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―Kirschbaum1F―
[降りたそこには、元気なくパフェをつつくダーヴィッドと。
マスターと話をしているティルの姿]
あ。
[休んでいる間に一つ思い出したことがある。
昨日のうねりに、翠樹の力を感じたのは何故?]
[乱れた髪を掻き上げ]
[気まずげに揺れるさまを、どう受け取ったか]
[大地の色した瞳を]
[見つめる。]
雷撃の力を纏った男と
陽光の力をもつ男が消えた。
私は雷撃の男の近くに居たが、その異変の元を辿って遺跡へ行くとお前が倒れて居た。
お前が、それを成したので無ければ手に負えぬ揺らぎを負おうとも、それが元で自失しようとも私の構うところではない。
だが、過ぎた力へ手を出して居たのであれば話は別だ。
[ひとつ叫ぶと、少し落ち着いた。
あんなに切望していた事が。実は。]
でも、もう遅い。
私は…
[言って、目は黒猫を探して周りを見る。
すこし離れた場所に居たのをみつけてほっと安堵し、寄っていって胸に抱く。
そのまま、ぺたりと墓場の入り口にあった木にもたれて座りこんだ。
手の中の猫の瞳を、じっと見つめる。]
―Kirschbaum1F―
[おりてきた影の精の視線に、微笑んで頭を下げる。]
こんにちは。
……ダーヴィッド。昨日はありがとう。
[一応それだけは言うものの、命を追うからか、扉にむかいかけ]
私は、咎められることを?
あぁ…シスターを抑えなければ。
望まれていないと思っていたから。
私が望むのは……戦争。混沌。その中に生まれる生命への渇望。
私が望むのは…
[ぶつぶつと、単調な音色で内で呟く。]
……質問してもいい?
[扉に向かうティルの背中に声を掛ける]
昨日動いた力。
私はその中に翠樹の波動を感じたの。
あれは、何故?
[少しだけ緊張しながら問いかける。
昨日のオトフリートの会話から違うようには思いつつも
もしかしたら、の不安がよぎった]
[扉に手をかけたところで聞こえた質問に、少し虚をつかれて]
え?
あぁ。……雷がいなくなったせいで、封じていた僕の力が、それを破ってでてこようとしたんだ。
全部出る前に、とめられて良かった。
[それから苗床は少し笑う]
君も、少しなりかけなかったかな?
でも影……君に負担をかけて申し訳なかった
ああ――
[アマンダは、温むを赦さぬ氷の精霊からもたらされた現実に、目を閉じて天を仰ぐ。
涙は無い。土と硝子で出来た器から、水は零れない。
アマンダの愛する平穏の欠片の一つであった、甘い物好きの探偵。
ほんの少しだけだが言葉を交わした、陽光のように穏やかな青年。
そして、イレーネは――やはり、これを知っていたのか、と]
手の平から零れ落ちていく平穏(安定)。支えるのは大地の役目]
…私は、支えようと、あそこに。
あの子が…イレーネが。
「これから」だと、言っていた、から。
[しばらくの後。
返された声は、金剛石のように硬く、*亀裂が入ったように脆く*]
あ、うん。それは私もなったけれど。
[対となる力の消滅は彼女にも少なからず打撃を与えたけれど]
違うの。うねりが来るときに翠樹の力が働いていた。
おじさまを捕まえた、力の方。
[それが彼の力ではなく、彼から奪われた力だとは知らずに]
どうして?
[はぐらかされたのかと思って。声が硬くなった]
失ったことを悔やむのであれば取り戻せ。
[一言を残して、工房を後にした。
イレーネ。生命のちからを持つ者。親を亡くした孤独の竜。
これから、という言葉を小さく繰り返して、宿へ向かう。]
[*日は中天。*]
え?
[よくわからずに、かの女をみやる]
それはおかしい。僕の力はすべて変化してこの子らにあげることだけに使われるのだから。
……君はしらないのだろうけれど苗床とはそういうものなんだ
かれをなくした時の反動で、滅びるかもしれないのに、僕がするわけはないよ
……誰がそんなこと
[ふ、と思い出すはかの神父の擬態。聖なるものではないのにそれを纏う……]
そうなの?……そうね。
[即座に帰ってきた返答は、それが偽りでないことを示しているような気がして。
何よりもすぐに納得できるだけの説得力があって]
でも、それならあれは?
[そして彼女も気が付いた。
自らの属性を覆い隠すことすらできる者もいたのだった]
ごめんなさい!
ちょっとだけ疑ってたの。
でも、違うのね。
[慌てて謝った。恐らくあれは彼の力ではなかったのだ]
疑っていたのか。
[かの心の魔を思い出して、少し険しくなっていた顔が、言の葉きくと苦笑に変わる]
僕はちがうよ
僕はまだ生きていないといけないから
[胸元に目を落とす。それはいとしげなように見えたか。
しかしすぐに微笑みにかわり]
……それじゃあ僕はそろそろゆくよ
[扉に手をかける。
ゆっくり開いて……ふりかえった]
かれには気をつけて。下手に動くのではないよ
[そして*外へと*]
うん、本当にごめんなさい。
いってらっしゃい。
[出てゆく少年を見送って。
振り返った所には苦笑する人影もあった]
間違えちゃった。
[自分の未熟さと、不安定さを思い知った。
そしてもう一人の対となる者に会いたいと思った。
少しでも安定しておきたいと]
私もちょっと出かけてきます。
[彼女は忘れている。
その人物のいるであろう場所には、今気をつけろといわれた人物もいるであろうことを]
―…→広場へ―
ー告解室・朝ー
[無邪気に鍵の書のことを尋ねる少女に、微笑みかける]
そうだねえ、一体どこにあるのだろうね。
[曖昧な答えに少女は首を傾げたかもしれない。次いでフィロメーラのことを、指輪のことをと、問いを重ねる少女の頭を撫でる]
フィロメーラは、休んでいるのだろうね。ほら、とても大変なことが次々と起こったものだから、きっと疲れてしまっているのだよ。見てごらん、この本を、この本にはとても強い力がある、きっとこの力を受け取ればフィロメーラも元気になるだろう。
[誘う言葉に、少女はそっとその表紙に触れたろう。彼女にはその本は、自分自身の一部である天聖の力を宿した聖書にしか見えなかったろうから]
ほうら、気分が良くなっただろう?良い子だねベアトリーチェ。
君が指輪を預けてくれたお礼に、いつかこの本を君に預けよう。君とフィロメーラのために。
楽しみにしておいで。
「私はどうやら、ずいぶんと怪しまれている」
[少女には聞こえぬ声で、精霊に告げる]
「力ある者達が、協力してくれば、私も迷宮に堕ちるやもしれぬ。その時は、鍵の書をお前に預ける。私が戻るまで、それを使ってこどもを生かすがいい」
[微笑みは慈愛に満ちて見えただろうか]
「愛しい天の子よ、お前の願いが叶うように」
…装うもの、か。
[二人のやり取りを耳にして。
先達の時竜も、そう言っていただろうか。]
ブリス、気をつけたほうが……
[出て行く少女を一度は見送るが、やはり心配になってその後から出て行く。]
[少女は、その本が普通の聖書ではないことに気付いたか、精霊は少女にそれを告げたか…いずれにせよ、全てはまだ、魔の手の内]
/中/
神父がベアに告白というのも、なんとなくらしくないので、こんな感じに…投げ返しですが(笑)
こちらが先に吊られた時の予防線込みということで、その場合は聖書確保してくださいね。
なお、今後の予定としては、出来ればオトに疑いをなすりつけたいと思います。
なので、オトは襲撃しません。
/中/
色々了解ですー。
私は多分今日燃え尽きますので、今日は私吊りでクレメンスが吊られる事は無いんじゃないかなーとか。
─中央部・広場─
[月を見上げる
昨日の力のうねりによる対の消失。そして、先日のティルとクレメンスの問答。そして、ベアトリーチェのことなど考えることは尽きず、彼女の思考を鈍らせる]
……いっそ、全員を斬るほうが手っ取り早いか
[ぼそりと呟いた言葉は、かなり物騒な言葉]
ー教会・私室ー
[テーブルに肘をつき、目を細めて呟く]
揺らいでいるな…揺らげば危険だと、教えたろうに…
[薄く笑み]
しかし、あの娘の心は、とても興味深い…
─広場・東通り側─
……他とかわらぬいとしい子……か。
[ふと足を止め、一つ息を吐く。瞳には、微かに自嘲の翳りらしきもの]
お方様にとっては、皆同じ。
俺のような存在ですら。
……ならば。
[通常に生まれた血族であれば、何もなくとも受け入れられるのは確かなのだけれど]
……厄介な状況に、代わりはない訳なんだよなぁ……。
[はあ、と。またため息が零れ落ち]
/中/
見事な投げ返し。
ベアトリーチェとしても、オトフリートの存在は重要だから、襲撃の予定はないよ。
アマンダが守護者だったりするのだろうか。
/中/
によってΣ
火竜のおにーさんが暴れたら、町ふっとびそうな…ッ!w
多分、クレメンスとは前面対決したいひとがいっぱいいると思うので、多分今日は大丈夫な流れな気が。
個人的には、ティルとぶつかるつもりなので落ちるならば一緒に落ちたいけど
ティルは襲撃できないだろうしなぁ…といった感じです。
ナターリエはもしかしたら守護?とか。
/中/
守護はほんとに解らない。ユリアンだったら面白いと思うのですが(笑)
ああ、でも、後一回しか使えない腕というのは守護っぽいような気がしますね。襲撃先暗示してGJ誘うのも面白いかな?
GJしていいよ、と伝えないとそっち行かないと思うんですが。
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