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[申し訳なさそうな、しょんぼりする様子に僅か逡巡し]
……少しだけだぞ。
[やはり断ることが出来ず、承諾の意を返した]
[二人の会話に思わず吹き出しそうになる。
緊張を解してくれたと喜ぶべきか、緊張を殺いでくれたと嘆くべきか。悩んだ末に漏れるのは、苦笑]
……それはどうも。
[疑いの少ない方、という言葉に返したのは淡々とした言葉]
……覚悟なんてのは、容易く決められないからこそ、覚悟なんですよ。
[続いた言葉は、どこか自嘲の響きを帯びたが、果たして届いたかどうか。
診療所へ戻る、という背を見送りつつ、軽く、腕を組む]
……さて、これはどういう事になるのやら。
[零れ落ちるのは、小さな呟き]
[自警団員は、昨日の事を尋問してきたが。
相手が子供だからか、それともイレーネが自分の事を「人間」と言ったからか。さほど酷い扱いは受けずに開放される]
女将さん…ノーラ姉ちゃん…
[宿でいつも世話になっていた女将さん。フランツと幸せそうだったノーラ。2人の姿が脳裏に浮かぶ。そして…]
ミリィ姉ちゃん…
[正直、ミリィの事はあまり好きではなかった。それはあまりに子供じみた嫉妬心だったのだけれど。
けれど、子供にだって、お互いが好きあっていることくらいわかったのだから]
…オト先生、泣いてるかな…
[ぽつりつぶやけば、家に居る気がなくなって。そのまま家を出た]
[ロストの気配を感じれば、どこか睨みつけるような気配を飛ばす。
それはまるで「笑うな」と言っているように感じられるか]
…これは失礼を。
[睨むようなエウリノの気配に笑いそのものは収めるも、まだどこか可笑しそうな気配を漂わせている]
−共同墓地−
[墓石の前に佇む。
其処に、姉は居ないと知っている。
土の下に眠るのは、顔も覚えていない父と母。
エーリッヒの前で口にしたように、墓参りにすら碌に来ていない。
しかしそれは、記憶が朧気だったが故ではない]
貴方達も、――…醜かったっけね。
[手向ける花はなく、投げる言葉は、
凡そ、両親に向けるものとは思えない]
[ノックというにはあまりにも乱暴に叩かれるドアの音。二日酔いでまだ痛む頭にその音が響き渡る。苛立たしくて思わず手元にあった枕をドアに向かって投げつけて]
うるせっ!たまには『清々しい目覚め』ってのを俺にも味合わせろっての!
[それにも怯まず『ドアを開けろ!』と殺気だった声が届く。渋々とドアを開けた先に居たのは案の定自警団の連中だった]
ああ?なんだよ?…ここに泊ったのは、さすがにあんな状況の家に戻りたくなかっただけで…はぁ?
…ノーラが殺された…?
ま、取りあえず。
今の話は、伝えておくべきか……。
[誰に、とは言わず、ゆっくりと歩き出す。
ここに留まっていても仕方ないし、というのもあるのだが]
撒かなければ育つものも育たない。
まずは上々と言ったところかな。
…ここからが本番、だろう?
[囁きにそう返し、哂う気配を送る。
可笑しそうな気配を漂わせる様子には、尚も睨む気配が漂う]
[家の扉をそうっと開けてみる。そこに自衛団員の姿はなかった。恐らくは、軽い軟禁状態にしていたのは一時の戒めだったのだろう。
もしくは、他にやるべき仕事ができたのか。
ほっと息をついて、外に出た。]
アーベル……。
大丈夫かな。今頃、どうしてるんだろう。
[急ぎ足で、道を歩いてゆく。
殴られた頬は、幸い痛むことはなかった。
と、丘から診療所に向かって、誰かが歩いていく姿が目に入る。]
先生?
え、そんなに長く。
[そういえば昨日はミリィと…もう一人の人の事に感けていた気がする。別段ユリアンの事を忘れていたわけではないが、気がつけば夜中で会うような時間ではなかった故に。]
ごめんね、昨日は…
あ…うん。そう、ミリィの所に暫く居たから。
[昨日の事、を思い出すと表情は翳る。]
…ノーラさんたちも亡くなったんだよね…。
あ、あのねユリアン、私。
[ふと思い出したように顔をあげて。]
私が昨日『視た』のは、ノーラさんだったんだけど…。
駄目、だね。亡くなった人を見ても…。
[これでは意味が無い。その事実に申し訳なさそうに顔を伏せた。]
ああ、ユーディット。
おはようございます。
[小さく頭を下げて挨拶をする]
…どうしました、それは。
[腫れの残る顔を見て眉を寄せた。
様子をちゃんと見ようと近寄る]
おはようございます。
ええと……。
[昨日のアーベルの言葉を思い出す。
気になる、という評価。
気付かれぬぐらい、ほんのほんの少しだけ、身構える。]
……ちょっと、若かったんです。私が。
[笑ってみせた。]
わ…ありがとう。
楽しみだな、何色なんだろう。
[承諾にふわと、嬉しそうな気配をまとい。
大切な人に嬉しそうに抱きついた。
とりあえずその『少し』の間に、存分に撫でて弄る気でいたりするのは自身の心の中だけに留めて。]
[ロストの楽しそうな気配には、少しだけ首を傾げたが。
内の感情が悪でない事には微かに笑んだ。]
…女将もかよ…。あぁ?気づくも何も…酒かっくらって寝ちまった時はよっぽどひでえ騒ぎにでもならねーと目が覚めねーんだよ…お前らだってそういう経験くらいあるだろが。
それともあれか?俺が犯人とでも言いたいのか?ああ、そうかもな。で?証拠はどこだ?
ねーんだろ?ならそこ退けよ。
[ドアの前に詰め寄る自警団を押しのけて宿の部屋から出る]
俺が泊った部屋調べたきゃ好きなだけ調べてろよ。
どーせ何もでやしねーんだから。
[立ち去ろうとするハインリヒの肩を自警団の一人が掴んで止めようとするが、その手をパシリと打ち払い]
…んな事より。他の奴らは無事なんだろーな。
[その言葉を聞いた自警団の顔が少しだけ歪む。そして続けて放たれた言葉は]
…ミリィもかよ。まさかテメーらが無茶したせいで自殺ってんじゃねーんだろうな。
[目に篭るのは微かな殺気]
それもそうですね。
ええ、気合を入れておきませんと。
[真面目に返しながらも、纏う気配は変わらず。
睨まれれば睨まれるほど可笑しくなってきてしまうらしい]
[驚くような声に、ん、と短く返事をして。
続く言葉にはゆるりと首を横に振った]
いや……。
…そっか、傍に居てやったんだ、な?
[どのタイミングでミリィが亡くなったのかは分からないが、死した後にも傍に居たのだろうとあたりをつけ。
ノーラ達の話になると一つ頷く。
それから名を呼ばれ、イレーネの顔を覗き込んだ]
…ノーラ、を?
そうだったのか…。
……ノーラ達は人狼に襲われた、らしい。
となると、人でしかありえない、か…。
[申し訳なさそうなイレーネの姿に、抱き締めていた腕に力が籠る。
慰める言葉がなかなか出てこないため、その代わりであるかのように]
……、
同じ場所に逝ったのなら、逢えてるのかな。
[独り言ちるような、語りかけるような言葉。
応える声があろうと聴くことは叶わない。
感傷に浸っているにしては、言い様は淡々としていた。
眼を伏せると、踵を返してその場を去る。
足下に居た白猫が、ちらりと後ろを振り返りながらも、青年の後を追っていった]
[ともかくとして、宿を出る。ミリィの事を聞きオトフリートに会いに行こうかと考えた。]
先生さんならなにか知ってるかもしれねーしな…。
アーベルの奴も心配っちゃ心配だが。あいつはどーもなぁ…。
[宿から出たところで、一度だけ振り返りノーラとエルザの為に目を瞑り祈りを捧げた]
[僅かな動きに気付けば伸ばしかけた手を止める]
私も“容疑者”ですからね。
失礼をしました。
[苦笑と共に首を振って]
…やりそうなのは、自衛団の人達ですか。
殺気立っているとはいえ、女性に手を上げるとは。
[触れなくとも近寄れば殴られた痕であること位は分かる。
溜息をついた]
できるだけ、刺激はしない方が良いですね。
傷ついて嬉しい人はいませんし、心配をかけますよ。
[誰にとは言わない。だが後ろを一瞬振り返って]
今、エーリッヒと話してきた所です。
これから少しでも、お役に立つことができるかもしれません。
[ぶらぶらと歩いていれば、墓地の近くにたどり着いていた]
珍しいとこにたどりついちゃったなあ…
[ティルの父親の墓もここにあるが、滅多に顔を出す事もない。久しぶりである。
そして「死」を連想させる場所ということに気がつけば、3人の死に思い至り、また悲しげな表情になった]
……見てからのお楽しみだ。
[嬉しそうなゲイトに小さく笑みが浮かぶ。
約束を果たす時、何をされるのかと考えを巡らせながら、抱きついてくる愛しい人の背中を撫でた]
混乱の種が芽吹き大輪の花が咲くよう、栄養も与えなければならない。
見事な花を咲かせてくれよ?
[そうロストに返すが、相手の纏う気配は変わらず。
睨むごとに面白がられているらしいと察知し、睨む気配を消した]
――ティル?
墓参りにでも、来たのか。
未だ、皆は此処に眠っては居ないけど。
[小さな影。今の時分、村内を一人で出歩く人間と言えば限られている。
後からついてきた白猫はアーベルが止まると同時に立ち止まり、首を傾げた]
ええ、出来うる限りの美しい花を。
[相手が気配を抑えるのに応じて、こちらも笑みを収める]
舞台を彩る、絢爛な華を。
大きく咲き誇るよう見守ってください、エウリノ、ゲイト。
うん、ずっと居たのはお医者先生だったけど…。
[おそらく一晩はそこに居るだろう、別れ際のオトフリートの様子を思い出しながら。一瞬、表情が翳るも、すぐにそれはミリィの死に対するものへと重なり紛れる。]
ミリィは、よくは分からないんだけど…。
そんなに傷つかずに死ねたみたいだった。
[死因は未だ分からないが、あの最後のメッセージと安らかな寝顔は、誰かに殺されたり、苦しみぬいて死んだというような様子ではないように思った。
だから死んでいい、というわけでは勿論ないが。]
それにね、絵。ずっと描いてた絵を、ちゃんと描きおえてた。
…すごく、とっても綺麗だったよ。怖いくらいに…。
[そうミリィの死を語る時の表情は、悲しげながらもどこか嬉しそうな、親友を誇らしく思うようなものだった。]
…うん、そうなるよね。
[人である、には同意したように僅かに頷く。
力を込められた腕に体を預け、暫くの間目を閉じた。]
あ、そうだ。
ノーラさんとエルザさんが亡くなっても、宿屋って開いてるのかな…?今から行こうかと思ってたんだけど。
[暫く胸の中で癒されるようにまどろんでいたが、当初の目的を思い出し、どうだろう?と尋ねてみる。]
ああ。アーベル兄ちゃん。カインも一緒か。
[声をかけられ、そちらを向く]
いいや。ぶらりお散歩中だよ。
家に一人でいてもしかたないし…宿は…
[目の前のアーベルが、女将とノーラの弟だった事に気がついて、言葉尻を濁す。]
兄ちゃんこそ、お墓参り?
あ、……すみません。
[止められた手を見れば、僅かに罪悪感を覚え、謝る。]
ええ、そうです。けど、私も悪かったので。
……ちょっと言いすぎちゃいました。
[刺激をしない方が良い、という言葉に頷く。]
わかりました、気をつけます。
[心配をかける先については、特に意識もしないまま]
エーリッヒ様とですか。
散歩でもしてらっしゃったのかしら。
……役に立つ、って?
ああ、見ていてやるよ。
楽しみにしている。
[それは愉しげな声色。
この先に待ち受けるであろう、混沌なる惨劇を望むもの]
ティルの親は、居たんだっけ。
[普段より若干、茫としてはいれど、彼に大きな変化は見えず]
あぁ。悪いね、放っていて。
俺は――そうだね、そうなるかな。
何方と言えば、再確認に来た、ってところだけど。
[何処か自己完結した台詞を吐いた]
後は、診療所にでも行こうかなって。
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