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…んー。
[小さく首を傾げると]
ライヒがそーゆーなら、そうなんだろうケド…。
[それでも、完全に納得していないのは声に滲んでいる。]
― 村の通り ―
[知った道を歩き、オトフリートの家へと向かう途中
何やらふらふら歩いている男と出くわした>>138
なにやら動く唇は読めるが、何の意味かは良く分からない。
前を良く見ていないようなので道を譲るように少し避けたが、少しだけでは足りなかった。
すれ違いに肩をぶつけてしまい、すこしよろめき
『すまん』と手話で謝罪を入れた。]
おーお。我慢すると体に悪いらしいからな。
[とはゼルギウスの弁を借り。
拗ねる彼女>>*24を宥めるように……というよりは、むしろ少し煽るようなものの言い方になったか。
穏やかといって良い会話の最中。
ふと、誰を食うんだろうな、という疑問が過ぎり、言葉が途切れた。]
― 宿 ―
そうなんだ。
オト先生、さっきので部屋が使えなくなったとか?
[クロエに香辛料の効いた…多分効きすぎ…の食事を出しながら、学者>>149にサックリと聞き返した]
ライさんにまた怒られそうだね。
[自分用にも水を汲みながらクスクスと笑う]
そういえば、誰を食うつもりだ?
[おそらくは知らない相手になるんだろうか。
それとも親しい物から食うのだろうか。
それはまだ衝動の無い半端者の、素朴な疑問だった。]
イレーネさんも無事でなにより。
まぁ、でもちょっと家の方は心配かな。
[棚においてある彫像は落下防止用に固定はしていたが、最近作ったばかりのものは固定をしていなかったために心配ではあった。
父親からの手紙を受け取りながらそこでは開封せず、差出人がゴッドカイザーうんちゃらーとか書いてあったのはいつものごとくスルーした]
届けてもらった商品とか大丈夫だったかっていうのと…
[少々真剣な顔で]
後は頼んでいた品、こっちが本題。
[イレーネに頼んでいたもの。都会の方のごくごく一部の者には有名なもの。
それは薄い本でありながら、そこに作り手の思いと魂が込められた究極の一品、とは自分を含めたそれを好む者達の言葉。
ほんの厚さから考えれば安くはない代金をイレーネに支払いながら本を受け取ると満足そうにそれを胸元に抱えて]
きたーーー、ついにきたーーー。
イレーネさん、マジ天使っ!今度天使の彫像にしてもいいくらいだよっ!
[普段とは全く違った浮かれた様子を見せていた。
ああ、またかというような目で余り関わりたくないというオーラをほかの宿にいた人から発せられていたかもしれない。
当のイレーネの反応はどうだったか、いずれにせよ自分はというと周りの反応を気にする様子はなかったのだが]
― 宿屋裏口 ―
詰所は復旧の人手も出入りするし落ち着かないんでな。
協力してもらうには一度に話せる場所でないと。
[信じたくないと思う反面、手抜かりは許されないと知っていた。遠い記憶を思い出しながら準備も進めていく]
そうだな。宿は特に商売あがったりとなろう。
復旧は可能な限りに急がせる。
[そこは何があっても、と請け負って詰所に戻っていった]
─ 村の通り ─
[悪い癖が発動すれば、周囲への注意力が散漫となるのは必死。
危ないと何度も注意されたけれど、直る気配は一向に無かった]
[そのため、今回も軽い接触事故>>150が起こる]
わ、と。
[瞳は虚ろのまま、驚きの声を上げて鑪を踏んだ。
僕の運動神経を考えると、転ばなかっただけマシだったかも知れない]
ごめんなさい、前見てなくて───ぁ。
[そこまで言って、誰にぶつかったかにようやく気付いた。
声の届かぬ相手だったため、謝罪が伝わったかな、と不安を載せた音が最後に続く。
先んじて向けられた手話を理解するのに少し間が開いたけれど]
え、と。
こちらこそ、ごめんなさい。
前、見てなかったです。
[意味を理解すると、ゆっくりと唇を動かし、言葉を伝えようとした]
─ 宿 ─
まあ、それもあるだろうし、それに、ね。
俺も一応、医学の心得はありますからー。
地学の知識が使える可能性もあるし。
そんなわけで、情報の集まりやすいとこに待機する、っていうのもあるんですよー?
[さっくりと聞いてくるフォルカー>>151に苦笑いで返して。
続いた言葉に、へにゃん、となった]
……今、それ、考えないでいるんだから、言わないで……って。
そいや、ライヒは?
まぁ、らしくない自覚はあるが。
具体的にどの辺で俺の職業に疑問持ったのかは、気になる所だな。
[リーゼロッテや鉱夫以外で、背の刺青や傷を知っているのは友人と恩人くらいだろう。もっともそれだけ見ても、前職を知るには程遠いだろうが。
まだ納得していないような声色に>>*26楽しげにそう伝え、答えはまだ口にしなかった。]
んー…。
出来ればあたしは知り合いじゃ無い方がいいナァ。
[それはまだ人の方が勝っているからか。
それは本人にもまだ分からない部分ではある。]
― 宿 ―
アベさんも相変わらずだあ。
[盛り上がってる彫刻家>>153は面白そうな顔で見た]
そっか。
リーゼさんだけでも大変だし。
オト先生ならパーッ!て崩れた場所直せたりするんだね。
[学者>>157には尊敬の眼差しを送った]
何か用事があるんだって、ここの前で別れたよ。
後でまた戻ってくるとも言ってたけど。
[正確には手話で示されたのだが意味は間違っていない。
『戻る』の仕草を手話で付け足してみたりした]
─ 村の通り ─
[ぶつかった相手>>155は転ぶ事はなく。それには少し安堵の息をつく。
唇が見えれば言葉は知れる。
最初の謝罪も見えたが、より解りやすくいい直されるとゆっくりと首をふり、大丈夫だとか、問題ないという意を伝えた。
良く顔を見ると、時折顔は見るが、よくは知らない相手だった。
どこか虚ろな目に、ぶつかった時にどうかしたかと思い。]
そつちコそ、目が死ンでなぃか、大丈夫カ?
[そう尋ねた。]
んーとネ、ライヒの昔のこと全然知らないナーって思って。
[本人が言わない(文章に書き起こす事も含めて)ので、聞かずに来ていた。
言いたくないんだろうナァとも思っていた。
けど、一端が聞こえてしまったから。]
さっき噛まれたって言ってた。
“人狼”に遭遇して、噛まれる、なんてそーそーない気がするヨ?
─ 村の通り ─
[問題ないらしい相手>>159に、僕も安堵の息が漏れる。
虚ろな瞳を細めて微笑みを浮かべたけれど、直後の問いにそれは直ぐにきょとりとしたものへと変わった]
え…?
目が、死んでる…?
[僕自身は別段何かあったとは思っておらず、虚ろな瞳も昔からだったから何故そう言われたかが理解出来ない。
瞳の感情は変わらぬまま、不思議そうに首を傾げて相手を見返した]
―宿―
[当然のごとくフォルカーが面白そうな顔で見ていることなんかも気にしていない。
イレーネとはそのまま、次の商談の話をしながら、若干浮かれ気味だったので気前のいい額で取引していたかもしれない]
それじゃあ、そんな感じでお願いします。
[商談もまとまる頃には浮かれた様子も少しは落ちついていたが、手にした本はしっかり大事そうに抱えていた]
─ 宿 ─
[アーベルの様子>>153には、何も突っ込まなかった。
方向性こそ違え、自分も似たような部分はあるから]
あははー、崩れた場所をぱーっと、はさすがに難しいけど。
まあ、少しは作業しやすいように手伝えると思うんだ。
[尊敬の眼差し>>158に、ちょっとだけ困ったように笑いながら、言って。
告げられた消息に、なんとなく、嫌な予感を覚えて引きつった]
……どこに行く、とは。
言ってないよ、ねぇ、さすがに……?
[それでも、こう聞いたのは。
一縷の望みを求めたから……かも、知れない]
― 宿 ―
ねえ、そんなに面白い本なの?
[商談が終わったらしい行商人と彫刻家>>161の所に茶を運ぶ。
大事そうに抱えられた本を興味津々で見ていた]
─ 宿 ─
えーっ。そうなの。
でも早く道が直るならいいや。
イレーネさんも困らないし、木の実も取りに行けるし。
[物知りだというだけで尊敬の対象なのは変わらない。
ついでに学者の所にもお茶を運んだ。
顔が引きつった>>162のにはきょとんとしながら首を傾げる]
うん。でも雑貨屋じゃないのは確かだと思うよ。
ベアと一緒に行ったんじゃないから。
[止めの一撃にもならないけれど、希望が減りそうな答えを返した]
─ 村の通り ─
[普段人の顔は唇中心にしか見ないうえに、殆ど顔をあわせない相手であれば尚の事、相手の通常時の瞳がどうなのかなど、覚えてはいなかった。
向こうが不思議そうにする様子には>>160、此方も怪訝そうな顔を向ける。]
……なンでも無ぃなラ、ぃイんだが。
もチーフ?だか、考ぇ事のじやまして悪かつたな。
[互いに通じて無いが、ぶつかった衝撃でどうかなった、とかで無ければ問題はないかと思うことにし。
先の疑問も含めて手話交じりで謝罪を入れた。多少長いため、”悪かった”の部分だけは少し強調して。]
― 宿 ―
[その内に父親も戻ってきて。
加工師が特に心配してくれていたのだと教えてくれた]
そうだったの?ごめんなさい。
みんなと一緒に入口で話を聞いてただけだったんだけど。
[淹れ直したお茶を運びながら、ぺこんと頭を下げた]
―宿―
フォルカーも読んでみる?
[そう声をかけたら周りからやめろよという視線をたっぷり投げられていた。しかし、残念ながらそれを気にするような性格ならば今ごろこうはなっていなかったわけで]
面白い、面白くないを超えたところにこの本はあるんだ。
もし興味があるならほかにも家にあるの全部貸すよ?
[熱く語ることをしないのはまだ最後の良心だったのかもしれない]
[隠すのは詮索されるのも面倒だが、それ以上に手話で説明するのが面倒だったからだ。
口で説明すれば良いのだが、喋る事に集中力を要する為にあまり長い事喋りたくはなかった。
知らないと言われればそんな事を思い。
次いでいわれた事に、そういえばそう零したんだったなと、自分の迂闊さに少し呆れた。]
ああ……そう言ったんだっけな、俺。
まぁいいか、そんな特殊な仕事してたわけでもなし。
村に来る前は傭兵をやってた。
人狼に噛まれたのは、その仕事の最中だな。
[疑問には、一指し嘘も混ざぜながらも、大半は正直に答えた。]
─ 村の通り ─
何も、ない、けど…。
[問われた言葉が気になって、怪訝そうな相手>>165へ返す言葉が尻切れになった。
謝罪が重ねられたなら意識はその言葉へと刹那向けられ]
気にしないでください。
元々は、前方不注意で歩いてた、僕が悪いんですから。
[先程と同じようにゆっくり言葉を紡いで、ゆるりと首を横に振る。
呟いていたのも見られてたんだなぁ、とは心の中だけで呟いた]
それじゃあ、失礼します。
[道を歩いていたんだからどこかへ向かう途中だったのだろうと判じ、これ以上用事を妨げてはいけないからと場を辞すことにする]
― 宿 ―
面白くないのを超えたところ?
[そう言われても>>167よく分からないという顔になる。
やめろと言われてると余計に気になったりするのは人のサガ。
怖いもの見たさのようなものも混ざって覗き込もうとした]
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