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確かに、暑いですけど……。
[にしても、不自然な感は否めなくて。
暑いと言いながら、全てを閉じ込めるようないでたちをしているのも、違和感はあるのだが]
…………。
[肩に、他者に見られたくないもの──人狼の爪痕を持つ身であるが故か。
その理由を問うのは、ためらわれて]
[視線を上げたところで一人の男性が近づいてくるのが見えた。こちらに向かってくる様子に少し身を硬くする]
え、と…何か…?
[恐る恐る訊ねて。少しの沈黙の後に告げられた言葉は村はずれの丘近くにある小さな洞穴の場所。ランディからの伝言だ、と付け足して男性は踵を返す]
ランディから…?
あ、ちょっと待って!
ランディは、今…?
[呼び止め、ランディはどうしたのかと訊ねる。それに返って来たのは一言]
独…房?
何で、そんな。
[全てを言い切る前に相手が言葉を紡ぐ。あいつのためだ、と。それを聞いてそれ以上は何も言えず。こちらがこれ以上問いかけないと知ると、男性はそのまま詰所へと戻って行った]
[不自然な言葉に、エリカが当然のように不信感を煽られたようで、シャロンは小さく肩をすくめた]
あら。
忘れちゃったかしら?
あの時と同じ冗談を言ったつもりだったのですけど。
[思い出すのは、クローディアが倒れたときに一緒になって看病してくれたエリカの姿]
そして、答えもあの時と一緒。
手袋をしていたのを忘れていただけよ。
この手袋も、衣服も、私にとっては第二の皮膚と同じですからね。
・・・下を見ても面白くないわよ?
あまり、人に見せられるようなものではないですから。
[ランディは、ここで夜まで待てと言った。
けれど、夜になれば何か動くだろうか。
あの様子だと、今現在ランディもそう自由に動ける身分には居なさそうだ。]
ディーノのことだけでも、聞けるかと思ったんだがなぁ…。
間が悪ぃったらありゃしねぇ。
[洞穴からは空が見える。曇った夜空。今日は、星が見えない。
それを頭を上げて見上げ。]
俺のせいで誰かが殺されるのは、もうイヤなんだよ…。
[暗い空の向こうの、誰かに話しかけるように。]
俺だけ助かっても、しょうがねえだろう…?
[空は応えない。梟が静かに鳴いているだけ。]
あ……そう言えば、そうでした。
[その時の事を思い出して、妙に納得しつつ。
続いた言葉に、一つ、瞬いて]
見せられない……?
……それなら……無理に、見せなくて、いいと思うです。
[言いつつ、無意識の内に左の肩をぎゅ、と掴む。
鋭い爪の痕があるから、それが余りにも奇異だから、他者と距離を詰めることに抵抗があった幼い頃の自分。
シャロンが、他者と距離を取ろうとするのは、それと近い心理なのだうろか、と。
ふと、そんな事を考えて]
洞穴…。
[ランディからの伝言。それが何を意味するのか。しばらく考え込んで、一つの可能性が頭に浮かぶ]
…僕、ちょっと行って来る。
[前を見据えたまま立ち上がり、横に座るフランに告げた]
そうね。
誰にだって見せたくないもの。知られたくないもの。
それは当然のようにある。
全て見せることが信頼だなんてことはない。
見せないからこその信頼もあるのだから。
だけど。
どうしても苦しくなったときには。
誰か。
一番信頼できる人に、全てを明かしてみなさい。
貴方が信頼できる人なら、きっと、どんなことも笑い飛ばしてくれるはずよ。
私にとってのクローディアがそうであったようにね。
・・・喋りすぎたかしら。
もう眠りなさい。ゆっくりと。安らぎを。
貴方がいい夢を見れますように。
[出てきたのは自衛団長で]
[ランディからの伝言を]
[ディーノへ]
洞穴。
そうか、そこなら隠れられたんだ。
[小さく頷いて]
あ、うん。
いってらっしゃい。
…パトラッシュに、よろしく。
[足早に丘へと向かう]
[ディーノを見送った]
うん……そうですね……。
苦しくなったら……ちゃんと、誰かに……。
[シャロンの言葉にこく、と一つ頷く]
はい……ちゃんと寝ます……お休みなさい……。
[ふわ、と笑う。
動き回ったせいか、疲れは感じており、睡魔が下りてくるのは時間の問題と思えた]
[それから立ち上がって]
[自警団の詰め所へ]
ねえ。
ランディと話させて。
[顔を顰める団員に]
少しだけでいいから。
お願い。
[しぶしぶと]
[奥の独房へと通される]
[檻越しで団員も近くにいる状態でだったが]
…ランディ。
ランディは何を知っているの?
[フランの言葉に一つ頷いて。教えられた洞穴の場所へと直走る。既に陽は落ち、辺りは暗く、静寂に包まれつつある。丘に行く手前の坂。その裏手。教えられた通りに足を運ぶ]
この辺に……っ、あった…!
[子供くらいしか入れない洞穴。おそらく自分も入ることは出来ないだろうか]
…パトラッシュ…居るの…?
[その洞穴に向かい、そっと声をかけた]
[エリカが、目を閉じるのを確認すると、シャロンは濡れた手袋を脱いで、エリカの頭を優しく撫でた]
お休みなさい・・・エリカさん。
[そして、濡れた手袋をもう一度纏い、部屋の外へと。
ちらりと、レッグを見てみたが、こんなやり取りの中でもまだ寝ていたようで。
その横では、同じような姿で黒猫がすぴすぴと寝ていた]
・・・貴方は一人じゃない。
それは、とても羨ましいことだわ・・・。
[と、小さく呟き、扉を開けて、一度自分の*部屋に戻った*]
[目を閉じて、舞い降りた睡魔にふわりと身を委ねる。
シャロンの立ち去り際の呟きは、恐らく届く事はなかっただろう。
眠りに落ちた意識は夢の狭間を漂うものの。
独りでは無い事への安堵があるためか、閃く光景は穏やかなもの]
[薄らと目蓋を閉じ、如何しようかと考えていると。
近づく人の気配、足音。
警戒態勢に入ろうと立ち上がりかけるが、それより先に鼻が「それが誰の気配なのか」を伝えて、一気に気を緩めた。
かけられた小さな声には、ほっと笑みまで浮かび]
ああ。ディーノ……だな?
[応えて、洞穴の外へ出る。
心配そうな顔をして立ち尽くすディーノの姿が目の前に。]
心配させて悪かったな。
あの後、大丈夫だったか?
[尻尾を振りながら、口元を斜めに上げる。
演出するのは余裕。大事なのはディーノを安心させること。]
〔荒々しく突っ込まれると、拒絶の意思のごとく檻に錠がかけられた〕
…っててて。
年寄りは大事に扱えってーの。
〔ぶちぶちと文句を垂れると、ぎろり、と睨まれた〕
〔首を竦めて、壁際に移動する〕
〔さて、どうしたモンかな、と、思考に耽っていると、聞きなれた女の声が聞こえた〕
…フラン?
なんでこんなところに…。
〔フランの質問を反芻する〕
〔何を知っているの〕
〔その問いに、思わず自嘲の笑みがこぼれる〕
…俺が、わかってることなんて、なんもねぇよ。
死ぬのが怖く、無いだけだ。
〔最後の一文は、囁きのような呟き〕
パトラッシュ!
[姿を見せたパトラッシュに飛びつくように首へと抱きつく]
良かった…無事で…本当に良かった…。
[それだけ呟くとパトラッシュの毛並みへと顔を埋め、瞳を閉じる。その目端からは涙が零れ、パトラッシュの長い毛を濡らす]
…僕は、大丈夫。
パトラッシュこそ、大丈夫だった?
何も知らないって。
ならどうしてパトラッシュを。
…死ぬのが怖くないって。
どうして?
死んだらもう会えなくなっちゃうんだよ!?
[その囁きに]
[目を見開く]
ねえ。
誰を信じたらいいの。
あたしは誰を信じればいい?
[どこか]
[泣きそうな表情で]
人狼はまだいるんだって。
パトラッシュじゃないのならそれは誰?
パトラッシュが喋るのを隠していた。
ディーノはどこまで信じていいの?
わからない。
わからないよ……。
[抱きついてきたディーノに、ちょっと驚いたように目を丸くして。優しい表情で]
泣き虫だなーお前。俺のことは心配いらねぇよ。
ランディのオッサンが逃げるの手伝ってくれたしな。
……あのオッサン、なかなか見所あるぜ。
[ちと危ういかもしれねぇが、という台詞は心の中だけで留めて置く。パトラッシュに喰い殺されても構わないと話していた時の彼の表情は強く、そして脆かった。]
ディーノ…独りにして悪かった。
追われると逃げるの、俺の悪いクセなんだ。
[ごめんな、と謝って。]
それで…シャロンが、俺のことチクッたんだって?
[真面目な顔で尋ねる。]
…なぁ、フラン。
パトラッシュを殺して、全て終わると思うか?
パトラッシュが人狼だという確たる証拠も無いのに?
俺が死ぬ事で、皆が生き残る手がかりになるんなら…。
無駄死にじゃないんなら。
〔ジュリアは許してくれるだろう〕
〔そう思う本音は隠したまま〕
俺は無駄に生きるよりもよっぽど有意義だと思うんだ。
それは。
思わない、けれど。
[口篭る]
[だがすぐに顔を上げて]
どうして!
ランディが死んだら全部終わるの?
ランディが人狼なの!?
そうじゃないでしょう。
それじゃランディが無駄に死ぬことになるじゃない!
無駄に生きるだなんて。
そんなの、ありえない……。
そんなの、あたしは嫌だよ……。
[最後は嗚咽交じりになって]
[その場にしゃがみこむ]
…そっか…やっぱり、ランディはパトラッシュを助けてくれたんだね。
ランディには助けられてばかりだ。
僕が倒れた時にも運んでもらったし、今回もパトラッシュを助けてくれた。
[顔を上げると顔の涙を拭って。少しだけ嬉しそうな笑みを浮かべる]
ううん…あの時パトラッシュは逃げなければ彼らに捕まってた。
捕まったらどうなってたか…。
こうやってまた会えたんだから、気にしないで。
[ね、と諭すように声をかけて。続けられた言葉には表情を暗くし]
…そうみたい。
自警団の人も顔まで布で隠した旅人風の女性、って言ってた。
彼女もパトラッシュが喋れるのを聞いてたみたい…。
/中/
>シャロンメモ
実の所、私が囁けばいい(笑)
自警団員が一人、そっちに戻ったとか。
それを見たとか言い張ってもいいかと。
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