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─パソコン室─
[振り返った慎太郎の顔>>197は、珍しくも間抜けなものだった。
川島は少し瞬きをしてから]
……だから、もしもの話。
[苦笑いになった表情からは、本気か冗談かは判別し難いだろう。
それが本当か嘘か、も]
ほら、本当の村じゃ、対立陣営ばっかりだったからさ。
信じてもらえるのかなって、思っただけ。
― 宿直室 ―
マリーちゃんは無事に戻れたみたいだね。良かった。
一人にしてしまったから……気になってたんだ。
[響を見つけた直後は動転してそこまでは頭が回らなかったが
現実を受け入れるうち彼を殺した誰かが近くに居たかもしれない、と
そんなことに漸く思い至り送らなかった事を後悔もしていた。
蛍子が紡ぐ名、一つ一つに相槌を打ち]
――…そ、か。
他の子たちは無事だったんだね。
[僅かばかり過る安堵]
残念ながら、本当、だよ。
[悪夢のような現実を肯定すれば知らず柳眉が顰められる]
― 宿直室 ―
[気付けば目の前に影が下りて頭部に触れる柔らかなぬくもり。
一瞬何が起こったか分からずに言葉を失う]
――……ッ、
[直ぐ傍で聞こえる幼馴染の声。
状況を理解すれば微かに身動ぎ]
ありがと、蛍ちゃん。
[初めに紡ぐのは彼女の心を感じての感謝の言葉]
でも、さ。
汚れちゃうから……、……
[ダメだよ、と唇だけで紡ぐけれど彼女には映らぬか]
[宿直室に入って、理解できなかったことは二つあった。
一つはこれが現実なのかどうか。あともう一つは]
(なんで俺、わかったの)
[理解できたこと。……それも、二つあった。
一つは高峰の死。そして]
─パソコン室─
……もしもの話、なぁ。
[>>204 数度、瞬いてから向けられる苦笑を半目になって見返す。
視線はどこか、探るような、鋭さを帯びたもの]
確かに、村じゃ対抗だったり、黒出したり出されたり、だったからなぁ。
そこだけ見たら、すぐに信用は難しいかも知れん。
……とはいえ、真っ向疑うだけじゃ、始まらんのも事実だし、なぁ。
[彼の言葉がただの冗談でないなら、春陽が『どちら』であるのか。
見極める術は、手元にある──何かしら、犠牲を伴うものではあるが]
……ま、仮にお前がそうだとして。
信じられるかどうかは、『結果』次第だぃな。
(諏訪は、人間)
[確信する。目には何も見えないけど、確信できる。諏訪は人間だ。
でもなぜ、それがわかる?]
(俺、誰なの)
そんなの、気にしないで良いから。
[汚れるからという幼馴染みには首を緩く振り、暫く抱き締めたままでいたが。
どうなるのだろうという桜子の声に、佑を離してそちらをみた。
森や学長にもまだ声をかけていなかったことにもようやく気づき、白い顔をしたまま申し訳なさそうな表情を浮かべ。]
学長、森君…ごめんなさい、私、取り乱して…
[ポケットの中には携帯電話。電池がきれて、何も言わない。
しかし、届いていたメール。システムメッセージ。
そこには確かにアズマの役職と、何かのセットがあった。
それをアズマが操作することは不可能なこと。
人の手に制御されないシステムは、
デフォルトを機械的に占っていくだけ。]
桜子、ちゃん…大丈夫?
もう、外、でようか?
…森君も、顔色、悪いよ?
[桜子と春の顔色が先程よりも悪いのに気付くと、自分も多分同じなんだろうと思いながら二人を見つめ。
手で触れては朱が移ってしまうかと、声をかけるのみで留まった。]
― 宿直室 ―
――…………。
[触れる幼馴染の温度が心を落ち着けてゆく。
ゆっくりと離れるぬくもりを追うように眼差しを蛍子へと向けた]
蛍は、もう少し気にすべきだ。
ボクも蛍ももう、子供じゃない。
一応、ボクだって、男なんだよ?
[案じてくれたのは確かに嬉しい。
けれど、彼女に妙な風評が立つのは望まない。
もう大丈夫だというように微かな笑みを浮かべ諭すような言葉を紡ぐ]
―パソコン室―
『結果』ね、……うん。
[友梨のすがるような目には答えず、変わらない苦笑いを返すだけ。
鋭さを増した慎太郎の視線を、正面から受け止めた]
やっぱり、難しい?
真崎は人間だ、って言っても。
[ポケットの中に手を入れる]
[春の言葉>>212が何処かで引っかかっていた。
如何して彼が自分に縋るような言葉を紡ぐのだろう。
友達、だから――、と言うのは少し強すぎるように思える言葉。
対等ではない。
学年が違ってしまったからか、
それとも間近に迫る卒業という二文字がそう思わせるのか。
春の心の内までは知れないけれど
何か思い詰めている気配だけはひしひしと伝わったから
春へと案じるような眼差しを向けた]
『結果』、ね。
[その言葉に、少し引っ掛かるものはあったが]
……まあ、真崎は違うのかな。
[鋭い視線は端から偽物を見るというより、真実を見極めようとするそれに近いように思えた]
─パソコン室─
占い師は単なる白黒判定機じゃあないが、やっぱちゃんと結果出してなんぼ、ってーのが俺の持論なのはしっとろーに。
[>>216 探りの視線を正面から受け止める春陽の言葉に、僅かに口の端を上げて笑む]
……ま、編成が編成だからなぁ。
この状況で全員に占COまわすとか、できるわきゃないから、対抗が出るかどうかも確かめられんけど。
すぐに信じきるのは、やっぱ、難しいて。
[ポケットに手を入れる様子に、僅かに首を傾げつつ。
内心では自分の手札を出すかどうか、その是非を慎重にはかっていたりする]
─パソコン室─
[問いへの答えは無かった。
尚も言葉を交わす春陽と慎太郎を交互に見遣る]
(しんちゃん、はるっちを信じて無い?
…ガチじゃそう簡単には占い師出て来ないってことなのかな)
[ガチに疎い頭では眼に見えたものを信じてしまいそうになる。
RP村ではPL視点で役職を明かすことも多いため、あまり疑う必要が無いことの方が多かった]
[リアル人狼をしなければいけないと言う状況。
慣れない推理と言う作業。
セオリーなんて知るはずもないから、何をどう考えれば良いのかすら解らなくて。
ただ二人の会話に耳を傾ける]
― 宿直室 ―
[幼馴染の驚いたような顔>>220に瞬きして]
それって如何いう意味なんだろう。
[悩むように柳眉を顰める。
ゆる、と気を取り直すように一度首を振り]
女友達や恋人にならやってもいいけどね。
ボクらが幼馴染だって知らない人も居るだろうし
誰かに勘違いされたら蛍だって困るだろう?
[ずれた答えに更に諭す言葉を重ねた]
―パソコン室―
……まあ、そうだよね。
[言いながらポケットから取り出したのは携帯電話。
軽く操作した後で、画面を彼に向ける。
開かれているメール画面にはただ一言『人間』とあった]
白増やすだけじゃ、意味ないしね。
見つけないと。
[携帯はすぐに閉じられて、元通りにしまわれる]
……あ、
今の話、とりあえず内緒にしといてね。
[続いた言葉は慎太郎だけでなく、他にも向けたものだった]
― 宿直室 ―
[春>>221に名を呼ばれ其方に眼差しを向ける]
そうだね、戻ろうか。
――…あ、その前にちょっと教室に寄って良いかな。
このままだと血の匂い、パソコン室にまで持ってく事になる。
着替えておきたいんだよね。
確か、教室に予備の弓道着置いてたはずだから、さ。
……ん、
本物の占い師だったら、もっと突っかかってくるかと思ったんだけどね。
真崎は迷ってるみたいだから。
[演技かも知れないけど、とも付け加えて]
あ、そっか。
本物の占い師にしてみれば、はるっちは偽物ってことになるもんね。
表立ってでは無くても、何かしら反応はあるかも知れなかったんだ。
[ようやく理解した、と言うように聲を弾ませる]
演技は…どうなんだろね。
隠すの上手いんだったら、可能性高いかも。
んー、今の状況、RP村とも勝手が違うから何とも言えない。
[聲に悩む色が載った]
桜子ちゃん…やっぱり、もう、出よう?
佑たちも、戻るみたいだし。
[大丈夫と答えるものの強張っている桜子の顔>>217、森と話しきつく唇を噛み締める様子>>223にもう一度そう声をかけ。
佑から諭される言葉>>224には、また瞬きした後、むっと眉を寄せ。]
じゃあ、佑ならどうした?
そんなの、こんな時に気にしてなんかいられるわけないでしょ。
大体、そんな誤解する人ここにいないし。
[幼馴染が親友を失って、何もしないでいられるわけがない。周りに気を使う余裕もない。
そもそも、佑と自分を知っている人ばかりで何を気にすることがあるのか。]
─パソコン室─
[>>225 見せられたメール画面の、シンプルな一言。
それが示すのが自分の占結果、なのは察しがついた]
……まあ、そーだな。
白増やすのも悪ぅはないが、やっぱ黒引いていかんと。
[よく見る前に携帯は閉じられて。
向けられた言葉に、はあ、とため息をついた]
……りょーかい。
お前が『どっちか』は、今の俺からは見えんけど。
ヘタに触れ回って、即落とされる可能性は上げたくないしな。
[信じるとも信じないとも言わぬまま、内緒に、という言葉には同意する。
狩人がどこにいるかわからない現状を思えば、それも已む無し、と思うから、そこは追求しなかった]
あ…私も、着替えた方がいい、よね。
…でもどうしよ、着替えなんて無…あ。
[佑と春の会話>>226>>227に、自分も汚れてしまったことに気付いて思案したが、冬休みに入る前にロッカーは空にしてしまっていて。
困り果てかけたとき、部室になら衣装があるはずだと気付いた。
元々佑を探すだけでなく部室にも行くつもりで出てきたから、ソレはよいのだけれど。
桜子の様子を見れば、連れまわしてはいけないかとも思い。]
…桜子ちゃん、私、部室に行こうと思うんだけどどうする?
佑たちと一緒に先に戻るなら、戻っていいよ?
私なら、露島君たちや学長に頼めばいいから。
― 宿直室 ―
[再び響へと向き直り伏せる眼差し。
手を伸ばし横たわる響の前髪に触れる]
――…痛かったよな。
もう少し早く気付いてお前を見つけてれば
こんなことにはならなかったのかな。
[すまない、とくちびるのみで紡ぎ]
ボクらが居たら騒がしくて仕方ないだろ。
もう、行くから、さ……
静かに眠るといい。
[静かに語り掛け、小さく綴る祈りの言葉]
─パソコン室─
[>>230 真剣そのもの、と言った表情で頷く友梨の様子に、こて、と軽く首を傾げる。
ガチ経験がない身にこの状況は厳しいか、とふと思いつつ]
ん、まあ、その方が安全だろな。
[役職状況がどうなっているにせよ、とは口にはせず。
視線を、パソコン室の入り口へと移ろわす]
……に、しても。
[それから手持ち無沙汰に携帯を投げ上げ、受け止める。
ストラップの鈴が、りりん、と鳴った**]
みんな、中々戻ってこんなぁ。
― 宿直室 ―
[蛍子の反論>>228には驚いたように目を瞠り]
……ん。
そういう所が蛍の良い所だとも思うんだけどね。
[僅かに考えるような間を置いて]
流石のボクでも、さ。
動揺することもある。
[ぽつと呟いた後、幼馴染にのみ聞こえるように声を潜め]
えー、と、ね。
胸、当たってた。
[視線を泳がせた男の耳は仄かに赤かったかもしれない]
[響の顔も見れないまま、学長がその場に残っているなら失礼しますと挨拶をしてから宿直室を出た。
桜子から、一緒に行く>>236と言われれば、大丈夫かと案じる気持ちと、今まで一緒にいた彼女なら、という安堵の気持ちがごちゃ混ぜになって。]
…そう?
じゃあ、一緒についてきてもらっていい?
具合悪くなったらすぐに言ってくれて良いから。
[来る時に繋いでいた手は、今は血で汚れているから伸ばせずに。
彼女にぎこちなく微笑みかけ、その場に残っている人がいるなら着替えと探し物をしてからパソコン室に行くと声をかけ。
そうして、桜子と二人で演劇部の部室へと*向かった。*]
―パソコン室―
なるべく手は尽くすけどね。
……早く帰りたいしさ。
[慎太郎は信じるとも信じないとも言わなかったが、強要するようなことはしない。
そんなものは、彼にはきっと通用しないから]
うん、ありがとう。
[慎太郎と友梨から内緒にすることへの承諾をもらい、川島は礼を返す。
マリーがいたなら、彼女にも同じことをお願いしたか]
まあ、
もしこれで、次におれがいなくなってたら――そういうこと、だから。
[少しだけ寂しげに、そうも付け加えた]
[蛍子と桜子の会話に向けられる意識]
一人で行動するのは避けた方がいい。
非常口も閉まっていたし完全に閉じ込められてしまっているなら
響を襲った誰かも、まだ校舎に残っている可能性が高いから。
[哀しみを乗り越えたわけではなかったが
冷静さはある程度取り戻せたようだった。
ふ、と息を吐き]
何だったら部室に寄ってから教室に……、と。
流石に連れまわすと疲れるかな。
[案じるのは女性二人と病弱な春の三人。
彼女らを二人で行かせるのも不安だったから思案気な様子]
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