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―自室―
[携帯端末からブリジット宛のメールを作成]
昨夜言ってた武器だけど……如意棒を頼むぜ
で、変形して三節棍にもなる、っと
あ、言っとくけど時限爆破機能とかいらねえかんな!
[下手な絵で描かれた画像を添付]
[危険物になる確率をティルは知らないが、一応ブリジットの良心を信じてみる]
[メールを送信すると、端末をしまい、ベッドにごろりと横になる。天井を眺めると、いなくなった人々の顔が浮かび]
ぜってえ助けてやるかんな、待ってろよ……
[静かに目を閉じ、そのまま眠りに*落ちていった*]
PiPiPiPiPi...
[目覚まし時計の電子音で意識が覚醒する…ものの。
もぞ、と身じろぎするだけしてなかなか布団から出てくる気配は無い。]
……。眠…。
[何つーか、すこぶる眠い。
考えてみたら、昨夜の睡眠時間が著しく少ないのだから当たり前…と言えば当たり前]
[ばし、と腕だけ伸ばして目覚ましを止める。
無意識のまま目覚ましを投げて大破していた昔に比べたら、
今の自分は随分と成長したものだ。
多分。]
……。
[もぞもぞ、布団が動いてにょきりと顔を覗かせる。
手の甲で寝ぼけ眼を擦るものの、一向に覚醒の兆し無し。
…相変わらず朝は強くない。]
[くぁ、と大きな欠伸を一つ零してぼんやり。
と、不意に昨夜の失態を思い出して、がしがしと頭を掻いた。
声に出すつもりじゃ無かった事を、何をうっかりどうしたのか…小声で呟いた気がする。
アーベルん所のふわもこは…まぁ良いとして(経由で聞かれてるとか思いもしない)
イレーネにも集音されてたみたいだし、
カルルも何か言ってた辺りバッチリ聞こえちゃったんだろう。]
……かくなる上は、しらばっくれるしか。
[…それは、いくら何でも無理だ]
[軽く首を回せば、パキリと小さく音が鳴った。
漸くベッドから降りれば、簡単に身支度だけ済ませて。]
…ん、お腹空いた。
[昨日の夕飯食いっぱぐれたわそう言えば。
ひとつ頷くと、早々に部屋を後にする。]
―自室→食堂―
−自室−
[今日も今日とて精密部品弄りつつ、はむはむ解析。
真っ先に見るのは、昨夜なんとか入手した真っ暗闇の映像]
ん〜ん〜ん〜〜〜?
[闇夜の鴉ならぬ、真っ暗闇の黒犬。映っていてもわかんない。
なんたってCCホログラムとか電子雷獣とかイレーネライトとかの光量にあわせての暗視モードなので画像が荒い荒い]
なんかが動いてるっぽいのは間違いないんだけどな〜
…全身黒タイツ戦闘員モードでもあるまいし〜〜〜?
[キィー!とかいうやつと一緒にするのは、さすがに失礼です]
[本当に探しているのは、いるかどうかもわからない現役データ]
う〜ん、全員何がしかは動いてるし〜、よくわからないな〜
そもそもいてるかどうかも本当は怪しいし〜〜〜
[PFの闇鴉っぷりには素直に感嘆。お疲れそうな荒い息には苦笑]
マテウスは僕が運べばよかったね〜。
でも5分じゃ厳しいかな〜〜〜。
[PFまで捕まったらどうやって誘拐しましょう? わー]
[諦めて今度は基地内の映像再生。
のほほんほ〜んと見ていたのん気な顔が、一気に赤くなり青くなる]
ぅわわわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
[未調整のままだったはむはむ視線角度が、どっきん★な映像を入手しちゃった確立1%!?]
[はむはむ内データを完全リセットし、ロボビタンAを与えて、再び情報集へと放つ]
ん〜、僕もご飯食べてこよ〜っと〜
腹が減っては、戦は出来ぬ〜〜〜
[のってりのてのて食堂へ]
−食堂−
おはよ〜
[昨日の事はさくっと忘れたのか、ユリアンにも普通に手を振って挨拶]
いただきま〜す〜
[今日の朝ゴハンはパンでした。もぐもぐまぐまぐ]
ん〜、ちょっと足りないかも〜
ええ〜? もうちょっとでスコーンできるの〜
じゃあ厨房借りるのはあとにしよ〜っと。
[のってりのてのて、基地内散策・情報収集]
ごっそーさんでした、と。
[腹が満たされた所でぱしりと手を合わせる。挨拶はキチンと。
と、食堂へ入ってきたカルルに手を振られ一瞬面食らうものの
折角なのでそ知らぬ顔でへらりと手を振り返す。
しらばっくれ作戦実行。
忘れているのか、敢えて聞いてこないのか。どちらなのかはさて置き
向こうから聞かれないなら、本当に黙り通すつもりの様だ。]
……さて。
[どーするかな、と食器を片しながらぼんやり思案。
スコーンが焼きあがるまでは、あとしばらく掛かりそうだし。]
[ふと、隔離された先の人たちは
食事保障されてるのかなぁ…と不安になったりしたが
どう送れば良いのか全く思い浮ばなかったので、とりあえず諦めた。
そもそも、...にまともな食事は作れないので論外だ。
………みんな餓えてません様に。]
一自室一
[朝食後。
ベッドに腰掛け、デスク脇の写真立てをぼんやり眺めている。]
お父さんがここにいたら、「情けない」って叱られちゃうな。
[深いため息。]
暗所恐怖症、そろそろ克服しなくちゃ。
いつまでも、足手まといのままじゃ格好悪いものね。
[小さく笑みながら、射撃訓練室へ。]
一自室→射撃訓練室一
一射撃訓練室一
[訓練用の銃を構え、試射。
手応えを確認した後、照明のスイッチがある場所へ。]
……無理にでも、慣らさなきゃ。
[明かりを*消し、訓練を開始した。*]
んぁー。…わー、ぐぉー。
[背凭れに寄りかかって反り返りつつ、謎の奇怪発言。
もはや何がしたいのか不明だが、本人も何がしたいのか判っていないようだ。
…奇声を上げるのをぴたりと止めて、ぼんやりと天井を眺めるものの。
小さく頷けばよっこらせ、とジジくさい掛け声と共にゆっくりと立ち上がった。
ようやっとぼんやりしてても仕方がないと気付いたらしい。
ぽてぽてと食堂を出れば、廊下へと]
……そういや最近、外出てないなー…。
[廊下をあてもなく彷徨い中に、窓ガラスの外を眺めてぽつり。
無自覚引き篭もり予備軍。こんなヒーローで本当に地球の未来は大丈夫なのか。
流石に健康に宜しくないと思ったのか、
緑地エリアへと繋がる扉を開け、直ぐ傍のベンチに座る]
……おー、何か久しぶりー…。
[ちょっと遠くに木が立ってたりするのが見えるから
更にもうちょっと奥に行くと滝がある筈だ。
……確か。]
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