情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
……っと。
や、どうも。
[不意に投げかけられた声に、ゆるく瞬いてそちらを見やる]
相変わらず、賑やかなようで。
ああ……なんか、昨日まではいなかったピエロがいるんだって?
そんな話を、彼から聞いてたところ。
[言いつつ、リックの方をちらりと見やる。
黒猫は、ラッセルの手を避ける事無く、大人しく撫でられて]
ああ、新入りのピエロさんですね。
なんだか言葉の話せない人なんだそうですよ。それでマイムが御上手なんですね。感心しますよ。
あ、今日和。
[やって来た銀の髪に気付き、会釈をする。
大人しく撫でられる猫に眼を細めながら、ピエロの説明をする青年に同意の意を示してか小さく頷く。]
へえ……なるほどね。
それなら、後で見に行くのもいいかな。
その前に、人捜しをしないとならないが。
[コーネリアスの返事に、ひょい、と肩を竦めてこう言って。
ふい、と銀髪の男から逸らされた視線は、虚空に何かを捉えようとするように見えるだろうか]
ええ、今夜は魔術の実演もありますし。是非楽しんで行ってください。
[ハーヴェイの言葉に頷いて、人捜しと聞くと首を傾げる]
人捜しですか?どなたか迷子でも?
あ、もしかして、この間デートしていた可愛らしいお嬢さんですか?
ほう、この男、見えるようだな。
[くす、と笑って]
さて、邪魔をするようなら取り込んでしまうのもいいが、この魂はまだ力を強めそうに思える。
もうしばらく泳がせるか。
新入り・・・・
この町の方、なんでしょうか。
[猫を撫でながら、言葉を話せない人って居ただろうか、などと呟く。それから2人の会話にはたと顔を上げる。]
嗚呼、そうだ。
アーヴァインさん、知りませんか?
魔術……か。
[しばし、虚空に向けていた視線を再びコーネリアスへと戻す。
その様子を黒猫がやや心配げに見つめていた事には、近くにいたラッセルならば気づけるかも知れず]
デートって。
あの子は、じいちゃんの茶飲み友達のお孫さんだよ。
[そう答える声は、いつも通りに軽いものの。
次の言葉を紡ぐ時は、やや、険しさを帯びるだろうか]
で、捜しているのはあの子じゃなくて、ね。
本来迷子を率先して捜しそうな……自警団長さんさ。
[緩く、瞬いた。小さく深呼吸する。
すぐ横を、楽しげにサーカス広場へ向かう子ども達が通り過ぎて言った。]
…。
[恐れていたって、何も変わらないのは、もう十分に判っているのだから。
──そぅと、真直ぐ。一歩を踏み出して。
その足が向かう先は、広場へと]
―メインストリート→…―
いえ、私と同じで、他のサーカス団から移ってこられたとか。
え?アーヴァインさんが、今日も来てるんですか?
また何か苦情かな…参りましたねえ。
[ラッセルの言葉を聞くと、困ったようにきょろきょろと辺りを見回す。]
んー。
やっぱり、聞いてもわかんないみたいだわ。
集団物忘れっていったいどこまで広がってるのかしら?
[首をひねりながら、敷地内を歩いている]
嗚呼、成程。
――貴方も覚えてるんですね。
いえ、それが・・・サーカスを観に行ったっきり、帰って来ないんですよ。
その上、何故か誰もあの人を覚えてなくて。
[首を傾げるコーネリアスの様子に、ひょい、と肩を竦めて]
いや、ちょっとね……虫の報せ……っていうのかな。
そんな感じがあってね。
何やら姿が見えないらしいから、それと関係あるのかと思って捜していたってとこかな、俺は。
[実際には、異変があったと感じたから捜していたのだが。
何となく、サーカスの関係者には、素直に言う気になれずにぼやかして]
……ラッセルが言ってるように、町の連中そろって忘れてるのも、気にかかるんだよね。
[しっかりと、しかし決して早くは無い速度で、歩みを進めていく。
ふと、漸く見えてきた広場の先に、
見覚えのある姿が揃っているのに気付いて、青を一度瞬いた。]
…、
[しかし、揃う人々全員の浮かない顔に、
ただサーカスを見に来たわけでは無い様だ、と僅かに眉を寄せて。]
人のことを無視するのはいかがなものかと思うんだ、マジシャンさん。
おれは、リックっていう名前があるの。
見えなかったとか言うなよ!
ハーヴェイさんが高すぎて邪魔なんだ。ぜったい。
いえその…信じて頂けるかどうか判らないのですが……
[躊躇いがちに口を開きかけて、こちらに手を振るレベッカを見つける]
あ、こんにちは、レベッカさん。
[会釈するも、微笑みは些か弱々しく見えたかもしれない]
信じる信じない、っていうより。
意味がわかんないから、話してほしいと思うよ、おれは。
だれかのせいで、みんな忘れるなんて、ないと思うんだけど。
[こちらに手を振るレベッカの姿に気づいて軽く手を上げ。
ふと、視線をずらせば、ニーナの姿も目に入るだろうか。
……そういえば、診療所にはエレノアの話は行ってるのだろうか、とふと考える。
誰かが診察に行っていたなら、状態を聞けるかも知れない……と、そんな考えがふと頭を過ぎった]
実は、私は、占い師の家系に生まれていまして。
でも、力が強すぎるので、普段は使わないようにしているんです。
[口を開くのを躊躇った割には、浮世離れした話しを淡々と語り出す]
[暫く遠めで集団を見やっていたものの。
止めていた足を再び動かして、集団の近くへと向かう。
途中で、レベッカが更に集団へと近付くのにも
銀髪の青年が、「自分の所為だ」と言う言葉にも気付いたが
少し眉を寄せて──それでも、歩みは止めずに]
…皆さん、お揃いなんですね。こんにちは。
[小さく笑みを向けて、一言。
あとは、そのまま黙して青年の言葉へ耳を傾ける]
私の力は、魂の記憶を読み取って未来を見通す力なんですが、人によっては、魂と身体の繋がりが弱くて、触れただけで消えてしまうことがあるものですから……
……占い師?
[告げられた言葉に、微かに眉を寄せる。
疑うような様子が見えないのは、自身も特異と認識するが故か]
……魂と身体の繋がり……ね。
[ぽつり、呟いて。
視線はまた、虚空へと]
とにかく、それで、危ないので普段は使わない力なんですが……この間アーヴァインさんがサーカス団に苦情を言いに来られて……なんだかサーカスを潰してやるぞ、と脅すような勢いだったので、心配になって……
そうっていうか。
たましいとか、そんな非現実的だよ。
御伽噺の中だけの話でしょ。
魂と身体とか。
魂って一体どういうものなのさ。
あなたにとって言ってる事は本当かもしれないけど、それじゃあ、ええと。魂と身体? 以外?
おれたち以外が忘れてるのはなんで?
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新