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…………はっはっはっ。
気のせいですよ。
私が煙草を吸わないのはご存知でしょう?
[手早く衣服を脱いでいく。が、手袋はまだ嵌めたまま。
煙臭いのは気のせいではない。
正確に言うと、煙と火薬が混じったような臭いというべきか。]
[ようやく目を覚ました様子のコーネリアスに会釈をして。
メイの問いかけは今の溜息の事だろうと思い当たり]
あ、あぁ、昨夜の怪我人の様子を見に行ってな…。
怪我よりも…なんてーの?精神的な傷の方が大きいみたいでさ。
俺を見て怯えるんだよ…まったく何があったかしらねーけど、酷い事をする奴もいたもんだよなぁ。
[そういって再び溜息。
獣か、と問われた事は伏せて。
余計な心配はさせたくは無かったから]
[ツインテールの少女の声に、少女は親しみを込めた笑みを浮かべて席を促す]
ここの食事は美味しいわね。さぁ、あなたもどうぞ?
[見つめられる視線には悪意を感じない為、そのまま滑り落ちるように受け流す。]
そう言えば…私、あなたの名前を聞いてなかったんだけど…。良かったら教えてくれるかしら?
[彼女にだけ、僅かに砕けた表情を浮かべるのは、やはり外見の年齢が等しいという認識の所為なのだろうか]
---こんばんは。
[こちらを振り向いたメイの声に、知らず少女を凝視していた視線を外した。
メイの後について、食事の席に着く。
運ばれてくる暖かな食事に、知らず目を輝かせた。
いきおい良くパンに手をのばした時、青い髪の青年が、広間に入って来た。]
……ああ、ところでハーヴェイ君。
トビー君、まだ幽霊がいるかどうかびくびくしてたりします?
[逡巡した後、手袋も脱ぐ。
何か嵌めていた気もするが、左手はすぐ後ろに引っ込められたのでそれが何なのかはわからない。]
―広間―
[広間の戸を開ける。そこにはいつもながら人が多くいた。
暖かい空間に少しだけ安心する。
一礼し、いつものように扉の傍に控えた]
と、いうか、ボクの場合、ピアノ弾くくらいしか取り得がないとも言うんだけど。
……ここにお使いに来るのも、半分くらいはピアノが目当てだし、ね。
[羨ましいな、という言葉に笑みを交えて返しつつ、食事を始める。
料理の温かさに、僅かな緊張を緩めてくれるような心地になりつつ]
飲みすぎちゃったんですか?
ダメですよー、限度考えないと。
[薄く笑うコーネリアスに、冗談めかした言葉を返し。
嫌な雨、という表現には、小さくそうですね、とだけ]
…そうですか。一体なにがあったんでしょうね、…あんな酷いことを…。
[まるでよってたかって殴られたかのような昨日の傷を思いだし。]
そうですか? ……鼻には些か自信があるんですがね。
[ 僅かに悪戯っぽい笑みを浮かべてそう返すも、深く追求する心算は無いらしく、其れ以上言葉は加えずに手早く入浴の準備を整える。]
……ああ。
確か……、美味しいものが美味しく食べられなくなるから、でしたっけ。
[ 酒は嗜む――というか蟒蛇にも関わらず煙草を吸わないのは意外だったが、理由を聞けば納得した覚えがある。]
じゃあ、さっきの……やっぱり、あの人の声、なんだ。
[ナサニエルの説明に、雨音すら凌駕した叫び声を思い返しつつ、僅かに眉を寄せる]
精神的……かぁ。
それじゃ、話せるようになるまではしばらくかかりそうだね……。
トビー、ですか?
[ 牧師の口から其の名が出れば一瞬驚いた表情になるも、直ぐに苦笑に変わる。]
……みたいですね。
今日もまた、コーネリアスさんを幽霊と間違えたようで。
[ 手袋を脱ぐのに躊躇しているのは解ったが、其れにも触れはしないでおく。然し、引っ込める仕草には瞬時眼つきが鋭くなりはしたか。]
実はね。あの幽霊騒ぎの時、私は一つだけ嘘を吐いたのですよ。
本当は戒律で禁じられているのですがね。
汝、偽る事なかれ。とね。
[ははは、と笑う。]
……『いる』んですよね。この屋敷。
なかなか『出て』は来ないのですが。
[席を勧めてくれた金の髪の少女に、はにかんだように笑みを返す。
少女の笑顔が、少しだけ親しいものに感じられたのは気のせいかも知れない。
気のせいだとしても、彼女の笑顔はヘンリエッタの心を少しだけ浮き立たせた。]
私はヘンリエッタ。
……あなたは?
[昨日、彼女が名乗っていたのをヘンリエッタはろくに聞いていなかった。
あの時は、自分のことに精一杯でだったから。]
[聞こえてくるナサニエルの話に耳を傾けるも、少女には昨日目にした怪我人に対する同情の言葉など浮かんでくる余裕すらなく――]
大丈夫…きっと…違うことよ…。旅人の怪我なんて…よく聞く話――
[まるで自分に言い聞かせるように小さく呟き――]
…まともに話が出来る状態じゃなかったな。
何だか意味不明なことを呟くだけで、さ。
せめて名前だけでも聞ければ、って思ったんだけどね。
[あの様子では名前さえ忘れてしまっているのかも知れないと]
[ 笑いながら告げられた言葉に、僅か眉を顰める。]
……はい? 何が。
[ 声は些か素っ頓狂になってしまったろうか。云いながら取り敢えずはと浴場の扉を開ければ、一気に白い湯気が辺りに漂う。]
―そして太陽の高い時間―
何があったのかしら。叫び声だわ。
……ん、でもどうせ誰か出て行くでしょう。
[呟きながら、思い返す。]
あなたのせいではないわよ、アーヴァインさん。
あなたと昔付き合っていた女性が亡くなったのも、奥方様が亡くなったのも。
運が悪かっただけだわ。
……treaty。
わたしとあなたの間には、それだけよ。そしてそれはまだ、なのね。
[一人の部屋は、静か。
わたしは紅を塗って、それから部屋を出た。
と、階段をのぼったところで話す二人の姿を見つける]
あら、アーヴァインさん。どうかしたの?
こんにちは、トビー君。
あ、ショール? 風邪、引かなくて良かったわ。わたしは大丈夫よ、気にしないで?
[子供の元気な様子が、とても嬉しくて、わたしはそれじゃあ、と広間へ。
飲み物を貰って、部屋に戻って]
[浴場に足を踏み入れながら振り向き、人の悪い笑み。]
……だから、幽霊が。ですよ。
奥方の幽霊じゃないですよ。もっと『別のもの』です。
まあ、ハーヴェイ君には見えないみたいですね。
良かったじゃないですか。
まあ、私にも見えませんがね。『見た』って人が多いんですよ、この屋敷。
[肩をぽむ、と叩く。]
―そして今 部屋―
どうか、したのかしら。
[雨が酷い。窓の外の神鳴りが、地が水をはじく音が、少しうるさく感じられた。
それでもその中、伝わってくる悲鳴。
――それが終わって、わたしは立ち上がる。]
……誰かが、泣いているの?
[大人達の話を耳で聞き流しながら、ひたすら目の前の食事を口に運ぶ。
彼らが話しているのは、昨日の怪我人のことのようだ。
この部屋で寝ていた男の、怯えた寝顔を思い出してヘンリエッタは少しだけ眉をしかめた。
自分よりも大きくて強そうなあの男に、いったい何があったのだろう。
胸を掠めた不安を飲み込むように、スープを口に運んだ。]
[赤髪の少女が、はにかんだ笑みを見せてくれたことで、少女は先程までの思考を一蹴する。]
ヘンリエッタさん…というのね。よろしくね?
私はウェンディって言うの。短い間だけど…仲良くしましょうね?
[ここに来て初めてとも思える、歳相応の表情を浮かべて、少女はヘンリエッタに再び微笑んだ。]
[そして食事の為にテーブルに着いたヘンリエッタを温かい眼差しで見つめた後――]
ではみなさん、私はこれで失礼致します。
[入れ違いに入ってきたネリーにも丁寧に頭を下げると、少女は自らに割り当てられた客室へと歩みを*進めた*]
飲まれるような飲み方は、お酒にも申し訳ない、って、ばーちゃんが来てたら言われちゃいますよ?
[冗談めかした口調で言いつつ。
ナサニエルの話から伝わる状態の深刻さに、そっかあ、と呟く]
……でも、ほんとに……なんで、あんな怪我してたんだろ。
[独り言のように言いつつ、また、無意識の内に胸の辺りを押さえて]
[わたしは心配になって、誰かに話を聞こうと思った。
眠りが浅いせいか、身体は少し疲れている。
そっと広間の方を伺えば、ちょうど少女が出てくるときだった。
会釈をして見送り、まだ賑やかな中をのぞく]
こんばんは。
―→広間―
[聞くつもりはなくとも、その場にいれば客人の会話は自然と聞こえて来る。
どうやらかの男性の話題らしかった。叫び声はやはり彼のものだったらしい]
…
[雨音と会話に、ただ黙って耳を傾けている]
[ 其の云い様に、如何やら怖がらせたいらしいのだという事は容易に判断出来たが、其れに乗る程に彼の心情も暢気なものではなく。何と返したものかと目を伏せて額に手を当てる。]
……見られるなら見てみたいものですが、生憎信じていませんので。
[ 湯船に肩まで浸かれば漸く一息つきはしたものの、隣に居るのが此の牧師では心が休まらないような気がした。]
で、『別のもの』とは?
さて、そろそろ入りましょうか。
このまま突っ立っていると風邪を引きそうです。
[一足先に湯船のある方へ向かう。左手は隠したまま。]
[目の前の食事を思い出したように胃に収めながら]
どうしてなんだろうな…。
[思い出すのは、目を合わせることにすら怯えていた彼の姿]
いつか話してもらえると良いんだけどね。
[部屋に入ってきた、長い髪の女に目をやるも…ついと逸らし。
義兄が度々商売女を連れ込む…と、使用人から密かに告げ口されていた。]
…えぇ、なるべく控えます。
[孫を通してあの老婆に説教をされた気持ちになり、苦笑い。]
[笑顔を残し去っていった少女の後ろ姿を見送る。
その背で揺れる金の髪を少しの羨望で。
ウェンディ。
彼女と、もう少し話がしてみたい。
少女の名を、ヘンリエッタはしっかりと刻み込んだ。]
……ほんとに、ね。
[小さく呟いて、自分も止めていた食事を再開する。
それから、ローズマリーが入ってきたことにやや遅れて気づき、こんばんは、と小さく挨拶を]
[ 流石に其処まで露骨に隠されれば目に付いたか、]
……で、如何して御隠しに?
[何を、と云わぬまでも解るだろう。両手で湯を掬い顔を濡らせば、冷え切った躰には少々温か過ぎて熱い感じられる程だった。]
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