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[食事を終えると、途端に暇になった。
せめて、居候になっているのだから、掃除をしようだとか、洗濯をしようだとかの、家人に対して何かをしようなどという心構えは全く無いようではあった]
うーん。
[とりあえず、ころころと転がってみたが暇なことには変わらず、何をしていいのかと持て余す]
私も外に遊びに行こっかな。
何処に向かうかは、その時の足の気分により、って感じでGO!
[そう言うと、そのままの勢いで外に飛び出した。
当然、鍵はかけていない]
―自宅―
[簡単に珈琲だけを飲んだ後、昨日のギュンターの言葉を思い返して気が重い、と言うように吐息をもらす。]
誰か差し出せ、といわんばっかりだったもんなあ……
[どうしたものか、と悩むように呟いていれば、ふと、玄関のほうが騒がしくて。
なんだろうと思って外を覗けば、住民たちがどこかざわめいている。]
─宿屋─
[苦笑まじりの言葉に、黒の瞳は唐突に伏して。
微かに走った震えは、伝わるか、否か]
……そう、言われたって。
自分でやらないとなんない事、たくさんあるの、事実、だモン……。
[間をおいて返したのは、どこか拗ねたような響きの言葉]
他に、誰も、いないん、だから。
[甘えを是と出来ない気質は、こんな状況下でもそうは抜けないようで]
[脳裏に浮かんだそれは、つまり自衛団長の言葉が正しかったことを示すもので。
しかし、それを信じるということは。
あの場に居た者の中に人狼がいるということ。
疑わなくてはならないということで。
あの中の誰かが、自衛団長を殺したということ。
呆然と、その場に立ち尽くす己に、事を伝えにきた自衛団員は泣きながら、お前がやったんじゃないのか、と言いたげな視線を向ける。
その視線をまっすぐに受けながらも、やはり、しばらく動く事は出来ず、ただ、涙だけが零れ落ちた。]
───広場───
〜♪
[早朝故に、人の数は仕事場に行く人の分だけ多く、いたるところに人が行き来しているはずなのだが、今日に限ってはその数も少ない。
島ということで、猟師の数が多く、更に早くから海にいる者が多いということもさることながら、それ以上に、ある事件が起こり、そこに人が集まっているということが一番大きかった。
そんなことも露知らず、人の少なさに上機嫌になりながら鼻歌を歌い、少女はぽてぽてと歩く]
……?
[いや。
少女の鼻がひくひくと動いた。
潮風に混ざり合いながらも、微かに漂うその匂いを、少女は敏感に感じ取った]
……これって……。
[少女にとって、その匂いは非常に身近なものだ。
いや。身近なものだった。
だが、記憶を失ってからの短い時間に、その匂いを感じることなど無かった。
ましてや、記憶を失う前だったとしても、これだけ遠くから感じるぐらいの大量の匂いなどはありえなかった]
みゅう!
[それが一体何から放たれている匂いなのかが心配になった少女は、急ぎそちらに向かおうとして、足がもつれてこけた]
んきゃ!
[受身を失敗して盛大にこけながらも、すぐに起き上がり、少女はその現場へと向かう]
―路地―
[ヘルムートの言葉には無言で頷き了承を示した。
集まっていた人は団員の手により徐々に散り始め。
結局内部での反対もあったか、遺体を教会に収めることは拒否された]
……やれやれだ。
[少し離れた場所から血の跡を見つめながら、煙草に火を点ける。
紫煙が一筋立ち上った]
[周りに居た漁師達はとにかく団長の元へと詰め所の方へと向かうが、周囲に誰も居なくなった後もいまだ動けず。
何時間過ぎたか、それともほんの数分か、立ち尽くしたまま海を見つめていると、幼馴染の姿が見え。
ようやく身体が動き、そちらへと声をかけた。]
ライ。
………聞いた、か?
[問いかけるのは、団長のこと。]
─宿屋─
[クロエがアーベルに連れられ宿泊部屋の方へと向かった辺りでフーゴーは額から手を外した]
(あの様子じゃクロエの意思とは関係なく力が発揮されてるようだな。
死者を判じる力。
もしかしたら生者を判じる力よりも精神的にはきついか)
[『死』はそれだけで悲しみを生む。それを強制的に伝えられ、更にはそれが何者だったのかを知らされてしまうクロエの力]
(無理はさせたかねぇが……探すためには必要な力、なんだよな…)
[額から離れた手は胸の前で腕を組む。しばらく思考が続いたが、一度気分を切り替えるように頭をゆるりと横に振る。そうしてようやく周囲に視線を向けた。
風邪が辛そうなダーヴィッドには無理しねぇで寝とけよ、と声をかけ。自分も腹ごしらえするために一度厨房へ。適当な料理を作り上げると、厨房に居るままそれを腹に収めた]
[カウンターに戻ると昨日ヴィリーが作ってくれた細工がそのまま置かれてあり、それを一つ手に取る]
……本格的に頼む暇は、ねぇな。
[小さな嘆息。それでもその細工はカウンターの上に飾り付け、装飾へと変える。その後、店のことはリッキーに任せ、フーゴーはパイプを手に店の外へ出た。いつもの一服のように出入口傍の石へ腰かけ、何かを考えるようにしながらパイプから煙を吐き出した]
─ →宿屋外・出入口傍─
……あぁ、そうかい。
[丁度その頃か、律義にもクロエの無事を伝えに来た学者にはそう言って。
背を見送りつつ、煙の混じった息を吐いた]
ったく、面倒な容疑掛けて逝きやがって。
どうやって見つけろってんだ。
[ぼそぼそと愚痴を零す]
― 港 ―
おや、ヴィリーさん、
もう、こんにちはでしょうか?
[森へと向かっていた足は、しかし、
立ちつくしていた幼馴染の姿を視界にとらえると、ひたりと止まる。]
…――嗚呼、見ましたよ。
[傍から見れば会話になっていないだろう会話。
幼馴染みの阿吽の呼吸で、何について尋ねられているのか悟り、
短く返す言の葉。
表情は常と変らない無表情で、ひとつ頷いた。]
───殺害現場───
……!
[少女がその場で見つけたものは、とてつもなく恐ろしい物体。
つい昨日ぐらいまで生きていた生物が、まるでおもちゃのように慰みにされて静物にされてしまった物。
思わず、少女は目を見開いて、それをじっと見つめ続けた]
……うう。
[多少なりと、その壊れた物体の顔が判別できたが、見たことも無い人物の顔だったことは、少しだけ安堵できた。
それでも、もし、そこにあったのがライヒアルトだったのならば、と思うと少女はとてつもなく不安に駆られた]
[住民たちのざわめきを不思議そうに見やり、ふと、何かを思いついたように瞬く。]
犠牲者、とか……?
[一つ吐息をもらしながら小さく呟き。
そして、ちょうどこちらを見た自警団員と視線が会えば、それが此方へと向かってくるのが見えて顔をしかめた。
ため息をついて団員を出迎えれば、団長が襲われたこと、クロエがそれを発見したことなどを告げられて――]
え、クロエが……?
なんで……
[団長が襲われたときいて僅かに青くなるものの、それよりもクロエが発見したと言う事に、驚く。
伝えるだけ伝えた団員が疑いの目を向けてくることも気にせずに、ふるりと首を振って歩き出す。]
[幼馴染から挨拶をされれば、あぁ、と自分も挨拶を返し。
みた、と言われると表情を翳らせて]
そう、か。…他、には。
[誰か犠牲にあったものがいるか、変わったことがあるか、と短く聞いて。
幼馴染の隣には昨日と同じように少女の姿はなかったが、そちらについてはもう心配はしていなかった。]
……。
[少女はうつむき、嫌な未来を拒否するかのように、呟く]
……ヤだ。
[小さいながらも、しっかりとしたその響き]
ライヒアルトがいなくなるなんて、ヤだ。
[それは、はっきりとした拒絶の言葉]
失いたくないもん……ライヒアルトは、私の道しるべなんだもん……だから、絶対にヤだ!
[涙目になりながらも、最後には大きく叫んだ]
─宿屋─
だから。そうやって自分だけで何もかもしようとするな。
こんな時くらい、少しはこうやって…寄りかかれ。
[身体を支えていれば、小さな震えでも感じられてしまう。
暫し躊躇い、溜息をつくと寄りかからせるよに腕を回した]
嫌になったら振り払っていいから。
変わってやることはできないしな。
……探さなきゃ。
[叫んだ次の瞬間、少女はそこから踵を返し、走り出す]
ライヒアルトを、探さなきゃ!!
[さて、寝ぼけまなこで聞いていた頭で、ライヒアルトが何処に向かうかを覚えていただろうか?]
あたくしに、できること。
生きのびていく以外に、あるのかしら?
[鞄のなかからノートをとりだし、さきほどのことを書き記す]
にくきものは、ころす。
それが、ひと、というもの。
[翳りを帯びたこえが、静謐の森におちる。
それもまた、ひとつのものがたりをそらんじるもの]
きょうのあれで、にくしみがうまれていたなら。
疑わしいだけでころされちゃうのねぇ…きっと。
だから、その前にえらばなくちゃ。
[深い溜息をついたなら、立ち上がった]
他、ですか。
[相手の翳る表情を、碧の眸に映しながら、
少し考え込むように、顎に手を当て]
嗚呼、クロエさんが第一発見者で。
話を聴くと、どうも、霊能者のようですね。
ご気分が悪そうでしたので、フーゴーさんの所に運びました。
[云わないことで他に犠牲になったものは無いと示し、
やはり、過程を述べず結論だけを、相手に伝えた。
――まるでそれは重要なことではない、
ともとれるような、淡々とした口調で。]
[駆け出した、というよりは逃げ出したような
格好になった姿を見られていたとはよもや思わず]
んああ…声もかけずに悪かったな。
食事の邪魔しちゃ悪いかと思って気を使ったんだぜ?
口直しにこっちまで食われちゃたまんねえしな。
[冗談めいたように返す。続いた呟きへの返答には興味を示し]
能力者ね…そっちもお伽噺と同じってこった。
へえ、クロエがねえ……さっきの話はそれってかい。
で?邪魔になるんだろ?その霊能者ってやつは。
後は、占い師、か。
[お伽噺のあらすじを思い出すように、それは昨日囁かれた自らの役割とて同じ]
…あんたらの俺への希望は?好きにした方が「愉しい」か?
[なによりもその感情を優先する方へ向けるように]
クロエ、が?
[もう起きて大丈夫なのか、と聞こうとして、霊能者という耳慣れない言葉に瞬きを一つして。
ライが不必要なことは言わない性質なのは知っている為、殺されたのは団長だけだと察し、それでも人が死んでいる事実に、胸を痛めて。
元々この幼馴染は動植物以外にあまり興味を抱かない、のだが。]
………ライ?
[あまりに淡々とした様子に、ふと、名を呼んだ。]
─宿屋─
ふぇ?
寄りかかれ、て……。
[向けられた言葉の意を測りかね、伏していた目を上げるのと。
腕が回されたのは、どちらが先だったか]
……て、あ、え……と。
[思考が一瞬止まって、それから]
………………ずるい、よ。
[俯いて、ぽつり、と零したのはそれだけ聞くとなんの脈絡もない言葉。
それでも、拒絶するよな様子はなく。
……傍観者状態のぶち猫はと言えば、呆れたように明後日の方を向き、顔を洗う仕種をしていたりするのだが]
…――食べませんよ。
[少なくとも『今は』という語尾は消えて。]
聴く限りはそのように思いましたが。
霊能者は特に焦って食べる必要はないかと。
占い師よりは厄介でないので…――。
嗚呼、セザーリオさんが食べた方が愉しいと思われるなら別ですけれど。
[おそらくはセザーリオにも、この会話は届いている筈で]
…――どうします?
[ヒースクリフの問いかけも含めて、セザーリオに話を振った。]
/*
すみませ、ん。
表も赤も30分経っても反応なかったら、記号忘れだと思って下さい。
気をつけます(とほほ
[どうやって、えらべばいいのか。
えらんだのなら、どうすべきか。
成すことはわかっても、成し方はわからないまま。
まずは、知ることが必要だろうかと、宿へと向かう。
そこになら、「容疑者」の誰かはいるだろうと]
―→宿屋―
[出入り口で、そのひとりをみつけ、足を留める]
……おじさま。
[死体の傍に立っていたひと。
そういえば、第一発見者だったのだろうかと首をかしげる]
─宿屋外・出入口傍─
[ぷかぷかとパイプから煙が上がる。不安定な雲行きを見上げる。暗雲はこの先を暗示するかのようにどんよりとしていた]
……おぅ、いらっしゃいルーミィ。
[かけられる声にその存在にようやく気付き、視線を前へと向けた。パイプを持たぬ手を上げ、挨拶とする]
……。
[必死に走っていると、また1度こけた。
だけど、そんなこと気にしない。気にも留めていない。
今はただ、ライヒアルトの元へ急がなくちゃ。
ライヒアルトが、先程の物体に変わっちゃう前に]
……。
[少女は走る。必死に走る。
どこだっけ?
ライヒアルトはどこに行くって言っていたっけ?
例え、記憶が無くたって、大事なものだけは忘れたくない。これは大事なものだ。だから……]
……そうだ!海!
[急な方向転換で、また1度こけたが、それでも、少女は走り続けた]
…――なんですか?
[名を呼ばれて、ハタハタと揺れる瞼。
そして相手の表情から、おそらく何を思ったのか伺い知れて、
2mmほど、唇の端が上がる。
――そこに自虐的な笑みが浮かぶ。]
こういう時、私はどう反応していいのか、
…――良く、分かりません。
[大学時代、息子に会いに来るついでに行商をしていた両親が、
物取りに襲われて死んだ時も、涙ひとつ流せずにいて。
随分奇異の目で見られたと、幼馴染には話したことがあっただろうか。]
けれど、それが私です…――。
───港───
……!!
[そして、少女は見つけた。
少女にとって、今、此処にいるべき意味を]
───ライヒアルト!!
[はあはあと息を荒げながらも、少女はライヒアルトとヴィリーが話しているそばへと駆け寄った]
……良かった。
まだ、いなくなっていないんだね。
[体が息を欲して苦しいけど、それでも、少女は笑った]
―詰所近く―
[少女が現れ、また去っていったのは、学者が来る以前だったか、それより後だったか。
その言葉は聞こえていたかいなかったか、男はただ黙って見遣るのみだった]
……猶予は一日、だったか。
[呟き、煙草を地面に落とす。
弔い代わりの灯を揉み消してから、踵を返して歩き出した。
途中一度、懐に手を触れ]
[二人からの語りかけ]
[微睡む如くの意識を、改めて掴みなおす]
……美味しそうではあるけれど。
愉しそうではないかな。
[霊能者という存在を耳にしても、やはり重要な点は其れらしく]
残しておいて、葛藤するのを見れるほうが…愉しいかな。
[庇うつもりではなく、真意からの言葉]
―宿屋―
何がだよ。
[ずるいと言われ首を傾げる。
ぶち猫から更に呆れたよな鳴き声が上がったかもしれない]
お袋も俺も、好き放題しかしてこなかったからな。
まあ、使える時は使っとけ。
[暫くそうしていてから再び歩き出し、部屋の扉を開けた]
………あぁ。
お前は、お前だったな。
[幼馴染が、珍しく無理に表情を作るのをみて。
自分の言葉がそれをさせてしまったことを後悔しながらも、ここで謝るのは、余計に重荷になると思い、ただ、彼を肯定することで謝罪の代わりとして。]
[そこに、小さな少女の声が飛んできて]
…リディ。
[どことなくほっとしたのは、幼馴染を慕う様子が嬉しかったからか。]
[どこに行くとも決めずに歩く。
考えることは山ほどあっても、明確な答えなど出せるはずもなかった。]
――頭いたい……
[はぁ、と吐息を零し。
広場の中ほどで足を止める。
遺体が発見された現場に向かうことはせず、かといって直にクロエのところに向かった所で、告げる言葉などなにもないのだ。]
……誰かを疑わなきゃいけないなんて……
[幼馴染みの肯定の言葉に、無理に上げていた唇の端は落ちる。
無表情の中に、どこか安堵の色を見せ、
自身を呼ぶ声の方角に視線を向けた。]
リディさん、どうしましたか?
そんなに息を荒げて。
[常に戻った学者は、淡々と少女に問いかけた。]
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