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……何となく、ヤバ気だとは思ってたけど。
こいつ、野放しにしとくのヤバイわ、ホント。
[異国の男と相対しつつ、ぽつり、意識にコエがおちる]
……ま、こっちはどーにか捌く方向に持ってってみるとして。
次の『役回り』、どーすっか、ねぇ。
[『人』を堕として数を減らしていかねばならぬのが、『鬼』の『役回り』。
対峙しつつ、どこを『喰らう』かの思案も巡らせる。
地下墓地のやり取りで、ジラントに思う所はあれど。
今すぐ事を起こす、という思考には至っていない]
……どっか、『喰らい』たい、アテ、あったりする?
─ 地下/武器庫 ─
[伸ばした手に触れたのは、刀身が波打った短剣。
重さはそれなりにあるけれど、恐らくは扱い難い部類ではないだろう。
手にしたことで鞘から抜けたそれを再び鞘に収めて、僕は両手でそれを抱えた]
……っ、 ジラント、さん。
[扉の開く音と共に掛けられた声>>101。
それにもビクリと反応して、声の主の名を紡ぐ。
じり、と2人から距離を測るように足を僅かに滑らせ、片目で彼らを交互に見た。
胸の拍動が煩いくらいに早くなり、呼吸は緊張のために浅く細かく繰り返される]
[どちらかをころせば、生き残れる]
[刻まれたナニカが僕に囁いた]
― 地下/武器庫 ―
[気配の主からの返事は直ぐには来なかった。足音も無かった。
固唾を呑んで、振り向いたその扉の方を目で確かめれば、そこにある人影はサーシャ>>94だと判った。
彼の面持ちの色は自分と同じように強張っているように見えて、けれどもその前髪の所為で幾らか読みにくくもあって。
緊張を解かぬまま、彼>>95の言葉に、静かに頷いてみせた。]
ええ。多分、貴方が思っている通りです。
[この場を訪れたばかりのサーシャに、それでもすぐに刃を向けなかったのは、未だ剣の感触に慣れぬ所為。
むやみやたらに刃を振るうリスクなら――ひとりきりの時なら、猶更――解っている心算だったから。
少し離れた場所から、彼が別の武器に手を伸ばすのを横目に見つつ、この場で手を出せなかった自分の無力を――そんな思考をしている自分を、思う。]
─ 二階・廊下 ─
[武器庫へと向かうつもりで部屋を出た。
が、ふと迷うように足を止めて]
…『鬼』に喰われたと、言っていたよな。
[メイドの告げた、主人の最期を繰り返す。
紅い月を見ただけで、震えが止まらなかった。
そんな自分が武器を持った所で命奪う事が出来るのかという不安が、心の中から拭えない。
『鬼』に喰われたその姿を目に焼き付ければ、或いは、と。
武器庫へ赴くつもりだった足は、転じて三階へと向かった]
― 二階/客室 ―
[テーブルには水の入ったコップとハンカチが
置かれたままの状態で在る。
コップに手を伸ばして口に運ぶ。
コクンと嚥下した水はぬるみ室温と変わらないけれど
それでも喉を潤すには十分な量だった]
――…は。
[紅い月を思いながら吐き出される息。
胸元に流れる髪が微か揺れた。
落ち着けば心にも余裕出来て]
あ。
[大広間に父からの頼まれものを忘れてきたことに気付いた]
─ 地下/武器庫 ─
[向けられる声>>105を聞いて片目をメーフィエへと向ける。
彼女が持つのは僕が持つものよりも刃が長そうだ。
女性の身に扱えるものなのかとも思ったが、僕が手にしたものを考えるとリーチに劣るかも知れない。
いつの間にか、思考はルールに縛られ、そんなことを考えるようになっていた]
……皆考えることは一緒、か。
そうですよね、『ゲーム』が、始まったんだから。
自分でどうにかするしかない。
[考える。
どうすれば生き延びられるかを。
考える。
どうすれば彼女らをころすことが出来るかを。
僕は今、冷静で居るかどうかの自信は無い。
そんな人間がどれだけ居るのかも分からない。
ただ、為すべきことを、しなければ]
[まず目についたのは、メーフィエの握り締めた剣。
ついで、サーシャが手にした短剣。]
……ま、そういうこった。
[メーフィエの問いかけには肯定を返すも。]
ああ……言っとくが、俺はあんたらとは今は殺りあう気はないぞ。
そっちがかかってくるなら別だが、な。
ま、あんたたちが殺りあうなら勝手にすりゃいいさ。
[そう告げて、二人を警戒しながら物色を始める。]
― 客室→大広間 ―
[書斎に入らぬ娘の靴に赤は無い。
空になったコップを手にしたまま客室を出る。
廊下を歩み、階段を下りて大広間の扉を潜った。
暖炉の傍に置かれたソファー。
その足元、暖炉の火をソファーが遮る場所に置かれた籠。
それを見つけるとほっとした表情が、浮かんだ]
よかった。
[籠に掛かる布を指先で摘み捲る。
中にはたっぷりの山の幸が入っているが
それも熱と時間が負担となったかしなびていた]
ああ……。
[残念そうな声が漏れるのは頼まれたものをダメにしてしまったせい]
[「そういう生き方しかできなかった」と返すベルナルト>>*28には、その時、返す言葉が見つからなかった。
ただ、そうなの、と小さく零すくらいしかできなかった。
そんな彼は、今、別の「危険な」誰かと対峙していると、伝い聞こえたコエ>>*30から察せられる。
あの時「多少は慣れている」と笑んで返していたアレクセイ>>*31もまた、今、似たような事態に遭っている可能性がある。
彼らに「助けて」を紡ぐことは、今のメーフィエにはできなかった。]
今の所、アテがある……っていうのは無いんだけど。
危なそうな人が、見つかったら、言うよ。
[誰が『鬼』にとって邪魔なのか、この時はまだ判らないまま。
返す答えは、ひどく頼りない響きになっていた。]
― 大広間 ―
[指先がしおれた山の幸を避ければ
籠の底にそれを取るために使った道具が在る。
怪我せぬ為にある丈夫な手袋と共に
それを摘み取る為に必要なナイフが鞘におさめられていて]
――…。
[鞘を撫でて止まる指先。
生きる為に殺す事を、考えている自分に気付く。
その考えを嫌悪するのにそうあるべきとも思う]
《ルール》なら――…
[仕方ない、と己に言い聞かせナイフの柄を握った]
[喉を狙った一撃は、掲げられた腕から紅を散らすのみ。>>114]
……痛いって言いながら嬉しがるのって、なんなの。
そーゆーシュミなわけっ!?
[どこか呆れたように言いながら、態勢を整えるべく刃を引き戻す。
同時、思うのは、この男をこのままにしておくのは危険だ、という意識]
……ある意味、いっちばんやべぇよな、こう言うのが。
[ぽつり、と呟く所に迫る、刃。>>118
避けるのはできなくはない、が、それは思考しなかった。
敢えて肩に刃を受けながら距離を維持し、左手に持ち替えた刃を男の胸へと向けて繰り出す。
確実に仕留めるならば、多少の傷は厭わない、のは、この手の荒事では常のことだった]
……ま、何とかなるっつーか、何とかする。
しねぇと、色々と厄介だしな。
[大丈夫かと問うアレクセイ>>*32には、大雑把な答えを返す。
程なく、その視界には状況が映るのだろうが]
……アテがないのは、ま、仕方ないわな。
向こうだって、わざわざ出てくるとは思えねぇけど……ヒント掴んだら、報告するってことで。
[メーフィエ>>*33の言葉に、軽い調子で提案を投げて、それから]
ま、目星がつかないんなら、落としやすそうなところから狙うのもありかな。
一人でいそうな女の子とか。
[言いながら、浮かべるのは、一人旅をしていた、という少女の姿]
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