿を消した]
(167) 2013/09/08(Sun) 22:35:40
[暫くすれば薬の効果で熱も徐々に下がりはじめる。
熱による眸の潤みも薄れて視界も戻りつつあるが
それでも白い靄のようなものは視界から消えてはくれない。
目を手で軽くこする。
それでも変わらずにあるものは他の者にもみえるのだろうか。
さすがに聞くのは憚られ、やや視線下げるのみにとどめた。
アレクセイの声>>159が届けば顔をあげる。
良かったとも悪かったとも判断つかぬから複雑な様子で]
アレクセイさんにも聞こえたんですね。
[大広間に残る者の他にベルナルトやジラントにも
聞こえたらしいことを口にした]
(168) 2013/09/08(Sun) 22:39:53
[雨の降る外――。
視線はキリルと同じ方を気にして向けられる]
雨降りの夜に月は出ない。
けれど――…、アナスタシアさまは
『紅き月の煌めく夜に』と言っていましたよね。
――…、今、この空に、紅い月があるのでしょうか。
[アナスタシアの言葉>>1をなぞり眉を寄せた]
(169) 2013/09/08(Sun) 22:45:13
― 大広間 ―
お願いします。
[私は説明を聞いてきただけだから、間を計るのはサーシャ>>156に任せることにした]
そういうことも、ありましたね。
[薬は必ずしも手に入るものではない。旅の途中では特にそう。
オリガ>>158に答えた時にも、笑みは消さないように気をつけた。それでも少しは寂しげな声になってしまったかもしれない]
(170) 2013/09/08(Sun) 22:48:32
─ 回想 ─
[メーフィエと毛布を取りに行った最中。
決まり悪そうな笑みを浮かべる彼女>>163に、こちらは柔らかな苦笑を返した。
貴方も自分に優しくして、といわれると微かに目を瞠ってから、微笑みに変えて]
ありがとうございます。
後で毛布の補充を頼みに行きますから大丈夫ですよ。
メーフィエさんの部屋と、あと広間にも。
広間の方には何枚か用意してもらいましょうか。
[そう言うと、毛布を抱えて広間へ戻ろうと歩き始め。
途中、彼女の呟きに返した答えを聞いたメーフィエが目を伏せて紡いだそれ>>164には、そうですね、としか答えることは出来なかった]
─ 回想 終 ─
(171) 2013/09/08(Sun) 22:52:16
― 大広間 ―
[その場にキリルの姿が、また「彼女」が持ってきたのだろう洗面器と濡れタオルが見えた時には、ほっと息を吐いた。
薬を持って戻ってきたリディヤの姿が見えた時も、また安堵は示していた。
の、だけれど。
キリル>>159が、また「彼女」に答えるアレクセイ>>159やオリガ>>168が、「声」の話をしていたのは聞こえていたが、メーフィエはすぐには何も答えなかった。
何時か森の中で聞こえた気がしたあの声。
今一度思い出してみれば、まるでアナスタシアの声にも似て思えて――。]
あたしも、聞きました。
……皆も、あの声、聞いてたんですね。
[大分間を空けて答えたのは、なるべく声に不安を滲ませないように努めた結果。]
(172) 2013/09/08(Sun) 22:53:42
― 三階廊下 ―
[指差した先の展望室と、
その下に室内庭園があると教えられれば>>152
頭の中で位置関係を把握する。]
ああ……室内庭園もガラス張りか。
ならそっちのが、楽だが……
そうだよなぁ。
[なにせ得体の知れない場所。
そもそもそんな簡単に脱出出来るなら、開かない玄関の意味はない。
後で室内庭園も見ておこうと思いつ、階段を降りていく。]
(173) 2013/09/08(Sun) 22:55:01
─ エントランス ─
[広間を出て、まず向かうのはエントランス。
『ゲーム』の始まりを告げられても、まだ信じたくない心がそうさせたのだが]
やはり施錠されてる、か。
[扉に手をかけ、開かないのを確かめ、呟く。
ベルナルトやジラントも既に確認していた事は知らなかったけれど、知っていても自分の目で確かめようとしただろう]
……変わらないで、いられるかな。
[小さく呟いたのは、メーフィエが呟いた言葉>>164へ、返せなかった声]
(174) 2013/09/08(Sun) 22:55:04
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