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『ああ、うん。
あるみたい。
この旅の踊り子さんと遊べたら、楽しそうだよ』
[翅を忙しなく動かしつつ、ミステルは楽しげに笑う]
『向こうのおにーさんも、何やら物識りなようだし。
ふふ、誰を呼んでも楽しそうだ』
変な顔だよ。
いつも、そんな顔してないもの。
[ぽつ、と呟けば、込められる力に小さく息をついて]
ん、夜の森だし…離れ離れになるのは、危ない、かな。
え?
…なんでもない。
[上ばかり見ていると危ない、と、注意されれば、少し驚いたように視線を降ろす。
暫く皆の様子を見つめて、もう一度、暗い闇を見て。視線を前に戻した]
そーなんだ。
やっぱり、このおねーさんは楽しいね。
ここの人達、みんなみんな楽しいよ。
あのセンセイも、とっても楽しそう。
ところでさ、"輪"の数は足りるかなぁ?
僕達がつれてかなくても、
勝手に輪のとこいってくれるみたいだけど。
……旅って、やっぱり楽しいんだぁ……。
[妖精に対するそれとは異なる好奇心が見え隠れ。
旅人が訪れると、付きまとって中々離れない少年が、外の世界に憧れているのは周知のこと]
んん、小川でいーなら、オレ、案内するよー?
[問いかけは、場にいる皆に向けて]
引っかかるって…何が?
そんな珍しい物、見た事あるなら、覚えてるでしょ。
[何が引っかかるのか分からず、といった様子で、イゾルデを見つめる。
やがて、首を傾げてしまった]
そう?
ツィンカの踊り、素敵だよ?
[ツィンカに小さく笑えば]
小川、かぁ。
一つずつまわるなら、何処からでも良いよ。
[ツィンカの傍にいるマリオンに頷いた]
『ああ、本当に。
楽しくて、仕方ない』
[くすくす笑って、翅をぱたり]
『あー、どうだろうか。足りると思うんだけどね。
王もご自分で呼び込みする、みたいな事言ってらしたし、何とかなるんじゃないの?
ま、それはそれで、ぼくらも引っ張り込まれる可能性はあるけど』
別のところが正解って。
気持ちは解るけど、他の人の心配はしないんだー?
[ツィンカの言葉にやや苦笑が零れた]
じゃあ小川から確認しようか。
この辺りからだと……あっちの方だったかな。
[だよな?とマリオンやクルトにも確認を取る]
じゃあいつもはどんな顔してた?
[マルガレーテが呟く言葉に笑みを向けたまま訊ね返して]
ほら、足元気を付けて。
躓いたら危ないから。
もし転んでも受け止めてあげるけどね。
[何でも無いと言うマルガレーテにやはり笑顔で言う]
んんー……。
見た、って覚えがないのに、妖精の輪の形を知ってる、んだ。
昔見たことある、のかなぁ。
[ツィンカとマルガレーテの問いに返すのは、やはり曖昧なものになる。
自分でも良く分らない状態なため、何だかすっきりしない。
けれどマルガレーテに見つめられて居ることに気付くと、へらりと笑って]
やだなぁ、マルガレーテ。
そんなに見つめられると照れちゃうよ。
[確認を取るイゾルデの言葉にうん、と頷いて]
そだよ、こっちの方。
んじゃ、第一目的に向けて、出発、出発ー!
[ツィンカとつなぐ方とは反対の手、ホラントに借りたランタンを持つ方を元気よく差し上げる。
勢いで、光が粒子のように舞い散った]
どんな顔、って。
[軽く眉をハの字にして]
そんな顔。
[そう、笑う顔に呟いた]
そんな、躓かないよ…
受け止めてくれるのは、嬉しいけど。
本とかで読んだんじゃ、ないの?
そうじゃなかったら。知ってるはずないじゃない。
[ゲルハルトに相づちを打つイゾルデを訝しげに見るも、少し慌てて]
そ、そんな意味深な事言うから…
うーん、王様、僕達がいないと寂しいんだよ!
ま、早く宴にまざれるのは嬉しいんだけどっ。
村中ご招待したいよー。
みんながきたら、皆に踊りおしえるんだ。
ツィンカには、他の妖精の踊りおしえてもらうんだっ!
[また騎士と少女の周りが一瞬明るくなった。]
『あは、きっとそうだね!』
[寂しい、という言葉。楽しげに、笑った]
……あれ、ミステルが呼ばれる時って、オレも一緒だよね?
[今更のよに問う少年。
はたり。翅が、思案するよに、動く]
『うん、ぼくとマリオンは今いろいろと『繋がって』るからね。
逆に、マリオンを招待してぼくが、ってコトもあるかもだけれど』
『でも、やっぱりその前に、みんなみんな招待したいな。
踊り子さんと踊りの教えっこしたり。
あの旅人さんの演奏も、ゆっくり聴いてみたいもの!』
[きらきら、ふわふわ。
忙しない翅の動きが、粒子を散らす]
おっきくなったら、かー。
旅のひとって、みんなそれ言うよねー。
[釘刺しには少しだけむくれた顔。
それでも、小川へ向けて踏み出す足は止まらない。
踏み出すごと、手にしたランタンが揺れて、きらきら、きらきら、光を零す]
[銀の月の照らす黒い森、その木々の間を抜けて進んで行けば。
やがて聴こえる、微かな川のせせらぎの音]
宴にいけば、ゆっくりゆっくり遊べるね。
皆といっぱいお話できる。
マリオンも、ツィンカやルイ、
このおじさんから異国の話を聞けるかもしれないね?
あ、この顔か。
普段から変な顔って言われなくて良かった。
[笑んだままの自分の顔を人差し指で指す]
ま、転ばないのが一番だけどねー。
その時は勿論抜かりなく受け止めさせてもらうよ。
[宣言するよにマルガレーテに言って。
妖精の輪は本で見たのではと言われると、またしても首が傾ぐ]
本で見たような平面じゃなく、立体で思い出せるから不思議でしょうがないんだ。
あと、なーんか忘れてるような気がして…。
[なんだろ、と首を傾げたままに。
慌てる様子を見ると、再び笑みは深まり]
僕に見惚れてたって言うなら嬉しいんだけどなー。
意味深と言うか、うん、自分の中でも何だかはっきりしなくてさ。
ま、そのうち思い出すかも。
ねぇ、ミステルはあの物知りさんに何かしたの?
僕、なーんにもしてないよ?
[光の粉がほんの一瞬、イゾルデの周りを渦巻き、消えた。]
うん、そーだよなっ!
村の外のことって、全然知らないから、何でも聞きたいんだ。
でもって、いつか、旅に出るんだ。
知らないもの、たくさんみてみたいからっ。
[わくわくとした表情で語るのは、少年らしい無垢な夢]
『いや、ぼくも何もしてないよ?
ぼくは、マリオンと話せるようにするので力使っちゃったから』
[ギースの問いに、ミステルはゆるく首を傾げて]
『……もしかすると、他の誰かが関わってるのかもね。
誰だろ?』
あれー、じゃあ、他のこかな。
ミーアもシリルも忙しいはずだしなー、誰だろ。
[知った顔を挙げて少し、考える。]
ま、いっか!
[あきらめた。]
─小川─
[たどり着いたのは、森の中を緩く流れる小さな流れ。
川原には、季節の花がちらほらと、可憐な姿を覗かせて。
静かな水面に映し出される銀の円盤。
天と、水面と。
二箇所の月は、同じ色を揺らめかせ、光を跳ね返す]
さってと。
ここ、いるかな?
『んー、誰かが何かしたんだとしても。
まあ、きっと王にお仕事言い付かったかなんかだろうし。
気にしなくても、いいんじゃないかなぁ?』
[こちらもあっさり、諦めた。
むしろ、最初から考えていないとも]
[ランタンを揺らすツィンカに小さく笑いつつ、其の後を追うように小川へと向かう。
実際は、前を行くマリオンだけが頼りだったのだが]
いつも変な顔だったら、そんな事、言わないよ。
…もう。転ばない。
[呆れたように小さく肩を落としつつ]
立体で?
なら、見た事あるんじゃない?
ちっちゃい頃とか。
[夢で。というゲルハルトにも頷く]
忘れ物でもしたの?
忘れてる、って。
[見惚れてなんか無い、と言わんばかりに、視線を前へと戻した]
― 小川 ―
[少女と共に小川に着くと、さやさやとせせらぎの音。
水面が銀月を映し、光が弾ける。
ランタンの金の光が、歓喜する様に銀の光と混じった。]
まずは輪を探せばよいのかな?
少し散らばって探そうか。
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