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本来なら、遺体の修繕をしなければいけないのですが……
[もちろん、自身にそんな技術はないし、道具も無かったからそれは諦めた。
血は、完全には拭いきれず、やはり溜息をつく]
仕方がありませんね。
[出来るだけ、それでももとの状態に近づけようと試みて。
その後で、持ってきた新しいシーツを寝台へ敷いて、もう一枚でアーヴァインを包み込んで、抱え上げ、寝台へと運び、横たえる。
敷いておいたシーツで、もう一度包み、その後で、両手を胸の前で組ませる。
そうして、最後に床に広がった血を、できるだけ取り除いた]
[作業中に様子を見に来る者も居ただろうか。
もし、立ち会うことを望まれたなら、それは拒まずに。
寝台の脇、洗面用の水で自身の手を清め、そうして、形ばかりの弔いの儀式を始める]
[聖水は用意できなかったから、サイドテーブルの水差しのそれを手に取り、アーヴァインを清めるために掛ける]
In sure and certain hope of the resurrection to eternal life through our Lord Jesus Christ, we commend to Almighty God our brother Irvine=Graves; and we commit his body to the ground; earth to earth; ashes to ashes, dust to dust.
The Lord bless him and keep him, the Lord make his face to shine upon him and be gracious unto him and give him peace.
………Amen.
[聖句を唱えながら、灰を手に取り、アーヴァインの額に灰で十字架を描く。
そうして、最後に自身の胸元で十字を切って、短い儀式は終わった]
[その場に残る人がいたなら、一礼して、部屋に戻ると告げて。
部屋に戻ったなら、目を閉じて、隠し持ったそれの所在を確かめて。
そうして、やがて来るであろう人物を待つ**]
― →二階/客室 ―
ああ、ずっとここにいるわけにはいかないからな。
[それは誰も変わらないのだが、そこは置いて。
さがす、というコエ>>*25に、また少し、気が緩むのを感じつつ]
ん、頼む。
[返すコエは軽いもの。
反面、無邪気な様子に心配も少し、過ぎる。
このままうまく切り抜けられるならいいが、そうでなかった場合──ひとりで残るような事になったらどうなるか、とか。
そんな事まで一瞬考えるが]
(ま、そうになったらそうなったで、多分、じい様が気づくだろ)
[10年前に目覚めた自分を引き取った祖父は、牙は持たず、赤いコエのみを使うもの。
自身の知識は、大半が祖父から教えられたものだ。
何故、祖父がそんな力を持っていたかは知らないが、頼れるものとして数えられるのは間違いないこと]
……ま、道探しつつ、俺も何か食べないと、力でない、な。
どーするか……狩り易いのが、軒並み逃げちまったからなぁ。
[狩り易いの、すなわち使用人は一人を除いて逃げだし、残った各自は警戒心を持っている状況で。
『狩りやすさ』を重視するなら、やはり女性の方か。
そうなると、やはり狙えるところは限られるから。
意識が向かうのは、赤い髪の女性の方。
なお、メイドが思考に上らないのは、どことなく只者ではない、という本能的な感覚があるとかないとか、というのは、余談]
ま、何とか、なるか。
[状況的な容易さはないだろうから、どうなるかはわからないが。
結局、思考はこの一言に落ち着いた]
― 2階・廊下 ―
[周囲を見渡して、其々の部屋を知らない事に気付く。
一度訪おうにも訪えず、それならば皆が移動したらしい3階に上がる方が可能性も有ろうか。
視線を彷徨わせる儘に顎髭を撫でて]
[不意に届く、探し人の声>>110]
――ユージーン、
[部屋から出たばかりのその人物の元へと足早に向かう。
3階へ上がっていれば擦れ違っていたのだろう、密かな安堵]
探して居たんだ。
……アーヴァインをあのままにしておくのは忍びなくてね。
君なら何か、してやれないかと思っていたんだ。
[零す願いに彼は頷きと共に同意を返す。
その事に、今度は確かに安堵の息を零して]
[――ほんの僅か、悩む。
機会は恐らく、早々とは巡ってこない。
今の内にと過ぎる思考が続く言葉を落とさせた]
……もうひとつ、頼みたい事がある。
少し、話を聞いて欲しいんだが……色々と事情があってね。
できれば、誰の耳も届かないところで、と。
[状況が状況、断られる可能性も考慮してはいたけれど。
少しの間を持って、彼は承諾を返した]
[一礼を取る彼に手伝いを申し出れば、返るのはひとつの要件。
ひとつ、頷いて。彼とは一度別れる]
[水を汲み上げ、台所へ。
ユージーンとは入れ違いになったのだろう、誰も居ない空間で。
水を火にかけて、ふと、思い立つ。
幾つか棚を開け、探し当てたのはカトラリー。
銀色に輝く肉料理用のナイフを一本、手に]
― 3階・主の寝室 ―
[銀は懐に秘め、充分に温まった湯を抱えて階段を上がる。
人々は今も其処にいるだろうか。
居らずとも中で作業する人物に向けての一声は掛けるだろう]
――失礼するよ。
ユージーン、湯の用意ができた。
[作業する彼の傍らへ湯を置いて。
再びの手伝いを申し出たが、今度は汚れるからと固辞が返る]
そうか……。必要なら、言っておくれ。
[一声を掛け、離れる気になれないのもあり、扉の脇に佇んで]
[やがて、簡易と言うには適う限りの手を尽くされた弔いが終わる。
ゆるり、息を吐いて。
伏せた目蓋の元、小さな十字を胸元で描いた]
─ 書庫 ─
[書庫へと入り、向かうのは伝承の類の収められた棚。
その内から一冊を選び、ぱらりとめくる]
……人狼、か。
ったく、面倒な事になっちまったよなぁ……。
[手にした本は子供向けの御伽噺。
中を読むでなく、ぱらぱらとめくるだけでぱたむ、と閉じて]
……生き残るためには、殺らにゃならん、と。
問題は、どこを、か……。
[生き残るためには殺し合いが必要になるのは、状況的に理解している。
何せ、『人狼に対抗する手段は殺す事』だけ、というのが世の認識。
人狼が出た以上、生きるためには、他者を殺さなくてはならない]
……こういう時のために持ち歩いてる訳じゃないんだがな。
[ぼやくように言いながら、確かめるのはベストの裏に潜ませた小さな刃。
元々は曰くありのお守りだったらしいが、刃物としての鋭さは十分に備えている。
ついでに、筆記用具は使いようで武器にもなるが、こちらを使うような事態はさすがに避けたくもあった]
……しかし、ほんと。
因果なもんだよ、なぁ……。
[小さく嘆息した後、手にした本を書架に戻して。
書庫の中をぐるりと見回した後、その場を後にした]
― 2階・廊下 ―
[暫し、祈りを捧げた後。階段を下り再び向かう扉。
先程出会ったその扉を、拳の裏で二度軽く叩く]
ユージーン、居るかい?
[約を破る気質とは思っていない。
すぐに返されるだろう返事を、扉の外で待つ]
─ 2階・客室の1つ ─
[ネリーと共に2階へと降りて、使われていない客室の1つへと入る。
最低限に整えられたその部屋のベッドへと腰掛けた。
視線は床へと落ちたまま。
瞳から溢れる雫は減ってきたが、尚、頬を伝うものを拭うことも無かった]
………………
[顔を覗き込むなら、眉はハの字に歪み、瞳は何も映さぬように見えるだろう。
声をかけたとしても、些か反応は鈍い。
いつも通り、とはいかないまでも、自発的に行動するにはもうしばらく時間が必要そうだった]
― 二階/客室 ―
[扉を叩く音に、一瞬肩が跳ねて。
一度呼吸を整えてから]
居ますよ、どうぞ、こちらへ。
[勤めて冷静に返事を返して、姿が見えたなら立ち上がって礼を]
それで……話、とはなんでしょうか?
[余計なことは省いて、ただ気になっていた事を問う]
じゃあ つぎは おにいちゃ ごはん
[何か食べないと、と言うフォイユの言葉>>*27に、ハーノは楽しげにコエを紡いだ。
幼仔といえども人狼の仔。
喰らうことは生きるために必要なことであり、人の血肉が美味であることを本能的に知っている。
更には喰らうことを悦びと感じているようだ]
たべるの よる?
[ついて行く気満々らしい]
― 2階・客室 ―
[返された声>>125に扉を開く。
扉の向こうで彼が肩を跳ねさせたことなど知る由も無く]
……お邪魔するよ。
[礼を受けてひらりと手を振りかえす。
けれどすぐに問われる本題に、少しばかり苦い笑みを零した]
そうだね、話をしてしまおう。
まずはこれを見て貰おうかな。
[腰のポーチを開き、取り出すのは水晶に似た一柱。
ユージーンへ向けて差し出し、手が受け取ろうとするならその上へ]
以前、人狼事件に巻き込まれた人から譲り受けた、という話の石でね。
端的に言うなら、この石には人狼か否かを見極められる力がある。
……失礼とは思うが。昨日、君のことを視させて貰ったよ。
― 廊下→主人の寝室 ―
人狼を外に出さない為だろうな。
[どうして>>91という呟きに嘆息混じりに返して、視線を横へ。
その耳に微かな声が届いた時には、眉を顰めた]
ヘンリエッタ嬢か。
ああ。
[ハ―ヴェイ>>93に短い同意の言葉を向けて、三階へ。
寝室前の2人には声を掛けずに見遣るのみで、問い>>99に返るネリーの返答>>101を聞いて、先に寝室へと足を踏み入れた。
なおか弱い云々は聞こえていなかった模様]
― 主人の寝室 ―
……これは。
[血の匂いにまた顔を酷く顰めながらも、その根源である遺体へと歩み寄る。
検分などと大それた事は言えない。ただ上から見下ろし、傷の状態を確認しただけだ]
なるほどな。
刃物傷の類には見えん。
……故に人狼、か。
[顎に手を当て、思案の素振り。
白いシーツ>>105が目の端に映れば、一歩下がり場所を譲り]
……。
[ごくごく小さな呟き>>105は届いたか。
特に言葉を向ける事はしなかった]
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