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そうだな。
本気でLiGのようになるなら、村人を集められる人物が最初。
そこの管理人とかで試してみたら分かるかも。
[襲撃の二文字が頭を過ぎる。
嫌悪感や罪悪感は湧き上がってこなかった]
仲間と協力してならできるかもね。
はいはい、覗きませんって。信用ないなあ。
[冗談として笑い返すコエは愉しそうに*伝っていった*]
……別に。普通だろ。
[真面目と言われると、憮然とした表情になった。
煙草の件は瑠衣がちくるとは思っていないが、何かしら、ある、される、のは予想できたので出来れば隠しておきたかった。
女性陣がシャワーに出払った頃に、見つけた食料のある場所を教えるからなどと理由をつけて聖と外に出た。
資材置き場を案内し、こっちは休憩室を教えてもらい。そこで煙草を一本分けてもらう。
火を借りて、一服しながら煙はなんで美味いんだろう、とかしみじみ思った。]
…そういや、Wen氏携帯…
[「何か届いたか?」と尋ねかけ、止める。代わりに]
繋がるか?
[と尋ねた。おそらく答えはNOと帰ってくるだろうが。
それからとりとめのない雑談や、過去村の事、ご無沙汰する前の亜佐美とのログの事など、煙を吸いながら*暫く話し込んでいた。*]
―― PCのある部屋 ――
[きれいに並んだ色の違うマフィンを前に、
僕は少しだけ迷いつつも、かぼちゃのマフィンを手にした。]
おいしいね。
[一口齧ると手作りならではのやさしい味。
誰に洩らすわけでもなく洩らして、ふと視線を上げると、
七重姉は二個目を頬張っているところだった。]
……、
[多分事前情報からして、ナタリーが七重姉なんだろうなぁっと、
確実ではないけど、ほぼ正解とも思える確信を得る。]
あ…中務、も、戴いたら?
それとも先にシャワーを浴びに行ってくる?
…もしかして洋菓子が苦手とか?
煎餅ならあるけど、食べる?
[マフィンを半分食べてから、
一人距離を置くような態度を取る同級生に、小声で話しかける。
お節介かな?
でも言葉がもうひとつ足りなくて、
誤解を受けて居るような印象だから、
これからもし暫く閉じ込められる現状が続くなら、
きっと不利なような気がして。]
[倉庫に行くもの。部屋を後にする"おとな達"。
僕はどちらにも当てはまらないから、黙って留守番をする。
LiGの管理人だと紹介されていた綾野は、
まだPCの画面を覗き手がかりを探しているだろうか。
煌々とひかる電子画面に、携帯の存在を思い出し、
ポケットから取り出し開いてみる。]
……?
[大体予想はついたけれど、やっぱり携帯は圏外で。
どうにしろ外部とは連絡を遮断させたいらしい意図は
感じられるけれど、
それ以上のことはやっぱりわかんない。]
キャンプ、そう思うしかないよね。今は。
楽観的かもしれないけど、とりあえず外部からの危険は
免れそうだし。
[ryouが言っていた言葉をそのままなぞって、
僕は壁に寄りかかってぼんやりと天井を見上げた。
ぼんやりと照らす炎は不安を煽るような模様をゆらゆらと*描いている*]
美味しそうね。あたしもいただくわ。
[瑠衣に一言断って、ひとつ手にとって口に運ぶ。あまいチョコの味が、そろそろ疲れてきた身体に染み渡るようだった]
うまいね。いいお嫁さんになれるよ。
[先ほどから少し話した気安さか、割と軽い言葉が出てくる。
頭の中を、今は部屋に居ない七重たちのことがよぎった。まだ気恥ずかしさが先にたつ相手のことを…]
─最初の部屋─
[お菓子に対する周りの反応がなんとなく嬉しくて、ついにこにこと。
裕樹と聖のひそひそ話には、なんとなくじとー、とした視線を向けていたり]
……ありゃ、りょーたん、アタリ引いちゃったかぁ。
というか、あれはあんたが来るから特別にやったんだよ、ゆっきー?
[ロシアンクッキーを巡る涼と裕樹のやり取りにはなんかさらっと、さらっと言って。
七重たちがシャワーに行くなら、いってらっしゃーい、と呑気に見送る。
裕樹と聖には、やっぱりじとーん、とした目を向けていたりしたのだが]
あ、はいはーい。
遠慮しないで食べてくださいねー。
[亜佐美の言葉に、にっこり笑って箱を差し出す。
続いた言葉には、ちょっと困ったようにふにゃ、と笑って]
そーかなー?
そーだといいんだけど……あんまり、想像つかないや。
[相手の心理など知る由もなく、呟くようにこんな事を]
―― PCのある部屋 ――
こども…居るんだ。
[どことなく視線を感じて、ゆっくりと人影へ向かい合う。
はりついた髪が不快に思えてきたから、
帽子を取って髪を払って。
同じように携帯をみてため息をつく人に、
返事は求めないような曖昧さで声を掛けてみた。
だって彼女はずっと人陰に隠れていた感じだったから。]
トキちゃん…だっけ? は、よくお菓子作るの?
[僕らよりは歳上の、女の人に「いいお嫁さんになれる」と
言われていた人にも、話しかけてみた。
なんか一人でぼーっとしていると、
余計なことを考えてしまいそうだから。]
[何となくしんみりしそうになった所に、かけられる、声。
一つ、瞬いてそっちみた]
あ、うん。
お菓子作るのは好きだよ。
オフの時は、いっつも差し入れしてるんだ。
罰ゲーム用のとかも、一緒に、ね。
いつも差し入れを? へぇ、そうなんだ。
でも好きなら大変とか感じないのかもね。
って罰ゲーム? お菓子で?
[しんみりしている様子には気付かずに、
ぼくは不釣合いな単語に首をかしげた。]
うん。
ナタリたんとか、かなたんとか、すっごく喜んでくれるから。
作りがい、あるんだよねぇ。
[にこぱ、と笑って一つ頷く]
うん、罰ゲーム用。
オフ会のネタ用なんだけど。
今回だと、さっきりょーたんが引いちゃった、ロシアンクッキーとか、そういうの。
あ、でも、食べられないものは絶対使わないよ!
食べても実害ないのは、ちゃんと確かめるし。
あーだからあの七重姉ぇか。
[先程の七重姉の早業を思い出した。]
でもうん、おいしかったからみんな喜ぶよね。
喜ぶ人がいると作り甲斐もあるし。
[破顔につられて僕もにっこりと口許をあげて]
りょーたん? 何かあったんだ…。
[廊下から聖と共に帰ってきた彼女のことを思い出し。
遠くを見つめるような気分になった。]
えっと、食べても実害がないって…
トキちゃん、罰ゲーム用も一応試食してるの?
[それはそれで身体を*張っているなぁっとか*]
うんうん、喜んでくれるのって、一番嬉しいんだよー♪
[同意されたのが嬉しくて、やっぱりにこにこと。
遠い目するのには、ちょっときょと、としたけど突っ込みはせず]
え?
自分ではしないよ?
人体実験はいっつもゆっきー……アートでやってるから。
[試食の事を聞かれたら、何でもない事みたいに、さらっと*言った*]
─ →倉庫─
[シャワーを浴びに行く人達と纏まってパソコンのある部屋を出る。
右手には新しく火を灯したランプ、左手には大きなキャリーケース。
がらごろ、と引いてまずは奏の案内で倉庫へと向かう]
あ、白いリボンってこれ?
[薄暗い中、灯りを先へと向けると真っ白なものが目に入った。
周囲とは対照的な色であるため、良く目立つ。
扉を開け中に入ると、色々なものが雑多に置いてあった]
何か掃除道具もありそうね。
でも今はタオルタオル〜。
[キャリーケースを扉の傍の壁に立てかけ、手分けして目的のタオルを探す。
しばらくの後にとある段ボールから大小様々な大量のタオルが顔を覗かせた]
あ、凄い。ちゃんとバスタオルまである。
何でこんなに揃ってるのかよく分らないけど。
どうしよう、箱ごと持ってって、皆の居るところまで運んだ方が良いかな?
[いちいち取りに来るのも面倒、と言う考えが先立ち、そんな提案をする。
けれど持って行くにしても大変であるため、後で男手を頼んだ方が良いと言う結論に達した]
それじゃあ自分達のだけ持ってまずはシャワーだっ。
[バスタオルとフェイスタオルを1セットずつ取り、ぞろぞろと纏まって倉庫を後にし、次の目的地へ]
─ →シャワー室─
[今度は涼の案内でシャワー室へと向かう。
水音が聞こえて来ると、少しだけびくっとしたが、ここだと涼に示されると軽く瞳を輝かせた]
それじゃアタシは入って来るよ。
かなたんはどうする?
入らないなら先戻る?それとも待ってる?
[奏に訊ねかけながらキャリーケースは更衣室の壁に立てかけて。
返答を聞いたならどちらの答えであっても頷いてシャワー室の個室の一つへと入る*ことだろう*]
―休憩室―
[資材置き場やベッドのある部屋などを教わって、自分も見つけた休憩室へと向かった。
埃だらけのソファではなく格子の嵌った窓近くまで進むと、メンソールで有名な銘柄の外国煙草の箱を取り出して裕樹へと差し出した。
自分も一本引き抜いて火を点ける。独特のオイル臭と煙が部屋に広がった。少しの間、無言で煙を燻らせる]
いや、俺のは繋がらなかったよ。
わざわざ聞いてくるってことはそっちもか。
[窓枠に置いた平型の携帯灰皿に灰を落としながら答えた。
それ以上は特に何も伝えることなく、村の話題に話は移った]
蒼さんの冒険家はよく憶えてるよ。
まだ初心者と聞いて驚いたし。
[その村の話は少し遠い目をして懐かしそうに。
他村の思い出や最近の動向、オフ会のことなどを話していれば時間は瞬く間に過ぎていった]
[そうして最初の部屋に戻ると、]
えっと…………タオル見つかったんですけど、こっちに運んでおきたいので誰か手伝って下さいませんか?
[そう言って協力の要請を申し出る。
誰か応じてくれれば、倉庫へと案内し、タオルの入った箱を運んで貰う*だろう*。]
─ →倉庫─
ん、運べるのかって?
見てみないとわかんないけど、バイトで結構重いものも運ぶから、タオルくらいなら何とかなるんじゃないかなぁ。
[運べるのかどうか心配されたら、こんな風に返して。
さっきも行った倉庫へと。
倉庫についたら、肝心のタオルを運ぶ前に、もう少し色々探してみる]
今まで見つかってるのが、非常食にタオルでしょー。
……あ、箒とちり取り。バケツもみっけ。
[掃除道具一式なんかも見つけ出してから、タオルの箱に向き合う]
……おう、ちょっと重いかも。
でも、もてなくはないねー。
─倉庫─
んー。
台車があればラク何だけどなー。
……ここに、ないかなぁ?
[ふと、思いついて、周囲見回して。
再度、家捜しモード突入。
大人しく男手の救援を待てばよかったんじゃ、というのは聞かない、聞こえない]
……ないか。
別の場所……資材置き場みたいなとこがあるなら、そっちにあるかな?
[なんてぶつぶつ言いながら、段ボール箱を抱え上げる。
重いけど、バイト先で運ぶ梱包された雑誌よりは、軽い。
と、思った]
……よし、じゃあ、頑張ってもどろーか。
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