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手を?
――本当、貴方 怪我を気にするんですのね。
[少しだけ首を傾けてそう謂う。
けれど、ゲルダも謂っていた。
怪我から悪化したら、いけない。死ぬわけには]
……水は、此方だったわよね?
[と、歩き始める。]
[ゲルダや、他の人たちが動き出すのを横目で見送って]
O wie ist alles fern
und lange vergangen.
(ああ、すべては、なんと遠く
ひさしく過ぎ去っていることか)
[ぽつりと暗誦している詩句の一説を口ずさんだ。
眠りにつく前の、まるで人間味のない機械の行列が、
目覚めた後に人間の気配を感じさせぬ茨にまみれて。
目と耳に痛い、レッドアラート]
[そこここで、不本意に土に帰る肉体]
[それは、まるでスラムに広がっていた光景のようで]
[屈みこんで、足元にさらさらと崩れ落ちる砂を丁寧に掬う]
すみませんね。あなたを踏むまいとすれば、どうしたってあなたを崩してしまう。あなたにとって、どちらが嫌なのか、分からないんです。
>>277
はい、ええ。
用心に越したことはないです。
………人は、死にやすいですから。
[そして、ブリジットが歩き出す後に付き添って、
また手当てが済めば、また他の人の様子を見に*行くだろう。*]
[小さく呟くと、そっと手の中の砂を隣の装置に戻した。
最後の一粒まで丁寧に払うと、その手で十字を切る]
…………。
[ささやかな祈りが終わると、ぐるりと周囲を見まわして。
そのままゆっくり水場の方へと歩いていった]
[何処まで行けば]
[研究員たちがいた可能性のある場所を]
[まずは自分の眠っていた装置を探る]
[本当は、別の探し物を期待もしていた]
[俺の、カメラ]
───。
[期待はしていない]
[手掛かりは、そこにあるのだろうか]
●業務連絡●
メモでの絡んだ人向けアンカー貼りはOKです。
内容打ち合わせでなければ、有効にメモは使ってください。
あと、村たてへのご要望などもお気軽にどうぞ。
16人目、音大生 イレーネ がやってきました。
[不協和音が頭に響く。
嗚呼、そんな音色は好きじゃない。
何より聞こえてくるはずの声が聞こえない]
―――………。
[低くて優しい起床を促す声が。
いつまで待っても聞こえてこない。
嗚呼、それでも起きなければいけないのだ]
―― 冷凍睡眠施設 洗面所 ――
[オトフリートの睡眠装置の前に残るのは、
綺麗に左側の遺体だけどけられた奇妙な砂跡]
[そんなこと、気にも留めずにまっすぐ降りていく]
……まずは、預けた荷物を探しませんと。
眼鏡がないと色々不便で困ります。
[軽やかな足取りで歩きながら呟かれる独り言。
眠りに落ちる前より、それが増えているとは気づかない]
[洗面所にやってくると、3人の人影を認めて足を止めた]
おはようございます。
皆さんも、今、起きられたのですか。
あと5ふん…。
[いつものように呟いたはずの声はくぐもって響く。
気分の良くないアラーム音以上にそれは覚醒を促した]
…起きなきゃ。
[靄のかかった頭で考えながら伸ばした手は何かにぶつかった。
重たい瞼はまだ閉じたまま、何だろうと内側から数回叩く]
[結局、大したものなどみつからなかった]
[あればいいと思ったものも]
[なかった]
[回りをゆっくり、ぐるりと見渡す]
[幾つかの気配はまだ、そこにあるのか]
───?
[何かを叩く音]
[また、誰か出られないのか?]
[足は水音から遠く、音のするほうへ]
―― 冷凍睡眠施設 カプセル ――
[手探りで押してみる。
鈍い音と共に塞いでいた何かは外れていった。
ゆっくりと身体を起こしながら瞼を開く]
…あれ?
[無意識に予測した光景と、瑠璃に映った風景の差は大きすぎた。
希望の揺り籠が並んでいるはずの部屋なのに、どうしてこんなに寒々としているのだろう。
座りこんだような姿勢のまま、呆然と周囲を見る]
あ。すみません。失礼しました。
[思わず指でこめかみを揉みながら、挨拶時の非礼を詫びた]
ええ、そうですね。気をつけないと。
どうやら随分と長く寝すぎたみたいで。
ご忠告をありがとうございます。
[あまり上手くない冗句を口にして、
思わず相手方の首輪に行こうとする視線を逃がした]
……一体、ここで何が起こったのでしょうね。
向こうの部屋に行かれたのですか?
[笑顔で話を振ろうとしたが、
コントロールしきれぬまま声音が低くなる]
[鼻歌の主は見つけられないままだった。どこからかやってきたのか戻ってきたのか不明な人影がちらほらと見えているだろう。]
…
[重い足を動かし地面へ向けるが思うようには動かなかった。
これが未だ解決策が見つかっていない病の結果だと、長い眠りの後に知らされた真実だと解れば瞳を細めた。]
― 冷凍睡眠施設 洗面所 ―
――別段構いはしなくてよ。
[視線の行く先、首輪の数字。
それはそうだろう。自身の首輪に片手を添える]
分かりませんわ。
ただ――善い事でないのは確かかしら。
[そうして、ちらとエントランスホールへと常葉緑の眼を向ける]
ええ。
――老人が1人閉じ篭り
――石像が1つ、壊されてる。
玄関は 開かなかったらしいわ。
[目覚め]
[そこに春は見いだせるのだろうか]
[回りを見渡す姿]
───おは、よう?
[眠りから目覚め、膝を抱える姿]
[首を傾げた]
[未だ、眠いかな]
[明滅するレッドランプ。大半は蓋の開いていない装置。
得体の知れない不安が押し寄せてくる]
お、おはようございます。
[同じように起き上がる女性や、歩いてくる青年が見えた。
青年に首を傾げられ、瑠璃を瞬きながら挨拶を返した]
あの、これは一体。
[記憶の混乱。何を問えばいいのかが分からない]
[もう一人の目覚め]
[目覚めていたのかもしれないけど、今気付いた]
───さぁ。
[わからない]
[とりあえず言えるのは]
何か、起きてる。
[これだけだ]
[瞑目]
[溜息]
そうですか。玄関が……。
[常葉緑の軌跡を追って、隣に広がる空間へと瞳が動く。
小さくため息をついて、首を左右に振った。
本当に軽い動きだったのに、首や肩が凝り固まったような音を立てる]
Ich glaube, der Stern,
von welchem ich Glanz empfange,
ist seit Jahrtausenden tot.
(わたしがいま、その輝きを
受けているあの星は、
何千年の昔から死んでいると私は思う)
[そうとしか考えられない想像。無意識に、詩句が漏れた]
そのご老人とも、後でご挨拶が出来ればいいのですが。
ああ、これは失敬しました。
私は、オトフリート・フェヒナーと申します。
よろしく、ミズ――?
[朝かどうか確認する術はないけれど、目が覚めた者同士の挨拶が少し離れた場所で聞こえてきている。
深緑の瞳は黒に近く、細めれば尚更。]
…
[足を地面に伸ばすが触れた途端に痛みが走った気がした。
だがそれと同時に足元の感覚がみるみるうちに麻痺していくかのようにも感じられた。そう、まるで石になるかのように。]
――…そう。
[現状を確認するように言葉を漏らしその場に静かに立ち上がった。元から細身な体だったが、長い眠りのせいか以前よりも痩せた気がした。]
>>294
[現状を確認するような言葉、近くに見える青い青年>>293が言葉を返すのなら彼女は何も語らないままで。]
Klage…(嘆き) ……リルケね。
[青年が諳んじた詩の名を呟く。]
――… 外に出なければ分からなくてよ。
こうなっているのは、此処だけかもしれない。
[外へ。
常葉の少女は少しばかり強い調子で
自分自身にも言聞かせるように、謂った・]
…そうね。聞かなければならないことは、沢山。
私はブリジット=R=エグランティエ。
ええ。好きな詩人です。
[彼女の答えに、頷いて正解だと返す]
外――
「まだほんとうに存在する星」はあると信じたいですね。
特効薬が完成した後、予算か何かの都合でここが忘れ去られているだけ、などであれば良いのですけれど。冷凍睡眠装置の様子から、最低限の電気は生きているようですし。
あらためて、よろしくお願いします。
エグランティエさん。
玄関が閉ざされているなら、
何にせよわれわれはしばらくお仲間ですから。
[彼女に、右手を差し出した。
側にいるであろう男性二人とも、
望まれるなら自己紹介と握手を交わそうとしてから]
玄関がだめでしたら、どこかに窓でもあればよいのですが。
換気もしてみたいですし、きっと外も見えますでしょう。
そう。
[そのはずだった]
[語らぬ女から視線を戻し]
エラー、みたいだ。
[フェイタル・エラー]
[望んだ未来が来ない現在]
[伝えるように視線を床や別の装置へ]
[冷たい棺、砕けた悲鳴]
───今の、ところは。
[患者しか見ていない]
そして私も先刻目覚めたばかりなの。
[状況説明を求める言葉に、静かに言葉を返していく。]
…
[足取りは重いまま、女と男の傍ではなく赤い星が煌くカプセルの方へと近付いていった。]
[水音を紡ぎ続ける洗面台の傍
微かな身動ぎ
膝の間に埋めていた顔がゆっくりと上がる]
…ん
[どうやら少しだけ眠ってしまっていたらしい
周囲から聞こえる声に視線を向ける]
エラー?
[小首を傾げて青年の視線を追う。
毀れている砂、明滅する赤、開かない扉]
私と同じなんですね。
[女性の言葉に小さく頷いて、ようやくカプセルから降りようとし始めた。少しギクシャクとしながら、ずっと守ってくれていた殻の中から外へと足を下ろす]
まだ眠ったままの人も多い?
[他のカプセルに向かうのを見ながら思った事をそのまま口にした]
[女はそこで選ばれた星以外の運命を見た。
遅かれ早かれ訪れる未来を予兆するかのような赤い星の点滅。
閉ざされた小さな戸の向こう側には動かぬ人の石像が横たわっていた。]
…っ
[悲鳴を上げることはなかったが、小さく息を飲んだ気配は伝わったかもしれない。次の瞬間、焦ったように誰かを探すように周囲へと視線を配ったがすぐに表情は元のものへと戻っていった。]
教員 オトフリートが村を出て行きました。
見てみればいい。
[答えはそこにある]
[冷たい棺に横たわる石の人]
[人であったはずのもの]
[自分たちと同じみずいろを着た]
それが、答えだろう。
[ちかちかと明減する赤]
[届かなかった悲鳴のようだ]
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