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―ゼルギウスの下―
なん ですって…?
[ざり、と一歩踏み出した。
ここから出られない?
何が、生まれる?
50を越えるまで待つ?
――ゼルギウスを信じるな。
過るのは名も知らぬ老人の――]
孔の空いた石像は……
――まさか、皆“私たちと同じ”…?
[胸元で手を握りしめた。
白いいばらの花は娘の裡より咲く]
もう一度訊くわ。
―――ゼルギウス。御前は何者なの。
[男は話を続ける。
実はメデューサウィルス感染者から、ある日、ナニカが生まれた。
いや、それまでも、今僕の周りにいるような幻想生物が生まれる症例はあったんだけど、その症例ははじめてだった。
メデューサがその肉体を自分に取り込んで、生命体として小さなヒヨコが石像から生まれたんだから。]
[これは奇跡だった。
そのヒヨコが親鳥になって、卵を産む。
そして、その卵たちが……ワクチンにつながった。
メデューサの環境でも細胞が石にならない。]
[そう今、メデューサは完治する病になったんだ。]
[アーベルの数値があがっていくのを満足そうに見ている。]
そして、今、もう、外にはメデューサ病を持つものはいなくなった。
そう、君たちは最後のメデューサなんだ。
[ナターリエの視線>>141。
ふ、と笑って、握る手に力を込めた。
両親は健在だったが、研究に没頭した時点で縁を切られていた。
弟がいたから、後は任せて。
自身の帰りを待つものは、いない。
強いて言うなら──紫、青、蒼、茜、夜蒼、紫黒の花たちだが。
自ら生み出した原種は、既に失われているだろう]
……同化?
ウィルス……と?
[笑う銀髪が告げる、言葉>>#13。
天鵞絨は、瞬いて。
続けられる話。いろの険しさが、増した]
[ゼルギウスの話を聞きながら、不機嫌絶頂な顔。]
メデューサを治すって、そういう意味なの。背中に穴を開けて死ぬんじゃ、治ったって言わない。
……いなくなった。
ならば、何故、俺たちは。
[取り残されたのか、と。
問う前に、返された、答え>>#16]
……あくまで。
人を、サンプルとして、使う気か、貴様……!
>>146
・・・・・・・僕かい?
僕は、メデューサ育成プログラム……
[そして、その姿が、青年から少女へと、それからまた少年、老人、貴婦人、などかわりはじめる……]
コンニチハ…僕はメデューサ育成プログラム……。
ゼルギウス
───ッ!
[みしり]
[それは体のうちから聞こえた音だ]
[ゆっくりゆっくり]
[緩やかに]
[花が萎れてゆくように]
[膝をつく]
[蹲る]
[左の眼]
[深い色の青灰簾石]
[右の眼]
[淡い色の青灰簾石]
[世界は真っ暗で]
[息が───詰まって]
[まるで胎児のように]
[ワクチン。
完治するのに。
では、では何故彼らは死んだのか。
エーリッヒは、リディは、オトフリートは、ゲルダは、イレーネは、ダーヴィッドは、皆は
―――アルドルフは]
駄目…!
[跳ね上がっていく数値。
止められない。
想起するのはあのどんどんと冷たくなる紺青の]
厭、とまりなさい!
45…、だめ、――よ。
アーベル…ッ、…ぁ、…
[既に50を超えてしまったと聞けるだろうか。]
治療法が見つかったのなら
どうして…どうして―――
[苛立ち、憤りが募るほど手が白む。]
私達はモルモットではない。
今…こうして、生きている。
生きようとしているのよ…。
●業務連絡●
●ゼルギウスコンピュータ●
研究室内に、ゼルギウスメインコンピュータがあります。
それをぶち壊すと、ゼルギウスコンピューターは破壊されます。
●最後のピューリトゥーイ●
最後のピューリトゥーイ・アーベルと対決しましょう。
倒すのか、説得するのか、
それとも?
※アーベルさんは自由にピューリトゥーイを演じてくださって構いません。
[もたれかかるナターリエの肩に腕を回す。
支える。
同時、自身も支えを求める]
……最初から、ない、という事、だろうな。
[育成プログラム、と名乗ったものに向くのは苛立ち。
周囲の叫びから、アーベルの悪化を察したなら、それは更に高まって]
育成…―――?
[『―――信じるな。』老人の言葉が、蘇る。]
ふざけ、ないで。
[エーリッヒは命を救おうと、病を治そうとしていた。
最後まで諦めないで、命をかけて――彼は、彼は。]
【RP】
そして、ゼルギウスは語り続ける。
なんで?どうして完治するのに薬を投与しなかったか?不思議かな?
メデューサウィルスは感情に左右される。
そのメデューサをうまく育てる薬を、開発するのが僕の仕事だったのさ。
ピューリトゥーイはその中で一番うまい育成剤だった。
メデューサは負の感情が大好きでね。
それを食うと、より同調同化するんだ。
[アーベルの変化はその声に反応するかのように。]
>アーベルさん:OKです。でも弱点をひとつ作っておくといいかな。と。
>他のみなさん:倒す際、説得する際にアイテムが必要な場合、捏造していただいても構いません。
イキテルイキテルイキテル
ケタケタケタケタ
ソウ、僕ダッテ生きていた、ケタケタケタ
[やがて、暴走するように、ゼルギウスが笑いはじめる。]
ぁ───っ。
[みしみしと]
[音は続く]
[蹲ったその背中]
[シャツに覆われた背中]
[まるで蕾が開くように]
[石の華が咲くかのように]
[みしりと確かな音を立てて]
[ゆっくりと剥離し]
[捲れ]
[布を裂き]
[その間も数値はただ]
[まるで時計の針が進むかのように]
[上がり続けた]
サァ、ピューリトゥーイを倒したら、
ワクチンをアゲルヨ
きくヨ
だって、一人、キイテタでしょ?
ウソじゃなよ…
[ケタケタケタ]
……なんだ?
[唐突に、笑い出す、銀。
天鵞絨を数度、瞬いた]
……まさか、とは思うが、こいつ。
暴走してるんじゃ……。
[過ぎった可能性は、信憑性を帯びているよに思えた。
そこに聞こえた、ナターリエの言葉]
……ああ。
俺も、やっぱりこいつは好かん。
思いっきり、ぶん殴るか……!
[86まで上がった数値]
[男の背に咲くのは大輪の石の華]
ぁ、め───
[だめだ]
[やがてその数値が100へと更に上がれば]
[首の輪は自然と落ちるだろう]
[白い花]
[くちなしの花に似た]
[石の華]
───はな、れ
[離れて]
[最後まで、声にならない]
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