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─公園→集会場─
[集会場へと向かう途中、別方向からやって来たらしいパトラッシュが目に入った]
パトラッシュさん。
そちらもご無事で何よりです。
マイルズ様でしたらエリカと……ノブさん、でしたかね。
二人と一緒に公園にいらっしゃいます。
そちらは、見回りですか?
[紡ぐ言葉は平時と変わらぬもの。
冷静、と言えば聞こえは良いが、落ち着き過ぎている感が漂う]
ノブも一緒だったか。
[ほかの二人も無事なことを聞き、見回りかと問われれば]
ああ、集会場から商店街の方を見てきて、今から公園の方を見てこようと思ってたところだ。
ジョエルはどうしたんだ?
[こんなときでも冷静そうにしてるのは執事としてのたしなみなのだろうか。
平静すぎる様子にはそんな事を思った]
─公園─
いえ、大事無くて何よりです。
[万全でないのはさすがに見て取れるが、今は大掛かりなメンテナンスなどは難しい。
だから、今はエリカが自力で動けるようになった事を、素直に喜んでいた]
いえ……そういう訳では、ありませんよ。
[続けられた問いには、小さくこう答え。
もう一つ、返された答え──素朴な疑問とも取れるそれに小さく、息を吐いた]
見られたくないから、隠しているだけ、ですよ。
[それは、偽りのない言葉、ではあるが。
落ち着きないと言えばない様子は、何か、含むものを感じさせるやも知れず]
ええ、屋敷の前で遭遇しまして。
住宅街の一部から火の手が上がっていたので、巻かれぬよう公園へ避難してきたところです。
[ノブと自分達の状況を口にし、一つ頷く]
そうでしたか。
私はどこか休める場所を探そうかと思いまして、マイルズ様達とは別行動を。
公園では、あまり安全とも言えませんから。
[淡々とした口調は常からのもの。
現状ではそれも異様に思えるかもしれないが、そのスタイルが変わるはずも無かった]
―住宅街―
ん。ラッシュは無事だって。
先輩からはまだ…。
[最初の返信は早かった。
移動中、警戒しながらも取り出して女性二人にも教える。
道のあちらこちらで倒れて動かない影がある。
喧騒は遠くから聞こえてくるばかりで、不気味な静けさが近辺には漂っていた]
どっちにしても擦れ違ったら最悪だし。
まずは予定通りに行こう。
…大丈夫だから。
[不安そうな顔を見れば、自分にも言い聞かせるように告げて先を急ぐ。ノブの家もアヤメの家も、とりあえずは無事だった]
住宅街から火?サイキッカーか?
[そこにはレッグたちがまだ残っていたはずだったなと思いながら]
安全なところか……。
集会場と商店街は見て回ったが襲ってくる者の気配は特になかったぞ。
もっとも…あまり好ましい状況とも言えないがな…。
[気分が住宅街のレッグたちの方に向いていたせいか、ジョエルの様子に今は疑問を持つこともなく。
こちらの肩には先ほどジョエル会ったときにはなかったアサルトライフル、それを何度も肩にかけなおしたり]
―住宅街・アヤメの家―
アヤメさん、施錠ちゃんとなってる?
うん。じゃあちょっと待ってて。走査してみる。
[携帯端末を繋いで簡単なチェックプログラムを走らせる。
簡易なので本格的な偽装システムとかは判別できないものだが]
とりあえず異常は見つかんない。
入ろうか。
[厳しい顔で銃を握ったまま、先に入る作家と司書に続いてその家にあがらせてもらった]
あ、先輩からも来た。
外に出てて…知り合いが怪我したって。
でも落ち着いたら戻るってあるから、先輩は無事っぽい。
[二度目の着信を見ればそう言って息を吐いた]
おそらくは。
耐火構造の建物を焼く炎なんて、普通のものではないでしょうから。
場所によってはまだ飲み込まれそうにない場所もあるでしょうが、それも時間の問題でしょう。
屋敷にも雷を操るサイキッカーが現れました。
どうにか撃退しましたけれどね。
[知り得る情報を明け渡し、集会場と商店街の状況を聞く。
最初交番で出会った時は持っていなかったアサルトライフルを何度もかけ直す様子には気付いたが、特に訊ねる理由も無いためにそのままに。
ただ、殺傷力の高い物を持っていると言うことは頭の隅に置いた]
気配が無い、ですか……。
残る者は少なそうですね。
念のため、自分の目でも様子を見てきます。
好ましい状況ではないとしても、休める場所はあった方が良いですから。
[そう言葉を紡ぎ、パトラッシュに引き留められなければ集会場へ向かおうとする]
─回想・住宅街─
…ううん、良いのよ。
[レッグから礼を言われれば、泣きそうになりながらも顔をふって。
大丈夫だと言われれば、そっと彼の肩から手を離した。]
先輩っていうと…ノブくん、今一人なの?
それじゃきっと、心配してる…っていうか、心配ね。
えぇ、行きましょう。
一人でいるのは、心細いもの。
[一人で居るらしいノブの身を案じ。
レッグの言葉と、アヤメの提案に頷いた。
安全か否かは、判断はつかなかったけれど。]
そうか…
[ジョエルの返答には舌打ちをしてそう答えてから]
そっちでも倒したのか、俺の方でも集会場で一人。
サイコキネシスとかいったか、きっとそれ系の力を使うやつだった。
いったい何人いるっていうんだ……。
[自分の目でと言う様子に]
ああ、気をつけてな。
影に隠れていた可能性もある。
[ジョエルにそう告げて、公園は無事なことを確認したので自分は急いで住宅街へと向かうことにした]
―公園―
みられたく、ない?
[小さく首を傾げる。
眼鏡の奥の視線は、尚も隠れた目の方に注がれて]
……そうなんだ。
[けれどそれ以上追及はしない。
代わりに]
あ。
もしかして、音の人?
[問いはやや唐突に]
─回想・住宅街─
あぁ、たしかに。
ノブくんってあんまりお料理とかしなさそうですね。
私も一緒に作ります、二人のほうが楽しいし。
あ、でも私いっつも適当に作ってるから、味に自信はないけど良いかしら?
口に合わなくても我慢してくれる、レッグくん?
[ぎこちない笑みで、家に着いたら何か作る、というアヤメに。
出来る限り朗らかな笑みを二人に向けて首を傾げた。
この場にそぐわない話題も彼女の気遣いだろうと思ったから、そっと手に触れて、行きましょう?と声をかけ。]
サイキッカーは複数居たようですね…。
これ以上居ないことを願いたいものですが。
[言って、短く息を吐いた]
心得ました。
そちらもお気をつけて。
[忠告に感謝の念を乗せると、パトラッシュと別れ集会場へと向かった]
─回想・住宅街─
あら、デザートもあるの?
なんだか悪いわね。
でも楽しみだわ、早く行きましょう?
[レッグの肩も軽く叩いて、努めて明るく振舞い。
彼がメールを送るのを見れば、早く返事が来ることを祈った。
皆が歩き出せば、自分も腕の中の袋を抱え直してついていった。]
─回想・了─
─公園─
ええ。
だから隠す、それだけの事です。
[返す言葉は、短い。
何故見られるのを忌避するのか、その理由は口にするまでもない、と思うから言う事はなく]
……は?
何ですか、それ?
[追求の代わりのように向けられた問いは唐突で、思わず、惚けた声が出た]
─公園─
[主の労いの言葉には、はいと何時ものように返事して返す。
まだ万全でない事に多少の不安は残るものの、あまり贅沢は言っていられない。]
そうですか…?
[調子は悪くないといい、落ち着き無いようすには、不信よりも不安の方が募る。
それは信頼がそうさせるのだろうか。
ノブがどう見ているのかはよく分かなかったが。
唐突に出た言葉に、目が瞬いた。]
あ。ええと、そうですよ。
[『音の人』が何を指していたかは、以前の話題からすぐに分ったので、こくりと頷き肯定した。]
─ →集会場─
[パトラッシュと別れ、やって来た集会場。
弾丸の補充も兼ねて様子を見に来たのだが、その光景は凄惨なものだった]
……パトラッシュが言ってた通りだな。
何かが居る気配はしない。
[転がるのは骸ばかり。
報道用の機械が無残に壊されたりもしていた。
それらを踏まぬようにして集会場へと近付き、端末を探す。
どうしても避けられないようなものは蹴り飛ばし道を開けた]
44マグナム弾……チッ、カートリッジになっててもリボルバータイプは弾込めが面倒で困る。
折角拾ったし、こっちを多用するか。
─住宅街─
良かった…パトラッシュさんは無事なのね。
ノブくん、は…大丈夫よ、メールに気付いてなかったとかそんなところよ。
…早く、行きましょう。
[アヤメの家に向かっている途中で、パトラッシュから返信がきたとレッグから聞けばほっと息をついて。
ノブからはまだ返信がないと聞けば、表情を一瞬翳らせるもすぐに明るく微笑んで。
辺りの様子はとても静かだが、其処此処でもう動かない骸が目に入れば場の異常さが際立って。
ようやくアヤメの家に着けば、知らず安堵の息を吐いた。]
[端末で認証し補充の弾いくつかを手に入れると、自分の銃であるリボルバーはホルスターへと戻し。
拾った自動拳銃のカートリッジを多めに手に入れ、そこらに転がっている無事そうな袋に入れて腰に下げた。
自動拳銃自体もベルトへと差し込む。
そうしてから集会場の様子を見て回り]
建物の被害はそれ程でもない、か?
休む分には問題無さそうか。
[中の様子を確かめ、施設そのものは使えると判断。
非常時マニュアルのことを思い出すと、ある意味都合が良いだろう、と割り切るような考えも頭を過る。
一通り集会場の中を確かめると、次は商店街へと足を向けた]
―回想・住宅街―
ナターシャさんも作ってくれるのか。
いや、俺はナターシャさんの味覚にも信頼置いてるから。
好みの傾向似てるしね。
[口に合わなくても、というのは首を振って否定した。
甘味仲間としてもそこは大丈夫と本気で信じている。
なるべく普段と同じ口調を心掛けながらの会話は、ともすれば叫び出したくなるのを押さえ込むのにも役立った。
アヤメの家に着いた時に比較的冷静な動きが出来たのも、そうした遣り取りが影響していたかもしれない]
―回想・了―
─住宅街・アヤメの家─
─ありがと、レッグくん。
それじゃアヤメさん、お邪魔しますね。
[アヤメの家に入る前に、レッグが簡易にチェックを済ませてくれるのを待ち。
アヤメの後に続いて室内に入ると、丁度レッグがノブからの返信があったと言い。
良かった…と、囁きが漏れた。]
ノブくんも、無事なのね。
でも、お知り合いが怪我って…大丈夫、かしら。
[脳裏に浮かぶのは、街中でみた光景で。
知らず、青ざめ頬に手をあてた]
―公園―
やっぱりそっか。
[エリカの肯定が聞こえて、嬉しそうな顔になる]
家の前とおるとき、いつもきこえてたからさ。
どんな人なんだろって、おもってたんだ。
[青年に向き直り説明する。
先程までの様子にも場の空気にも似つかないもの。
ただ片目からは既に意識は外れていた]
―住宅街―
[話に聞いていたとおり、そこにつくといくつかの場所で火の手があがってるのが見えた]
レッグたちのいる方はまだ大丈夫そうか…。
[消火機能が追いついていないのか、火は大きく広がることはないが収まる様子も感じられなかった]
まだその辺にいるかもしれないってことか…。
[周囲に気を配りながらゆっくりと、できる限り物陰のそばを歩いた]
だいぶ居なくなったのかしら。
[こちらの世界を飛び交う声は、徐々に少なくなってゆく。
それでも、全くの0ではないようだが。
ふと、『私』に始めに話しかけてきた、彼の声が聞こえた。
こちらが生きている事、私を襲った仲間が死んだ事、そのあたりの事を問いただしに来たようだった。]
………五月蝿い。
[ぼそりと、常より低い声、今までの『私』よりは強い声で囁き返す。
今までとの調子の違いに、向こうがやや言葉を詰まらせる。]
五月蝿い、邪魔なの。
貴方達のせいで、ぼっちゃまを危険な目に合わせかけるし、ジョエルさんにも怪我をさせてしまった。
………もうこれ以上、私に関わらないで。
[低いが、確かな怒りを隠さぬ声に、向こうが怯んだ隙に声を切った。]
―住宅街・アヤメの家―
怪我、だから大丈夫だと…思うよ。うん。
処置してるから離れられない、とかじゃないかな。
[死んでないなら、とは続けられなくて声が不自然に切れかけた。
希望的観測も含めて続けながら頷いてみせるが]
…あーっと。
俺、隣からケーキ取ってくるね。
[自分でも説得力がイマイチに思えてきて。
話題を誤魔化すみたいにノブの家に向かおうとした]
─公園─
ええ、大丈夫ですから。
[不安を募らせるエリカに、短く言って頷く。
実際、目、それ自体に異常はない。
あるのは、見られた事に基づく、僅かな揺らぎ。
しかし、一時、それは奥へとしまい込む]
……それで……音の人、ですか。
[エリカが向ける肯定の言葉と、本人の説明とで、大体の所は把握するものの。
場違いなのでは、と突っ込みたくなるような嬉しげな様子は、違う困惑を一片、心のどこかに落としていた]
─住宅街・アヤメの家─
そうよ、ね。
やぁね、私ったら心配性で。
[ダメね、と苦笑しながらレッグに頷いて。
隣からケーキを、という言葉には瞬き一つして]
え、まだ良いんじゃない?
ノブくんもパトラッシュさんも戻ってきてからでも遅くないし…それに。
[外は危ないわ、と言いかけて。
今、危なくない場所なんてあるんだろうかと考えが過ぎり、言葉が途切れた。]
…ううん。
取りに行くならやっぱり、パトラッシュさんたちが戻ってきてからで良いんじゃないかしら。
[苛立ちと同時に、ToTUNGの文字が脳裏を走る。
サイキッカーは殺せと、サイキッカーの自身に局からの無機質な命令が響く。
自己崩壊プログラムのスイッチが切られているおかげで、自身にその刃を向ける事はないが―――殺さなければという強制的な欲求に、微か心が揺れた。]
―公園―
[マイルズの返事には、それ以上追求事はせず。
場違いにも思えるノブの様子には、少しだけ苦笑した。
そういえば、ちょっと変な人だったよなぁ、とはプリンの印象のせいもある。]
…それより、なんだか静かですね。他の人はどうしたのかしら。
…火事とか、どうなったんだろう。
[家が燃えていないか、その辺りも心配ではあったりするが。]
─住宅街・アヤメの家─
この状況だし、しゃーないでしょ。
[苦笑とはいえ笑ってくれた。成功だ。
平仮名の多かった文面を思い出して不安はあったが、顔には出さないように頑張った。不安を煽るようなことはしたくない]
そ、かな。
んじゃもう少ししてからにするか…。
[話題はずれたし、どうしてもと急ぐ理由はなく。
手持ち無沙汰そうにしながらも立ち止まった]
―公園―
あの音すきなんです。
[相手の困惑にはやはり気がつかない]
……あ、そうだ。
あのあたりに後輩がすんでたはずなんですけど。
[エリカの言葉も受けてか、話題はまた転換。
それと共に表情や口調もやや真面目さを取り戻す。
一度問いかけて忘れていた言葉を、今一度口にする]
カルロスって子なんだけど、しらないですか?
─ →商店街─
[商店街も集会場同様、否、それ以上に酷い有様だった]
……どっちの仕業なんだろうな。
[サイキッカーと一般市民。
この状況下ではどちらに於いても考え得る疑問。
人の気配のしない通りを歩き、自分の馴染みの嗜好品店の前まで来た]
……やっぱ奴は居そうに──生きてそうにないか、まぁ良い。
ったく、吸わなきゃやってられんぜ。
[店主が居なくても物を手に入れようと、割れたガラスを越えて嗜好品店の中へと入る。
置いている物が物であるため、然程荒らされてはいなかったが、商品は散らばり、人だったものが転がっていた。
それを乗り越えレジへと入り、市民認証カードでまず支払いを済ませる。
暴徒のように奪っていかないのは、ここの店主だった者に対する敬意]
…………ふぅ。
[商品──愛用の煙草と真新しいガスライターを手に取ると、封を切り一本口に銜え。
火を付けて暢気に一服を始めた。
煙草の先からゆらゆらと煙が立ち上る]
……あーくそ、あのジッポ気に入ってたのにな。
折角手に入れた本も読めず仕舞いだ。
[手にしているガスライターを弄びながら呟いた。
火の手が回っているなら、屋敷に置いたままのそれらの無事は絶望的だろう。
しばらくは無言で煙草をふかしていたが、ふと懐から端末を取り出しバーチャルディスプレイを起動させる。
画面に映し出されるのは、メインセキュリティから届いた例のメール]
…………旦那、この状況でも奴を護れってのか?
命のやり取りになりそうなこの状況で。
[口から出た問いに答える者は居ない]
俺の命は俺のものだ、誰のものでもない。
その命を懸けるに値する奴と判断したなら護ってやる。
けど、そうじゃないと言うなら……。
[ピン、と短くなった煙草を宙に弾き上げ。
自動拳銃を引き抜くとそれに照準を合わせる]
─ →公園─
[その後、商店街では日持ちするような食品を探し、きちんと支払いもして。
そのうちのいくつかを口にしてから商店街を後にした]
[公園へと戻れば主達に集会場の様子や商店街の様子を伝え。
休むことを念頭に置くなら集会場が良いと言う判断を口にする。
どうするかを主に委ね、自身は脇へと控えた]
[硝煙が身体を取り巻く中、鼻の良い者ならそれとは異なる煙草の匂いも感じ取ることが出来た*だろう*]
―住宅街・アヤメの家―
そうね。…ありがとう。
[気遣わせてしまったと気付いて礼を言い、柔らかく微笑んだ。
なんの礼か伝わらなくても気にせずに。
レッグが隣にいくのを止めたのを見れば、内心ほっとしながらも悪戯っぽく微笑んで]
ノブくんたちを差し置いて美味しいもの食べたら恨まれちゃうわよ。
それにほら、甘いものは食後のデザートって決まってるでしょ?
[軽くウィンクすると、アヤメに微笑み、何か作りましょうか、と。
レッグが手持ち無沙汰なら、一緒に作る?と声をかけ]
─公園─
……ええ、確かに。静か……ですね。
[エリカの疑問に、先にも感じた事が浮かんで、消える。
それを振り払うように、軽く頭を振って。
眼鏡の青年から投げかけられた問いには、思案するように眉を顰める]
いえ、私は生憎と。
[返したのは、否定。
帰宅後、騒動が始まるまで家の中にいたのだから、近所の安否は知りようがない、とも言うのだが]
―公園―
カルロスさん?…何方かしら。
[毎朝人を見かける事は多々あれど、その全員の名前を把握しているわけではないので、名に心当たりはない。]
ごめんなさい、私は家に戻ってから、ぼっちゃまとジョエルさん以外とはお会いしてません。
……サイキッカーとは会いましたが…。
あの人はノブさんの後輩ってお歳じゃなかったように思います。
[とはいえ、義務教育とは違う学びの場。
年齢がそのまま先輩後輩に反映されていないかもしれないが。]
─公園─
[その内に、戻ってきたジョエルから、状況を聞く]
……そう、ですか。
元々、芳しくない状況ではありましたが……拍車がかかったようですね。
[呟く声は、常と比べて低いもの。
考えていた最悪は、現実となり得るのか。
それは、言葉に出す事はなく]
ならば、集会場へ。
家に戻れず、そしてどこにいても危険であるなら、少しでも過ごしやすい場所を選ぶべきでしょう。
……非常事態の定時集合の事もありますしね。
[口にしたのは、状況から鑑みるに最善と思われる判断だった**]
―住宅街・アヤメの家―
なんもしてないよ?
[妙齢の女性に柔らかく微笑まれてしまうとドギマギするお年頃。
こんな時にか。こんな時だからこそか。
礼の理由はよく理解できていなかった]
食べ物の恨みは深いって奴だね。
先輩のとこに世話になる礼にするっても言ったんだし。
[少し早口に答えながら台所へと向かうのを見る]
俺、料理とか全然やったことないよ。
でも皿を運ぶとかは出来るかな。
―住宅街―
[足音を忍ばせて、先に火の手のあがる方に向かえば屋根の上に人の影がひとつ。
火の手のあがる建物の方を向いているように見えた]
気づかれてはいないな……
[相手との距離を測りながら、アサルトライフルを肩から取り、単発式に切り替える。
スコープを覗き込んで相手の様子を眺めると、その横顔は笑っていた]
あいつもサイキッカーか?
[いずれにせよ普通の人が燃えてる建物を見て笑っているのもおかしな話なのだが、
わずかな躊躇の後に、こちらを向きにらむ視線とスコープ越しに目があい。
その引き金を引いた、銃声が一発、スコープの向こうに映っていた人が屋根の上から倒れて落ちていくのが見えた]
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