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[自分に少し遅れて駆ける足音が二つ
ただそれに振り向くことない、五感を研ぎ澄ませ、先程聞こえた悲鳴という情報だけを頼りにしなければならないためそんな余裕はない。
森に足を踏み入れ、ただひたすらに駆けて駆けて
そして――なにかの傍らで座り込んでいるため最初はわかりづらかったが、距離を縮めたことで視認でき]
ブリジット!無事か!
[傍まで駆け寄り、肩で息をしながら、先程の悲鳴の主のブリジット…続いて、ノーラの亡骸に目を移し]
本気かよ…ちっ!
[コエが、聞こえる]
……あは。
そうかも、ね。
[聞こえるそれに、ぽつり、と返した。
軋む、軋み。
痛みはない。
責め苦としての痛みはない、けれど]
……俺は……。
[微かな、迷いが。
揺れる]
[エーリッヒの言葉が聞こえた。
本当は頭では理解している。
この状況が続くことは無いのだと。
彼らの動きこそが本来のものなのだと。
ただ、それでも心は。
思い出したばかりの記憶は。
その感情は未だ、過去に囚われていて]
―――!
[リディが小さく声を上げるのとほぼ同時に。
右肩に走った新たな痛みに悲鳴を飲み込んだ]
[まとわりつく、小さな気配に。
蒼の風は微か、緊張を緩める]
なんでも、ないよ。
それに、今は、痛くはないから。
[平気だ、と告げて。
それでもまだ、揺らぎは消えていない]
ん。
そうする。
[笑みの形に、目を細めた。
淡く白く、次第に明けゆく夜の空の瞳。
そこに映る眼は、何も語らぬ石のように無機質で]
アーくんこそ、ね。
[平常さゆえの異質さには、気づかない――気づけなかった。
自分もまた、同じであるから。
だから、彼もまた、気づかなかっただろう。
変わらぬことが、おかしいことに]
[周囲の異常な反応の方が、正常なのだ]
[手を離して、意識をゆっくりと広げる。
壊れないように、壊さないように、そっと]
[震えながら、ノーラの手を取るも。][腕は途中で千切れ落ち。]
[死体は、ノーラと認識はできるものの。][酷く、それは人でないような気がして。][喰われている、何かに。][何か?][恐らく、それは。]
じん、ろう…?
[呟いて、名を呼ばれ、泣きそうな顔で声の主を見上げる。]
マテウス、さん。
これ、これって、ノーラ…
[言いかけて、嗚咽を漏らした。][涙が再び、溢れ出た。]
仕方ないんだ。
仕方ないのに、
どうしてぼくは泣いてるのかな。
[頬を伝う涙は止まらない。]
どうしてぼくは笑ってるのかな。
せんせーが死んじゃったのに。
大好きだったのに。
[口許は歪んだまま。
問いは誰に向けたのかすら分からない。]
[悲鳴をあげたまま硬直しているブリジットの姿と、そして嗅ぎなれない鉄分を含んだ血臭――]
ブリジットさん!
[...は勢いを殺しつつ、ブリジットの視線の方向にあるものから彼女を守るように抱きしめると、ちらりと背後にあるものを見て、彼もまた固まった]
ノ、ノーラさん……。
[抱きしめている腕も小刻みに震えて――]
[床に散らばる、金の糸。
灯りを受けて、淡い輝きが散らばる。
血の赤よりもずっと、目を惹いた]
あなたも、休みなよ?
怪我、しているんでしょう。
[上から見下ろすようにして、エーリッヒへと声を投げた]
……心配すんな。
お前よりは、丈夫だ。
[ふ、と笑って。
周囲を見回す。
泣き声の満ちる空間。
つい先ほどまでの穏やかさなど、そこには、なくて。
肩に舞い降り、案ずるような視線を向けるカラスに。
大丈夫だ、と告げる]
……少し、外、出てる。
人手が必要になったら、呼んで。
[誰か聞いているかもわからない、けれど。
静かに言って、ふらりと外へ]
[遺体というのに見慣れて居るとは...とはいえ無惨に喰われているのは遺体はやはり酷い
有象無象の自衛団員もそうであったわけだが、それとノーラとではわけが違う。
自分でもそうだというのに、ブリジットが受けた衝撃はいかほどのものかは想像するだけでも軽くないのはわかり]
ああ…わかった。わかったからそれ以上言わなくていい
[似合わないとはわかっていても、ブリジットの頭をわしゃわしゃと撫で付けた]
リディ、ちゃ…
[必死に息を吸う。整える。
泣き笑いとなっている慟哭は、朱の花が伝えてくる]
ごめ…なさ……
リディ、ちゃ…だって…
[リディへと手を伸ばす。
その左肩へと。右腕を。ゆっくりと]
ほんと?ほんとう?
猩はいたそうだったから。猩とドゥンケル、なかがわるいんだぁ。
[平気だと言われれば素直に。][尾を振るような気配。]
[余計な事を言うなと銀に睨まれれば、ぴゃ、と首を竦めて。]
いたいときは、むりしたらだめなんだよ。
[再度紡がれるそれは。][今度はブリジットに良く似ていた。]
[彼の内なる揺らぎには、気づいているのか。][擦り寄るのは止めなかったが。]
[外に出る。
風は冷たい。
駆け出して行った者たちは、まだ、戻らないだろうか。
いずれにしろ、今はここを離れるべきではない、と思いつつ、空を見上げ]
……思い出したくなんか……なかったんだよ。
あれも、これも……全部。
忘れたままで……いたかった……。
[小さな呟きは、風へと溶け。
代わりに、紡がれるのは。
歌]
Ich werde Schnee fur Sie bringen.
Diese Erde, alles.
Es gibt es viel, um fahig zu sein, aufzuhoren, es in einem weisen Schleier zu decken.
Ich werde Schnee fur Sie bringen.
In jetzt bloser Stille.
Weil wenn Sie wer setzen fort, das Schlafen wachte auf, ich will es zeigen.
Der Vogel flattert die Flugel mit allem Gedanken.
Zum blauen Himmel.
Kommen Sie Gebet an.
Von mir stehen wer immer noch hier zum Himmel……
[静かに、静かに。
歌が紡がれて。
*風と共に、空へと溶けてゆく*]
[震えながら、抱きしめられれば素直にミハエルの腕に縋り付くような格好になって。]
[ミハエルさん、と、掠れる声で名は呼んだが。][動揺を震えを、瞬時に抑える事は出来ず。]
[マテウスに撫でられ、優しい声をかけられればしゃくりあげて。]
[撫でられる事はそれでも確かに心地好かったが。]
[抱いてくれる腕も温かかったが。]
[それでも、ノーラの死からは、暫く立ち直れなかった。]
ぼくはなに?
リューディア=ヌスバウム。
合ってるの?
・・・わかんないよ。
[左肩に伸ばされる手は蒼花へ触れる。
求めるように朱花へと伸ばした手は届くだろうか。]
[小さき意識が紡ぐ名は、初めて聞いた気がしていた。
先ほど聞こえた、短いコエ、だろうかと思えど。
銀の鋭い気配に、問うのはためらわれ]
ああ、そうだな。
無理は、ダメ。
……無理をしたら……壊れる、から。
[無邪気なコエに、ただ、短くこう返して。
蒼の風は、*想いの内へと沈みゆく*]
[しばらく、ブリジットの頭を撫でつけた後
事実を受け止めるように、重く重く息を吐く
白い息は夜に紛れて消え入った。そして、別れを告げるように黙祷。一つまた息を吸い]
なぁ…こっちでは埋葬が主流なのか
[力を込めずに呟いた]
[ノーラの遺体は、何かに喰われたように無残だった。それはギュンターの時に似ていたが、何処かあえて食べ残したような意図的なものを感じた。
喉が渇く。
一気に落ちた血に、頭が真っ白になったが、それでも最低限の思考は動いてくれていた]
マテウスさん、辺りは暗いですし、今は一旦戻りましょう。ノーラさんの埋葬は明日日のあるうちに改めて……。
[自分の震えも止まっていない。それでも今腕の中で震えているブリジットをこの場に居させるのはいけないと思った]
/中/
はーい、すいません、以後気をつけます。
何となかったからよかった物をで(つд`)
万事勢いだけでスイマセン。
[答えは、何でもよかった。
本当に心配など、していなかったのだから]
[踵を返して、キッチンへと向かう。
不鮮明な視界。
それでも色を頼りに、経験に縋り、茶葉を取り出して、湯を沸かして、ポットを温め、紅茶を淹れる。
ぼんやりしていたのは、意識もだった。
けれど身体は覚えていたから、やがて、仄かな香りと湯気が漂った]
[もはや目覚めぬ彼女は、この香りをなんと喩えるのだろう]
[そんな考えが過ぎったのも一瞬。
ほとんど手をつけられぬであろう紅茶をトレイに乗せて、*窓の外を見た*]
…そうだな。放置しておくのも気が引けるが、俺らだけで勝手にやるわけにもいかないだろうからな。特別別れを告げたいやつもいるかもしれねえし
で、立てるか?
[と手を差し出してミハエルと、ブリジットに言い。続けていうミハエルの言葉には]
いや、あのな。これが埋葬なんていうつもりじゃねえよ。
土葬か火葬か。それを聞いただけだ。必要なら…しようと思ってな…
わたし、は。
私は、イレーネ=ルーベンス…
それとも、イレーネ・ロックウェル…?
[右の指先は蒼花に届き。
肩の朱花にはリディの指が]
分からない、それでも。
始まってしまったのだから。
[二つの花は疼く様な熱を、鈍い痛みを、溶け合うような何かを]
選ぶしか、無い…。
[ぼんやりと呟く。
それを見守るのは神父と修道女。
二人の教会を知る者はどんな表情をしていただろうか]
ええ、とりあえず、私は大丈夫ですが……。
[腕の中のブリジットがどう反応するかわからず、少し困った表情を浮かべた。
それでも女子一人ならば問題なかろうと、頷いた。
と、その後で埋葬方法についての質問だったと気付き、再度ノーラの顔を見てから――]
彼女の家のしきたりにも寄りますが、基本この国は土葬です
[と、回答した]
ノーラさん、おいて…。
[だが、ミハエルとマテウスの言う事は尤もなので。][ハインリヒも同意しているように見えたので。][我侭は、言えなかった。]
[立てるか、にはミハエルの手を借りながら、ゆっくりと立ち上がった。][ふらつきはしたが。][大丈夫ですと告げて。]
…寒い。
[室内着のままでは流石に、堪える。][震えはきっと、怯えのせいだけではない。]
[喰われて、途中で千切れている腕
さすがにこのようになっている遺体を手だけで運ぶのは難であって]
土葬か…ま、さすがにこの場でするわけにもいかねえか。
ブリジットは無茶な格好で来ちまってるし
[現実的に今は無理であろう。と判断して]
ブリジット…後でちゃんとする。だから今は戻ろう
なんなら、俺が夜の内に運んだりとかしてやるから、今は素直に聞いてくれ
・・・・わかんない。
こわい。
ぼくだけど、ぼくじゃないんだ。
[会話は噛み合うようで、噛み合わない。
泣きながら、笑いながら。
指先から伝わる朱の熱。
肩に宿る蒼の熱。
もう暫く、離れたくはなかった。]
・・・選ばなきゃ。
[何を、何方を*選ぶのだろう。*]
[ノーラを置いていくと言う言葉に反応したブリジットに、また自分が冷酷な人間であると言われたようで、...は顔を顰めた。
それでも生きている人間として今は集会所に戻らなければならないと自分を叱咤した]
行きましょうマテウスさん、ハインリヒさん。
……行くよ、ブリジット
[普段は絶対にしない呼び捨てをして、少々強引にブリジットの意識をノーラから引き離すためにそう呼びかけた]
じゃ、いくか
ハインリヒ。前は頼むぜ
[一応の用心もかねて、己は最後尾につく。と、彼らが歩き出したらそれに続いて集会場へ戻ろうと]
無茶……ぁ……はい……すみません。
[マテウスに指摘され、俯いて。][そういえば、飛び出してきてしまったのを忘れていた。][否、その時のことは曖昧で。]
[ただひどく頭が痛くて、そこに居たくなかった事は覚えているのだが。]
[そういえば頭痛は何時治ったのか。][外気に冷やされたからだろうか。][分からなかったが。]
[続いた彼の言葉には、少しだけ間があいたが、こくりと頷いて。]
[すみません。と謝るブリジット緩く首を振って返し、
その後、こくり。と肯くのを見て]
いい子だ。では行こうか
[歩き出したハインリヒに続くようにミハエルやブリジットも歩き出せば、続いていく]
…はい。すみません、わたし…。
[俯いていた為、ミハエルが顔を顰めたのには気づかなかったが。]
[少し強く、呼ばれた名前には顔をあげ。][もう一度、はいと小さく応えた。][彼が呼びつけたおかげか、声色は少しだけはっきりとしていた。]
[前を歩くハインリヒの後を、靴のない足でついてゆく。]
[一度だけ、ノーラを振り返って。][唇が少しだけ、動いた。]
…こわい。
[リディの言葉を繰り返す。
重なるようで重ならない言葉達。
ただ涙を流しながら、互いの花に触れ合う指は離れず]
選ぶのは…
[咲いた花が]
選べる、道は……
[沈黙が降りる。
二人の大人から声を掛けられれば。
ゆるりと反応する*だろうか*]
そうだよ、こわれるのはこわいよぉ。
…あれ。ヴィント、ねちゃった?ねちゃったかなぁ。
[小さな意識はとてとてと。][蒼い風の居なくなった世界を歩き回る。]
ね〜むれ…ね〜むれ…
[再び幼子が子守唄を歌う。][優しい音は、人に狼に等しく安らぎを。]
[そのうち誰も起きないのに飽きて、小さな意識は再び消えた。]
[前方にハインリヒ、後方をマテウスがガードしている隊列のまま、ゆっくりと集会所に向かう。
時折柚木に足を取られるが、それでも...も必死に周囲を警戒していた。
……いや、そうしていなければ、ブリジットが先に取り乱していなければ、彼も同じかそれ以上に取り乱し泣き崩れていたかもしれない。
少なくても自衛団員から助けた時のノーラの微笑みは、ことりと胸に落ちるくらい素敵なものだったのだから]
[いい子だと言われて。][その声の響きは少しだけ、アベルの養父を思い出して。][だから素直に従えたのか。]
[それでも。][自衛団が沈んだ血の海でさえ細い糸で平静を保っていたが。]
[知った人の、親しくなった人の死、には。][動揺を抑えられなくて。]
人狼、じんろう…これが、人狼…。
[ぽつりと呟きながら。][震えはやはり治まらないまま。]
[集会場に戻った所で、意識はちょうど*途切れ崩れ落ちるだろう。*]
[そして集会所に着けば
崩れ落ちたブリジットをミハエルや外にいた、アーベルに任せ
ハインリヒに]
さて、約束しちまったしもう一度いくかね
というわけで付き合ってくれや。さすがにノーラを運んでる途中に狼が来たら、俺一人じゃ対処できんのでな。
[といって多少強引にハインリヒに付き合わせることにして、一旦倉庫へいき、丈夫な布を取りにいく
途中誰かが同行を求めてもそれは断ると、二人でまた森に入って、先程までいたところに戻り、ノーラの遺体を布に包んで背負い上げて、集会所へ戻り、アマンダの隣に置く。
そしてアマンダの顔を隠すように薄い布を被せると、二人して集会所へと入った
広間の面々に説明を求められれば答えるだろうが、しばらくすれば、体を清めた後、自室へと*引き上げるだろう*]
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