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[どこか不安げな従魔を、ぽふり、宥めるように撫でて]
……大丈夫。
さて、取りあえず……やれる事をやっておかないと、ね。
[言いつつ、身体を起こして。
乱れた長い髪を整えたなら、白と碧を肩に乗せ、部屋を出る]
さて……部屋に、いるかな?
[軽い口調で呟きつつ、目指すのは精神の同族の部屋]
─夜明け頃・屋上─
[あのままここで一夜を過ごしたのだろう。屋上に寝転がり空を見上げている。傍らには多少干からびたリンゴの芯]
[昨日ミリィに、皆に告げたことは真実。精神の少年から得た情報に偽りは無い。それはあの時ミリィが見せた僅かな表情の変化が物語っている。そして、リディがミリィを庇ったことも。どこか、リディの言動に違和感は感じていた。誰も見たことの無かったドロイドの形状を口走ったこともそうだ。いくらSF小説か何かで読んだとしても、その形状は様々ある。あの時のリディの口ぶりは、まるで見てきたかのようで]
[うだうだ考えているところで精神の少年が屋上へとやってきた。アル探しのためだろう。頼む様子に快く了解の意図を伝え、多彩に姿を変えるという妖精を捜しに出た]
[結果は収穫なし。どこに居るかさっぱり分からなかった。屋敷に戻り、少年と別れて。彼に背を向けた後に大きく息を吐いた。捜すのに疲れたのもあるが、大半は昨日のことが頭を占めているからであろう]
[少年と別れた後、足は自然と屋上へと向いていた]
―屋敷二階・廊下―
[ぽとり]
ん?
……どうしたの? !
[くう]
……寝てるし。
もー。
疲れてるの?
[屈む。床の上でへたばって……あまり健康そうには見えないが、寝息だけは健やかな猫の背を撫でた]
[猫を抱え上げ、廊下を見回した]
ライデンは……部屋、じゃないか。
[階下へ]
[ポケットから転送機を取り出す。慣れた仕草で、片手で操作]
ねーミリィ、さっきあの、ナターリェ?
になんか言われてたの?
邪魔なら先に廃棄エリアに行って貰いなよー。
しすてむとか操作とか教えて貰えなかったから、ミリィとかアーベルが居なかったらリディ困るんですけどー。
[片手に猫]
[片手に転送機]
[言うだけ言って、またポケットに]
陽光の?ヘルガさんかな?
[近付きすぎないように、足を止め、僅かに屈み込んで目を細める。最初にその種を植えた天聖の気配も、僅かに感じられた]
麒麟殿かあ…
[翠樹は誕生の力、陽光は遍く命の成長を助け、生命は癒し、天聖は見守る]
[かしり、とリンゴを齧っている最中に、ドアがなった。
きょとんと視線を向けると、続いて響く声に
あぁオトフリートだな、って判る。…どうしたんだろ?]
うん、いるよ。
ちょっと待って、今開けるー。
[座っていた寝台から飛び降りて、
リンゴを握ったまま駆け寄ると、扉を開けた]
─現在・やはり屋上─
[屋上に寝転がる。さぁっと風が吹き抜けた。今まで以上に風の声が聞こえる]
……煩ぇ。
[これも対が消えた所以か。コントロールが上手く出来ない。聞こうとしなくても、風が運んでくる。それを押し止めるために瞳を閉じ、コントロールするべく集中した]
や、おられましたか。
[開いた扉の向こうに立つ姿に、にこりと笑って]
ちょっと、話があるんだけど……大丈夫かな?
[問いかける様子は、いつもと変わらず。
それでも、異眸に宿る色彩の真剣さは容易に伺えて]
─果樹園─
[唯一一名に限って、探し人を見付けることは容易い。
木々の間に向かって呼びかけた]
ライデンさーん、おとどけものですよー。
さっき戻ってきたばかりだけどね。
[廊下に立つ相手に、へらりと笑う。
扉の向こう側の相手は予想通りだったから、特段驚く事も無く
続く言葉に、僅かに蒼を瞬いて]
――ん、どうぞ。
[相手の瞳に宿る色に気付いたか、
顔を出すように開けていた扉を、招き入れるように押し開ける。
廊下で話す事でもないのは、容易に理解できた]
生モノです。
猫さん。
[エーリッヒを地面に降ろして撫でた]
ライデンに会いたがってた。
寝ちゃったみたいだけど、あんまり具合が良くないのかな。
元気で居て貰わないと困るんだけどね。
[撫でながら、僅かずつ己の力を移す]
……別に。ただ、彼女相当弱ってるね
あのまま下に送ったら、間違いなくドロイドの餌食か野垂れ死に
それは契約違反だし、殺すわけにも、殺させるわけにもいかないから……彼女は様子見、だね
―屋上・天球儀の部屋―
[部屋で休んでも何だか落ち着かなかった。
だから見張りと称してこっそり玄関前に行ったりもして。
朝、一度部屋に戻りながら更に上へと向かった。
微妙なタイミングで誰ともすれ違わなかったようで。
小さな部屋の中へと入り、静かに目を閉じた]
―果樹園―
僕に?何だろうな。
[特に猫さんに探される理由に思い当たらず、首を傾げる。尋ねようにも本猫(ほんにん)寝てるし]
そうだ、お嬢。ゆうべのことだけど。
[猫に生命の力を分け与える少女に、目を細めて問いかける]
戻って……って、どこかに出かけて?
[問いつつ、開けられた扉から、中へと。
入る瞬間、肩の従魔が「お邪魔します」と頭を下げるのに刹那、表情を緩めて]
さて、どこから話したものか……実は、この子の。
セレスティンの事なんですが。
[扉が閉められるのと同時に、表情は厳しさを帯びて。
静かに、言葉が綴られる]
うん、ちょっとね。アルを探しに。
[投げられる問いに、苦笑しながら言葉を返しつつ。
従魔の言葉には「いらっしゃいませ」と冗談めかしながら
廊下に誰も居ない事を確認して、部屋の扉を閉める。]
――セレスティン?
[その子が、どうしたのかと。
紡がれる言葉に、僅かに蒼を細め。]
そうだよ。
[猫の顎を撫でていた手を、首に乗せて背中を撫でた。
猫の額を見ながら答えたリディの声は真剣でも、軽くも無く、淡々としていた]
ライデンはそーじゃないって思ってるんでしょ
……あ。
[ふと思い出したように]
[左手に鳥を乗せて]
[右手で装置に触れる]
何か、あった?
[あまりに暢気な問い。]
[散々言われても仕方が無い]
[とりあえず、事情を聞く事に]
[風が囁く]
<隣の部屋に誰か居るよ?>
<影輝の子が居るよ?>
……やかましい。
[口に出したところで風精は聞いちゃくれないのだが。コントロールには今しばらくかかるだろうか]
[苦笑しつつの言葉には、おやま、と声をあげ。
言葉を返された従魔は嬉しげにきゅ、と鳴きつつ尻尾を振るが、自分が話題の只中、と気づけばさすがに緊張するか]
ええ。この子が、何であるかと……。
俺が、機竜卿に頼まれた件について。
[ほんとは、機密なんですが、と。付け加える言葉は、冗談めいて]
―果樹園―
僕には、まだ本当のことは判らない。
でも、お嬢。
[静かな口調のまま、ひとつ、間を置いた]
ミリィさんが本当のことを言っていると信じるってことは、ハインリヒさんが嘘をついていると思ってるってことだ。
判っているね?
[途中何度か天球儀に手を翳す。
じっと見つめて、けれど溜息をついてはまた座り込んで。
休憩も挟んでそんなことをしているといつの間にか時間は随分と経過していたようで]
…あれ?
[部屋の外に出ようと思ったところで、外に強い風の気配。
しかも何だかピリピリしている。邪魔をしたら拙いだろうか]
……どうしよう?
[ふと触れた風の気配に思わず相談していたり]
[それでも鳥が願うからか、]
[部屋を出て屋上へと向かう]
[鎖の付いた枷では足音を潜められる筈も無く]
[じゃら、じゃらららら、]
[煩い。]
[アーベルの余りに今更な問いにはぁとため息をつくと]
……とっても暢気な問いをありがとう。地獄に落ちろ
まあそれはともかくとして。そろそろしらばっくれるのも限界かもね
というか、何でみんなあんなに妄信的なのか首を傾げざるを得ないんだけどなぁ
違うって言っても、誰も信じやしない
[後半は愚痴っぽくなっていたか]
―果樹園―
[ポケットに手を入れかけて止め、また猫を撫でた]
ハインリヒは、私が嘘をついていると思っているってことも、ね。
[ぼけともリディとも言わなかった]
[装置を作動だけさせて
結局現状では何も言えないという事に思い至って留まった。
言いたいことはミリィが一言目で言ってくれたようだ]
……、
[きょとり。]
落ち方がわからない。
[そういう問題でもない]
[直接的な回答は得られないと思ったか、]
[口出しはせずに通信機からの声を聞いている]
[尻尾を振る従魔に、小さく笑って。
齧りかけの林檎を更に一口運びながら、自らは寝台へ腰掛ける。
座って良いよ、と傍の椅子を指し示し]
…そんな機密を、オレに話して大丈夫なの?
――そりゃ、他言する心算は無いけれど。
[冗談めいて告げられる言葉に、眉を寄せる。]
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