80 夜天銀月
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私が調べたのは、……君だ。
[そして男は睨むように、彼女――織子>>165の方を見た]
(168) 2013/01/12(Sat) 22:01:07
―広間―
[ユリアンの姿を探し視線をめぐらせる]
……ん?
[他の者の意識がライヒアルトに向かうに気づくと同じ頃
ライヒアルトの口から語られる言葉>>167>>168を聞く]
カルメンを……?
[前置きは聞いてはいない男はきょとと瞬き
カルメンの方を見る]
(169) 2013/01/12(Sat) 22:08:45
狩人 ユリアンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 22:08:54
─ 広間 ─
[問いを投げかけた後、翠は鋭さと共に疑念と警戒のふたつを宿して目を伏した修道士>>167に向けられていた。
やがて、動いたライヒアルトの視線。
そして、告げられた言葉。>>168
翠がす、と冷えた]
……カルメンさん、を?
それで……結果が……『見つけた』。
[それが何を意味するか。
それは、改めて問わずとも、理解に落ちる]
(170) 2013/01/12(Sat) 22:12:02
細工師 クロエは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 22:13:37
何となく、そんな気はしてたけど。
ライヒさんは……俺たちを、生かそうとしてる……ってことで、いいのかな。
[ぽつり、と。
零れ落ちるのは、どこか愉しげな、コエ]
月のいとし子っていうのは……神の敵になるんじゃないの、か?
(*21) 2013/01/12(Sat) 22:14:16
─ 広間 ─
[ライさんの宣>>168を聞いて、つられるようにカルメンさんに目ぇ向ける。
じぃっと、黙ってカルメンさん見詰めた]
カルメンさんなん?
[聞いて、はいそうです、て返って来るとは思えへん。
やけど、言葉は口ついて出とった]
(171) 2013/01/12(Sat) 22:14:31
[「君だ」とライヒアルトが示したのは、カルメン自身だった。>>168
思わず目を丸くするが、それも一瞬のことで。]
──……へぇ。そうなの。
[頬にかかった髪を気怠げにかきあげ、ライヒアルトに呆れたような視線を向ける。]
……やっぱり、教会の秘術なんて大したことないじゃない。
ばかばかしい。
[自分が人間であることは自分が一番よく解っている。]
(172) 2013/01/12(Sat) 22:16:45
[エーリッヒの言葉>>170を聞いて漸く状況を理解する]
そういう事か。
[ライヒアルトを見遣り、それからカルメンへと顔を向けた。
じ、と見つめる眸に強い感情の色は見えない。
普段と変わらぬ冷静さが其処にある]
――…もう一人はライヒアルトを調べたそうだ。
月のいとし子ではなかったらしい。
[もう一人が誰であるかは言わず
クロエから聞いた事を己の言葉で伝えた]
(173) 2013/01/12(Sat) 22:16:59
ライヒアルト。教会に戻ったら、報告した方がいいわ。その秘術とやらは使い物になりません。ってね。
[眉をしかめてライヒアルトを睨んだ。
半分本気で、もう半分は自分に人狼の疑いが向けられた苛立たしさから言っている。
そしてアーベルが現れたのに気づくと、そちらを見て声をかける。]
ねぇ、アーベル。やっぱりライヒアルトは違ったわ。
貴方が言ってた「もう一人」は、まだ人狼を……
……あら、そうなの。困ったわね……。
[アーベルが、「もう一人」について話すのを聞いて。人狼は見つからなかったのかと内心落胆した。]
(174) 2013/01/12(Sat) 22:22:13
研究生 エーリッヒは、鍛冶師 アーベルに話の続きを促した。
2013/01/12(Sat) 22:22:17
―広間―
カルメンさんが…、人狼?
[きょと、とライヒアルトの口から紡がれた言葉>>168に目を瞬かせながらも、カルメンの方を見る。]
カルメンさん、お祖父ちゃん、殺したの?
[少女の表情と声から感情が抜け落ちる。]
ねぇ、殺したの?
[こて、と首を傾げながら、もう一度同じ問いを口にした。]
(175) 2013/01/12(Sat) 22:22:51
織子 カルメンは、鍛冶師 アーベルに話の続きを促した。
2013/01/12(Sat) 22:23:08
─ 広間 ─
[アベルさんが来て、もう1人はライさん調べた>>173とか言い始めた。
調べられぇ人が、もう1人?
そもそも月のいとし子てなんやねん。
うちはそん手の話すっかり忘れとったから、アベルさんがゆぅ話もピンと来てへんかった。
どの道、うちんとっては信じ切れん話やったさかい、ただ聞くだけんなっとった]
[今うちが信じられぇは、うちが使える方法だけやねん]
(176) 2013/01/12(Sat) 22:23:22
少女 ベアトリーチェは、鍛冶師 アーベルをじっと見つめた。
2013/01/12(Sat) 22:24:05
─ 広間 ─
……ベルさん。
[アーベルの声>>173に、そちらを見て。
告げられる、『もうひとり』の結果に、改めてライヒアルトと、彼に対するカルメン>>172を見た]
……さて。
誰が正しくて誰が正しくないのか。
判断、難しいところ……だな。
[呟く翠は冷えたまま。
けれど、先に浮かんでいた、警戒と疑念のいろは──既に、ない]
(177) 2013/01/12(Sat) 22:24:29
― 個室 ―
[昨日のうちにビチェやナタやミリに謝ることは出来なかった。
弦の張られていない真新しい弓を手にしたまま、窓際に座り込んで昏々と眠っていた。新たな犠牲者が見つかった騒ぎにも気づけないまま、やっと瞼が開いて首を振った]
……駄目だったか。
[どちらが本当に見極められるのかは、どれだけ考えても分からなかった。
ただ、誰に言ってもいいと残していったライさんの方が、狼にも見つかってる可能性は高いだろうと思ったから。
思うような音が出るまで、何度も矢を番えない弦を引いた]
………。
[左手で髪をかきあげながら、部屋を出て下に降りた。
手首には、きつく布が巻かれている]
(178) 2013/01/12(Sat) 22:27:06
うるさいわね。殺すわけないでしょ。
[殺したのかと問うてくる>>175ベアトリーチェを睨み、常とは違う乱暴な口調で切り捨てる。
苛々する。犯人が見つからないばかりか、自分が疑われるだなんて。]
(179) 2013/01/12(Sat) 22:29:33
─ 外・少し前 ─
うん。…ありがとう。
[とは口にしながら、手伝いはするつもりでいたが。
アーベルが請合ってくれる>>149のに頷いて、
ミリィを部屋に運ぶくらいまでは共に歩いたか]
アーベル。
これは…人狼を見つけるまで終わらないよね。
[言うまでもないことを口にして、蒼を見た。
脳裏には先の言葉と彼の複雑な表情>>146がある]
なら…。私だけが隠れてはいられないよ。
[守るといってくれた人に、告げる。
ひょっとしたらこれは、彼を悲しませるかも知れないけど]
(180) 2013/01/12(Sat) 22:30:50
[カルメンの言葉>>174に小さな頷きを向ける。
彼女がライヒアルトと対立したのは明白]
――ん。
キミの目から見えた真実が
人狼をみつける足がかりになるかもしれない。
[どちらを支持するかは明白にはしないが
困ったと呟く彼女に僅かに眉尻を下げ
どこか申し訳なさそうな表情を過ぎらせる]
(181) 2013/01/12(Sat) 22:30:55
─ 自室 ─
[ミリィを部屋に運び終えれば、あとは彼に託した。
というよりも、彼とミリィを二人にしたのだ。
その方が落ち着くだろうと思った。
ミリィの部屋のドアを閉め、自室へ向かう途中───
ふらりとよろめいて、壁に手をついた]
…あれ?
[何故だろうと思えば、どうも身体に力が入らない。
昨日から何も食べていない所為かと思い至った。
存外人の身体というのは、正直kに出来ているものだ。
微かに苦い笑みに似たものが、口の端を過ぎって消えた]
(182) 2013/01/12(Sat) 22:30:59
[自室に戻れば上着を脱ぎ掛け、
そして荷物の中からひとつの包みを手に取った。
布に包まれているのは、十字架の細工を施した燭台だ]
これで話が出来るかな。
[部屋を訪ねた折の、修道士の顔>>138を思い出しながら呟いた。
用件を言えば、小物などなくともすんなり話も出来たのだろうが]
(183) 2013/01/12(Sat) 22:31:10
……随分と余裕だな。
君は今の状況を理解しているのか。
[教会を否定する言葉>>172>>174には、特に何の反応も返さなかった]
それともこの状況下で、逃げ切れる自信があるのかね。
[男の言葉を如何捉えたにせよ、今広間にいる全ての視線は、彼女へと向いているのだろう。
そうして彼女からの視線>>174にも動じた様子は見せず、男はただ見返していたが]
もう一人、だと。
…… 誰の事だ。
[己が調べられたと、そう口にした青年>>173へ、視線は逸れた]]
(184) 2013/01/12(Sat) 22:31:11
─ 2階廊下 ─
ライヒアルト修道士。
[コンコン。と、丁寧にノックして声を掛ける。
けれど室内はしんと静まり返って、応えはなかった。
出遅れたらしいと知って、息をつく]
広間か…。
[皆が集まる広間。
そこに行くしかないかと、一度気を静めるように息を吐く。
ぎゅ。と、布の包みを手に握りこんだ]
───…止めるからね、ミリィ。
[今はもう亡き幼馴染へと向け言葉を紡ぐ。
そうして、意を決した表情で足を広間へと向けた]
(185) 2013/01/12(Sat) 22:31:38
─ 広間 ─
……ビーチェ?
[聞こえた声>>175に、そちらを振り返る。
翠が映したのは、感情を欠落させたような少女の姿]
お前……どう、した?
[その様子と、問いに対する返答と。>>179
言葉で表せない、ざわつくものを感じて、ベアトリーチェの方へと近づいていた]
(186) 2013/01/12(Sat) 22:32:14
― 広間 ―
[昨日できなかった謝罪を先にしようとしたので、ハンスの命を奪った弓は持ってこなかった。
人の気配が集まっている広間に入る]
………。
[緊迫した空気に扉の近くで立ち止まり、中にいる人達を順番に見回した]
(187) 2013/01/12(Sat) 22:34:43
―回想―
[アーベルの件に関してはその場ではコエは聞こえたけども頭に入っておらず、後に聞くことになるだろうか。
全てが終わりかけられた声に、小さく一人部屋で頷き]
はい……、
花…?どなたが?
アーベルさんが、ですか……
[なら、次はそこになるのだろうかと思いながら、充足感と疲労と、そして襲い掛かる罪悪感とで早く休みたくなってきた]
それ…、ライヒアルトさんは……、私達に……
[眠る前の伝え事で、コエは途中で途切れてしまいながら眠りについてしまった]
(*22) 2013/01/12(Sat) 22:35:08
―個室―
[昨晩は、部屋に戻った後はゆっくりと眠り、起きるのは大分おそくなった。
服はハンスの返り血やもろもろは、目立たぬほどになっていた為、それを着続けることにした。
着替えがあればすぐに着替えたいとも思っていたが、それを自分から頼むことは無いだろう]
んぅ…
[小さく伸びをして広間の騒ぎにはまだ気付かず]
(188) 2013/01/12(Sat) 22:35:16
あ、ライヒアルトさんは……味方をしてくれるはずです……
[ただ、そう今の事実を、自分だから特別なのではなくエーリッヒもそこに含まれるのだろうこと、
本人の思いや事実は自分の知らないこと]
私の事も……知っています。おそらくは……
隠していてすみません
(*23) 2013/01/12(Sat) 22:35:39
狩人 ユリアンは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 22:35:49
[ライヒアルトの尋ね>>184にはたと瞬く。
一度組んだ腕の片方、蒼花の痣がある手を顎に宛てがい]
誰だろうね。
言えば危険に晒されるだろう?
だからまだ、俺の口からは言えないかな。
[ベアトリーチェとカルメンの遣り取りには
かすかな困惑の色が過るが動かずに]
(189) 2013/01/12(Sat) 22:36:25
─ 広間 ─
[ドアを開いたその時、幾つもの声が聞こえた。
人狼とカルメンという単語が飛び交っている。
その中心にいるのは、ライヒアルト修道士だ。
何が起こったのかを察したクロエの顔色が変わった。
鋭く息を呑み、微かな震えを押し殺して広間の扉を閉める。
指先が冷える感じがした。
これが緊張なのか怒りなのか恐怖なのかは、判然としない]
───何があったの?
[問う瞳は真っ直ぐに、アーベルへと向けられた]
(190) 2013/01/12(Sat) 22:36:47
シスター ナターリエは、メモを貼った。
2013/01/12(Sat) 22:39:04
[クロエが姿を現せば、蒼がそちらに向けられる]
ライヒアルトがカルメンに秘術を使ったらしい。
結果は――、『見つけた』だったかな。
それから俺が、もう一人の結果を言ったね。
ライヒアルトは月のいとし子でない、と。
(191) 2013/01/12(Sat) 22:40:03
……ん、そっか。
[聞こえた謝罪>>*23に、銀の獣はひとつ、息をはく]
別に、謝るとこじゃない。
知ってるんだろうな、とは思ってたし。
あんたのこと、人間だって言ってたらしいから。
いずれにせよ……そういうことなら、こっちはこっちで、生き延びる術にさせてもらうさ。
[ナターリエとは違い、銀の獣は修道士に対する情は薄い。
だから、使えるものは使う、と。
滲むのは、そんな意思だけ]
(*24) 2013/01/12(Sat) 22:43:18
[探していたユリアンの姿>>187を見つければ
腕を解き、利き手で手招きする]
預かり物の手入れが終わったから
返しておこうと思っていたんだ。
(192) 2013/01/12(Sat) 22:44:01
ふむ。
君は随分とその者に肩入れしているようだな。
[言えば危険に晒される>>189。つまり半ば信じている発言と同義だと捉えた。
その手に刻まれた蒼い花に僅かに目を細め]
『双花聖痕』……皆を導く立場にある者が、それで良いのかね。
[責める風でもなく、ただ言葉を重ねる]
(193) 2013/01/12(Sat) 22:44:07
…そ、…っか…
ありがとう、アーベル。
[礼の言葉は二重の響きを帯びる>>191
ほんの僅かな時間、確かに蒼を見つめて言葉を口にした。
そうして顎を少し引き、漆黒に意思を込めて周囲を見渡す]
それは───、
『 違う 』
[全員に聞こえるよう、明確に告げる]
(194) 2013/01/12(Sat) 22:44:33
─ 広間 ─
[なんやよぅ知らんけど、どっちが正しいんかっちゅー話んなっとるらしい。
ちゅーことは、どっちか嘘ゆぅてん?]
ライさんは、カルメンさん人狼やゆぅて。
カルメンさんは、ライさんゆぅてること違うゆぅて。
ここだけ見ても、どっちか嘘ゆぅてんのか。
[アベルさんがゆぅたもう1人んこと置いといたら、なんや考えやすぅなった]
月のいとし子て、人狼のことなん?
[その辺知らんかったから、確認のためにアベルさんに聞いてみてん]
(195) 2013/01/12(Sat) 22:45:53
ライヒアルト修道士。
貴方は牙の主じゃない。
それなのに何故そんなことを言うの?
貴方は何の為に動いているの?
貴方は誰かを───…庇っているの?
[弾劾はまず、”もう一人”へと向けられる。
じっと目を向け告げる言葉の意は、彼には間違いなく伝わろう]
(196) 2013/01/12(Sat) 22:47:10
[もう一人>>173、とはどういうことだろう。
そう思ってアーベルを見ていたが、カルメンの答え>>179が聞こえれば、そちらに視線を向ける。]
殺してないなら、堂々としてればいいじゃないの?カルメンさん。
[ふら、と一歩カルメンへと足を踏み出す。]
あたしが、しっかりしてれば。
お祖父ちゃん、死ななかった。
ミリィお姉ちゃんも。
[エーリッヒの問い>>186に、うわごとのように言葉を返す。]
だから。
[ころさなきゃ。と。
最後の言葉は唇だけで示した。]
(197) 2013/01/12(Sat) 22:50:33
肩入れ、してるかなぁ。
今の所、もう一人の行動に違和感は感じていないね。
[ライヒアルトの言葉>>193に肩を竦める。
個人的には肩入れしていると言えようが
ライヒアルトがもしクロエのように相談してきたなら
同じ対応をとっただろう]
修道士であるキミは伝承に詳しそうだね。
実際の所、昨日まではカルメンに疑念を抱いていたから
結果だけを見ればキミに肩入れしたい所だったんだけど。
[良いのか、との問いには困ったような様子で頸を傾けた]
(198) 2013/01/12(Sat) 22:50:48
―→広間―
[身支度を整え広間に近づくと少し騒ぎになっているのを感じる]
あの…、なにかありましたか?
[昨日に比べれば落ち着いた様子で、
遅れてきたために事態は良くつかめていなかった]
(199) 2013/01/12(Sat) 22:52:57
ライヒアルト修道士がカルメンを人狼というのなら、
───カルメンは人狼じゃない。
見出す力は二つとないから。
だから……、
[冷えた指先を手の中に握りこむ。
ぐっと、奥歯をかみ締める]
(200) 2013/01/12(Sat) 22:53:10
───…私の他に、
生ある牙の主を見出す者はないはずだ。
[その場の全員に聞こえるよう、宣を告げた]
(201) 2013/01/12(Sat) 22:53:20
[クロエの言葉が耳朶に響く。
彼女の選んだ事だと思えば口を挟まずただ耳を傾けた]
――…ん。
[ローザの問いかけには頷く]
お伽噺の中にある歌にそう記されているんだ。
月のいとし子、牙の主、月の牙。
それらは人狼を示していたと記憶してる。
(202) 2013/01/12(Sat) 22:54:32
今の状況?
[ライヒアルトの言葉>>184に、フッと笑い。]
自分は人狼を見つけられる秘術が使える……と、思い込んでいらっしゃるライヒアルトさんが。
私が人狼だと、誤った情報を仰った。それだけのことでしょ?
ナターリエさんは違ったと仰ったのに、私のことは人狼だと言うんですね。ライヒアルトさんにとって私は印象が非常に悪いでしょうから、そんな風に思い込まれたのではないですか?
人間、誰だって親しい者を信じたくなるものですしね。ふふ。
[暗い眼差しで、小さく笑う。
だが、逃げ切れる自信があるのかと言われると表情を無くし。]
……貴方こそ。
生きてここから出られると思っているの?
……早く、自分の思い違いでしたと撤回してください。そうでないと、私──……
[言葉は続かない。ジッとライヒアルトを睨み付けている。]
(203) 2013/01/12(Sat) 22:54:47
─ 広間 ─
[広間に新たにやって来た者たちに、僅かな時間、翠を向けて。
宣言するようなクロエの言葉>>194に、微かに眉を寄せた──ものの]
お前が……って。
いや、それって。
[少女の宿すものは知らぬ。
だから、うわ言のような言葉>>197が、何に基づくのかも、知る術はない。
ただ、声として紡がれなかった言葉は、少女には似つかわしくはない、と。
そう、思って]
……お前がやらなきゃならないことじゃ、ないよ。
[それだけは、はきと告げていた。
翠に感情は──相変わらず、ないままだけれど]
(204) 2013/01/12(Sat) 22:55:40
シスター ナターリエは、細工師 クロエの違うという言葉にきょとんと、そちらを見てから周りを見回す。
2013/01/12(Sat) 22:57:18
─広間─
[広間に響く声>>194が一つ。
男は一度瞬きをして、声を発した彼女>>196を見た]
…… 成程。
彼が言っていたのは君か。クロエ君。
[溜息を吐き]
私は何も庇ってなどいないさ。
[言葉の意は伝わったのか、それでも双眸は揺らぎはしない。
――実際、庇う心算で彼女を人と言った訳では無かったのだから]
(205) 2013/01/12(Sat) 23:00:34
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