情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[枝の上で、呼吸を整えていると、肩のラウルが視線をどこかへと向け、ぴぃ! と甲高い声を上げた]
……どしたい、ラウル?
[突然の事に相棒の視線を追えば、そこに浮かぶは白の翼と]
……狐の旦那か……散歩かい?
―施療院―
[オーフェンとロザリーと別れ、施療院へ戻れば、カルロスや先生に事情を伝えた。
エリカの眠る様子を見、伝えられた言葉を聴いて。カルロスの提案した最善を取らなかったことを今更悔やむ]
私、どうして、広場に行ってしまったんだろう。翠流と、翠の翼と聞いたから、なのか。
[首を振ると]
……伝えるのはロザリー一人いればよかった。私は、こちらについているべきだったのに。任せてすまなかった、カルロス。
[診療所の仕事がひと段落着いた後は、アヤメの部屋で、ベッドの脇の椅子に腰掛け、じっと彼女をみつめていた。ベッドで眠る姉貴分は、エリカと同じように、ひどく消耗しているようで。時折、浮いた汗を手ぬぐいでぬぐう。エリカとカルロスの様子を見に行きながら、カルロスに休む方がいいと提案しては断られ。朝方、浅い眠りにつく。部屋からアヤメが出て行ったことには気がつかないまま]
散歩だな。
[鳴いた鳥に目を向け、それからアヤメを見る。]
お前は?
実でも取りにきたか?
[近づいて、尋ねる。
四枚の翼に関してはなにも言わない。]
そりゃまた、優雅な事で。
[さらりと言いつつ。
実の話にああ、とそちらを見やり]
天将の素質を見極める実、か。
さて、どうだろうねぇ?
[はぐらかすように言いつつ、手近な実をつつく。
揺れる実は、特に変わる様子もなく、ただゆらゆらと]
とくべつに疑うひともいるまい。
[そばの枝に足をのせ、翼をおちつかせる。
彼女のように捥いで、己のものはぼろりと崩れるのを見せる。]
さて。
お前は素質があるようだな。おめでたいことで。
[逸らされず受け止められた視線は居心地が悪く、すぐに自分から外した。
告げられた内容をよく咀嚼する。都合が良いと考えてしまうのは、さてどうしたものかと]
俺は…アイツは人間だと思うがね。
言えはしないが、理由も一つだけある。
[嘘にはならない言葉を選び、告げる。
窓の外へ視線が動いても、自身は俯いたままで気付かず]
…いや、アイツの考えてる事は、簡単だよ。
理解できるかは、別だろうけどな。
―回想―
あは、いいよ〜
[と、ショートカットの意味がわかっているのかいないのか。
だが崖から飛び降りるようなルートも特に苦もなく楽しげに着いていった。
そして診療院の扉を開けて、そこの主であろう人とカルロスが喋っているのを見て]
うん。動かないのはつまんない。はやく楽しくなってね
[カルロスがエリカを運ぶのを見送れば、去ると告げることもなく診療院を後にした]
―回想終了―
ま、こんな時期にこんなとこに来てりゃあ、ねぇ……。
[さらりと言いつつ、崩れ落ちる実を眺め]
さて、めでたいのか、はたまためでたくはないのか。
どっちだろうねぇ?
[小首を傾げつつ、笑う。
向ける視線は、艶笑とは裏腹の鋭い眼差し]
さァ。
俺は知らないが、ふつうはめでたいんじゃないか。
[くすりと哂い、狐はただアヤメを見る。]
めでたくないとしたら、知られたくない場合か?
――なァに、俺には口外するつもりはない。
― 回想 ―
[ カレンたちと別れた後、とりあえず家へと戻ることにした。]
調べてみると言っても…。
[ そう言って頭を抱える。
ここ連日の外出はやはり自身の体力を奪っているようで。]
……とにかく、眠りましょうか。
リディアが封じられたなど…悪い夢なのかもしれません。
[ そう言ってベッドへと倒れこんだ。]
[窓の外へ視線を向けたまま、カルロスの言葉に耳を傾ける。
全て聞き終えてから、目だけ動かして青年を見た。
俯いた顔は見えない。その背の翼胞の内も見えはしない。]
理由は言えないか。
……それでは信じるのは難しいな。
まあいい。お前がヤツを人間だと思っている事は判った。
[理解については鼻に皺を寄せ、淡々と事実だけを告げる。
聞くべき事を聞けば長居する気はなく、青年に背を向けた。]
……………邪魔したな。
[向かうはアヤメの所。
抜け出したと聞き、馬鹿娘と呟くのは*少し後の事*。]
……普通は、ね。
[くすり、笑う。表情の変わらぬ狐の意図は読めない]
隠し事は、知られたくないからするモンだろ?
ま、好きにするといいさね。
アタシは、もう逃げも隠れもしないと決めたからさ。
[ 朝、目が覚めてから身支度を整える。
夢見がやはり悪かったからあまり眠れなかった。
家に閉じ篭っていたい気持ちもあったが、リディアのこともあり。
それから気になることもあり、家を出る。
羽根を羽ばたかせ移動する途中、
スティーヴと会い少し話をした。
エリカのことを気にしていたようなので、
恐らく施療院にいるだろうことを告げた。
彼とは、そこでそのまま別れる。
昨日のこともあり、少しばかり許せぬ気持ちもあったが。
それ以上に気になることがあった。
羽根をまた動かしその場所へ向かう。]
― 回想終了 ―
― 森の中 ―
嗚呼、ここみたいですね。
[ そうしてまた降り立つ。
結界樹の範囲の外。
種のような何かがあった。
心成しか空気が淀んでいる気がする。
気配に聡いのはある種、左目のお陰でもあるか。]
といっても、私にこれが何か判断する能力はありませんからね。
[ そう言ってから左目を抑える。]
……まあ、ね。
[翼への問いには、さらりと返して。
ゆらり、四翼を揺らめかす。
零れる紫星の力がふわりと舞い散り、粒子となって風に流れた]
…分かってる。此処で俺の言葉を全部信じるような相手じゃないって、事くらいさ。
[俯いたまま、スティーブが立ち去る様子に顔を上げもせず。
先程エリカが言いかけ、止めた言葉に思い至れば息を吐いた]
とりあえず…先生にエリカちゃんが起きた事、伝えてくるよ。
んで、俺も…少し寝て来て良いかな?
流石にそろそろ眠たいや…。
[ その種のようなものからは虚が広がっている。]
これは…どう受け入れるべきでしょうかね…。
少なくとも、虚を扱う者が他にもいると判断すべきでしょうか。
…困りましたね…。
[ そう言って溜め息をつく。
背中の羽根は虚の気配に感化されるかのよう、黒くなる。
黒い羽根を広げ、羽ばたかせると虚が蠢く。
地面に落ちているものに指をそっとあてた。]
[茂みの中から顔を出す。
寝てたからだ。木の葉などを体につけながら、川。湖。そこにある結界樹を思い、そちらを向く]
あは、いってみよ〜。いってみよ〜
[と、駆けようとして、一旦止まる。
光球を見たからだ。それをじぃと見て、寄ってくるのに触れて]
うん…あは…そう。うん。楽しいね。
[ぱっと霧散する光球。それを見届けるでもなく。走って。向かう先は結界樹]
[ 指先で虚が蠢く。
しかしながら、それは自身に宿るものと比べると弱い。
虚と呼ぶには力がなさすぎるように感じた。]
………何処かで感じた気配に近いですね。
ですが…何処だったでしょうか?
[ 少し考えた後に聞こえたのは虚の声。]
クワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロクワセロ!!!!!!!!!!!!
隠した所で、いずれは知れる。
そして、隠していては何もできない。
……それならどうするか、なんて一択だろう?
[くすり、と笑って]
ま、旦那辺りは隠しとけ、って言うんだろうけどねぇ……。
[ 耳をつく声に嫌悪を示す。]
煩いですね…。
でも、まぁ、構わないでしょうか。
どうぞ。
[ そう言って己の指の上、蠢く種を差し出す。
同時に大量の黒が手の上に収縮していった。
その光景は蟲毒と全く同じもの。
闇が闇を喰らう―――――――。
程なくして、闇は散っていった。]
あははは〜。とうっ
[と、結界樹が見える位置まで走って。湖を幅跳びの要領で飛ぶ。
が、飛びきれるはずがなく]
とどかな〜い♪とどかな、あぶぁっ…
[ざぱぁんと水しぶきを立てて豪快に湖の中に突っ込んだ]
[ 淀んでいた空気が元に戻ったか。]
おや……。
[ この種の持ち主にはそれが伝わったかもしれない。]
――――――…。
さて、これは誰かにお話するべきでしょうか。
[ と言っても、長老に話を聞く気にもなれず。
本で調べようかとも思えど、その気にもなれず。]
まぁ、何とかなりますか。
[ そう言って羽根をまた広げた。]
……父親みたいなモンだからね。
[言いつつ、枝の上にひょい、と立ち上がり]
それが旦那のいい所さね。
……まあ、お陰でチビさんには、嫌われちまってるようだけど。
/*
もう、ほぼCOみたいになってますが…(笑)
グレイ殿がどうされるかはおまかせ致しますねー。
潜伏するもよしっ、LWになるもよしっ(笑)!
[ばしゃばしゃばしゃとしばらくもがいて、態勢を整えた後
誰か周囲にいるかどうかなど気にとめることもなく。]
冷たい冷たい。でも楽しいね〜♪あはは〜♪
[と、ぬれて重くなった服をものともせずに、着岸しようとじたばた泳ぐ]
ま、それでも。
アンタみたいに、何考えてんのかさっぱりわからん御仁よりは、安心して付き合えるけどねぇ?
[くく、と笑いつつ、下を見る。
泳ぐネロの姿が目に入ったなら]
……相変わらず……何してんだか、あの坊やも。
[零れ落ちるのは、呆れたよな声]
お褒めにいただき、光栄至極。
[おおげさに狐は言って、わらう。
それから、枝を蹴り、地面に降りる。
音のしたほう、ネロの居るほうへ。
手を差し出して]
つかまるか?
別に、褒めちゃいないんだけどねぇ……。
[さらりと言いつつ、自分も下へと向かい。
ネロが無事そう……と確かめたなら、自身は聖殿へと足を向ける。
昨日は疼きに煩わされて出来なかった事──封印の経緯などを、*長老へ問うために*]
[着岸する位置まで泳いで、水からあがろうとしたところで
声に気づき]
あは、狐さん〜。うん。つかまるつかまる〜。でもネロは自由だからね〜。あはは〜
[と差し出された手を握って、水からあがり
耳に入った水を追い出すよう頭を振る。まだ枝の上にいるアヤメには気づいていない]
―回想―
[聞こえた言葉に、細い目を限界まで見開く。
アヤメを下して首をコキリと鳴らした姿のまま動きを止め、言葉を発したカレンを見て。]
…ジョエルが、中、に……?!
[ふらりと、結界樹に近づく。
その大きな幹に手をぺたりとつけ、俯いた頭を擦るようにつけると、長い間そうしていた。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新