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― 広間 ―
…いるの?本当に。
[ミリィの遺体がどんな状態だったのかは知らない。
ローザからの問い返し>>133に、なんとか質問を絞り出して。
彼女が知っている事に、耳を傾ける。]
─ 自室 ─
[二つの死を目の当たりにして。さすがにもう、ぐっすりとは眠れなかった。
厨房から持ち出したパーリングナイフを枕の下に入れ、毛布を被り目を瞑るが。小さな物音がするたびに「恐ろしいなにか」が部屋に侵入してくる妄想に襲われ中々寝付けない。
寝入るのが遅くなる分、すぐには目が覚めない。アーベル達が部屋の扉をノックしたことにもローザがミリィと呼ぶ声にも気づかず。
目を覚ました時には、とうに日が昇っていた。]
…………。
[黙々と服を整え、布で刃を包んだナイフを腰紐に差す。そしてそれを隠すように上着を着て、階下へと。]
―個室―
[男は己の借りた個室で、椅子に腰掛けていた。
閉じていた目を開く。部屋の中はいつもと変わりない。
机の上に置かれたバスケットが、中身を一つだけ減らしていた。昨夜の食事は広間では取らなかったらしい]
反応は無し。未だ知らぬか、己の身可愛さか。
立ち向かう気が無いと言うなら…… 気は進まないが、次の手段を取らざるを得まいか。
その為には誰かを犠牲にせねばならない、が。
[丁度ノックの音が響き>>84、椅子から立ち上がる]
……何か用かね。
[その表情に疲れを滲ませながら応じた。
安否を確かめる為にだと言われれば頷きはしたのだが]
すまないが、もう少し休ませてくれ。
少々気分が悪い。
[そう言い置いて、止められなければ再び扉を閉める。
その後響いた悲鳴にも反応はせず、男が部屋を出た時には、どのくらいの時間が経過していただろうか]
─ 前日/温室→外 ─
[温室で、花の世話をするのを口実に、その日は殆ど人と接する事をしなかった。
こうしてこの場所に引きこもるのは昔からよくやっていたから、特にその行動を疑われることもないだろう、という読みもある。
そうして、意識をコエを聞く事に向けていた。
高まる昂揚と衝動に揺らされるナターリエの様子が気になっていたから]
……ん。
[人が動く気配を感じたのは、月の支配する時間となってから。
ふらつくナターリエと、その後を追う気配と。
双方に気取られぬよう、銀の獣もその後を追い。
幼馴染が狩られる様子>>*14に、今は仄かに紅く染まった瞳を細めた]
……御伽噺の、幻燈歌に謳われる、双花聖痕、みつけた。
ヒトを導くもの……あれ、きっと、邪魔になる。
だから……。
[喰らってしまおう、と。
言葉にはせずとも、その意は伝わるか。
双花が誰か、問われたならばためらう事無く]
ベルさん……鍛冶師のアーベル。
手に、蒼い花が、咲いていた。
[淡々と、その名を告げていた。*]
─ 広間 ─
すみません、ちょっと寝すぎてしまいました……。
食事の仕度とか……まだお手伝いできること残っているでしょうか。
[アメリアの遺体が発見されてから、どのくらいの時間が経っていたか。
広間に現れ、その場に誰か居れば何気なく声をかけた。]
― →広間―
[広間に顔を出した時には、いつものように身支度はしっかりと整えられていたが]
おはよう。
[そこで会話をしていた者たち>>134>>135に掛けた声は静かなもの。
織子の声>>139がすればそちらを見遣り――何かを言おうとして]
アメリア君が、何か。
[丁度発された名前>>135を拾い、そちらに視線を向ける。眉を寄せた]
─ 前日 ─
[温室と、外と、自室と。たまに物置と。
温室の手入れのためにあちこち動き回っている内に、時間は過ぎていた。
土いじり以外にもやることがあるんじゃ、と思いつつ、じゃあ具体的に何をどうする、と言われても答えは出ず。
草取りや水遣り、花木一つ一つの世話をしている内に日は暮れて。
ベアトリーチェが広間にあれこれ持ち込んでいたのにも気づかずじまいのまま、自室に戻ると深い眠りに落ちていた]
─ 翌日 ─
……ん……。
[前日動き回った反動か、目覚めが訪れたのはそれなりに時間がたってから。
ふる、と頭を振って身を起こし、身支度を整える]
……っと。
そういえば。
[ベアトリーチェはどうしたか、と。
すっかり抜け落ちていたそれを思い出し、まずは少女の部屋へと向かい、その扉を叩く。
けれど返事はなく、声をかけて覗いた室内は無人。
念のため、家主の私室も覗いたがやはり姿はなく]
……あいつ。
どこで寝た?
[二部屋とも、誰かが休んだ形跡はなく。
舌打ちをして、階下へと足を向けた]
……見つかった、か。
ま、特に隠しもしなかったし、なぁ。
[青年は驚きを示していても、その内の銀の獣には既に知れたこと。
故に、零れたのはこんなコエ]
そうですか。なら……
──…えっ。アメリア…が!?
そ、そんな……。
人狼って、そ、それは確かなのです、か。
[何か作りましょう、と言いかけた言葉が、ローザの話に驚いて途切れる。
つっかえながら尋ねるが、問いかけは他の者と重なったかもしれない。]
―回想/廊下―
[クロエの言葉>>102に少しだけ考えて]
ある程度、知れているのかな。
口止めしていた風でもないから――
[いずれ皆が知ることになるだろうと思っている]
ライヒアルトの事を聞いた時に
カルメンとエーリッヒには見出す者がもう一人居る事を伝えた。
カルメンは――…誰か知りたがっていたようだけど
それが誰かは言っていない。
伝えたのは、もう一人は俺を視たという事だけ。
[探ってみようとは思う、などと言われれば
複雑な顔をして頸を縦に振ることは出来ない]
シスターナターリエを、調べるのは賛成だよ。
彼女が人であるなら、思いを晴らしておきたい。
─広間─
…… そう、か。
彼女が。
[返った言葉>>143に僅かに目を瞠る。
人狼と断言された事に違和を覚えた様子は無く、ややあってただ頷いた]
……遺体は如何したのかね。
[遺体が出たなら祈りを捧げるが男の役目であり、故に尋ねる。
だが答えを聞いてもすぐにはその場を動かず、何やら思い悩むように眉を寄せていた**]
─ 広間 ─
[エイリの姿>>144も見えて、そっちん視線向ける。
名前繰り返すん聞いて、うちは頷き返してん。
カルメンさんの問いかけ>>145にはちょい顔歪めてんけど、伝えんわけにも行かん思うて口開いた]
……ミリィの心臓、無ぅなっとった。
あと、首に深っかい牙ん痕、あってん。
それ以外はなぁんも傷、あらへんかった。
[そん説明だけで納得行くんかはしらん。
うちは見たままを口にして、カルメンさんに答えてん]
遺体は、アベルさんに頼んで部屋ん運んでもろた。
外に置いたままには出来んかったさかい。
[ライさんの問い>>150は尤もやったさかい、疑問は抱かへん。
やけど、直ぐに動かんのにはちょい首傾げてもうた]
―アメリアの部屋―
[血の失せたアメリアの身体は思いの外軽く感じられた。
まっすぐ彼女の部屋に向かい
そっと寝台の上にアメリアを寝かせる]
アメリア……、少し、傷口を見せて貰うよ。
[言い置いてからシーツを捲り彼女の身体を検分した。
無論、専門的な知識などないから大した成果はあげられないが]
――…また、心臓を抉られてる。
喉を狙い、それから、……
人狼は人の心臓を好むのだろうか。
[答えは出ないが心臓に執着があるのだと思った]
―広間―
いる、の。
[はっきりと返る言葉>>135と。
小さくなった声に、最後のピースがハマるような感覚を覚えた。]
――…人狼がいなかったら。
お祖父ちゃんも、生きてた…?
[自分の手のひらを見て。]
(―自分がもっとしっかりしていれば防げた?―)
[ぎゅ、と手を握りしめた。]
―アメリアの部屋―
こんなことになるなら――…
一緒に夜明けまで酌み交わせば良かったかな。
[昨夜の事を思いぽつとアメリアに話しかける。
一人で過ごしたのはもしもの事を考え誰も巻き込まぬように
なんて意図があったのだが実際に襲われたのは彼女だった]
アメリア。
[名を呼んで、顔を伏せる。
何か堪えるような、掠れた息を吐き出し
前髪に隠れた目頭を蒼花の咲く右手が押さえる]
……また、心臓……が。
牙……。
[うつむき、何か考えるかのように手を口に当てて。また顔を上げる。]
アメリアさんは……どのような様子で、倒れてらっしゃったんですか?
例えば、その……争ったり抵抗したような様子、とか……。
[もう少し状況を聞きたいと思い、質問を重ねる。
内心は、獣の仕業とはとても考えにくいと殆ど思いかけているが。まだ、信じたくない心が働いてしまう。]
―広間―
[青年の問い掛け>>154を受けて、一拍程の間を置き]
…… 嗚呼。
その事について、なのだが。
[視線を巡らせた広間の中には、果たして何人が集まっていたか。
意を決したように、少し息を吸って]
恐らくだが…… 人狼を見つけた。
[その場の誰にも聞こえるよう、声を発した]
―広間―
[エーリッヒの姿が見える>>144と、体が小さく震える。
広間の隅には、毛布などを纏めた塊が存在している。
ローザが説明したミリィの傷痕>>151は、祖父についた傷痕と同じもの。]
[途中己の借りる部屋に寄り白い布に包まれた預かり物を取る。
ふと思い出したように鞄を探り、
見本の為に持ってきていたスティレットを腰に下げる。
ギュンターに納めた長剣は未だ鞘が見つからぬから
此方で保管するままある。
井戸で顔を洗ってから男は広間に足を向けた]
―→広間―
[おかしい思て、誰か信じられぇ人おらんか考えてみてん]
(────……あれ)
[誰も彼も、ここんおる人は大好きな人達ばっかなはずやんに]
(なんで………)
[よぅけ話したり笑いあったりした人ばっかなはずやんに]
(……なんでなん)
[ だぁれも 浮かんで来ぃへん わ ]
[少女に生者も死者も見極める能力はない。
けれど大事なものを守るには、誰かの死を選ばなければならなくて。
ライヒアルトの言葉>>157に目を瞬かせた]
……見つけた、って?
[朱花はここにきてようやく花開き始めている。
暫くすれば、完全に目覚めることとなる。]
……恐らく、だが。
伝え聞いていたのと、同じ反応が出たのだ。
[誰かと問う幾つかの声を聞きながら、男は一度目を伏せる。
贄とするのをその者に決めたのは、幾つか理由があった。
村の一部の女性から良く思われていないのを知っていた。疑いを向けやすいのではと考えた。
男が見出すものを騙った時の反応から、少なくとも真の見出す者ではないと判断した。真なる者を直接告発するのは、男の目的に沿わない。
そして、最初の事件以降に彼女が時折見せた態度が、男の主義と反していたからだ]
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