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[彼は、デボラが「霊」や「狼」と英語で含めるように言って聞かせているのを見ている。
ネリーの視線を感じると、そちらを一度見た。]
何…かしらね。
[窓を背にして窓枠へ軽く腰掛ける。
さっきの声は何だったのかと。デボラがカミーラと話した内容は何なのかを訊ねてから、帰る*つもりだ*]
さて、婆の口から伝えたものかねえ……
他にだれぞ、この娘の言葉が分かるものはいないものかい。
この海から来た娘の言うことには、自分も霊の行方が見えるそうだ。
先ほどの叫びはアーヴァインの断末魔で、狼ではなく確かに人だったそうだよ。
つまりは働き者の娘さん、あんたのライバル登場ってことさね。
[人狼はニ匹に、狼の声が聞こえるものが1人。
見えるものと、死者の声がきこえるものが、一対ずつ。
見えるものは、ミッキーさんとデボラお婆さん。
声が聞こえるものは、ネリーさんと、カミーラさん。
そして、デボラお婆さんが見えるものであるなら。
あるいは、違うのなら]
…ねえ、あなた本当?
デボラさんが嘘を吐いて通訳してくれてるとは思わないけど…。
ねえ、そうなら私もっとあなたと話さないといけないわ。明日、お屋敷から辞書を借りて来る。
旦那様は居ないけれど、ミッキー様にお願いすれば良いと言って貰えるだろうから。
あなたが嘘を吐いているのなら、人狼かも知れなくて…他の人狼の事を知ってるかも知れないのでしょう?
[カミーラへ言って
窓枠から背を離して夜闇の中を、屋敷へ駆けて行った。コートはミッキーへ掛けてしまったので*寒かったのだ*]
[>>71ユージーンの言葉に戸惑い、頭を振って]
亡骸と狼は関係がない。
人であろうと狼であろうと、魂を弔うのはあんたたち墓守の仕事さ。
……そうだと、思っていたのだけどね。ああ、モーガン、あんたはどう思っていたんだろう。
鬼の出る墓場の守り人を、ただ一人で受けたって。
婆はただ、狼が現れたから『狼狩り』を始めるのだと思っていたよ。
そうなのか、もしかして違うのだろうか。
人が狼を招き、狼狩りが始まるのか。人から生じた鬼のため、惨劇を繰り返すのか。
嘆きの島の鬼たちが……いや、それとも……この婆が望んだというのだろうか。
むかしむかしの、再来を……
……すまない、疲れたよ。今夜はもう休ましておくれ。
[老婆はだんだんと声を震わせてうつむきがちになり、やがて大きく肩を落とした。
そして就寝を告げると、なおぶつぶつと自問自答の世界に陥ったまま居室へと*去っていった*]
[いつの間にか、自分が違う服に着替えていることに気が付いて、ワンピースの襟を訝しげにつまんでみた。
きょろきょろと周りを見回し、さっきまで着ていた白い夜着と、男物の外套を見つける。
外套を抱えて、ユージーンのところへ行き、それを差し出した。]
[彼は、デボラの後ろ姿を見送る。]
おやすみなさい、お婆さん。
[また机をじっと見ていたけれど、カミーラから外套を差し出されると、少し笑って受け取った。]
[立ち去り際にユージーンの声を聞き、驚いたように振り返る。
彼の声ではっと現実に呼び戻され、我に戻ったようだった]
なんだい。墓守の坊や。
……ああ、そういうことさ。
ユージーン、あんたは利口な子だ。
気にすることはない。このお役目が、婆でよかったと思っているよ。
むかしむかしに別れた人たちへ、もうすぐ会いに行くだけのことさね。
そのときは弔っておくれ。若い墓守さん。
だから死ぬなよ。あんたが狼憑きでないのなら。
ククク、今夜はよく眠れそうだよ。
[小さな肩を竦め、しかし何かを振り切ったようにしっかりとした足取りで、今度こそデボラは*引き上げていった*]
[弔う───。
親しい人も、親しくない人も、
共に土に埋める。埋葬する。
どこか、死を覚悟している態度に、彼は何も言えない。
彼は、傍観者であり続けたのだから。
多くの事は言えずに。]
おやすみなさい、デボラお婆さん。
[だから、今はそれしか言えなかった。]
……知識なんて、何の役にも立ちゃしないねえ。
自分の役目が終わってしまったことにも気がつかないなんて。
そうだ、『3人』だ。みんな見つけてしまったんじゃないか。
年寄り一人で舞い上がって、動転して、若い子たちの方がずっとしっかりしてるよ。
やれやれ、こんなにあっさりしたもんだったかねえ……
むかしむかしのお話なんて、ちっともあてになりゃしない。
−図書館−
[本日の朝刊には昨夜集会所で起こった混沌が、整理するためだけのように簡素に羅列されていた。
自警団長の死、人狼を見分けられる者が複数出たこと。一人が人狼を見つけたと発言したこと…そこまで読んで、額に手を当て考えこむ。
…昨晩、恐ろしくなって木の下でしゃがみこんでた所をイザベラ先生が見つけてくれなければ家まで帰れなかった。次に会った時にはお礼を言わなければ。
立ち上がり集会所へ向かおう、と思った同時に一つの予感が頭をよぎった。]
(投票…しないといけないかもしれない。今まで本気で考えてなかったけど)
−集会所−
[入口付近にあった焚火の跡には土がかけられていた。そして【あの】場所にも…。なるべく見ないように足早に中へ入る。自分が飛び出した後、どうなったのだろう。
うっすら昨日の停電の前を思い出す。ネリーという召使い、雑貨屋の店員シャーロット、そしてBarの店員であるらしいローズマリー、三人は顔見知りらしかったが…そういえばネリーは【霊が見える】ような事をデボラに言っていた気がする…。
会議室の中に入ると、流石に誰もいなかった。テーブルには図書館で見たものと同じ朝刊がおいてある。
一番隅の席に座り思い出した事を自分のノートに書きつけた。それは日記帳だった。
書いているうちに急激な眠気に襲われる。昨夜一睡もできなかったせいだろう。]
(眠い…でも昨日あんなことが…お、こっ、た、ば………)
―集会場―
[起きてくると少女が隅の席で机にもたれかかり眠り込んでいるのを見つけた。ノートを抱えこんでいる。
昨日調書を読んで名前は知ったけれど、だけど別の場所でも見かけたような気がする…思い出せなかったけれど。
彼は暖炉を世話して薪を足すと、二階から毛布を持ってきてセシリアを起こさないように掛けた。
それから台所に入り、まだ以前に買ったものが残っているのを見つけると簡単に卵だけでオムレツを作り、コップに水を汲んで朝食とした。
ポトフはなくなっているから誰かが食べてしまったのだろう。]
[朝刊を読むと、カミーラが昨日「死者が見えるもの」だったのが分かった事をメモに残した。
これで、二人ずつ現れている事になる。
深く考え込む。]
[二階から降りてきて、きょろきょろ見回し、居るひとにぺこりと頭を下げた。
しばらく考えこんでいたが、机の上にペンとメモがあることに気づき、手に取る。
老婆と話した言語は、読み書きのほうが得意だった。
辞書が有れば解読して貰えるかもしれない]
‘おばーさん ねりさん しらべたい いった
なぜ?
ふたり なかま なら ねりさんこまる
ねりさん おばーさん なかま ちがう
おもう’
[更に何か書こうと考えているうちに、自警団の人が医者を連れてきた。
昨日もがいたせいか、包帯には血が滲んでいた。
昨夜の発作的な呼吸の乱れの事も、見ていた団員が伝えたらしい。
促され、おとなしくついていく。]
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