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―広間/回想・前夜―
やっぱり二人でやると片付けも早く終わるねー。
さ、カーラが待ってるよ。早く…ん?
[クロエと共に台所の片付けを済ませ広間に戻ると、丁度ゼルと目が合い。
何を話していたのか問う間もなく敬礼をされればつられて敬礼を返すものの、訳がわからず目をぱちくり。]
えっと、何?
まぁ、そーね。
血が足りなくなってんだろーから、ゆっくり休みなさい。
[言えばひらひらと手を振って]
あたしも今日は早く寝ることにするわ。
なんかいろいろあったから、身体休めたいし。
[広間に残る面々に挨拶を済ませ自室に戻ろうとして、またテーブルの上の絵本を一瞥し、すぐに視線をはずした。]
[部屋に戻れば、そのままベッドに倒れるようにして。
教会の記憶が思い出されれば、恐怖に震え。
幼い自分を値踏みするような視線や、助けを求め縋りつくような視線に終始晒されていた、あの時。
義父に助けてもらえなければ、きっと自分は今こんな風に自由に生きられなかっただろう。
早く帰りたい、ゼルと一緒に帰って義父さん達に会いたい。
そう思いながら眠りについた]
─2階・自室/現在─
ん……もう、朝…?
?…なんか騒がしいな。
[いつの間に寝ていただろう、何やら階下がざわつく様子に目が覚めて部屋を出るとハインリヒが血相を変えて走ってくるのが見えて。]
ど、どしたの?何かあ…
……は?
え、それ…って…冗談、じゃなくて…?
[こんな性質の悪い冗談を言うわけはないとは思いつつも、信じられなくて思わず。]
[慌てて階下に降りれば、騒然としている様子が目に入る。
既に自衛団員に運ばれたのだろうか自衛団長の姿は見えないが、朱に染まり倒れるエーリッヒと、その場に座り込むカーラの姿を確認して]
な、ん…どうし、て…!?
カーラ、エーリッヒさん…二人とも、怪我は…!?
[慌てて駆け寄れば、ユリアンやクロエ、ゲルダが側に居るのに気付き。
二人に怪我はなさそうだと教えてもらえば少し落ち着いて]
カーラは綺麗にしてから着替えれば良いとして、エーリッヒさんは…気を失ってるみたいね。
呼吸はちゃんとしてるし、大事はないだろうけど…
頭とか打ってたりするかもしれないし、気が付くまで下手に動かさない方が良いかも…
[ゲルダが布を持って戻ってくれば、彼女にエーリッヒの傍を任せられるだろうと考えた]
…こんな所ロミちゃんやブリジットさんには見せられないわよね…
[小さな池のようになっている血溜まりに、こみあげてくるものを堪えつつ。
ゲルダが戻ってくれば、掃除をしているゼルを*手伝うだろう*]
―2F廊下―
[ぱたんと一室の扉が開く]
ふぇ。
[まだ眠いのか目を擦りながら、おぼつかない足取りで、ロミルダは廊下を歩いた。
人の声がする1階、そこへ繋がる階段を降りて]
…けほっ。
[だんだんと濃くなる臭いに小さく咳をしながら、ざわめきの中心に近付く]
―広間―
おはようで…す?
[そこには果たして何人がいただろう。
ロミルダはいつものように挨拶をしようとして、最後のほうが疑問系になった]
ほぇ?
[ぱちぱちとまたたいて、次に目を大きく開いた。
もしかしたら制止の声が掛かったかも知れないけど]
わ、わ。
だれか、怪我したですかっ?
[ロミルダの目はすでに床に広がる赤い色を見ていたし、臭いからそれが何であるかも分かっているようだった。
遺体はすでに無く、それがただ怪我しただけにしては多すぎることにまで気がつかなくても]
怪我したなら、早く手当てしないとです。
[ロミルダは眉を下げて言うのだった]
─1階・広間─
[倉庫に向かうゲルダの言葉>>177に、任せとけ、と返してカルメンの所へ。
真紅に染まった手から伝わる感触に、微か、表情が歪むのは鸚鵡以外には見えぬ事]
……っかし、このにーさんも。
なんでこんなとこに。
頭打ってたら、まじぃよなぁ……俺だけじゃ、動かすのは無理か。
[エーリッヒを見やりながら呟いて、血溜まりの外へカルメンを導く。
着替えがない、という無邪気な言葉>>181に、感じているのとは違う頭痛を覚えた所にやって来たクロエ]
あー、ちょうど良かった。
[思いっきり、ほっとしたのは言うまでもない。
主に、服的な意味で]
―廊下―
あ、おはよ。ハインリヒのにー…、
[起きぬけの頭に、ハインリヒから告げられた内容は、どこかまだ夢の中に居るようで、]
やー…それは、なんとも現実味の無い…。
ごめんごめん。信じてないわけでもないし、すぐ下降りて見てくるよ。
そういうの、耐性無いわけでもないし、さ。
[ぱたぱたと手を振って、他に告げに行くらしき姿を見送り、とんとんと広間に向かう]
[カルメンと、クロエのやり取り。
団長の顔が見えたと言う言葉と、それに対してクロエが見せた、動揺らしきもの。
怪訝なものは感じたが、今はそれを突っ込める状況でもなく]
ん、ああ。
服に関しては、俺はお手上げだし、頼むよ。
[クロエの頼み>>188に頷いて見送り。
入れ違いにやって来た面々には、よ、と力なく手を振る]
……一応、怪我はないみたいだ。
下手な怪我より、とんでもない事にはなってるけど。
[ローザの問い>>197に、返すのはため息。
自衛団の面々とゼルギウスのやり取りを横目に、戻ってきたゲルダから布を受け取って]
ちょ、待て、カルメンっ!
脱ぐのは、クロエが来てからっつーか、俺の目の前でやるなっ!
[むしろそっちか、と突っ込まれそうな事を言いつつ、素直に着替え始めたカルメン>>192を押し止めたり]
あー、風呂。
……こんな状況で、浴場は使わせて……もらえそうにないよなぁ。
[ゼルギウスの言葉>>191に、しばし、思案顔。
一応、浴場自体は、集会場とつながってはいるけれど]
……とはいえ、このまんまにゃできねーし。
お湯沸かして、身体拭けるようにするか。
そのくらいなら、俺でもできるしな。
[思案は結局、無難な所に着地した]
───自室───
う……ぐっ!
[ベッドで横になりながら、ブリジットが苦痛に身をもだえる。
襲ってくる痛みは、断続的で永続的で]
……は!
[息が短くしか吐けない。
こめかみの辺りもズキズキする。
景色は歪み、この世の全てが曲線に見える。
汗は滝のように流れ落ち、止まることを知らない]
ふ……ぐ!
もう……今回は……特に……ひ……どいな……。
[広間に降りたときにはちょうどゼルギウスが自衛団員に指示を出していて。
少し悩んだ後に、その遺体を運び出すのを手伝うことにした。
多少どころではなく、不愉快そうな表情を浮かべる団員が居たとして、男のさまはどこ吹く風。
送り出し際、ぽつと呟いたのは、神に祈る看取りの言の葉]
――…団長殿ならば、こちらが良いかと思いまして。
これでも一応、敬意は払ってるつもりですよ。
[団員を刺激せぬよう、殊更丁寧な口調。
後は頼むと頭を下げ、また広間へと戻り]
[そのまま、どれぐらい時間が経っただろうか。
1日なのか、1時間なのか、1秒なのか。
それすらもよく分からない]
には……は。
元気……よすぎ……だよ……。
う……ぷ。
やば……吐きそ……。
[あー、とか唸り声を漏らしつつ、這うようにして自室から出て、トイレへと向かう───その途中]
……?
血の……匂い……?
[自衛団長が運ばれていくのを、ちら、と見送り。
掃除はゼルギウスたちに任せ、台所に行って竈に火をおこす]
……あー……もう。
何がなんだか、わっかんねぇ……。
[口を突くのは、かすれた呟き。
頭の芯には、鈍い痛み。
それは、何かを責め立てるように響いていた]
[気にはなったものの、取りあえずは、最重要事項の優先により、トイレに急行。
そこでひとしきり、胃液を吐き出し、少しだけ落ち着くと、フラフラとした足取りのまま、階段を下りて広間へと向かった]
───広間───
や……っほー。
どしたん……?何があったの?
[普段から白い肌なのに、それでもなお一目で分かるぐらいに白い肌で、死にそうになりながらも、笑顔でその場にいる人に聴いた]
[耳に入るのは、おふろ、とかなんとか。
元より着ていた服が紅の色だからこそ、ギュンターを運んだ時の血は目立たずに済んでいるけれど。
それでも、全く付いていないわけでもないし、指先にはこびりついた血の名残もある]
…っと、あ。ロミちゃん!?
こっち来ちゃダ……
[挨拶をする幼き声。
反射的に、制止の声を投げるも時既に遅し]
あー…、ええっと。
怪我って言うか、その、なんだ…。
[さらにその後ろ、ブリジットの姿を見つけたなら、慌てたように顔を向け]
おはようございます、と、言うか。
その挨拶すら、省きたい、と言うか。
とりあえず、ロミちゃんとブリジットさん、こっち来て。
[広間から出て、適当に廊下の途中で立ち止まる]
[鎮まれ頭痛、とか良くわかんない言葉を呟きながら、大鍋に水を張って沸かす。
その内、ロミルダの声と、それに対するダーヴィッドの声が聞こえてきて。
火加減をちら、と見てから、広間の方に顔を出す]
……確かにこれ、どう説明すりゃいいんだか……。
[自分でもそれはまとまらずにいた所に、更に聞こえた、ブリジットの声]
…………。
[問いへの答えよりも、白い肌色に、言葉が失せた]
…って。
いや、その前に一応聞いておくけど。
ブリジットさん、具合、大丈夫?…顔色良くないよ?
[自分のこめかみを、こんこんと人差し指で叩いて、ぽつりと]
んー…、体調良くないなら、説明は後の方が良いかもな。
少なくとも、座れる場所のが良いか。
ほえ〜。
[言われるがままに、ダーヴィッドの後をついていった。
足が地面を踏みしめているのかどうかもよく分からない]
……世のお母さん連中は……強いなあ……。
[なんとなく、そんな感想が浮かんだとか]
─広間─
[ギュンターが運び出される間、カルメンは布を肩から掛けて隅にしゃがんで居た。
布を纏っていたのは、まだこの惨状を知らぬものの眼に入れぬための配慮らしいが、カルメンは言われたからそうしている形にある。
それでも、顔に僅かに真紅は残っているし、髪にもべったりとこびり付いたままだったりした]
[その状態のまま、身体を拭くためのお湯が沸くのを待っている]
具合は悪いね。
うん。とてつもなく。
[きっぱりはっきり断言した]
だけどさ。
自分のいる場所で血の匂いがしたら、安心して休むことも出来ないじゃない。
だから、何としても、何かあったのか聞きたいのだけど。
……ん。
[喋りながらも、頭がキリキリ痛む]
[答えは返らず。
ロミルダが視線をうろ、と彷徨わせ始めた頃]
ブリスさん、おはようです。
…大丈夫、
[ぺこりと頭を下げるけれど、眉が下がったまま、いつもの元気はない。
それ以上にブリジットの白い肌に気がついて、大丈夫かと問おうとしたけれど、ダーヴィッドの声と重なった]
あっ、はいです。
[振り返って返事をして、後をついていく]
―二階個室―
ブラザー・エト。
笑いますか。
[羽織を取り出す鞄の底に眠っているのは錆びた聖印]
力なく、逃げ出したくせに。
忘れたままでいられない僕を。
[鞄を閉じ、顔を擦って階段を降りた]
[沸かしたお湯は、やや多目。
今、掃除をしている面々や、血に触れたエーリッヒにも必要だろうから、と思ったから。
とりあえず、水と合わせながら適温にしたものを桶に幾つか用意して]
……ほら。
そっちも、いるだろ?
[一つは、エーリッヒに付き添うゲルダの所に、やや素っ気無い言葉と共に置いて。
それから、別の一つを置いて、ゼルギウスやローザに使うようにと声をかける]
さって、と。
後は、カルメン、か。
上まで運ぶようかな?
[具合が悪いと聞いたなら、小さく頷き]
そっか…。お大事に、と、言うしかできなくて悪いんだけど。
とりあえず、この部屋で良いか。
[適当な空き部屋に二人を促し、ブリジットに対しては、更に椅子を引いた]
ええっと…。俺もまだ、心の整理が付いてないんだけど。
落ち着いて、聞いてくれるかな?
[部屋の入口、壁に背を凭れさせ、話し始めようと]
― →1F空き部屋―
[廊下の途中でも、部屋の中に入っても、何処か落ち着きなく辺りを見渡して。
そのうちダーヴィッドが口を開いたから、そちらを向いて、こくりとうなずいた。
そうしてその顔を見つめて、話が始まるのを待つ]
気にしなくてもいいですよ。
妊娠ってのは、こういうものらしいですから。
一応、さっきよりはマシになってますし。
[と、答えながら薦められたイスにゆっくりとした動作で座った]
ありがと、ダーヴィッドさん。
[笑顔でそう言って、続いた言葉には]
どうぞ。
[短くそれだけを返した]
ぁあ。ローザこういうのは綺麗にならんもんだがやらないよりマシだしな。でも……無理しないでいいぞ
[自衛団員を一緒に運ぶダーヴィッド。そして湯を沸かしにいったユリアンを横目に、手伝ってくれるようだが顔色のよくないローザに一応遠慮しながらも袖をまくり。バケツに水を汲んで大量の血を少しずつ床から拭いとりはじめる]
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