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―宿屋 ニ階―
[ゲルダとは丁度入れ違う形になっただろうか、掛け寄る彼女に向ける微笑みはぎこちないものになった。
こちらを振り向いたユリアンとアーベルの声に気づいて、漸くその場の者に会釈のみの挨拶を]
……ええ、つい先程。
[ユリアンに肯定を返す。
ブリジットの部屋と言われた場所を見、短い黙祷を捧げた]
一人の身体じゃないってのが、ゼルギウスさんにも当てはまるんだったね、今は。
[下へと向かうライヒアルトに、よろしくと一声かけた]
ゼル兄…?
…うん。そう、だね。
[イレーネからスープを頼まれればわかった、と微笑み。
ゼルギウスの言葉には、彼の真意が解らぬもののこちらを気遣ってくれているのだろうとは思ったので頷いた。
ベッティが用意したコーンスープをイレーネに出し、他にも要るならばと皿を出したりするか。]
─宿屋/食堂─
イレーネも、ちゃんと食べなきゃ駄目だよ。
[そう謂えば、サンドウィッチは1つ食べた気がすると、今更思い出しながら、心配されていた夫は、心配する側にまわる。]
わわっ、おいしそうだね、ありがとう。
[べッティから差し出される料理に、無邪気な貌で礼を告げ]
――……あの鷹さん、おかゆ食べたりするのかな?
[ふと視線あった蒼鷹に、スプーンにおかゆを掬って差し出してみたり。]
―宿屋食堂―
[目的の人物・ゼルギウスはイレーネと共に居た。
ごろごろうねうねな状態を見ていないから
倒れるほどではないらしい事に、は、と息を漏らす]
ゼルギウス。
何か私に言いたい事はないか?
[じ、と深緑が紅へと向けられる。
イレーネの手前此処で問い詰める事はしないが]
ん……そう?
そうだとしても……
[まだ不安そうにするのは、元来夫の体が弱い事を気にしているため。
それでも吐血した、なんてことはまだ知る事は出来ないのだが。]
……だったら、朝も無理しないで寝てていいのに。
[朝が辛いのならと、妻は頼むように夫の背を撫でながら呟いた。]
[カルメンに頷き、その仕草を見ると同じように瞑目した]
……ごめんね。
[その死を悼むよりも先に今を、これからをどうにかしようとばかり考えてしまって。薄情だなと自嘲が浮かぶ。
ラヴクラフトさん、ではなく、ジットちゃんに。
呪の対象に彼女を選ばなかったことも少しだけ含めて]
[クロエに少しばかり情がわくのは、
ある種、同じように異端とみられる事のある眼が原因だろう。
――……狂人とて人であるのは代わりないから。]
ライ兄。
…ライ兄も、何かお腹に入れた方が良いよ。
スープついでこようか?
あ…ベル兄達は、まだ…ブリジットのところ?
[ライヒアルトが階下に降りてきたのを見ればそう声をかけ。
階上に居る者達は降りてこないのかと問いかけた。]
―宿屋食堂―
――…お。気が利くな。
お言葉に甘えて私も頂こうか。
[クロエ>>259にこくと頷いて]
アーベルは、うん、まだ上だ。
そのうち揃って来るんじゃねぇかな。
─宿屋/食堂─
うっ……―――
[と、鷹に差し出すスプーンに影が重なった。
かかる言葉に紅を上げれば、深緑がじっとこちらを見ている。
一瞬たじろぐも、診察されれば、彼にはばれてしまうところもあり、紅がうろっと彷徨った。
助けを求めた鷹は、無情にも首を横に振っていた。]
あ〜……―――
[観念したゼルギウスは、こそっとライヒアルトの耳元に唇を寄せて、「内服薬の痛みどめが欲しいな、なんて」とごにょごにょ。]
なんてか、大変な状況だけど、
皆飯食ったり、体調管理はしっかりしとけよ。
[それは皆を気遣うように]
うちで餓死したとか、病気なったとか、悪いうわさにしかなんねぇんだからな。
[自分は暗い様子を見せないようにと、笑いはしなかったが、ため息混じりに軽口のようにそういい、
すでにそんなの抜きにしてこの宿屋は最悪の状況なのだろうが、
それを突っ込むものがいたかどうか]
─宿屋 二階廊下─
[目を開き。
ユリアンの謝罪が聞こえて、ちらと目を遣った]
……ええ、今更だけど、長引きそうだから。
何処の部屋が空いているか、分かります?
[アーベルの言葉に答えてから、質問を返す]
あら、ユリアンさんにはしない?
[同胞のコエに、先に相談した相手にしないのかと、少し意外そうに呟いて。]
…他にする?だとしたら…
[と考えるものの、咄嗟には出てこない模様。]
[カルメンを見送りぽやんとした様子で辺りのやり取りを聞いていた。
階下へこない人達を想い、ふと二階を見渡す。
そうして、ライヒアルトが降りて来ると視線だけで礼をして
何をするでもなく其のまま俯き。]
―宿屋食堂―
[ゼルギウスの反応>>262から懸念が確信へと変わってゆく。
耳打ちされれば表情を変えぬまま頷いた]
分かった。
[返す言葉は一つのみ。
耳打ちした時点で何かあるのだとばれそうなものだが
隠したいというのは察せられたから
出来る限りいつもどおりを心掛ける。
小言なら山ほど言いたい気分だが其れも言えない]
冷める前に食べちまえよ、それ。
[しっかり食べるのを見張る心算でそう紡いだ]
気が利くって…私はベッティが作ってくれたの持ってくるだけだし。
お礼はベッティに言ってね。
[ライヒアルトにスープを出しながらそう言って。
続いた言葉には、そう…と案じるように階上に視線を向けた。]
…ベッティも。
皆にご飯すすめてばかりで、自分はちゃんと食べてる?
ベッティが倒れちゃったら誰が小父さんの留守を守るの。
[アーベルが居るのはあえて触れず、彼女の分のスープを有無を言わさずよそってきて。
ゲルダと自分の分も用意して、一緒に食べよ?と声をかけた。]
─ 宿屋/食堂 ─
…僕はどうしようかな
[物を口にしたと云えば昨夜のクッキー位かもしれない。
ただ、手をつける気にはならなくて独り言ちになるけれど。]
ねぇ、イレーネさん
[思い立ったように彼女へ言の葉を向け、]
もう一度御腹の子に触れても…構わないかい?
[子に向ける眼差しは母の様な表情だと娘は想い。
勿論、断られる事も承知しているのだけど。]
─宿屋 二階廊下─
いいえ、大丈夫。
[アーベルの申し出には首を横に振った。
もう少し前であれば、お願いしていたのかもしれないけれど]
場所だけ、教えてもらえる?
―宿屋 食堂―
[スープを一口、二口啜った所でゲルダから声がかかり食事の手を止め。]
ええ、どうぞ。
[そう言い、触れやすいよう彼女の方を向いた。
同時に向ける笑みは、腹の子を思ってか穏やかなもの。]
─ →宿屋・食堂─
[食堂へと降りると、先程話題に上がっていたゼルギウスも居るのが確認出来て。
ライヒアルトと内緒話をしているらしいところを見て、やはり体調を崩していたのかと結論付ける]
[次いで翡翠が向けられるのはゲルダ。
先程は声を掛けられなかったために、大丈夫かと心配げに見詰めた]
そしたら、アーベルが残る理由になってちょうどいいんじゃないか。
[冗談とも本気ともつかないそんな言葉を返してから]
皆が見てないところでちゃんと食べてるぞ。
私は店主、皆は客だからな、今はな。
[そうクロエにいいながらもスープを用意されれば]
クロっちにはかなわないな。
[そう、なんとか笑いかけて、スープに口をつけた]
―宿屋食堂―
嗚呼、作ったのはベッティか。
けど持ってきて呉れたのはお前さんだからな。
クロエもベッティもありがと。
[スープを受け取ればクロエとベッティに感謝し
それから、主に感謝の祈りを捧げる。
匙を取り口に運べばあたたかさが広がった。
僅かではあるがほっとしたように表情が緩む]
何処を襲っても障りがあるのだから、
結局は……仕方が無いことなのよね。
[リヒトの迷いは死ってか知らずか
そんな事をぽつりと呟いた。]
あ、わ、ごめんね
ご飯終わった後でも―――構わないのだよ
[食事を中断させてしまったと想うと申し訳ない貌をして
娘はそのまま、終わるまで待つような態。]
―――…なんだかね、
僕も可愛い赤ちゃん欲しいなって想って
[言の葉はごく普通に紡がれる。
考えもない、ただ感じたことを口にしたのみである。
そうして、ミハエルも下りてくるようならば
心配そうに見詰めてきた眼差しにゆるく微笑を湛えたのであった。]
―宿屋・二階廊下―
[瞑目して想いはブリジットに向けていたから、視線はどちらも気がつけないまま]
俺は、もう少しだけ。
[アーベルとカルメンの遣り取りを聞く。
カルメンが部屋に入ってしまったら、彼に誰か見つけたか聞こうと思ってその場に留まった]
─宿屋/食堂─
[伝えた一言で状況は伝わってしまうあたり、流石ライヒアルトだと思いながら、横目で妻の様子を伺いつつたじたじとする。
後が怖いと思いながらも]
ん。そうする。
[うながされて、鷹の為に差し出したままだったスプーンを口に運ぶ。
そうしながら、視線は妻の腹に触れるゲルダの様子を映す。
ふわり――浮かぶのは自然に笑み。
まだ、もう少し、死ねないと……――そう、思った。]
[ゲルダがイレーネに頼むのを見れば、その様子を見守って。
こんな時であっても、赤ちゃんが健やかに育っていてくれていることが嬉しく思えた。
ミハエルも階下に降りてきたのに気付けば席を立ち。]
ミハエル君、朝ご飯はもう済んだ?
ベッティの作ってくれたスープ飲まない?
[そう声をかけるも、ゲルダを心配そうに見つめる姿を見ればそれ以上呼びかけはせずに。]
─宿屋 二階廊下─
ええ。
[ミハエルが階下に行くというのを見送る。
向けられた翡翠の奥の感情は察せず]
ありがとう。
[アーベルに礼と共に向ける微笑は、やはり少し雰囲気の落ちたもの。
頭を下げて、案内された部屋に向かった]
[ブリジットに感じた罪悪感も嘘ではない。
けれど、今もまだ、判断は変えられていない。
護る力も万能ではない。
だから早くこの事態を終わらせなければと、そう念じて]
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