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ふーん。船もってたって、
ユリにーのとーちゃんも、アベにーみたく猟師だったのか?
[話題が変われば表情もころっと変わってそう尋ねる。
つなぎ目についてはそーだろと言わんばかりに胸を張った。]
そーだな!
ほどけてたの見つけたら、ちゃんと結んどいてやったのになー。
[と、何時だったかうっかり船の結び目を解いて船を海に放して怒られた子供が偉そうに言った。]
― 浜 ―
信じてるってば。
だからロミの事頼むんだろ?
[ふっくらと実る二つの果実。
子供らしいカヤの仕草は微笑ましくある]
面倒くさいなら仕方ないなぁ。
シスターも神父も手が離せない時は、って話だ。
この嵐で皆手一杯みたいだからなぁ。
[首を振るカヤに理由を付け足しはするが
無理強いをする気はない。
むしろ、カヤもまたロミと同じく庇護される存在と思っていた]
[カヤに両親の話をするには一瞬ためらいはしたものの]
アーベルんとこみたく本業じゃないけどな。
うち、珊瑚で細工作ってるだろ?
その材料をしまいにゃ自分で探したくなったらしい。
時々、海に出て珊瑚を探してたよ。
[問う声に亡き父の話をする]
だよなー。
ほんとカヤに頼んどくんだった。
[失敗したなぁと続けた男は
カヤのうっかりな事件をうっかり忘れていた]
― 黒珊瑚亭 ―
[結局団長と父親のやりとりに気を取られて。
黒珊瑚亭から一切外にでないままに、他の皆が次々とやってくるのを見やり]
――
[何が起こるのかと、不安そうに、周囲を見ている**]
─ 黒珊瑚亭 ─
は?
客ってことは…ここに泊まってた人が死んだのか。
[ユーディットの話を聞きながら、軽く眉を顰める。
彼女の父と団長の会話に聞き耳を立てると、その旅人の死体が浜で見つかったことも解って]
嵐に巻き込まれたんでもないのに、何で浜に。
[疑問を口に出しつつ、正直言って気分が悪くなる話に食欲は失せてしまった。
が、折角用意してくれた朝食を残して席を立つのも、と半ば飲み込むように食べ切って]
よーし!おれ、アベにーの船みてくる!
ユリにー、またなー!
[アーベルのスペシャル罠が気になってるのもあって。
話のキリの良い所で、ユリアンに手を振って船小屋へと、空腹どうしたの勢いで浜辺を走って向かっていった**]
─ 黒珊瑚亭 ─
ごちそーさん。
俺、浜の様子見てくるわ。
[そう言って、ユーディットの頭に手を置き]
爺様達の話だけじゃらち明かないし、他の連中にも話聞いてくるよ。
用が済んだら戻ってくっから。
[関係が近かろうが遠かろうが、人の死に引き摺られる気持ちは何となく解るから。
看板娘が少しでも落ち着けば良いと、何度か頭をなでてから席を立った]
― 浜 ―
[やんちゃ盛りな年頃のカヤの素直な反応に
思わず小さく喉を鳴らしわらう]
やだ、って即答しないだけ進歩かね。
今はそれで十分だ。
カヤが思うようにすればいいさ。
[帽子のてっぺんに一度軽く触れようと伸びる手]
[気にする風でもないカヤの反応には微かに安堵する。
見上げる眼差しに紺の双眸重ね]
カヤにかっこいい細工って言われるのは
最高の褒め言葉かな。
ありがと、……、って、なんだ、それ。
どこで覚えてきた、そんな言葉。
[女性関係の浮名が子供の耳に入っているとは思わず
些か慌てるような反応になる]
別にモテてないし。
嫁もいない恋人もいない野郎を捕まえて
言う台詞じゃないっつーの。
[困ったようにわらいながら軽い響きで返した]
――ああ、同じだな。
[頷くカヤに柔らかな笑みを向ける。
父の話は滅多にすることは無かったが
こうして話してみればその存在が大きかったのだと思えた]
細工に興味あるなら今度店に遊びにおいで。
どっちかというと女性に贈る品が多いから
みて楽しめるかどうかはカヤ次第だけどな。
[思い立ったようにカヤがアーベルの船を見に行くと言えば
ああ、と一つ頷いて]
またな。
まだ瓦礫が残ってるかもしれないから気をつけるんだぞ。
[走り去るカヤの背にゆらり手を振り声を向けた]
─ 黒珊瑚亭 ─
[見れば宿の主はまだ自衛団長と話している様子だったので、声をかけずに出ていこうとしたのだが]
ん?
何、爺様。
[自衛団長に呼び止められて、足を止め。
問いかけると、此処に集める予定の中に自分も含まれていることを教えられて目を丸くした]
は、俺も?
いや、別に良いけどさ、何で俺も。
[当然の如く浮かんだ疑問は、後で話すと言う言葉だけで封じ込められて]
解った、とにかく聞きゃいいんだろ。
すぐ戻ってくるから、ちょっと待っててよ。
[そういうと、自分の家の船の安否を確認するため、浜へ向かった**]
[浜で不穏な噂を耳にする。
人死があったという内容だった。
けれど其処で詳細は知れない。
嵐によりそのような事故が起こったのだと
その時は思ったが――。
事の詳細は自衛団による招集で知れる事となる**]
― 黒珊瑚亭 ―
アーベル。
[浜に出ようとする青年>>155に声を掛けて引きとめた]
何人か集めて話をする。お前さんもその内の一人じゃ。
漁師に浜の確認をするなとは言えん。
だが、終わったらここに戻ってくるようにの。
ユーディットもじゃ。
必要がなければ、ここにいてくれるとありがたいの。
[その後、何度か団員に呼ばれて宿を離れ。
呼び集めた全員が来たところで話し始めた]
呼び立ててすまなかったの。
じゃが、この村の危機に繋がる話がある。
この場に呼んだ者には特に聞いてもらわねばならん話じゃ。
[順番に全員の顔を確認してゆく。
子供達相手でも、その厳しい視線は変わらなかった]
浜に上がった遺体があることは聞いた者もおろうかの。
外から訪れていた男だが、身体に残っていた傷に不審があった。
人狼にやられたのではないか、というの。
人狼の伝承はロミやカヤでも聞いたことがあろう。
けれどあれはただのお伽噺ではない。
現実にもおるのじゃ。人狼というものはの。
[否定の言葉が上がっても、取り合わずに先を続ける]
牙と爪を持ち、人を食らう存在。
儂はその存在を、直に知っておる。
[常につけていた手袋を外し、左手の甲から腕にかけて走る古傷と、傷を覆うように埋め込まれた銀を。右手の甲にも刻まれた結社の印を見せた]
これが証拠じゃ。
人狼の牙を受けた跡と、結社の印。
儂は人狼を滅ぼす結社に所属する一人だ。
結社についても知っておる者はいるかの。
大陸であれば稀に聞くこともあろう。
人狼のような脅威を滅ぼすために活動をしておる組織だ。
この傷もあり、一線からは引かせて貰っておった。
二度目に牙を受ければ変容してしまう可能性を否定しきれなんだからじゃ。だが、今でも少し変わった力は使える。
それで、ここにいる皆に集まってもらった。
儂に出来るのは、力の影を辿ることじゃ。
結社から、島に人狼がいるか確認するように命じる手紙が届いて確認したところ、残念ながら反応があった。
それがここに集めた11人じゃ。
しかし昔のようにはいかんでな。数が多くて確実とは言えず、人狼なのか、他の力ある者なのかもまだ分からん。
何事もなければ、と思わなくもなかったが……嵐で閉ざされ、遺体が上がった。この状況で見ない振りは、できん。
村を守るのも、儂の使命じゃからの。
人狼は強く恐ろしい存在じゃ。
村を滅ぼさぬために取れる手段は、残念だがお伽噺と同じものしか無い。
犠牲者が出た以上、猶予はないんでの。
手荒な方法でも取らせてもらう。
[一度深く息を吸い込んで]
日に一度、この中から一人を選び。
……死んでもらう。
[厳かに宣言する]
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