87 紅の宴─人喰らい・鬼殺し─
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― 大広間 ―
[私の反応は遅かったらしい。もう一人、もっと屋敷内を知っていそうな人>>82が先に動きだしていた。
どうしようかと周りを見回して、ジラント>>79の仏頂面に気がつく]
ジラントさんも、お加減が良くなかったりしますか?
[会話の邪魔などはしないようにしながら、私は声を掛けた]
(86) 2013/09/08(Sun) 00:48:42
─ 大広間 ─
はい、よろしくお願いします。
リディアさんとメーフィエさんも、ありがとうございます。
[アレクセイの言葉>>80と、更に申し出てくれたリディア>>78とメーフィエ>>82にも礼を言って、僕は軽く頭を下げた。
途中、アレクセイの言葉が途切れたのには、ベルナルトともう一人に片目が向くものの、何の話をしているのか分からなかったためにただ視線を向けるのみに]
(87) 2013/09/08(Sun) 00:49:22
─ 大広間 ─
、はい?
[ベルナルト達に向けた視線は、女性陣からの声>>78>>82を受けてすぐに外れた。
だから、名を知らぬ誰かが零した言葉とその表情>>75を見ることは叶わず。
それが幸か不幸かは解らないが、ともかくリディヤとメーフィエの申出は有り難く]
ありがとうございます。
では薬はリディヤさんお願いします。
で、毛布の在り処まで案内をお願いしたいのですが…
私はアレクセイで合っていますよ、お嬢さん。
あなたのお名前もお教え願えますか?
あぁ、移動しながらで結構ですので。
[彼女に苦笑を向けながら、大広間を出ようと促し。
異論がなければメーフィエの案内で客室へと向かった*]
(88) 2013/09/08(Sun) 00:49:27
あの、オリガさ…… お客さんの一人が、倒れちゃって。
濡れタオル、欲しいんですけど。
[眉を寄せながら、頼まれた事をそのまま伝える。
正直に言うと、濡れタオルをどう使うのか、それすらボクは分かっていないけれど。
まあそこはサーシャさんに渡せば何とかなるだろう、と思っている。
メイドは無機質な声でかしこまりました、と言って、すぐに踵を返した。
その後をボクもついて行った。折角だし、少し屋敷の中を見ておこうなんて思いもあった]
(89) 2013/09/08(Sun) 00:51:25
そりゃまぁ、良し悪しだとは思いますが。
こんな形で一致するなんて思っていませんでしたから。
[けらりと軽い気配>>*5に返すのは溜息混じりのまま。
もう一人の声にあてがあるらしいのを聞けば、おや、と瞬いた。
もっとも自分も現実で声を交わせばすぐに誰か推測は出来たのだが]
(*7) 2013/09/08(Sun) 00:52:43
……。
[心の奥の不可解な理解。何のために、という理由をすっぽかして、刻み込まれた「殺さなければ生き延びられない」>>#3ということ。
それを、周囲の様子を伺ったまま考え込んでおれば。
不意に掛かる声>>86、 はたと顔を向ければ。
右目にリディヤが映る。]
ああ……いや、俺は大丈夫だ。
その……ちょいと疲れたんだろな。
すまんな、ありがと。
[仏頂面をどうにかこうにか緩めようとしたけども、成功したかどうか。
アレクセイからリディヤの指示が聞こえ。]
ま、俺の事は構わずに、オリガをよろしく頼むわ。
(90) 2013/09/08(Sun) 00:57:45
[その若い男――アレクセイに対しては、別の少女>>78からも手伝いの声が挙がった。
なれば自分の方は毛布を運ぶ手伝いだけで良いのだろう、と。
もうひとり、焦点が合っているのか合っていないのか、何処か気に掛かる眼差しの男>>79の姿も捉えてはいたが、今はオリガの件が先だと、足を動かそうとして]
………?
[一度立ち止まったのは、そのはっきりとした響きの声>>75が耳に届いたから。
先程までの口調から「異邦の」人ではないかと見当はつけていたが、それを覆すような言葉の響きに、ぱちりと瞬いた。]
貴方……ううん、なんでもない、よ。
[不気味だという悪態と、確かに覚えた恐れは胸中にのみ仕舞い込む。]
(91) 2013/09/08(Sun) 00:58:22
― 大広間 ―
[明かり灯る大広間では目を閉じても完全な闇は訪れなかった。
瞼の裏に己の赤がうっすらと感じられる。
再び目を開ければ何だか眩しく感じられて柳眉が寄った。
サーシャの声>>83を聞いて少しだけ困ったような顔をする]
雨の間に、安静にしなきゃ
森を抜けるのに、辛くなってしまいます。
だから――…、大事にして下さい。
[整備されぬ道ならぬ道を通ってきたから
サーシャの足を案じて言葉を向けた。
忘れていた理由に戸惑うように眸が揺れる]
サーシャさんは、優しいんですね。
キリルさんや、リディアさん、アレクセイさんに、メーフィエさんも
会ったばかりなのに、こんなに親切にしてくれるなんて……
(92) 2013/09/08(Sun) 00:59:07
― →大広間 ―
[それから少し時間は経ち。
大浴場の洗面器に水を張り、そこに途中で取ったタオルを浸したものができあがる。
メイドに差し出されたそれを、ボクは腕に抱え]
ありがとうございますっ……とと……
[頭を下げて、水がこぼれそうになって慌てて体勢を立て直した。
それから無表情に見送られ、ボクは再び大広間へ戻る。
水を零さないようにとゆっくり歩いたから、戻るまでに時間は掛かってしまったけれど**]
(93) 2013/09/08(Sun) 01:03:32
キリルは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:04:03
― 大広間→ ―
[本人の口からアレクセイの名を聞き>>88、合っていたとほっと一息。
それから、苦笑を向ける彼に対しすぐに名乗ったのは、まだ己の呼び名を名乗っていない相手が他にもまだその場に居たからだった。]
えっと。あたしは、メーフィエって呼んで下さい、アレクセイさん。それに、皆も。
じゃあ、早速行きましょう。
リディヤさん……も、薬の方、宜しくお願いしますね。
[アレクセイつてに聞いた少女の名を口にしながら、メーフィエは一先ず、廊下へと出て行った。]
(94) 2013/09/08(Sun) 01:05:29
― 大広間 ―
はい。分かりました。
[オリガ>>85の素直な返事に、私は微笑み返す。
サーシャ>>87とアレクセイ>>88の言葉を受けて、私も動けることに安堵しながら頷いた]
お疲れですか。
それなら、薬よりお茶の方が効きそうですね。
[頼むと言われ、はい、とジラント>>90にも頷いて、私は一度広間を出てゆく]
(95) 2013/09/08(Sun) 01:08:41
そこは、俺も思ってなかったけどねぇ。
[こんな形で、という言葉>>*7は否定しない。
実際、こうしてコエが飛び交う状況は、予想外だ]
……でもまあ、俺たちに要求されてるモノ考えれば、反りが合うかどうかは、死活問題とも言えるんだし。
相性悪くない相手との仕事はやり易いってのは、俺の経験則だからねぇ。
悪くない以上は、いいって事にしとく。
……その方が、長生きできるぜ?
[予想外であっても、有利と判じられるならば生かす。
そうして生きてきた青年のコエは、調子を崩す事はない]
(*8) 2013/09/08(Sun) 01:10:42
[「美人」と呼びかけるコエ>>*5のことを、初めは自分のことと捉えていなかった。
暫くして、もしかして――という考えが過った。]
……少なくともあたしは、貴方とは仲間だよ。
それに、アレクセイさん……も、かな。
多分だけど、声を聞いていたら、なんとなくそうかなって思ったんだ。
[問いに対し、直接自分が「美人」だとは告げぬまま。
それでも、コエを共有するもののひとりだとは認めた。]
(*9) 2013/09/08(Sun) 01:12:44
─ 大広間 ─
どうかしましたか。
[その声>>75を聞いていなかったから、メーフィエが立ち止まった>>91のに首を傾げて。
リディヤがジラント>>79に声をかけた>>86のにも気付けば、彼にも何か変調が起きたかと案じる視線を向け]
大丈夫ですか?
体調を崩されているなら、無理は禁物ですよ。
[ジラントだけでなく、他の皆にも届くように声を投げてからメーフィエに視線を戻し]
あなたも、疲れていると思ったら言って下さいね。
私でも毛布位は運べますから。
[メーフィエと名乗った彼女>>94に笑みと共に告げると、リディヤ>>95に続く形で廊下へと出ていった**]
(96) 2013/09/08(Sun) 01:14:45
アレクセイは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:16:41
─ 大広間 ─
[オリガの額に宛がっていた手は次第に彼女の体温で熱を帯びて。
後は冷やすものが来るまで待とうと、オリガの額から手を外した]
うん、それは、分かるんだけどね。
何と言うかこう、居てもたっても居られなくなったと言うか───
…はい、気をつけます。
[僕を案じてくれるオリガの言葉>>92に、もごもごと言い訳を口にしていたのだけれど。
これを言い返すのは相手の厚意に失礼だと思い直して、ちょっと敬語になって言葉を受け取った]
そうかな?
目の前で辛そうな人を見て見ぬ振りするのもなぁ、って思うし。
会ったばかりではあるけど、同じ境遇で集まった同士なんだしさ。
親近感みたいなもの、かな?
[あれこれと理由はつけるけれど、一番の理由はまぁ、推して知るべし]
(97) 2013/09/08(Sun) 01:17:13
…そうですね。
少なくとも、利害は変わらず一致しているようですし。
[聞こえる声>>*8に、軽く肩を竦める。
青年の考えは確かにその通りだ。
この屋敷から早く出ていきたい、それはかわらないから。
調子の変わらない青年に返す声は、こちらも常のそれに戻り]
あぁ、確かに綺麗な方ですね。
よろしくお願いします、お嬢さん。
[聞こえた声>>*9に返すのは、青年の言葉への同意も兼ねたものだった**]
(*10) 2013/09/08(Sun) 01:23:19
[アレクセイ>>*6からの返答に、暫くの空白。]
…………。
だとしたら、ひどいもんだね。あたしも、貴方たちも……。
あたしたちの知らないところで、勝手に決められて、こんなハメに。
[思わず笑いが出そうになったのを、努めて押えながら。
彼女が返すコエもまたひどく抑え気味の、無表情な色になっていた。]
だったらなおのこと、こんなゲーム、生き残ってやらなきゃ。
あたしが貴方たちとウマくやってけるかどうかなんて、まだ判らないけれど。
そうしなきゃ、気が済まない……から。
[もうひとりのコエ>>*8を聞きながら、零す。
「貴方たち」と言ったのは、彼らふたりは幾らか気の合う者同士なのだろうかと、その話を聞いて思ったからだが。
何処かでほんの微かに、彼らとの間に違和感を得た気がした、というのもあった。
その違和の正体は、まだはっきりとは知れないのだけれど。]
(*11) 2013/09/08(Sun) 01:23:22
[呼びかけ方に対する反応>>*9に、く、と楽しげに笑う気配が落ちる。
現実は名も知らぬ男に向かいつつ、それでも、名乗りの声は捉えているから、名は把握してはいるのだけれど]
お仲間なのがわかれば、じゅーぶん。
それがわかってるかどうかって、こういう状況じゃ、大きいからねぇ。
[仲間の数が少ない事は、感覚が捉えているから。
零す声には、ほんの少しだけ、真面目な響きが混じる]
(*12) 2013/09/08(Sun) 01:28:04
― 大広間 ―
[近い温度になったサーシャの手>>97が離れる。
熱が伝わってしまったから大丈夫と言葉は重ねられない]
……心配で言いすぎてしまいました。
でも、気をつけてくれるなら、安心、です。
[声はか細くあすけれど掠れはしない。
喉に違和感はなく、風邪よりも疲れと――
女主人の話に知恵熱でも出たのかと思う。
敬語になるサーシャに僅か首を傾げ、見上げて]
そう、思えるのは――…
やっぱり優しいんだと思いますよ。
(98) 2013/09/08(Sun) 01:29:01
ま、そーゆーコト。
[利害の一致を認めるコエ>>*10に、笑い帯びたコエで返す]
生きてここから出る、って大目的はどいつもこいつも変わりゃしねぇけど。
譲ってやる義理はないんだし。
……気が済まないってのも、同意できるしねぇ。
[零れるコエ>>*11にさらり、と返す一瞬、声音は冷えるが。
すぐに、氷の気配は消え失せる]
(*13) 2013/09/08(Sun) 01:33:41
メーフィエさんも、よろしくお願いします。
[ようやく名前の知れた女性>>94に微笑みかけ、広間を出た私は使用人の一人を捕まえる]
熱冷ましの薬が欲しいのです。
できれば、どこに置いてあるかも教えてくれませんか。
他の薬も必要になるかもしれませんから。
[相変わらず無表情なメイドに、最初の願いは受け入れられ、後半は拒否された。それが必要となったら教えると言い張られて、今必要な薬を貰うために私は引き下がるしかなかった]
(99) 2013/09/08(Sun) 01:34:24
分かりました。今はそれだけでいいです。
必要になったら、お願いしますね。
[念は押して暫く待つと、痛み止めにもなる熱冷ましの薬が、水差しとコップも添えた盆に乗せられて来た]
これくらいは必要になるかもしれません?
そうですか。ありがとう。
[私は首を傾げながらその盆を持って大広間に戻り、オリガとサーシャの下へ届けた**]
(100) 2013/09/08(Sun) 01:36:15
[鋭い視線と共に問い返す声>>81プラーミヤは再び瞳を細めた]
……よばれた、から。
あなた、も、みんな、おなじ。
[その言葉は、相手には、否定肯定、どちらに聞こえたか?プラーミヤは知らない**]
(101) 2013/09/08(Sun) 01:38:34
リディヤは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:39:53
プラーミヤは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:40:35
─ 大広間 ─
うん、気をつける。
ありがとう、心配してくれて。
…オリガも優しいと思うよ?
僕のこと、そうやって心配してくれるんだもの。
[今大変なのはオリガの方なのに、僕を案じてくれる>>98のは申し訳なく思いつつも、嬉しかった。
だから、僕はオリガも優しいと口にして笑みを向ける。
感情を体現したい衝動にかられたけれど、流石にそれは拙いだろうと思い自重した]
へへ、オリガがそう言うなら、そうなんだ、って思っとく。
[僕を優しいと繰り返すのにも笑いながら返して。
毛布や薬を取りに行く面々を見送りつつ、僕はオリガの傍に留まった。
足に負担をかけないためでもあったし、何よりその場に居たかった*から*]
(102) 2013/09/08(Sun) 01:45:20
サーシャは、メモを貼った。
2013/09/08(Sun) 01:46:31
─ 大広間 ─
[呟き>>80や、向けられる視線>>87は気づいていたものの、そちらへの反応は後回しにして、今は目の前に意識を向ける。
問い返しに、再び細められる瞳と、たどたどしく綴られる返答。>>101
氷の青は一度、閉じられて]
……よばれたから、ね。
[返された、最初の一語を繰り返した後、再度開かれた青にあるのは、どこかたのしげないろ。
否定肯定どちらに捉えたのかは、見た目からは判ずる事はできない]
わかった。覚えとくわ。
[さらりと返した後、氷の青は男から逸らされた。**]
(103) 2013/09/08(Sun) 01:49:27
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