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[襲われたのが誰なのか、どこで起きたのか。
そんなものはとうに知ってる。
何せ、やったのはオレなんだから。
仕留めたのはリートだったけどな]
───りぃーとぉ。
どうしたよ?
[人の姿で血に濡れるリートに、オレは何でもないように聲をかける。
やっぱショックだったかね? 慕う奴を自分で襲っちまったってのは。
知った奴が死んでも平然としてるオレは、どこか箍が外れてるのかもしれねぇな]
次、どうすっか。
朱花喰えたし、一旦別の奴でも良いかもな。
[紡ぐ聲は愉悦しか*含んでいない*]
[女の嗚咽が届く範囲に自衛団員は居ない。
今、心を占めるのは獣に喰らわれ命を落したクレメンスの事だけ。
だから自衛団員が撤退している事に女が気付くのはもう少し後の事。
ゲルダ>>141に声を掛けられるまで、彼女の存在にも気付けなかった。
優しく撫でる彼女の手が、義兄の其れを思い出させる。
手の大きさも撫で方も違うのにささやかな相似だけで重ねてしまう。
顔を上げて滲んだ視界に彼女をみた]
……ゲルダさ、ん。
[中へと誘う声がして、義兄へと向けられる名残惜しげな眼差し。
こく、と頷いて力なく立ち上がる]
ラーイ……。
[おとうとが何を抱えているかは知れども
昨夜何があったか知らぬ女はただ名を呼んで]
[ゲルダから朱花という言葉が聞こえれば
やり切れぬような吐息が零れた]
――…はい、おにいさまは、朱花、でした。
[花の模様も色さえも分からぬ無残な遺体。
双花ではなく朱花と言った彼女の言葉。
何処かでひっかかりを覚えるけれど
このときはまだそのひっかかりを明確にすることも
彼女に問い掛けることも出来ぬまま
ゲルダとと共に広間へと行き暖炉の傍の席に座った]
[玄関でクレメンスが居る場所を聞いたアーベル。
部屋に運ぶと聞こえたけれど
彼の姿をみればまた取り乱してしまいそうで手伝うとは言えなかった。
広間で暖炉の火をぼんやりと見詰める。
心此処に在らずというった態。
けれどエルゼリート声が聞こえればピクと反応を示し]
……玄関を、出て、右手の方に。
[何があったか察しているだろう気配と問いに
ポツ、と義兄の眠る場所を返した**]
―昨夜回想/広間―
[エルゼリートの拗ねる顔には、楽しげに笑って「はいはい」なんて言葉で流しておいた。
お茶をと言われると頷いて、レモングラスだけの葉を、いつもより少なめに入れる。
匂いが混ざって危険なことにならないように、という、匂いを薄くする配慮。
他にも人がいたら、そっと差し出すくらいはした。
食事は明日食べるつもりで部屋に戻ろうとするが]
一緒に?
大丈夫だよ、すぐそこまでの距離だし。
[しかし結局のところ、こちらが折れる形となった]
変なところで心配性だね、エルは。
まぁ。ありがとう。…おやすみ。
[ひらりと手を振って、昨日の夜は、部屋に戻ったのだった]
― 朝/外→広間 ―
[ナターリエが立ち上がり、ライヒアルトを呼ぶ。
玄関の扉へと向かい、その扉を開いて二人を待った。
朱花だったという言葉に、頷く。
自分が言ったことが、どういうことか、頭の中ではまだ理解できていなかった。
アーベルに玄関で尋ねられれば、表情も言葉も淡々とした調子でクレメンスの死、そして遺体の場所を伝える。
皮肉げな言葉には、かすかな笑みさえ浮かべた。]
そうだね、生きてるんだし。
[それからアーベルが動いてくれるのを見て、ナターリエたちをソファへと誘導する。
そのまますぐに、厨房に向かった。エルゼリートが来たのは、そのあとだろう]
― →厨房→広間 ―
[昨日と同じように、食料庫からとって来た牛乳を温める。
使い終わってしまったほうが良いだろうか、なんて考えているうちに、少し多めの量が鍋に入った。
そこまできて漸く、朱花が死んだ、ということと、クレメンスが死んだ、ということが結びついた。
昨日、エーリッヒへとミルクをすすめた司祭は、もう居ない]
……参っちゃ駄目だろ、僕が。
[熱を持っているような蒼い痣は、どこかだるいように思える。
はやく人狼を殺さなければと逸る心、本能を押さえつけようとすると、それは余計に増したけれど、軽く頭を振って、ちょうど良くなったホットミルクをカップへと移す。
広間に持ってゆくと、それをそっと、手渡すのだった**]
―回想 昨夜広間―
あのなぁ、アーベル。
ブリジット任せながらお前掃除なんてできんだろ。
大丈夫とは言えんが、これでも薬師の見習いでもやってりゃ人が死んでいく姿ってのは見てしまうもんだからな…
[とアーベル>>68に答える。ブリジットの眼差し>>63には返事をしたときに気づいたが、発作がおきそうにない様子にひそりと安堵する]
ありがと、エルゼさん。
そうですね。固まると取り辛いので溜まりのほうを優先で
[そして掃除を続行のところで、自然とエルゼ>>73に手伝ってもらうことに感謝の言葉等を口にしながらしばらく考え事をするように。
そして随分と進んだところでか、先にエルゼに浴室へと促される言葉に甘えて浴室に向かうのと、ゲルダがエルゼへと話しかけるのはすれ違ったか。なにはともあれ、エルゼとともになどということもなく一度着替えをもってくるため部屋へと戻った後浴室へと向かった。]
―回想 夜の浴室―
ぁー…全く…いい加減に…
[自衛団長が、エーリッヒが湯に映ってる。
真実は如何なるものであれ、今この目で映し出されてるのは、恨みがましくこちらを見詰める四つの眼]
無力だなぁ…
[悲しさとやるせなさとをいり交えた声はぽつり。吐露された感情はその一瞬でありその後に風呂から上がり着替えると部屋へと戻っていった]
―二階 自室―
[なぜだか、ほんの少しの喪失感を覚えて目が覚めた。
それは...は知らぬことが、支えるべき花の一つを失ったためか]
人狼…か
[見つけてそして…そう考えたとき一際大きく心臓がどくんとなり、そこよりなぜだか甘美な響きが広がっていって、眉を顰める]
[そして、寝台の横の机に置いてある水差しを見る。
意識してそれを眺めることはしない。
でも、悲鳴が上がることはなかった朝であってもきっと誰か亡くなっているだろう。
そんな妙な確信を抱きながらしばし布団の暖気に*身を任せていた*]
[自死はいけないことだと、父親からも、神の家でも教わった。
本能もまたそれを肯定するから、逆らってまで命を絶つことは出来なかった。
>>24ヴィリーの話は聞いていなかったけれど。
金眸の獣にも当て嵌めるなら、唯一の例外を除けば、正しい]
―朝/玄関外―
[背後からナータの嘆きが聞こえても動かなかった。>>135
震えも止まり、ただ虚を隠そうとするように抱いていただけ。
>>141ゲルダに呼ばれて。触れられると嫌がるように首を振る。
甘い香りを感じるのは、固まってしまっても血の残る躯を抱いているせいだろうかと思う。ああ、このままでいたら。また]
……分かった。
でも。クレム、このままは。
[無表情に言うが一人では引き摺ってしまう。
ナータに名を呼ばれて、このまま運ぶのは諦めた。
一度その場に横たえ直し、ケープを外すと顔から胸に掛けて。
促されるままに歩き出す]
―朝/広間―
[アーベルの声がして顔を上げた。>>143
深緑は無表情に、皮肉気な言葉を放つ青年を見つめる。
ああ、でもこれではいけないか。
食って掛かるほうが、らしかったかもしれない]
外。
[間を置いて答えようとした所に、エルゼリートの声も増えた。>>149
途切れた間に、ナータの方が詳しい場所を答えていた。>>152
手伝うと言っても断られるのが普通かもしれない。
一言でも止められれば、ついていこうとはしなかった]
どうもしてないよ、リエル。
[淡々と返すコエには流石に甘さの欠片もない]
朱花はご馳走だったけれど。
クレムは男だったからね。
今度こそ女の子でもいいんじゃない。
[やる気なさそうに、けれど愉悦を否定はしない]
ああ、でもシスターはやめてね。
立て続けじゃ幾らなんでも疑われすぎる。
[あまりにも淡々と答えるから。それが情によるものか、計算によるものかも、分かり難いかもしれない]
―朝/浴室―
ああ。このままじゃ良くないですね。
女の子達を怖がらせてしまう。
[ゲルダに風呂を勧められると、それにもまた静かに従った。>>141
匂いを消せるのも良いことだった。
湯は沸いていただろうか。けれど今度もまた使おうとはしない。
髪に残っていた血痕を流し、顔を洗い、腕を口を何度も擦る。
頭から水を被ると背中に鋭い痛みが走った。
斜めに走る剣傷は初めての時に受けたもの。
深くはないのに、髪から落ちる水が流れる毎にもピリピリとする]
クッ。
[両手で髪を前へと回す。今度は顔の上を幾筋も流れた。
その全てをタオルで拭って、血の匂いのする黒衣をまた纏った。
これも着替えなければと思いながら広間へ戻る。
ホットミルクが差し出されるなら、ありがとうと受け取る*はず*]
― 朝/自室 ―
[人々が階下に集まる気配を感じても、男はすぐには動かなかった。ゆっくりと、昨日汚した服を着替えて髭を剃る。顎の痣は青黒く変わっていたが、もう痛みはない]
蒼花とはえらい違いだな。
[鏡を覗いて、くす、と笑う。この痣も胸ポケットの赤い丸薬を飲めば跡形も無く消えるのだろうが、まだその時ではない、と知っていた。今はまだ、ここは「獣」のための舞台]
[階下に降りたのは最後に近かったか、クレメンスが犠牲になったことは、誰かが教えてくれたろう。男にとっては意外ではない事実。「獣」の最も傍にあった花が散るのは必然]
……外だな。
[話を聞き、建物を出ると、アーベルとエルザが遺体を運ぼうとしていた]
こりゃあ、早めに埋めたほうがいいな。
[二人に手を貸しながら、シーツに包まれていても、辺りに立ちこめるような血の匂いに、嘆息を漏らす。まともな葬儀などは望むべくもなかったから、近くに埋葬してしまうしかないだろう]
墓穴掘りの道具なんざ、あったかねえ。
[後で探してみるか、と、常の通りの口調で呟いた**]
―広間―
[浴室へと向かうライヒアルト>>164を何も言わず見送る。
朝、目覚めた時に彼は居なかった。
けれど彼は血肉を欲している風には見えなかった。
外でクレメンスを抱く彼は悲しんでいる風に見えて
弟の口から月のいとし子は他にも居るらしい事を聞いている。
誰が義兄を殺めたのか、知りたいと思うのに知るのが怖い。
一人きりである時間、ソファに身を沈め目を閉じた]
おにいさま。
いつでも話を聞いてくれるって言ったのに。
[朱花たる義兄。神のいとし子。
女は双花の片割れに支えられるばかりで支える事が出来なかった。
見出す者は双花を支えると伝承にあったのに――。
ごめんなさい、と声なく紡ぎ目許を拭う]
―広間―
[ゲルダが厨房から戻る頃にはライヒアルトも戻ってきていた。
慣れぬ血の匂いが彼から漂う。
義兄が自分の立場なら如何しただろう。
考えても答えなど見つからない。
伝承に詳しく義兄とも親しかったエーリッヒなら
義兄の考えがわかるだろうか。
ゲルダに礼を言いホットミルクのカップを受け取りつつ
エーリッヒの姿を探して菫を彷徨わせたが其処に姿は無く]
ゲルダさん。
[彼女を見上げ名を呼んで]
エーリッヒさん、は……?
[彼の名を紡げば昨夜の出来事を知ることが出来ただろうか]
─広間─
[ゲルダとは擦れ違うばかりで姿を見ることが出来ていない。
昨日は無事な姿>>153を見届けたはずだ。
オレはゲルダの姿が見えないのを気にしつつも、ナターリエ>>152とライヒアルト>>163の言葉を受けて、玄関外へと向かった]
ふぅん?
まぁ良いけどよ。
[コエに甘さが無いことにオレは少し嗤いそうになったけど、どうにか堪えた]
そうだなぁ、次は女の子が良いな。
ナターリエも手だけど…リートが疑われるのも面倒だ。
そんじゃあ、一番柔らかそうな年若いの、行っとくか?
[ナターリエを避けた理由があるのかどうかはあまり気にしなかった。
オレが選択肢として上げたのは、この中で一番年下となる双子のこと。
どっちが良いかなぁ。
フォルカーが居なくなったらエーファがどうするかも気になるところだな]
─ →玄関外─
[外に出た先で見たのはクレメンスの無残な姿。
仰向けにされていたし、シーツに包み始めた頃だったから、背中の傷は見えなかった。
思わず左手を口元に当てる]
……っ。
クレメンス──…。
[昨日エーリッヒを運んだ時に見たのが最期になるだなんて…。
血の匂いにくらりとしながら、オレはアーベルへと視線を移す]
…ぁあ、運ぶ、んだよな?
[オレは確認をとるように問う。
その辺りかな、ヴィリーも来たのは。
オレは少し茫然としてたから、昨日のやり取り>>166を少し思い出した。
ダメだ、しっかりしないと]
…よし、いくか。
[顔つきもおかしくはないだろう。
いつも通り肌身離さずもつ持ち物を手に、部屋より出て広間へと向かった]
― →広間―
…埋めなきゃダメか?
埋めるなら、教会の傍の墓地にしたいんだけど…。
[そのまま保存、までは行かないけど、埋めるのはそっちにしたいとオレは思っていた。
だから、昨日のエーリッヒも部屋に運んだんだ。
……それをやるには今の状態を解決しなきゃいけないけど]
………スコップとかだったら、多分納屋にあると思う。
あそこ、荷物置き場みたいなもんだから。
[オレの意見は多分罷り通らないだろうから、オレはヴィリーの疑問>>168にぽつりと声を零した]
んー。
死ぬと匂いも普通に戻るんだな。
昨日はあんなに美味そうな匂いしてたのに。
[クレメンスの遺体を目の前にして、オレは左手で押さえた口を詰まらなそうな形にする。
それを見る者はいなかっただろうけど]
でもまぁ、匂いに食欲は刺激されるかな。
柔らかい肉、喰いたいぜ。
[淡々としていたリートのコエとは対照的に、オレの聲はずっと愉悦が消えなかった]
―広間―
[既に人がいた。広間にはライヒアルトやゲルダ、ナターリエがいたり、玄関のほうにはエルゼの姿が見えたりしたか。]
…また、何かあったんですね。
[ただ、広間の空気を感じて口にする。
それが誰かまでは知らないけれど]
―昨夜・広間―
左側の、奥から三つ目。
……ありがとう、ございます。
[求めた答えはエルゼから得られ、頭を下げ]
[ゲルダの言葉には素直に頷きを返した]
[濡らしたタオルで白猫の赤を落として]
一人で、大丈夫だよ。
[何処か遠慮がちな姉の声]
[対するエーファの言葉に迷いはなく、まるで逆転したかのようにも見えた]
─前日・二階個室─
でも、だからって…人が見て、誤解されたらどうするの。
アーベル、困るでしょう。
[しれと答えるアーベル>>119に、もう、と言いたげな顔で見上げ問いかけた。
使用人としての努めだからこそというのは解っている。
子供のようで恥ずかしいというのもあるけれど、感謝こそすれ責める筋合いなどはない。
けれど、人が見てどう思うか。彼に対してその意識が薄い自分でも、さすがにこれは察することが出来て。
咎めるではなく、心配して彼を見上げたがアーベルはどう反応したろうか。]
…うん。ありがとう、アーベル。
心配かけて、ごめんなさいね。
[頭を撫でられ、注意を残して部屋を出ていく彼を見送った後。
アーベルに言った通り、ベッドに横になろうとして、ふと荷に手を伸ばした。
そこから手に取ったのは、執事から持たされていた銀の短剣。
鞘に納まったままの其れを胸元に抱いて、瞳を閉じればそこから零れた雫が頬を伝った。]
………こんなもの、必要ないと、思っていたのに。
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