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─ 宿屋一階 ─
[ちらと外を見る。まだ日は高く、今は穏やかだが、いずれ誰かを今日も差し出さねばならないのだろう。
狼は死んでいないのだから。それはよく知っている。
自衛団も、然りとした証拠がなければ、一日使者が出なかった程度では納得しないだろう。
ゲルダがベアトリーチェに近付いたのを見ると、こちらはアーベルの方へと向かった。]
……話ガぁる。
[と、彼を宿の外へと連れ出そうとした。]
[クロエとオトフリートの会話はきこえるけれど、それが重要なものだとはわからない。
伝承をしらないくせに調べようともしないから必要な情報を取りこぼしていることにも気づかない。
微妙な表情のままのライヒアルト>>156の言葉に僅かに眉をひそめ。
『終わらない、のかい……あんたがそういうってことは、そうなんだろうねぇ』
傭兵の判断は信用できる。信用できない傭兵を雇うのは命を捨てるようなものだから、ともに旅をして、住むところを世話したライヒアルトのことは、この中で一番信用しているといえる。
ライヒアルトがアーベルに近づくのを見れば手を振って見送り。
ゲルダがベアトリーチェとなにやら話しているのも視界には入った]
[ゲルダの声が耳朶に触れる>>158
はたり、瞬きをしてから少しだけ困ったような顔をした。
それは少女にとって情報が増えなかったという事が要因だが]
――…謝らなくていいよ。
ゲルダさんが私の事を見定めたいと思ったなら
他の人も、そう思っているかもしれない。
そんなに怪しく見えてたのかなぁ。
[ならば自分の行いが悪かったのだろう。
そんな思考でぽつと小さく漏らす]
私は私の事を知ってる。
ゲルダさんが私の知る真実とは別の事を言ったら
私にとっては情報が増えるんだけど……
[問うような眸に緩く目を細め応じるように頷いて]
情報は増えた方が村の為、でしょ。
─ 宿・一階 ─
[首を傾げながらの問い返し>>162に、あ、と短く声を上げる。
声に出していたとは、思っていなかった]
あー……うん、まあ、そういう事になる……のか、な。
と、いうか、君自身にもそういうものの自覚は……。
[ないのか、と問おうとして。
考える様子に、そちらは飲み込んだ]
……なさそうね。
[代わりに、口をついたのは、こんな言葉]
違う……。
[少女>>160の頷きは何よりも心強かった。
学者>>159の言葉に呟いた声はまだ小さい。
気をつけると修道士とも約束したから。まだ言えない。
けれど。
元歌姫は自分を助けようとしたから殺されてしまった。
死ななくてもいいはずだったのに。
もし狼だったと誰かが言い出したら。黙っていられそうになかった]
―宿―
[思うことはあるが、問う気にはあまりならなかった。
返ってくる答えが怖い気がしたから。
肯定の返事にはにこっと微笑んで。]
見てても構わない?
[首を傾げる。]
[クロエとオトフリートの会話に気を取られていたから、>>163ライヒアルトがアーベルを誘うのには気付かなかった。
>>165ベアトリーチェの返答には、やはり不快に思わせたかと眉を落としながらも違うと頭を振ってみせ。]
そうじゃない。
君とも話したろう、目印も何も無いんだから誰かは解らないんだ。
だからな、できれば死なせたくない者から見定めていこうと思ったんだ。
それで、君を知ろうと思った。
誰も死なせたくないと言った、君のことを。
[死なせたくないんだ、と困ったような顔で呟いて。
了承に、ありがとうと彼女の髪に手を伸ばして軽く撫でた。]
―宿・翌日―
あんまり何度も失敗したくはないわね。
[かといって二度手間も確かに面倒ではある。
一度に済ませられるならその方がありがたい。]
期待してるわ?
─ 宿屋 一階 ─
[トレイを返すとカウンター席から立ち上がり]
うん、構わないよ。
[リズ>>168に諾の意を示して微笑む。
羊皮紙の散らばるテーブル席へと戻ると、新しい羊皮紙を一番上に置いて、図鑑を見ながらまた絵を描き始めた]
― 宿一階 ―
違うんだ。エリザさんは。
[言い出すのはまた少し遅かった。
声を大きくする前に、加工師>>171の宣言が聞こえた。
内緒話は聞こえていなかったから、目を丸くした]
どうして、ベアトリーチェを疑ってたの?
[それは違うと、少女本人に伝えられていたことも知らないから。
非難するような声になった]
─ 宿・一階 ─
……ふむ。
確かに、無自覚のまま、潜伏している能力が、状況で開花する、というケースは過去の記録にもあった、が。
[クロエからの返答>>169に、深緑を細めて呟く。
表情は一時、感情を全て落とした『学者』あるいは『研究者』としてのものに変わっていた。
正直な所、そうしないと、冷静な思考ができそうになかった。
示されているのが、自分にとっては恩人たる元歌姫の事だけに。
感情が思考を鈍らせるのは、避けたかったから。
とはいえ]
……に、しても、だ。
その不吉な夢が何を示しているか、というのを思うと。
俺としては、非常に複雑だ、ね……。
[感情を完全に破棄できる程達観はしていない。
いや、それが出来ていたなら、今頃は、というのもあるのだが]
─ 宿屋一階→外へ ─
[イレーネが、自分が言うからと>>164、仕草されれば苦笑した。
この状況でそこまで信じるなよと、告げたくなったが、笑うだけで。
『まぁそういうわけだ。身辺には気をつけろよ』と仕草し返した。
恩人に先に死なれるわけにはいかない、とは胸中だけで。
恩を返す事、それが、時折揺らぎそうな意味自己を保つ一つだった。
ゲルダからの宣言がある前に、アーベルを外へと連れ出した。
すぐ宿の傍を選んだのは、どこへ行っても人の目があるのなら変わりが無いからだ。]
[夢の話などの曖昧な事柄は夢と割り切る。
クロエの話をさして気にしないのは
御伽噺の中の力もつ者や
ゲルダのようにはっきりとは知れないから。
違う、と口にするフォルカー>>167に視線を向けて]
――…フォルが言うなら違うのね。
私はフォルを信じてるよ。
[彼に対しての判断だけは少女にも情が混じる。
けれどきっと彼を信じることを少女が後悔することはない]
― 宿一階 ―
[呟き>>173は部屋全体に届くものではなかった。
けれど近くにいたり、こちらを気にしてたなら聞き取れただろう]
ベア。
[占われた彫刻家は危険だとデザイナーは言っていなかったか。
無事だったらしいから今度も平気かもしれないけれど、やはり不安は大きくなる。
加工師>>175を軽く睨んでから、少女に心配そうな顔を向けた]
─ 宿・一階 ─
[表層でどう見えるかなどは構わず、思考は巡る。
感情がかける紗を差し引いても、クロエの言葉を完全に信じるには至ってはいない。
けれど、偽と断ずるピースも今はない。
だから、決定的な結論は先に送って]
……え?
[そんな思考に沈んでいたから、ゲルダの宣言>>171への反応はかなり遅くなっていた、けれど]
……ああ。
それは、それで。
判断材料としては、ありがたい、な……。
[零れた言葉は、本音。
子供を殺したくない、と思うのは、引き摺り続ける過去の影響もあるのだけれど]
―宿―
[承諾の答えを聞いて向かいの席へ陣取る。]
ありがと。今日も昨日の動物の絵?
[図鑑と描きあがる絵とを交互に見ながら尋ねてみます。]
うん。分かってる。
――…不満に思ったわけじゃない、よ。
[ゲルダから言い添えられた言葉>>170にこくと頷いた]
死なせたくない者から……?
……そ、っか。
うん、それなら……
[近しいアーベルを最初に見定めた彼女。
それが彼女が見定める者を選ぶ基準ならば
矛盾しないように思え納得の態をみせる]
処断の対象に、したくなかったんだね。
[誰を、とは言わず少女は小さく呟いた]
─ 外へ ─
[それに、獲物を使うなら広い場所が必要なのもあった。
ここなら問題はないだろうという場所まで来ると、アーベルを振り返った。]
広イほうがぃイだろう。
殺りぁぅニはな。
[口にした後で、翡翠の目を細めた。
獲物を布から解いたが、まだ鞘は抜いていない。
じ、と相手の目を見据えた。]
ゲルダを信用してぃナぃ。
つて言えば、殺す理由にや問題ねえダろう?
ぁん中じや、ぁンタが一番殺し易い。
[それは力的にという意味ではなく、精神的にという意味だが。
相手にどう取られたかはわからない。]
……うん。
[少女>>178の信頼は何よりも嬉しかった。
だからこそ、何があっても失いたくなかった。
占い師が本物なのか確かめるには少女か彫刻家で確認すれば分かると、頭のどこかが囁いている。
少女は選べない。ならば?]
─ 宿屋 一階 ─
ベアトリーチェも、人間。
うん。
[齎されたものは頭の片隅に留め置く。
ただそれだけを紡ぎ、意識はデザイン画へと戻って行った]
そう、動物の絵。
図鑑、結構量があるしね。
色んな動物が居て、面白いよ。
[リズからの問い>>183には手を止めることなく書き続けながら答えて。
羊皮紙には様々なアングルからの絵が描かれて行く]
― 宿一階 ―
それは。
[加工師>>184にまた向き直る]
分かるけど。
僕だってそうだけど。
[確かに少女が元歌姫のように殺される可能性は減っただろう。
それ以上は詰め寄ることもできなくて唇を噛んだ]
[フォルカーの呼ぶ声>>181にことと首を傾げる。
案じてくれているのは
彼がゲルダに向けた言葉と声音>>173で知れたから
少しだけ困ったような笑みが浮かんだ]
私は私のこと知ってるけど
私以外の人には分からないもんね。
[エリザベータが違うなら人狼はまだ居る。
犠牲が出なかったのは人狼の気まぐれか
守り手が誰かを守ったかまでは知れない。
フォルカーを安心させるために大丈夫と紡ぎたいのに
それを言葉にすることばできないままへにゃりと眉を下げた]
―外―
アンタが死ねバ、死者ヲ見分けるもノがアンタの色を見てくれルしナ。
[そんな利己的な話には向こうも承諾しないだろう。
分っていて、口にする。
くっくっ、と、少し笑った。
それから、喉に手を当てる。音量をなるべく調節する時の癖。
喉の震えを感じながら、ごく小さくささやきを落とした。]
狼ハ死んでいない。
それは お前も 分っているンだろぅ?
[唇が素早く、”守護者”と動いた。
それを相手の反応どうだったか。]
……
[いろいろと入ってくる情報をだまって咀嚼している。
数字には強いがこういったことはよく考えないとわからない。
アーベルはあまり疑いたくないがゲルダはそこまで信用できるかわからない。
だからといって疑わしいとはではいえず]
――確証がないのが辛いねぇ……
[ため息を零して、ライヒアルトがアーベルと出て行った外のほうへと視線を向けた]
アーベルは、どこに行ったんだ?
[別に席を外すことくらい普通だとは思うものの、自分に声をかけないままに居なくなったことに不安を覚えた。
誰かから返答はあったろうか、無くても此処にいなければ二階か外のどちらかしかなく。
女は、外を選んで飛び出した。]
───アーベル!!!!
[声を張り上げて、幼馴染の名を呼ぶ。
修道士と彼の姿を見つけることはできたかどうか。]
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