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[宿の部屋で人の姿に戻れば荷を漁る。
香草の中からクローブの袋を選び取り
幾つか手に取り口にほおりこむ。
独特の味に血の余韻が掻き消された。
それから浅い眠りに身を委ね――]
――…ん。
[ヴァイスルヴの聲>>*46に身じろぐ。
ゆるやかな音色は危険を知らせるものではないから
寝転んだまま聲を返した]
御蔭さんでな。
礼には及ばんさ。
[微かにくちびるが笑みを形作っていた**]
―詰所近く―
[鍛え上げられた自衛団の男達に比べれば、
ほっそりとし過ぎてみえる細工師の男は、
それでも必死といった態でミハエルを庇っていた。]
だから、この子は、人狼じゃないって。
なんで、判らないのっ!!
[根拠を告げず荒げる声は、
遅れてきたベッティにも届いているだろうか。]
―宿屋食堂―
そりゃそうだが。
[アーベルに押し止められて不承不承の態で一歩引く。
まだ苛立ってたが、嵐のような闖入者に思い切り毒気を抜かれた。
剣の音には緊張を漲らせたが、飛び出していってしまうと額を押さえていた手でこめかみを揉み解す]
だな。橋もあれだし逃げようがない。
それより、あの訳が分からんのを先にどうにかしてくれ。
あんなのに怪我させられたら、もっとたまらん。
[商人の態に戻ると、疲れたように団員へと頼んだ]
―昨夜眠る前―
あ……そっか。
[女ばかり食べていたというリヒトに、>>*49
その当時してくれた彼の狩りの話を思い出す。]
その頃からリヒト、女の人が大好きだったもんね。
[肉が、が抜けたのは多分素だ。
そも好きというよりは喰い易いから、と言う理由かもしれないが、
その辺りはまるっと抜けている。]
じゃあやっぱり私かしら。
[自身のほうは、というと、誑かしをやった事もなくはないが
結果得られる肉に良質な物があまりなく
またヴァイスが渋い顔をするのも手伝って、結局やめてしまった。
それからは、適当な旅人やら目に付いた者やら、時には歳の近い子供らと
喰い先を選ばなかった。]
―村の通り―
[自衛団詰め所に向かう途中、少し遅れて宿屋に向かう自衛団員の一人と会い]
おお、ちょうどよかった。
宿代とかの件なんだけどよ…
[そう話しかけようとしたところで団員にものすごい形相でにらまれて、つかみかかられた]
なんだよ?
真昼間からか弱い女の子にする態度じゃぁないぜ?
[こちらのいつもの調子に向こうは腹を立てたのか、それ以前の事件のことの問題か。
そのままがくがくと前後にゆすられながら、何かと怒鳴り散らされた]
あああ、まてまて、落ち着けっての。
[その言葉から捕らえられたのは団長が死んだということと、お前がやったのかとか、この人殺しとか、
あばずれとか言われてさすがに切れて脛のあたりを蹴り飛ばした]
―村の通り→宿屋―
[向こうが痛がったのは少しの間だけのこと、そのまま抱えられるようにつかまって]
待てよ、おい、この人さらい。
か弱い女の子捕まえてどうしようって言うんだ。
ギュンターが死んだってどういうことだよ?
[じたばたともがく者の、力の差は歴然としていてそのまま連れて行かれるままに、
向こうはそれ以上こちらと話すつもりはないのか、連れて行かれるのは来た道を戻るようにして。
途中わめき散らす自分の声を聞き何事かと野次馬も現れたが、それも遠巻きに見るだけに何事ささやいたりしていた]
ちっ……、どいつもこいつもよ……
[悪態をつくようにつぶやく声、そのまま宿屋の入り口は乱暴に開けられ]
こら、ドア壊れたらどうs…いてぇー。
[そして乱暴に放り投げるようにされて床に転がった]
─宿屋・食堂─
[なんで俺にいうかな、という突っ込みをする間もなく、飛び出して行った赤毛を見送り]
……あのにーさんに関しては、激しく同意。
連れて来たのはそっちなんだから、そっちで何とかしてくれ。
[こちらで面倒見切れん、と態度で伝える。
団員も毒気を抜かれたような面持ちではあったが、刃物を持った男を放置はできない、と思ったかその後を追って行った]
……っつーか、朝から疲れるっつーに。
―宿屋食堂―
まったくだ。
いつから涌いて出てたんだろな。
[出て行く団員を見送って、酷い言い方しながらアーベルに同意を返してすぐ、また扉が開いて]
ベッティちゃん!
[慌ててそちらに駆け寄った]
……いい加減にしろお前ら。
いいから出てけ。今すぐ出てけ。何もされたくなかったらな!
[ベッティを助け起こそうとしながら、押し殺すような声で恫喝すると扉の向こうの自衛団員を睨んだ]
―回想・昨夜宿屋―
それくらい分かってるさ。
だからこそお前さんに頼むんだろ?
[砂漠の向こうの書物を手に入れたユリアン>>224に
にんまりと笑ってみせた。
仮令彼に無理であろうと彼の父親の伝手もある。
難しい事は理解していたからこそ
意識して期待の眼差しをおくるのは
ユリアンの商人魂を信じてのこと。
当たってみる、との返事に青年は満足げな様子]
―回想・昨夜湖畔から宿に戻るまで―
[クロエからの謝罪>>213に小さく頷く]
分かって呉れたならそれでいいよ。
もう無茶は控えて呉れるんだろ?
あー…、そんなしょぼくれた顔しなさんな。
[常の調子で軽く応えて。
ゲルダの怪我とその理由を聞けばチラと彼女を見遣り
困ったような表情を浮かべる。
生傷が絶えないな、とそんな呟きが漏れた。
彼女>>199に願われれば、望みどおり雑貨屋に立ち寄る。
ミハエルを送り届け宿に戻れば
ブリジットと姿が見えたので安堵の息を漏らした。
傍に赤い髪の男が居たので
其方に向けるのは怪訝な眼差しだったけれど**]
貴様らー!!
[バターンと扉を蹴り開けて、再び登場]
その方を公爵令嬢と知っての狼藉かー!
[どうやらこの宿屋は城、亭主は公爵、その娘は公爵令嬢ということらしい]
悪漢め、成敗してくれる!!
─宿屋・食堂─
……お前ら、さぁ。
頼むから、八つ当たりしまくるの、やめてくんね?
[ベッティを起こすのはユリアンに一先ず任せ。
自身が向かうのは、扉の向こうの自衛団員]
やる事は、やる。
じいさまがそういう事になったんなら、尚更な。
……だから、てめぇらも、やる事やれ。
復旧作業とか、色々あんだろ。
……わかってんなら。行けよ。
[低い声と鋭い視線は、外でのみ見せていたもの。
それに団員が答えるのと、再度の乱入は、どちらが先立ったか]
…………。
[なんかちょっと、気が抜けた]
[自分と入れ違うように宿屋を飛び出した男の姿は視界の端に、
痛む体を起こして自分をほうり投げた団員をにらみつけながら]
っきしょ…、ざけんな……。
[悪態をつきながらユリアンに助け起こされて]
すまねぇ……
[手を二、三回握りなおし体中痛むけどもおかしくしたところはないか確認しながら、
ダーヴィッドの登場と言葉、そして連行されていく彼とそれに付き添い自衛団員達は宿屋からでていき]
なんかしらんが、役にはたったな、あいつ……
[呟いてからもろもろを含めて大きな息を吐いた]
……ほんとに、あのにーさん。なんなんだよ?
[乱入して、さっきの団員に引きずられていく赤毛を見送り、ため息一つ。
ベッティをつれてきた団員も、それきり離れていくのを見送って、今度こそ扉を閉めて]
……取りあえず、ベッティ、怪我は?
どっか痛めてんなら、ライに診てもらうか?
―宿屋―
[起床時間は修道院と同じくらい。
早朝から宿屋を歩きまわるのは他の者に迷惑だろうと
部屋で神に朝の祈りを捧げていた。
それが終わればブリジットから貰った本を読む。
怖いらしい其れに怯える事は無かったが
読み手を引き込む魅力が感じられた]
――…へぇ。
これはなかなか。
[読み進める最中、不意に扉の向こうが騒がしくなる。
読書の時間を邪魔された気分か青年の柳眉が顰められる]
朝っぱらから何なんだよ。
[騒ぎの方に向かえばベッティを助け起こすユリアンと
アーベルの向こうに自衛団員。
赤い髪の男が騒ぐのが見えて思わずこめかみを押さえた]
公爵令嬢なんて此処に居たっけか……?
[やたらインパクトだけはある赤毛の男の言葉。
ベッティを気遣うアーベルの声が聞こえれば
片眉がピクと跳ねた]
なんだ……?
自衛団の奴等にやられたのか?
――…昨日にも増して気が立ってやがるな。
一体何があったんだ?
[ゆると首を傾げてからベッティを見遣り]
大丈夫か?
[悪態をつけるなら重傷ではなさそうだ。
問う声は確認の意味を込めてのもの]
─詰め所傍─
[団員達に囲まれた中で動けずに居ると、誰かが肩を掴みミハエルの身を引いた。
翡翠に映ったのは、さらりと流れる白銀の髪。
自分を庇うようにしながら叫ぶ人物を認識するには、幾許かの時が必要だった]
ゼ、ルギ、ウス…?
[ようやく名を呼び、自分の状態を認識する。
見開いたままの翡翠は自分を庇う人物を見上げ。
顔は困惑の抜けない表情を*浮かべていた*]
[アーベルやライヒアルトの心配する言葉に笑いかけて]
まぁ、なんとか大丈夫だ。
[ひらひらと手を振って、その腕の辺りにあざができていたかもしれない]
皆おきたみてぇだし、朝食、準備するな。
[そう言って、そのまま朝食の準備、とはいえできたものを出すだけだが、それをしようと。
途中呼び止められ、治療を受けろとアーベルから言われるならば素直に*聞いただろうか*]
─ 回想・昨夜/宿屋 ─
[宿に戻ると、娘は雑貨屋から持ってきた嗜好品の数々を欲しがる人に分けて。結構な量となるのか愛煙家達には喜ばれたかどうか。勿論御金は払ってもらう事になったが。ブリジットが帰宅していれば連れてきたらしき赤髪の男にきょとりとして何かされたわけでは無く、寧ろ男に危害を加えてしまったと解れば娘は吃驚した様子で。]
ブリジットが大丈夫だったのなら好いけれど…
でも後できちんと謝っておくのだよ?
[クロエと同じく、後で男に謝るようにと伝えた。]
あ…! クロエっ
[ライヒアルトから手当を受ける傍ら、娘は様子の可笑しい幼馴染の姿を見止め。其れが疲労であることに気がつくと、気遣わしげな視線と共に御休みと伝えた。程なくして手当も済むとその場の面々が部屋へ引き上げる様子に対し見送って。ベッティも疲れているらしく、部屋に戻るなら御休みと告げて。]
ンン、何だかぼくも……疲れちゃったな
[辺りには誰も居なかった所為か気が緩む。近くのソファで背凭れに身体を預けながら、娘は何処か遠い眼差しで天井を見詰め、そと瞳を閉じて考え込んだ。そのまま意識が落ちるのも構わず、夜をソファの上で過ごした。]
ああ、ライ。ちょうどいい所に。
[聞こえてきた幼馴染の声。
何があったかを問われると、やれやれ、と息を吐いて]
ま、気ぃも立つよな、って所だが……。
じいさまが、やられたそうだ。
……最初の犠牲者と同じように、心臓回りがごっそり持ってかれてたらしい。
[返すのは端的な説明。
その間に、ベッティが動き出すと]
あー、こらこら!
痛むところがあるなら、一応診てもらえっつーか、少し休んどけ!
[そこは、きっちり突っ込んだ]
[突っ込みは届いたか、否か。
届くようなら、ベッティは休ませて、準備の方は自分が取りかかる]
……っと。
[動き出す直前、視線を向けるのは、ユリアンの方で]
ちょいと、話がある。
……わりぃけど、後で時間作ってもらえねぇ?
[横を通り過ぎる際、彼にだけ届くような小声でぽつり、と告げる。
その瞬間、蒼に宿っていたのは、勝負に出る直前に見せるいろ**]
―宿屋―
[一度眠れば、前日の仕事疲れも手伝って深い眠りに落ちてゆく。
一度夫の声が聞こえたが、夢現の中ではまともに聞くも返事も出来ずに
ただ髪を梳かれる心地よさと、柔らかなぬくもりに安堵を覚え、
意識は更に深みに落ちていった。
目覚ましは喧騒だった
目を摺れば、すぐに隣に居た人が居ない事に気づき不安気な表情を浮かべる
メモが残されていたので出かけているのは分ったから、狼狽することはなかったが。
着替えも何も用意してこなかったため、服は昨日のまま
皺を手で払い伸ばし整えると、おそるおそる部屋から出て、
人の声のする方へと顔を出した。]
……ギュン爺が?
[丁度聞こえたのは、幼馴染らの会話>>261
それを聞けば、不安は更に色濃く顔に現れた。]
――…あー。
何処が大丈夫なんだよ。
[ベッティ>>259の腕に痣を見つければ流石に引き止めた]
急ぐなら食事の仕度も俺とアーベルで手伝うから
待て、って。
[なぁ、とアーベルに眼差しを向ける。
自衛団長の訃報>>261を聞けばきつく柳眉を寄せる]
……団長殿、強いんじゃなかったのかよ。
仮にも結社、だったんだろ……?
同じ、だったなら、犯人も同じ、か。
[険しくなる表情。
ゆると首を振りアーベルにも引き止められたベッティに向き直る。
慌てて一度部屋に戻り薬の類を持ってくると
痣の箇所を綺麗に拭い湿布を貼って包帯を巻いておく。
他に切り傷があれば消毒し軟膏を塗る事だろう]
― 朝方・宿屋 ―
[何時もと寝床が違うのに気がついた娘はゆるゆると身体を起こした。誰かの脚音を感じての目覚めは酷く耳慣れないものだったから。]
…こんなところで眠ってしまったのだね
[皆に見られるよりは好かったと想うことにして上体を起こす。そのままぼうっと腰かけていたが人が降りてくる様子にお早うと挨拶を交わし。半分寝ぼけていたからか、ゼルギウスが出ていくと解るのに少々時間が掛かった。眼を擦る傍ら、欠伸を噛み殺しながら待つ仕種。]
………、ふあっ!?
[刹那、宿の扉を開け放つ自衛団の騒がしさに一気に覚醒を促されて。物々しい様子に怯えながらアーベルが彼らと話しているのを聞き。]
嘘…団長さんが、おじいちゃんが……死……ッ!?
[驚愕の中、娘の翠の眸は、まあるく見開かれて。身の毛がよだち肌が泡立つ感覚を覚えていた。]
ヴァイス、今どこ?
…大丈夫?怪我なんかしてない?
[食堂の椅子に腰掛けたまま、まずは傍にいない夫にコエをかける。
宿屋で騒ぎになっていたし、外で騒ぎに巻き込まれてはいないかと。
コエには身を案じる色が含まれた。]
─詰め所傍─
[いつもは妻と繋がっている手で、
今は襟足から伸びる金糸が掛かる華奢な肩を抱く。
自衛団からすれば、要領を得ない言葉の羅列を紡ぐ男は、
赤毛の彼と大差ないのかも知れず……―――。]
あっ……―――
[業を煮やした自衛団の一人の手が、白銀を引いた。
それでも、少年を庇う手を離すことはなく]
だって、私はミハエル君が人狼でないと識っているのだもの。
識る手段があると謂えば、開放してくれますか?
[人外にも見える紅の眼で、真っ直ぐに髪引く人を見詰めれば
相手はたじろんだか、風に幾許かの銀糸が攫われながらも、開放を得た。
ようやっと、困惑を残すままの翡翠に腰を落とし紅玉を合わせると、
ただ、静かに安心させるように微笑んで告げる。]
私は、ミハエル君の無実を識っているよ。
ラピスラズリの精霊が教えてくれるのだといったら、
君は信じてくれる?
[語る内容は、言葉の調子は、まるで子どものお伽噺。]
ごめんね。
私も護るものがあるから、直ぐには言い出せなかったんだ。
[けれど、ミハエルの頭を撫でようとするは、
親が子を想うに似た雰囲気を醸し出す。
子どものまま大人になったかのようなアンバランスさを湛えた男は、手をミハエルに差し出す。]
取り合えず、宿に一緒に行かない?
君が望むなら、君の身の潔白は、私が皆に伝えるから。
[その手は取られたか否か。
ざぁっと風が、ゼルギウスの白銀の髪を遊んで去っていった。]
嘘だ…!!!
おじいちゃんが殺されるだなんて…!!!
[声を半ば荒げて自衛団員に問いかける。
けれども彼らの態度は置くすことなく鋭い物で。]
嘘だよ… そんなの、嘘だよ…っ
[娘はへなりと眉を寄せ、じわりと目尻に泪を浮かべる。
娘の様子が過剰な物だと気がついたのはどれ程居たのか――]
っっ、ふ、う……っ
おじいちゃん………
[暫くは泪に手が泣きぬれて。手首の処置もくしゃくしゃになりつつあった。]
あ。おはようグラォ。よく寝れた?
[聴こえた妻の声に、緊張感なく返す。]
えっと、今は、詰所の近くだよ。
怪我は……―――してないよ。うん。
[髪の毛が行く筋か抜けたのは、きっと怪我の内に入らないと。
そもそも、妻を不安がらせることは言いたくはない。]
なんだか、ギュン様食べちゃったの、逆効果だった、みたい?
[けれど、そこは隠しようがない事実なので、
どうしようか?と尋ねるような口調で、2人へと問いかけた。]
[自衛団長の事を聞き驚くイレーネとゲルダ。
案じるような眼差しを送るを送れば気づいた事が一つ。
イレーネの傍に寄り添うように居るはずのゼルギウスの姿が無い]
……未だ寝てんのか。
[呟きは小さく零れたからゲルダの嗚咽に掻き消される。
手首を手当てした跡が崩れゆくのが見えたが
泣きたい時は気の済むまで泣かせてやろうという思いからか
何かを言うことは無かった]
[コエが届けば、ようやく安心したようにホッと息を付いた。
怪我の確認の前に空いた間に、多少訝しいものを感じるが、
声色は安定しているようなので、問わずにおいた。]
ん……みたいね。
[逆効果、にはこちらで幼馴染らに簡単に説明を受けた事と、
雰囲気を感じ取れば知れた。]
谷に捨てればよかったかしら。
……ううん、意味はないわね。
[どのみち、こちらに今と同じ程度の嫌疑が向けられる事に変わりは無いだろう。
ふぅ、と内心ではため息を零した。]
リヒト、これからどうしましょうか?
[さてこちらにもいくつか提案はあるが、
先ずは同胞に、どうするか尋ねてみた。]
─詰め所傍─
[笑みと共に紅玉が翡翠に合わさる]
……え?
もしかして…ゼルギウスは、見つけることが…出来るの、か?
[伝承に語られる占い師。
不可思議な力で人狼を探しだすことが出来る者についてが脳裏を過った。
驚きを見せたまま、ゼルギウスの手が頭を撫でる。
差し出された手には無意識に自分の手を重ねていた]
ま、待って!
君が見極めることが出来ると言うなら…。
……皆に伝えるのは、危険だ。
探されまいと、君が人狼に襲われてしまう──!
自衛団長の、ように…。
[慌てるような制止の声は紡ぐにつれて徐々に語気を失い。
見上げていた翡翠は揺れ、視線が地へと落ちた]
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