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[貰ったキャンディをひとつラッセルの手にポンと渡そうとし、自分もひとつ口に入れながらパレードと共に歩く]
それにしても、こんなに招待券配ってて利益になるのかしらねぇ?
明日からはお金払ってきてもらえる、と面白さに自信があるのかしら?
あぁ、売店の儲けで利益になるとか…?
[商売人の血が口を動かす。]
あれだけ大きいと、移動も大変でしょうし…あら?何かしら、綺麗ね。
[後ろから、ドンっとお尻に子供がぶつかり、謝りながらも足は止まらず前へと走りさる。
その手にはいっぱいの白い花。
走る端から、ぽろぽろと両手からこぼれ落ちる。]
子供達も、花をこぼしたり鼻垂らしたり大変ね…ぷっ、くすくすくす…。
[相変わらず、楽しげにくすくす笑う。
走り回る子供達を見てなのか、自らの言葉になのかは分からないが、楽しそうにくすくす笑う。]
本当、愛おしい子たち。
[最後の呟きは、雑踏にまぎれて誰にも届かなかっただろう。]
[ニーナの歩調に合わせて、道を逆に辿ってゆく。
メインストリートに出ると、白の花々が絨毯のように道に残されていた]
おや、サーカスまでの道標のようですね。
辿っていけば入り口までご案内、でしょうか。
[気を引き立てようと口にした言葉は、少女へと届いただろうか。
賑やかに走り回る子供たちを楽しげに見ながら、男はぽつぽつと独り言のように言葉を零してゆく]
サーカスに行きたがるなんて子供っぽいでしょう?
…昔から私は美しいものが好きでしてね。
キャンデーもゼリービーンズも、その色とりどりの美しい粒を口にするのが嬉しくて。気がつけば自他共に認める甘党になっていました。
サーカスはね、風船やピエロ達の装い、パレードに火の花…私の好きなものがたくさん詰まっているんです。おもちゃ箱のように。
[隣を歩く少女の切りそろえられた髪が、しなやかに揺れる。
それを茶色のレンズ越しに目を細めて見やり、そっと顔を近づけ]
――満足するまで堪能しても、御菓子と違って中年太りにならないなんて最高でしょう?
[茶目っ気たっぷりに囁いて、にこやかな笑みを見せた]
本当に――最高ですよ。
団長に出会って、私は永遠の美というものを知りました。
[茶のレンズに隠された孔雀色の瞳が熱っぽく潤む]
[談笑しながら歩いて行くと、その横顔の向こうに良く見知った少女の顔を見つけた。
思わず顔をほころばせて手をあげ、声をかける。]
あ、ニーナじゃない?
ニーナ…に、あら、ヴィンセントさん?
[見知った顔の更に向こうに、太陽の光を反射させる眼鏡が見えた]
変わった組み合わせね、お知り合いだったのかしら?
[美しいものを見たいと願う心が、魔を引寄せたのだろうか。
医師として働く内に、身体から離れゆく魂の色に魅せられていくようになった。
しかし、どんなに美しい魂もやがて消えてしまう。
美しいものが見たくて、患者が手遅れになることの多い巡廻医師となり、そして――団長と"彼の方"に男は出会った]
団長にいただいた魂を狩るこの力。
全ては――*永遠の美の為に*
[ニーナの反応にも、穏やかな笑みを浮かべていたが。
耳に届いた声に、おやといった表情に変わる]
これはこれはレベッカさん。
それと…初めまして、お連れの方。私はヴィンセント=ウィスラーと申します。
ニーナさんには診療所でお世話になっているのですよ。
[巡廻医師でして、とにこやかに説明し]
薬の補充に立ち寄ったのですが、せっかくですしサーカスを楽しんでから次の町へ行こうと思いまして。
…はしゃいで熱を出す患者が増えるかもしれませんしね。
[嬉しそうに話すも、最後は少しだけ言い訳めいていただろうか]
[ヴィンセントの声にあぁ、とニーナを見て]
そっか、診療所か。お薬って言ってましたものね。
その荷物はニーナのね?ニーナったら、旅のお医者様を使うなんて。
[少女が慌てて紡ぐ言葉に、声を立てて笑った]
[デートかな、との呟きに思わず笑み]
そんな、年齢倍ほどの私じゃラッセル君が可哀相だわ?
イライラッセルってするかも?
んー、いまいちね。
[腕を組んで眉間に皺を寄せてみた]
[いつも持っている革の鞄を差され、慌てるニーナを援護するように口を開き]
いえいえ、これは私の仕事道具ですよ。持っていないと落ち着かなくてね。
荷物持ちはもう終了です。ほら、お駄賃もちゃんといただきましたし、お願いも聞いてもらいました。だからニーナさんは全然悪くないんですよ。
[荷物持ち自体は肯定にしたことに*気付いているのかいないのか*]
あら、本当だわ、ニーナの鞄じゃなかったわ。
ごめんなさい、私ったら何を見間違えたのかしら。
私も、はしゃいで熱を出しちゃいそうなひとりね。
[小さく舌を出してコツンと自分の頭にゲンコツを当ててみせた]
でもお駄賃ってやっぱりニーナったら使ったのね?ふふふ。
ほう、彼女に目をつけるとは仕事熱心だね、DOLL。
…期待しているよ。
[青年の碧と男の孔雀が茶のレンズを挟んで*合わさった*]
デートではありませんでしたか、それは失礼を。
とても仲が良さそうに見えたものですから、つい。
[ゲンコツを当てる仕草には、くくっと喉で笑い]
…ええ、熱を出さないよう気をつけて下さいね。
メインイベントを見逃したら大変ですから。
[有料の分きっと楽しませてくれるはず、と笑みを向けた]
あら、メインイベントは今日は無いのね。
あ、本当だわ、招待券に書いてあったわ。残念。
[そこまで話すと、はた、と動きをとめてポンと左手の平を握った右手で打った]
ああ、なるほど、そこで利益が出るのね!
分かったわ、なんだかスッキリしたわ。
[嬉しそうにコロコロと笑った。]
正確には、運んだからのお駄賃じゃなくて、お駄賃が欲しくて運ばせていただいたんですけどね。半ば無理を言って。
だから、ニーナさんは何も悪くありませんよ。
[少女が気に病まないようにと、柔らかく笑みを向ける。
それから招待券を覗き込むレベッカに]
おそらく氷柱に閉じ込められた美女…といった感じなのですが。
どういった魔術かはわかりませんが、ポスターにするぐらいですから何か意味があるのではないかと思いますよ。
…これで関係なかったら誇大広告ですね。
[利益の話には、驚いたように目を丸くして]
……はあ。
よくわかりませんが、お役に立てたなら何よりです。
[意味の判っているらしい連れの青年と見比べて、曖昧に頷いた]
[向けられた笑みに、それでも若干気が引けた。
何だか、さっきから庇ってもらってばかりで
申し訳なくなってきた事もあるけれど、思わず苦笑を返す。
ふと、魔術の話に気付いて耳を傾ける。
そういえば、ブランさんはお楽しみだと教えてくれなかったし
ポスターはちらりとしか見ていなかったから良く判らないが
──氷柱に閉じ込められた、美女。]
[知らず、小さく溜息を零す。
純粋に、サーカスへ期待を寄せることが出来るなら
とても面白げな演目だと、きっと楽しめるだけれど。
3人の歩調に遅れないように歩みを進めながら、
ぼんやりと、そんな事を*考えて*]
氷柱に閉じ込められた美女?
それは、楽しみね。
出てくるのかしら?
それとも氷の中で動いて見せるのかしら?
[子供に負けずにキラキラと目を輝かせ、嬉しそうにパレードの先に目線をやる。]
──わっ!?
…と、レベッカさん。
[ぼんやりと歩みを進めている途中、突然視界に入った顔に
思わずハッと声を上げた。
話に耳は傾けていたけれど、突然覗き込まれるとは思わなかった]
え、と。うん。
……楽しみ、ですね。
[驚いた所為で、未だドキドキ言っている胸を押さえつつ、
へら、と薄く笑みを浮かべる。
誤魔化せているだろうか、と頭の端で考えながら
楽しげな表情の彼女へと、言葉を返して]
そうね、楽しみね。
うふふ、年甲斐もなく、って笑わないで頂戴ね?
[いつもならその彼女の笑みが不自然である事に気がついたかもしれないが、少々テンションの上がっている状態ではその笑みの奥の陰りに気がつくことはできず。
そのまま姿勢を戻してゆったりと歩を進める。]
ううん、まさか。笑いません。
幾つになっても、楽しいものは楽しいですから。
[本当に楽しげな様子に、つられるようにくすくすと笑みを向けて。
どうやら、気付かれずに済んだみたいだった。
そのまま、姿勢を戻した彼女に、ほ。と安堵の息を零す。
親しい付き合いをしている彼女なら、気付いても
可笑しくなかったのだろうが──気分が高揚している為だろうか。
少しばかり、サーカスに感謝した。
…尤も、自分が気落ちしている理由も、サーカスなのだけれど。]
えと。レベッカさん、サーカスとか見たこと無いんですか?
すっごく、嬉しそう。
んっとね、小さいとき…5つか6つの時くらいかな?
一回行ったっきりなのよね。
家族で旅行に行った村に来てて、いけたの。
楽しい思い出しかないのよね。ふふふ。
[少し茶色がかった金髪がふわりと揺れて、目の淵のほくろを隠した。
子供のように、笑む。]
すると、随分前になるんですね。
[彼女の言葉に、少しだけ驚いたように青を瞬いた。
あぁ、とても、楽しそう。]
それが楽しい思い出だったら。
期待しちゃいますよね。
[今回も、楽しいといいですね。と。つられて、小さく笑う。
私も、楽しい思い出が残っていればよかった。
今回は、残るだろうか。楽しい思い出が。
ちらりとそんな事を考えて、ふと、前に華やかなゲート]
あ。広場。
[見えましたね、と、目を細めて眺める。
賑やかな音楽と、色鮮やかな世界が視線の先に見えて]
[賑やかな広場へと揃って近付いていくと
手を振る姿に、青を僅かに目を見開く。
しかし、それがつい先程の人物だと気付けば、
小さく笑みを浮かべてながら、軽く手を振り返した]
ブランさん。お仕事お疲れ様です。
[招待券もありがとうございました、とぺこり頭を下げて]
やあ、いらっしゃい。ニーナさん。
それにヴィンセントさんも。
招待券は、サーカスのサービスですからね。来ていただけて私こそ助かります。
[ニーナに微笑みかけてから、レベッカにも笑みを向ける]
おや、雑貨屋さんが御一緒なんですね。今日はお店はお休みですか?ようこそおいでくださいました。
楽しんでいってください。
[女性二人に風船を差し出した]
[パレードと共に歩いていけば、やがて、一際賑やかな空間が目に入るだろうか]
ん……だいぶ、力はいってるなあ……。
[乱舞して見える色彩と、響く音楽に、思わずこんな事を呟く。
肩の黒猫も、同意するようになぁ、と鳴いた]
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