人狼物語 ─幻夢─


91 白花散る夜の月灯

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


自衛団員 マテウス、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 00:53:16

役者 エーリッヒ

― 聖堂外 ―

ありがとう。

[作ったものを気にいってもらえるのはやはり嬉しいから、素直にそう落として]

味付けは好みが出るからね。
うちの母さんが作ってくれたのも甘かったなぁ。

[もう、それも今は食べられない、その思い出の分も甘くて。
……甘すぎて、自分好みの物を作るために菓子作りを始めた、というのは蛇足だけれど]

そうだね、何時までも元気でいてもらわないと。
うん、約束しよう。必ず、ね。

[そう言って、小さくウインク。出来たら指切りもしたかもしれない。
そこに、エルザの声>>129が聞こえたから、もう一度イレーネを見て]

(139) 2014/01/15(Wed) 00:59:16

役者 エーリッヒ

あ、俺も戻るよ。

[戻る、と言ったその声にあわせてそう言って、祈りを捧げるイレーネを見守る。
だけど]

……え?

[「殺さないと」と、確かに聞こえた>>134のはイレーネの声で。
それは、カルメンの言葉>>132に反応しての物だった、けれど]

………イレーネちゃん?

[いつもと違う様子に、小さく声を掛けて]

(140) 2014/01/15(Wed) 01:00:03

編物好き イレーネ

― 聖堂外 ―

そうなの?
じゃあ、あれはエーリさんだけの特別なんだ。

[ウィンクを受けて>>139小指を差し出す。
流石に不謹慎だと思ってか、約束の小唄は声に出さなかったけれど。嬉しそうに指を絡めて振った]

約束ね。

[ほほ笑みを浮かべた声は温かったのに]

(141) 2014/01/15(Wed) 01:11:34

娼妓 カルメン

[イレーネの呟き>>134が聞こえて彼女の方を振り返る。
眉尻が下がるのは、少女にそのような事を言わせた切欠が
仇という響きから己の言葉であったと知れるから。]

 ――…、マテウスさんは
 イレーネちゃんにそんな事させたくないはず。
 無事だけを望んでいると思う。
 親って、そういうもの、でしょ。

[たぶん、きっと。
本当の親は知らないから浮かんだのは老尼僧。
ぽつぽつと零していると、
玄関脇に投げ出された鉄製のスコップに気付く。
雪かきの為に持ち出されたものだろう。
考えるように首を傾げて、拾い、玄関の傍の壁に立てかけた。]

(142) 2014/01/15(Wed) 01:12:05

娼妓 カルメン、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 01:15:12

編物好き イレーネ

だって、団長さんはそう望んでいるでしょう。

[中へ入ろうと動き出しながら紡ぐ声は冷たい]

おばあ様も、団長さんと長くお話してたのだから。
もしかしたらこうなる可能性を知っていたかも。それなら。

『故人の意思を尊重しなければ浮かばれない』

[無表情で結んだ言葉は、冷ややかを通り越した機械的な硬さを持っていた]

(143) 2014/01/15(Wed) 01:19:54

編物好き イレーネ

……あ。

[その硬さに、カルメンから零れた>>142言葉が皹を入れる。
無表情も崩れ去り、娘は片手で口を覆った]

パパは。
……パパに嫌われちゃう?

[うる、と瞳の光り方が変化した]

(144) 2014/01/15(Wed) 01:24:29

娼妓 カルメン

 ――…団長さんは、……。
 そうね。
 でも、……シスターは、可能性を知っていたとしても
 それを望んでいたわけじゃないって、信じたい。

[常とは違って聞こえるイレーネの硬い響き>>143
途惑うような表情が過ぎる。
けれど表情が戻り>>144問うような言葉が聞こえると]

 マテウスさんがイレーネちゃんを嫌うことなんてないわ。
 これは、絶対。
 何があってもイレーネちゃんの事大好きで、大事だと思う。

[安心させようと、ほんのりと笑みを浮かべてみせた。]

(145) 2014/01/15(Wed) 01:31:39

役者 エーリッヒ

― 聖堂外 ―

[「約束」と、そう言って結んだ指と声>>141

それとは違う温度を持った声と、落ちた言葉>>143
そっと、イレーネに声を掛けるカルメン>>142を見る。
その言葉に、一つ頷いて、イレーネと共に歩きながら]

イレーネちゃん
団長さんは、そしてシスターも、君がそういう事をするのは望んでいないよ…
君がそういう事は言っちゃいけない。

故人の遺志、なんて本人が残さなきゃわからないだろう?
だから、そんなことは考えちゃいけない。

[言い聞かせるように、それでも優しく。
出来るなら、この小さな手を、そんな罪で穢す事のないようにと]

(146) 2014/01/15(Wed) 01:32:16

娼妓 カルメン、役者 エーリッヒの言葉を聞き、イレーネのことを彼に任せ、また歩み出す。

2014/01/15(Wed) 01:35:17

娼妓 カルメン

―談話室―

[冷えた身体をあたためる為、談話室に行くと
空いている席に腰を下ろして息を吐いた。
パチパチと音を立てて燃える薪。
その音を聞きながら、ゆると目を伏せる。]

 ああ。

[思い出したような声が漏れた。
結局、シチューをねだる置手紙をしたまま
無断で休んでいる状態の酒場とそのマスターを思う。]

 こんなんじゃ仕事なくなっちゃう。
 ――ううん、そんな心配する状況じゃないんだっけ。

[殺すか殺されるか。
そんな状況を思い出してまた表情が曇る。**]

(147) 2014/01/15(Wed) 01:36:00

娼妓 カルメン、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 01:38:23

役者 エーリッヒ、娼妓 カルメンに一つ頷いて、そっと見送るように視線を送る

2014/01/15(Wed) 01:42:19

役者 エーリッヒ

……カルメンちゃんの言うとおりだよ。
俺も、シスターはそんなこと思わないって、信じてる。
マテウスさんがイレーネちゃんを嫌う事はない、ってこともね。

[聞こえてくるカルメンの声>>145に同意するかに言葉を重ねて]

さあ、早く行こう。
これ以上ここに居たら風邪を引いてしまうから、ね?

[そんな風に、促すように声を掛けて]

(148) 2014/01/15(Wed) 01:43:00

編物好き イレーネ

― 聖堂外→談話室 ―

……うん。

[父に嫌われると、本気で怯えたわけじゃなかった。
ただ、その可能性を考えただけで悲しくなってしまった。
ほんのりとした笑み>>145に頷き、瞳潤ませたまま唇に入った力を緩める]

そう、なのかな。

[並んで歩く>>146エーリッヒを見上げた顔は、複雑な表情を浮かべていた。望まれていないと言われると迷う様子で。
故人の遺志は分からないと言われてからは、下を向きながら歩いた。否定したい気持ちが強かったのだけれど、自分でも確信はまだ持てていなかったから、困ってしまう]

(149) 2014/01/15(Wed) 01:57:12

編物好き イレーネ

うん。そうだね。
エーリさんがそう言うなら。

[老尼僧のことと父のことは、そうかもしれないと思えたから。促し>>148には頷いて歩き出していた]

でも。
誰かがしないと、なんだよね?
団長さんも、殺されてしまったんだもの。

[談話室に入る直前、小さく小さく呟いた声は共に歩く人達もまた困らせてしまっただろうか。
お茶が準備されたなら>>133今度こそ何か手伝おうとそちらに向かう。何かしていないと、また頭の中がいっぱいになって調子を崩してしまいそう*だった*]

(150) 2014/01/15(Wed) 02:00:43

編物好き イレーネ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 02:03:53

役者 エーリッヒ

― 聖堂外→談話室 ―

[見上げる顔は、迷うような、困ったような表情>>149で、かと言って、自分の意見にも根拠があるわけじゃないから]

そうだよ……多分ね。

[その言葉は、彼女をまた悩ませてしまうかもしれないけれど、答えを見つけることが出来るのは多分、イレーネ自身だけだろうからそんな風に言って]

だって、あんなに優しい人たちだもの。

[殺し合いなど、と続けようとした所に落ちてきた言葉>>150に瞬いて、一度だけ首を振る]

誰かが、かも知れないけど、イレーネちゃんがやることじゃないよ。
それに、殺しあわなくていい方法だって、きっとある。

[それは、自分が見た「双花」を根拠にしたものだったけれど、そこまでは言えなかった。
そうして、談話室で気を紛らわせるかのように手伝いに向かう姿を見遣って、空いている椅子に腰掛けて溜息をひとつ、吐いた**]

(151) 2014/01/15(Wed) 02:20:58

役者 エーリッヒ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 02:24:18

【赤】 娼妓 カルメン

[――自衛団長を襲い、喰らった。
本能に抗うことなく過ごした夜からまだ一日も経ていない。

ゆえに、抗うことで受ける苦痛も、今は遠い。]

(*15) 2014/01/15(Wed) 13:33:53

旅人 レナーテ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 14:01:53

旅人 レナーテ

─ 談話室 ─

[起こす者がいたのか、それとも集まりだした人の気配からか、レナーテはようやく目を覚ますと未だ意識胡乱な様子のまま皆の様子を伺い]

場に緊張があるな。

──また誰か死んだか?

[無遠慮にそう言い放った]

(152) 2014/01/15(Wed) 14:46:31

旅人 レナーテ

やれ誰が殺されただのもいいが、いい加減に自分たちの身を守ろうとは思わないのか?

そうやって思考も行動も止めていれば、犠牲者は出ないとでも?

いるんだぞ、確かにこの中に───犯人-ケモノ-が。

(153) 2014/01/15(Wed) 16:14:44

旅人 レナーテ

[腰の細剣を抜くと一人一人をその切っ先で指して行く]

おまえか?

おまえか?

それともおまえか?

いるのだろう?人の血肉を食らう化け物がここに。

本性を見せてみろ。

(154) 2014/01/15(Wed) 16:17:22

【赤】 旅人 レナーテ

おまえか?

おまえか?

それともおまえか?

いるのだろう?人の血肉を食らう同属-バケモノ-がここに。

(*16) 2014/01/15(Wed) 16:19:13

【赤】 旅人 レナーテ

美味かっただろう?

興奮しただろう?

人が番う肉の悦びなど比較にならないほどの快楽を得ただろう?

ならば、なぜ人であり続けようとする?

──本性を見せてみろ。

(*17) 2014/01/15(Wed) 16:21:55

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 聖堂外 ─

[>>97マテウスの返答には眉を寄せるも、この場で言い争っても時間が無為に過ぎるだけ。
早く団長を中へ運んだ方が休む時間も作れるだろうと、口を噤んだ。
>>116場を開けてくれたカルメンと、>>100手伝いを承諾してくれたライヒアルトにありがとうと礼を言ってから作業に入った。
もし気にかかる素振りが見えればまた口を出してしまいそうだったので、あえてマテウスの方を見るのは避けて。
だから彼の左手にある赤には気付くことは無く、作業に集中していた為にエーリッヒ達が来ている事にも気付かなかった。
そうしてシーツに包んだ団長を持ち上げようとして、バランスがおかしいことに気付く。
>>108力を入れていないのではなく入らないのだろう男に物言いたげな瞳を向けた後、息を吐いて]

(155) 2014/01/15(Wed) 16:58:08

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 聖堂外 ─

…アタシ達が運ぶから。部屋までの案内をお願いできるかしら?

[やっぱり無理してるんじゃないの、という言葉を飲み込んで。
彼に先導してもらう形で団長を中へと運び込んだ。
そこでようやくエーリッヒ達も外に来ていることに気付き]

アンタ達も、中に戻んなさい。
こんなとこに何時までも居たら、身体が冷えちゃうわよ。

[そんな言葉を残し、けれど彼らも中に入る事までは確認せぬままに横を通りすぎた]

(156) 2014/01/15(Wed) 16:58:55

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 団長の部屋 ─

良いわよ、アタシもギュンター小父様にはお世話になってるもの。

[団長をベッドに寝かせ、>>119マテウスからの礼に小さく頭を振って返す。
まだ過去形にできないのは、老尼僧に続いての死を受け入れ難いから。
>>115ライヒアルトの祈りに続けるよう、マテウスと同じように黙祷を捧げて。
>>122お茶を淹れるという司書に続いて部屋を後にしようとして、足を止め]

ねぇ、マテウスさん。
確かにこれは誰かが背負わなきゃいけない事でしょう。
ギュンター小父様がこうなってしまった以上、貴方が適任なんだろうとアタシも思うわ。
貴方は責任感も強いし、護らなきゃいけない子も此処に居る。
でも、アタシ。今の貴方には背負って欲しくないの。

(157) 2014/01/15(Wed) 16:59:22

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 団長の部屋 ─

だって貴方、自分のことは護ろうと思っていないでしょう?


[マテウスがこちらに意識を向けていてもいなくても、ただ彼を見つめて言い募って]

貴方が背負おうとする心が、間違いだとは思わない。
でも、もう少しだけ余裕、持ちなさいよ。

[そう言うと微か弱い笑みを向けて]

お願いだから。
アンタのこと大事に思ってる人達の気持ちを蔑にするような真似は、しないで頂戴ね。

[そう言うと、ようやく部屋を後にした]

(158) 2014/01/15(Wed) 17:00:51

ピアノ奏者 オクタヴィア

─ 厨房 ─

[団長の部屋を出ると、その足で厨房に向かう。
お茶を淹れると言っていた通り、そこには司書の姿があって。
手伝うと声をかけるより早く、>>133耳に届いた歌声に足が止まった。
歌が終わるか、こちらに彼が気付いたか、歌声が途切れるとようやく我に戻り]

あ、えぇと。
手伝えることはある、かしら?

ほら、昨日言ったでしょう。

[そう申し出をして、茶器の準備なり茶菓子の用意なりを手伝おうとして]

…さっきはごめんなさいね。
空気良くないところに巻き込んじゃって。

[聖堂外で、マテウスと自分の様子に気を遣わせたろうと謝りを入れた**]

(159) 2014/01/15(Wed) 17:01:23

ピアノ奏者 オクタヴィア、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 17:05:49

自衛団員 マテウス

─ 談話室 ─

[暖炉の前でしばし思案を巡らせる。
団長の遺志を継ぐ。
団員と言う立場と、徴を持つことからこの場を仕切ることは可能なはずだ。
無作為に誰かを殺すのではなく、この場の総意を以て実行する。
そんな流れにすることは可能なはず。
けれど]

……………

[オクタヴィアンの言葉>>158が突き刺さる。
余裕が無い、確かにそうだろう。
誰を殺すのか、誰が襲われるのか。
それを考えると急いてしまうのは致し方ないこと。
自分の身を護るくらいなら、あの子を。
そんな考えも当然ある。
あの時、オクタヴィアンには何も言うことが出来なかった]

(160) 2014/01/15(Wed) 17:20:28

自衛団員 マテウス

─ 談話室 ─

[それはいつ頃だったか。
少なくとも身体はそこそこ温まったころだったろう。
起きてきたばかりらしい旅人>>152が放った無遠慮な言葉にあからさまに眉根が寄る。
そこまでは良い、それは受け入れざるを得ない事実なのだから。
けれど]

………止めろ。

[細剣の切先を向け行く>>154のには流石に声を上げた。
娘が居たならば当然庇うように動く]

脅して出て来ると思ってるのか?
あまりにも短慮甚だしいぞ。

(161) 2014/01/15(Wed) 17:20:53

自衛団員 マテウス

アンタに言われずとも、やらなきゃならんことくらい、分かっている。

……けどな。
アンタみてぇに簡単にゃ割り切れねぇんだよ!

[思わず語尾が荒れた。
凄むように相手を睨みつける。
昔の言葉遣いに戻っただけなのだが、知らぬ者には豹変したように見えたかもしれなかった]

(162) 2014/01/15(Wed) 17:20:58

自衛団員 マテウス、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 17:22:37

旅人 レナーテ

脅し?
これはまた呑気な。

[そう零した呟きに被さるように声を荒げたマテウスには驚いた様子を見せる。
だがすぐにその表情は淡白な顔へと戻り]

大の男が割り切れないと喚くのか?
なら誰がやる?
お前の娘にやらせるか?
化け物かもしれない ニンゲン を殺せと。

[飄々とした口調に笑わない目で、これは洒落や冗談ではないと告げる]

(163) 2014/01/15(Wed) 17:43:27

旅人 レナーテ



確かに、私はここの人間ではないからな。

敵にかける情けは無い。

もし、殺したい相手が決まったら代わりにヤってもいい。

決められないなら決めてやってもいい。

[そう告げて剣を収めると椅子に腰を下ろした。
その態度はどうする?と一同に尋ねるように。]

(164) 2014/01/15(Wed) 17:46:48

自衛団員 マテウス

─ 談話室 ─

誰も何もしねぇとは言ってねぇ。
アンタのやり方が気に食わねぇだけだ。

[娘に>>163、と聞けばより一層表情は険しくなる]

……誰がてめぇだけに決めさせるか。
決めるのは、この場に居る全員だ。

全員の総意、もしくは多数決。
独断は認めねぇ。

[そうは言ったものの、どこまでこれが通用するものか。
不安定な状況では公平も簡単に不公平へと転ずる。
ちょっとした切欠で感情が爆発することだってあろう]

(165) 2014/01/15(Wed) 18:25:43

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

[両親が死んだのは五年前。
俺に会いに町に来たその帰りに、馬車ごと崖から落ちた。
予定より帰りが遅いのを心配した村の人が探して、見つかった時には、遺体は獣に荒らされていた。

父さんは慎重な人だったし、夜とはいえ慣れた道で馬車の扱いをしくじるような人じゃなかった。
恐らくは、獣か何かに驚いた馬が暴れて、制御し切れなかったのだろう、と人々は言った。

俺が対面した遺体は、そんな理由からかきっちりと布に覆われて、顔だけが俺が見えるようにと晒されて。

その顎の下、布で隠れるぎりぎりの位置に覗いた傷跡……まるで、掻き切ったような抉ったような……
これは、野生の獣の傷なのだろうか?

だけど、その時はそれ以上の事は考えられなかった]

(166) 2014/01/15(Wed) 19:31:07

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

[葬儀が終わって、様々な手続きを終えて町に戻って暫く後。

所属している劇団が、いつも世話になっている地元の教会のバザーで劇をすることになった。
それ自体はよくあることで、教会を訪れ話をすることもよくあることで。
その日も、そんな風に話し合いを終えて]

あ、俺、裏庭見ていくから、先に帰ってて。

[教会の裏庭には花壇があって、普段余り人が居ないのに手入れだけはされていて、その花を見るのが楽しみだった。
いつもなら外から裏に回るのに、何故かその日は近道をしようと教会の中を歩いていった。

普段はあまり使われていないその場所を通り過ぎようとして、足が、止まった]

(………え?)

[聞こえてきたのは話し声。人が居るとは思わなかったその部屋から聞こえてきた、両親の名前]

(167) 2014/01/15(Wed) 19:32:15

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

(なんで、こんな所で、父さんたちの話を……?)

[聞くつもりなんかなかった、だけど、足が動かなかった。
聞こえてくるのはあの事故の事と……]

  「人狼」     
           「自己制御ができていない」    
          「探せ」     
「処分しろ」

[何を言っているのかわからない、だけど、両親の事故が「ただの事故」ではないことは、俺にもわかった。
これは聞いてはいけない、知ってはいけない事だと、頭の中で警告が鳴る。

そして……]

「そこで何をしている!」

[鋭く、険しい声に我に返る。部屋の中の気配が変わる]

(168) 2014/01/15(Wed) 19:35:08

役者 エーリッヒ

― 回想/五年前 ―

………あ……

[逃げ出したいのに、足が泥沼に嵌ったように重くて動かない。
部屋の中から出てきた人々の、鋭い視線に射抜かれて声も出せない。

踏み込んではいけないものに踏み込んだのだ、と。
もう、戻ることは出来ないのだ、と、その時思った]


― 回想・終 ―

(169) 2014/01/15(Wed) 19:35:57

役者 エーリッヒ

― 談話室 ―

[かく、と体が傾いで、はっとして目を開ける。
目を閉じていたのはそう長くはなかったろう。

その目の前に突きつけられていた、剣の切っ先>>154]

うわっ!

[慌てて体を引くが、それにも構わずレナーテが同じ事を、この場の一人一人にやっていく。
見かねたマテウスがそれを制する>161が、レナーテは止めるどころかマテウスに反論>>163を始めて

それに対するマテウスの声>>165にも苛立ちが乗って]

………なにやってんだ、レナーテさん、あんた……
酔ってるんなら。外に行って酔いを醒ましてきたらどうだ?

いくらなんでも、放っては置けないな、そんな暴言は。

[椅子に座ってこちらを見回すレナーテ>164にそう返す]

(170) 2014/01/15(Wed) 19:36:42

役者 エーリッヒ

― 談話室 ―

マテウスさんの言うとおりだ。
レナーテ…あんたの一人の意見で動く気はないよ、俺はね。

今、ここの最年長で、責任がある立場を任せられるのは、マテウスさんだ。
あんたじゃない。

[普段なら、敬称を略す事などしない声が、半ば苛立ちと共に落ちる]

これ以上、勝手なことは言わないで欲しい……
これ以上は、いくら俺でも庇いきれない。

なんなら、酔い覚ましに『ブラックカラントのフレーバードティー』でも淹れようか?
昨日、ドライフルーツを見つけたから、ね。

[最後の言葉は、普段どおりに軽かったけれど、視線はレナーテを睨んだままで**]

(171) 2014/01/15(Wed) 19:37:38

役者 エーリッヒ、メモを貼った。

2014/01/15(Wed) 19:39:46

【赤】 旅人 レナーテ

フフフ…酔いもするさ。

これでニンゲンたちは踊り出す。

さあ、お前はどうしたい?

──レアン。

(*18) 2014/01/15(Wed) 19:46:46

行商人 イヴァン

─ 前日 ─

[談話室を出た後、男が向かったのは地下の貯蔵庫だった。
持ち出したのはチーズや燻製の類と、酒。
それを持って客室に閉じこもる。
もっとも、このまま篭りきっているつもりはなく]

……なんとかして、ここからずらからねぇと。

[赤毛の少女から向けられた言葉を思い返す。
このままここに居たら命が危うい。
それは、本能的に察知していた。

とはいえ、その日は結局逃げ出す機を逸して──翌日]

(172) 2014/01/15(Wed) 19:47:34

行商人 イヴァン

─ 客室 ─

[緊張から、浅い眠りと覚醒を繰り返していた男の意識を目覚めさせたのは、外から聞こえた叫び声。

何事かあったか、と、扉に張り付き息を潜める。

とりあえず、男を訪れる者はなく、人の足音や話し声が遠ざかり、静寂が訪れたところで、男は身支度を整えた]

……何が起きたかはわからんが……くずぐすしちゃ、いらんねぇな。

[とにかく、ここから逃げ出す。
道が塞がっている事は聞いていたが、このままここに居るのも危険だ、という警鐘が男を突き動かしていた]

(173) 2014/01/15(Wed) 19:47:41

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □ フィルタ

生存者 (6)

マテウス
150回 残9956pt
ライヒアルト
137回 残9381pt
エルザ
39回 残13912pt
アーベル
77回 残11656pt
イレーネ
93回 残10736pt
オクタヴィア
58回 残12068pt

犠牲者 (3)

ギュンター(2d)
0回 残15000pt
エーリッヒ(3d)
91回 残11230pt
ミリィ(4d)
64回 残12594pt

処刑者 (3)

イヴァン(3d)
0回 残15000pt
カルメン(4d)
83回 残11549pt
レナーテ(5d)
94回 残12033pt

突然死者 (0)

発言種別

通常発言
独り言
囁き/共鳴/念話
死者のうめき

一括操作




SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
人狼物語 幻夢(和名&ver.Schwarzes) by azuma
幻夢学園 by seileitoh/日向星花
人狼審問画像 by kiku2rou
黒い森 by 坂無炳吾
トロイカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 by きりのれいん
人狼物語 星影 by kayu
バナー画像 by Silverry moon light