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次の日の朝、自衛団長 ギュンター が無残な姿で発見された。
そして、消え行くもの。
運命の輪が回りだす。
紡がれるのは、如何なる結末への道筋か……。
現在の生存者は、影輝学科3年 ライヒアルト、機鋼学科導師 マテウス、学長 オトフリート、雷撃学科3年 ブリジット、翠樹学科2年 ゼルギウス、時空学科2年 ナターリエ、月闇学科4年 カルメン、次元学科1年 ベアトリーチェ、陽光学科2年 ヘルムート、火炎学科1年 ゲルダ の 10 名。
☆ダンジョン概要:二層
2日目に挑戦する迷宮第二層についての概略です。
地図:http://schicksal.sakura.ne.jp/map02.JPG
(wikiの『アーク・オブ・ブレイブ/ダンジョンマップ』のページでも見られます)
・中央部(S):スタート地点
転移後に現れる場所。白大理石と黒曜石で造られた、神殿の一室、という雰囲気。
南への扉は最初は開かず、北への扉は学長たちに指名された二組だけが開けられる。
・中央北部(A):バトルフィールド
最初は、スタート地点と同様の白と黒の広間。二組が揃った時点で、ランダムに空間が変化する。
・中央南部(B):三層へのゲート
最初の実技戦闘が終了し、光と闇のオーブが手に入ると扉が開いて中に入れるようになる。
内部には花崗岩の祭壇があり、ここに二つのオーブをはめ込むと三層へのゲートが起動する。
・西部(C):闇属性エリア
黒曜石主体で造られた神殿のような空間。時折、黒く煌めく闇の霧が流れて行く。
ガーディアン:デュラハン オプシディアンオーブ所持
死を告げる、首なし騎士の姿をした妖精。馬はお休み。らしい。
基本攻撃:剣技、闇の波動による攻撃
・東部(D):光属性エリア
白大理石主体で造られた神殿のような空間。淡い白の光の粒子がゆっくりと流れている。
ガーディアン:ジャック・オ・ランタン オパールオーブ所持
カボチャに宿った光の妖精。見た目は濃紺の帽子とマントを着用したオレンジ色のカボチャランタン。
基本攻撃:ファイアボルト、フラッシュ(目くらまし)、ブリンク(分身)
※一層目の特殊ルールは使えないので注意。
★トラップに挑戦するにあたっての注意事項
全てのトラップの難易度は一律【15】
・ダイス判定は全てactで行うこと。
・トラップの判定は一律1d20で難易度以上を出すこと。
・ランダムトラップの決定及び奇数偶数の決定は1d6を使用する。
・マップの分岐点は自己決定でもダイス任せでもお好きなようにどうぞ。
・時間及びptが足りない場合は、トラップの描写を簡略・省略しても良い。
・act消費を抑えるために、纏めてダイスを振れるところは纏めて振った方が良いやも。
例)トラップ決定(1d6)→ 回避判定など(1d20)・落とし穴は回避とふわふわありなし(1d20 and 1d6)→ ふわふわ:回復orダメージ(1d6)
●ランダムトラップ(該当エリアに着いたら1d6で決定)
1)落とし穴
ダンジョンにはお馴染みの落とし穴。ほらそこ、足元に注意して!
・失敗すると穴の底へどーん。運が良ければふわふわが居るかも?
※落とし穴に当たったら、回避判定にプラスしてふわふわが居るかどうかのダイスを奇数偶数で判定。奇数ならふわふわあり、偶数ならふわふわ無し。他、ふわふわ関連については後述を参照。
2)ふわふわプレス!
不意に地面に影が差す。頭上を見やると巨大なふわふわが落ちて来た!
おやおや、発動パネルを踏んじゃったみたいですね。
・失敗すると頭上に巨大ふわふわ出現、潰されてしまう。成功すると足元の発動パネルに気付く。
3)モンスターハウス
部屋の中にぷらんと垂れ下がるロープ。君達は何故かそのロープを引っ張りたい衝動にかられてしまう。明らかに怪しいのに!
・ロープを引っ張りたくなる衝動にかられる魔法がかかっていて、精神抵抗に成功すると引っ張らずに済む。
チームの片方だけ抵抗判定に失敗すると雑魚モンスターが50体、両方失敗すると100体出現。殲滅し終えると移動可能になる(殲滅はRPのみで良い)。
※このトラップは1フロアにつき一回のみ発動。二度目引いた場合はトラップ無し(GMが滞在していたら追加トラップの可能性はあり)。
4)ふわ溜まり
何気なく歩みを進める。不意に足に何かが当たる感覚がして、徐々に前に進まなくなってきた。
……足元にはいつの間にかふわ溜まりが!!
・失敗すると足元にふわ溜まり発生、急速増加して埋まってしまう。成功すると足元の発動パネルに気付く。
5)油断禁物!
目の前に立ち塞がる毬栗のようなモンスター。君達に気付くと勢いよく転がって来た!
難なく倒すことは出来たけど……何か飛んできたぞ!?
・モンスター自体は判定無しで倒すことが出来る。しかし、倒した直後に不意打ちのように棘が射出され、回避判定に失敗すると飛んできた棘が当たってしまう。
6)ふわふわウェイブ!
ふわふわが君達の横を一・二匹通過して行く。
こんなところにも居るんだな、と思ったのも束の間。突然ふわふわの大群が押し寄せて来た!
・失敗すると前方or後方(奇数:前方、偶数:後方でダイスを振る)からふわふわの大群が押し寄せて流されてしまう。成功すると足元の発動パネルに気付く。
※ふわふわに関して
ふわふわが関与するトラップは、更に奇数偶数のランダムダイスを振ることにより回復するか軽いダメージを受けるかの二択が出来る。
時間及びpt・actが足りない場合は省略可。
※トラップの発動に関して
ふわふわトラップ及び落とし穴はマイン型(床の発動体を踏むことで発動)なので、レビテーション使用・種族的浮遊等、浮いたままの場合は発動を回避することが可能です。
RPに活用するのはご自由にどうぞ。
※ふわふわについては、>>0:#12を参照してください。
●おまけトラップ
休憩用の水場。そこには時折、泉の妖精が現れると言う。
にこやかに「回復してあげましょうか?」と訊ねて来るのだが。
……実は悪戯好きだとか。
知らない人は簡単に引っかかってしまうかも知れないね。
※トラップの使用は任意。平穏に休憩しても良いし、妖精を出してどたばたしても良い。
判定しないで発動・回避しても良いが、ダイスを振りたい場合は難易度【12】で振ってね。
●ランダムトラップ設置位置
・闇エリア(C-2、C-3)
・光エリア(D-2、D-3、D-4)
●固定属性トラップ
・闇エリア:背後より這い寄るもの(C-4)
背後から気配がする。視線を転じると、柱の隙間から黒い物体がどろどろと染み出して来て、君達を狙いずるずると這い寄って来た。
捕まってしまうと実に気持ち悪そうだ。
※三回攻撃に成功すると物体(ダークマター)は霧散する。逆に三回攻撃に失敗すると、追いつかれ飲み込まれてダメージを受けてしまう。ダメージを与えた後はゆらりと消えて行く。
攻撃の成功・失敗はどちらも二人合わせての回数。
・光エリア:目の前に立ちはだかるもの(D-1の部屋の前)
神殿内を明るく照らす照明。その光が赤、青、黄の光の球体となって行く手を阻む。
先に進むには撃破するしかなさそうだ。
※三種の光の精霊が高速移動し、軌跡による光の結界を描いて進路を塞ぐ。移動する光を各個撃破する(一体に一発ずつ、三回攻撃に成功する)と再び一体に融合し証明へと戻る。
攻撃しない限り向こうから攻撃してくることは無いが、三回攻撃に失敗すると逆に一体になって攻撃して来て、ダメージを食らってしまう。ダメージを与えた後は消滅する。
攻撃の成功・失敗はどちらも二人合わせての回数。
[全員が集まり一休みし終えた頃。
淡い光を放っていた各オーブが光を強める。
オーブ同士が光で繋げられ、同時に祭壇の正面の地面にも光が走る。
オーブを繋ぐ光と同じ軌道を描いたそれは、二人程乗れるだけの大きさの光を湛え、キラキラと煌めいている]
お、時間のようだな。
それじゃあ次の階層に向かうぞー。
[皆に声をかけ、移動を促す。
移動にはペアごとにその光の上に立ってもらい]
しばらくそのまま動くなよー。
[そう言ってからきっかり3秒]
《ひゅるるるる………もっふ!》
[頭上から巨大ふわふわが降って来て、光の上に立ったペアの上へと落ちた。
図らずもプレスとなったそれは、直後《ぽん、ぽぽん!》と通常サイズのふわふわとなって散って行く。
ふわふわが居なくなったそこに、立っていたペアの姿は無かった。
一応移動したらしいよ]
あれに潰されないと次に行けないからなー。
その代わり潰されたら回復するぞ。
[男と碧の異界龍は良い笑顔をしてたとか]
[1チームずつ次の階層へと送り出し]
そんじゃ俺達も移動、っと。
[全員向かったのを見届けてから、男と碧の異界龍は次元へと入り込んだ。
ゲートを使う気はさらさら無かったとか]
─ 一層・スタート地点→二層・スタート地点─
─二層・スタート地点─
さて、まずは一層目突破お疲れさん。
しかし試験はここからが本番だ。
この二層目からはペアバトルを開始する。
バトルにおいて敗北した者は試験参加の権利を剥奪され、別所にて追試を受けてもらうことになるからな。
勝ち残れるように頑張れよ。
では二層目でのバトルカードを発表する。
ゲルダ・ゼルギウス組とヘルムート・ベアトリーチェ組、この二組で対戦だ。
各チーム、準備が出来たら北の扉へと向かってくれ。
残りの2チームは一層目同様、迷宮に挑みガーディアンからキーアイテムを手に入れてもらう。
カルメン・ブリギッテ組は西の扉。
ライヒアルト・ナターリエ組は東の扉へ向かってくれ。
あ、それと。
たまーにここ(スタート地点)でもトラップ発動するから気を付けろよ。
[何か笑顔で凄いことをさらっと言った]
それじゃ各自準備が出来たら行動を開始してくれ。
[Aエリア──バトルフィールド]
白と黒が広がる間。
始めのうちはスタート地点と同じ内装。
光と闇を思わせるそれは、戦うべき者達が揃うとその姿を変える。
チチッと周囲がぶれ、ゆらりと現れるのは数々な機械部品。
その様相はさながら、魔導機械の内部に居るような感覚に囚われることだろうか。
まぁ、相手も素人ではない
何とかなるだろう…
[考えてもどうしようもないことなので、あっさり思考を放棄]
さて、あまりダラダラさせるべきではない。回復はしただろう?さっさと行くぞ、ゼル。
[ズルズルと未だにぐずっている相棒を引きずって、バトルエリアへ*向かった*]
実力を見るには実戦が一番だからな。
思いっきりやってもは良いぞ。
回復要員は居るからな。
それに手加減に向かない力を御するのも訓練になると思うぞ。
[ゲルダの言葉にはそう返し。
けれど手加減せずとも相手ペアの能力を考えれば心配も要らぬ気がしていたり]
[未だシクシクと泣き崩れているが、ゲルダにしっかりと襟を持って引きずられ、気づいた時には2層のバトルフィールドに拉致監禁(誤解)されていた!]
あ、あれ? ここどこだ? ってベアトリーチェにヘルムート? 一体何が起きたんだ?
[まるで今回の内容を把握してない馬鹿一人]
[キョロキョロと周囲の様子を見回し、ゲルダの様子からどうやら生徒同士のバトルか何かと思い至る]
うわぁ。俺、苦手なんだよなぁ。バトル。
[ゲルダとは別の意味で苦手である。特に……]
(ああ言う小さい子がいるとよりいっそう……)
[魔法学院にいるだけで、そんな心配は危惧なのだが、やはり心象的にいただけない。と嘆息した**]
―一層・スタート地点―
[全員揃うまでの休息時間。荷物の中から飴玉を出して一つ、口に放り込む。
蜂蜜とハーブを混ぜて作るそれは、生まれた一族独特のもの]
ん……傷?
あー、このくらい、学科実習じゃいつもの事だし、大した事ねぇよ。
[ほったらかしの傷の事をナターリエに指摘されても、出てくるのはこんな言葉。
呆れられる事請け合いの態度だが、本人悪気なし。
だから返って質が悪い、とも言うが]
[それでも、治療を、と言われたなら逆らう理由もなく。
手首に浮かんだ紅は口を閉じる。
その内に全員が揃い、二層へ転移する事になる……のだが]
ちょっ……。
[なんでここでまで、と言う言葉は、回復プレスに遮られた]
……コンディションは良くなったけど、な……。
[ふわ溜まりの悪夢の感触が蘇って、ちょっとくったりしたのもまた事実]
―二層・スタート地点―
……ん。
ここ……。
[転移した先の、白と黒。
象徴的なその色合いに、いい予感と悪い予感を半々に抱えつつ、導師の話を聞く]
ペアバトルによる実技、か。
今回は、俺らは探索組、と言う事は。
[ちらり、と天鵞絨をブリジットとカルメンに向け。
それから、示された扉に向き直る]
とりあえず、俺たちはこっち……って。
[向きあった扉。
開く前から、なんとなく、その先に不安を感じていたとか*いないとか*]
「うぉ!?」
もきゃ!?
[巨大もふもふの回復プレスにあまり女の子らしくない悲鳴をあげつつ、
ついたのは第二層。]
……回復はありがたいけど……、押しつぶされるのは勘弁。
[多少、ふわふわウェイブの影響もあると思われる。]
「バトルか。」
…ペア同士だから、多分、なんとかなる。
「多分ってなんだ、多分って。」
…まぁ、細かいことは気にせずに。
[気にしろよ。]
とりあえず、行こう?
ヘルムート。
[きゅ、と袖口を握ってAエリアへと促す。
ゼルギウスが「小さい」と思った瞬間、電波を受信。]
小さいってゆーなぁ!
[言ってません。]
…好きで小さいわけじゃないもん。
[自分の元の力の大きさは理解しているから。
この姿を力を抑制するための枷と*しているだけ*。]
―第一層・S―
あ、ブリギッテも飲む?
[興味を示されれば勧めたりもして。
束の間の休息が終われば順番に移動となったわけだが]
えぇぇぇぇっ!?
向こうに行ったら起こしてくださいねぇ?
[ふわふわプレスは既に一度体験済み。
その経験から発された言葉は、もふっ、という音と共に消えた]
―第二層・S―
ふわぁ。
転送終わったの?
[小さな欠伸を漏らしつつ。
周囲を見れば見事な白と黒の神殿と見まごう場所]
んー、まずは探索。
ということは、必然的に…となるわねぇ。
[向けられた天鵞絨に気が付くと、菫色も瞬いて。
クスリと笑いながら唇に指を当てた]
でもまぁ。まずは探索成功させてからのお話よね。
いきましょうか。
[教えられたとおりに西の扉へと進む。
>>4も聞えてきたが、扉まで無事につけた*だろうか*]
― どこか ―
[もっふもっふもっふもっふ]
うんうん、無事に皆さん二層目に転移したようですね。
お疲れさまです、導師。
[ふわもふふわもふふわもふふわもふ]
ふわふわさんたちも回復ありがとうございます。この先も頑張ってくださいねえ。
[ふわふわたちは、まだ頑張るみたいです、はい]
[小さいと思っただけでベアトリーチェが反応し、思わず体をびくり]
うお!? 受信した!
[と、自ら心の声を暴露してしまい、何となく申し訳なさそうにした
それから少し考えた後でそろそろとベアトリーチェに近づくと、目線を合わせるためにぺたんとしゃがみこんだ]
実は俺、一年前まで身長が145センチしかなかったんだ。
それで、今の君と同じくらいいっつも身長を気にして、怒ってた事あるんだけどを、気付いたらこんなにでかくなっちゃってね。
[目付きの悪さも合間って、怖がられるようになっちゃった。と苦笑した]
だから気になるだろうけど、気にしないでも大丈夫だよ。
[お決まりながらも慰めているらしい。ついでに、お決まりながらも大きくならなかったらヘルムートがもらってくれるさ。と、勝手に約束**]
[バトルフィールドを眺めながら、ハーブティーをずずず]
なんというか…ゼルギウスは、心根は優しいんですが、とことん間が悪いうえに思い込みの方向が明後日に向かう傾向がありますねえ。
[多分、ベアトリーチェは貰い手には悩んでいないと思うんですが、と、聞こえるはずのない突っ込みを入れてみたり]
ま、これも青春ですね♪
[もふっ]
それがまた誤解を生んだりしているようですしねぇ。
まぁ何とかなるでしょう。
[どこまで気楽]
さてさて、一層目の様子を見ると不正をするような生徒は居ないようですね。
少しは楽出来そうです。
―――1層スタート地点―――
[いつもの如く、道に迷いながらも、なんとかベアトリーチェのナビによりスタート地点にたどり着くと、その後の説明を全て相方に任せ、ヘルムートが一本の木に寄りかかった。
途中、ルビーオーブをはめ込みに行くベアトリーチェから声をかけられると>>1:276表情を崩すことなく答える]
問題ない……とまでは言えぬが、支障は無い。
せっかく1番目に戻ることが出来て休み時間が他のメンバーよりも長いのだ。
少しはそれを活用させてもらうさ。
[他からの回復魔法の効果が薄い以上、自身の魔力を使わずに治療できる薬を常備はしてある。
ヘルムートは、懐からごそごそと膏薬を取り出して、火傷のひどい場所に塗りつけると、そのまま腕組みをして立ったまま、数分の仮眠を取り始めた]
[その数刻後。
巨大ふわふわの回復プレスにより、その眠りは妨げられることになるのだが]
……ぬわ!?
―――2層目スタート地点―――
[その後のマテウスの話は、寝起きばなで多少混乱はしていたものの、要はゼルギウス&ゲルダ組を倒せばいいということで理解はした]
ほう。実技か。
我が騎士たる力を見せ付けるには絶好の機会だな。
[ニヤリと笑うと、ベアトリーチェ>>14から促されて、共にAエリアへの道を歩き始めた]
ふ……そうだな。行こうか、ベアトリーチェ。
君の力、頼りにしている。
[歩きながら、ふと疑問の声をあげる]
……それにしても。
君は子供なのに、何故小さいことを気にしているのだ?
成長すれば大きくなるのだから、そのような瑣末なことなどあまり気にしなくとも良いと思うぞ?
[そこまで言うと、対戦相手であるゼルギウスも似たようなことを言っていて]
そら。
あの目つきの悪い男も同じようなことを言っているではないか。
……いやしかし、本当に目つき悪いな、君。
ある意味国宝級の目つきの悪さだぞ。
[全く物怖じしない様子で、ゼルギウスの顔をまじまじと見つめた。
目つきに集中していたせいか、最後の言葉はよく*聞き取れなかった*]
[うん。そこそこ良い事を言ったと自己満足に浸ったところに、ヘルムートからも援護射撃。やっぱみんなそう思うよな。と頷きかけた時、不意に聞こえた目付きの話題にずっこけた]
ど、どうせ俺はふわふわすら怯えさせるくらいに目付き悪いよ!
[どうやら微妙にトラウマになってしまったらしい]
/*
メモのヘルムートへの返答をしておきましたが、質問の意味を取り違えてる可能性もあるのでチェックしてみてください(笑)
あと、もしバトルも探索も早めに決着した場合、更新時間前のコミットはしても良さそうですかね?
伸びることはあっても縮むという可能性はあまり大きく見ていなかったのですがw
ほう。
ふわふわまで怯えさせたのか。
それはまた見事だな。
[アゴに手を当てながら、悪意も何も無く、素直に感心した。
自分自身も腫れ物を扱われるような感覚が多いので、それが悪口の一種になるとは気付いてはいないようである。
その後もぶつぶつと独り言を呟く]
戦わずして、相手を畏怖させる、か。
ふむ。私も見習いたいものだ。
ある意味平和的解決の第一歩とも言えるか。
もしかすると、神の威光というものも、似たようなものだったのかも知れんな。どちらにせよ、相手をいさめることが出来るのだからな。
[その言葉を聞いた神が『一緒にすんな。見放すぞ、コラ』と*言ったとか言わないとか*]
/*
失礼、しばらく席外してました。
苦言を言うならちゃんとWikiの村ページ読んでくれ、なんですがねぇ。
ここらも読むこと前提にしてはいけないと言うことなんでしょうか。
[個人的には必ず目を通すものだと思っているので]
返答の内容は問題ないと思います。
コミットのは、早く終わる時間がどのくらいかにもよりますかね。
正直ゲルダの予定があるのでそこらは念頭に置いてません。
中断ルールを使って今日からやらないとなれば、バトルが長引くとも予想しているので、通常更新で良いと思っています。
全て終わるのが夜中(30日の0時過ぎ)であれば、その後は寝るだけでしょうからコミットは必要無いかと。
その前に終わるようなら、コミットも考えて良いのでは、と思っています。
/*
朝更新だと24hと48hの時間感覚もずれるかもしれませんし、進行方法自体が実験的な村ですから、まあ、こんなこともあるでしょう。(ぽむぽむ)
コミット関係は了解。まあいらないでしょうね、多分。
中断ルールについては、もう一度ルールの存在を示唆しておいた方がいいかも。普段あまり使わないルールですし。
/*
その辺の細かい性格はなかなか治らなくて。
愚痴って申し訳ない。
中断ルールは。
うーん、Wikiアドレスも載せて置いた方が良いですかね。
どこに載ってるかが分からないと言うのもあるかも知れないので。
ただ、ゲルダ今日は完全に無理そうな(苦笑)@メモ
見事いうな。
[元々外見とは違って小動物やらペットになるモンスターやらが大好きなため、本気で泣きが入る。しかし、ヘルムートの戦闘に関しての言葉には一理あると納得しかけて……]
ぬおぉぉぉぉぉぉ! 俺はどんな理由があろうとも、この目は嫌いなんじゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!
[自己嫌悪で悶えていた]
/*
いえいえ。色々気配りで大変でしょうから(ふわふわでふわふわw)
ゲルダ前衛でいくなら確かに明日まで動けませんね、ゼルが前衛なら可能ですが出るかどうか判断迷うところでしょう。
[ゼルも心の中で撫でておいた]
[じと目でゼルギウスを見るが、145cmしかなかったことを聞くと]
うそ!?
…信じらんない…。
[少し、呆然とするが、最後の言葉には目を白黒させて、わたわたしたり。]
な、んで、ここ、で?
え?えぇ?
「……意識してなかったのか。」
[どうやらそのようですよ?]
力が強いから。
この姿は枷みたいなものなの。
それは理解してるんだけど、ね……。
[ふ、と遠い目をすると]
あと数年で成人するのに、このまま小さいのは嫌なの!
[だんだん!と地団太を踏みつつ、]
ちゃんと、女の子な理由もあるし。
[ぷぃす、と顔をそむけて見たり。
忙しいですね(爽笑)]
/*
[ふわふわ、ふわふわ、ふかふか(何]
明日まで延ばすと言うなら、こっちで何かプチイベントかましましょうか。
クッキー苛めしてきまs
ひとまず各人がどんな判断を下すか見てみましょうか。
ルール指示以外はこちらで口を挟むことでも無い気がするので。
聞かれたら答えますけど。
うーん、何やら前衛後衛入れ替えの変則ルールについて出てるようですが。
発言数総入れ替えで対応するなら出来なくは無いですよね。
RPで混乱が生じるかも知れないので、推奨はしませんが。
ふむ……?
[力が強いから枷ととしている。言っている事はわかるが……]
まぁ、俺はベアトリーチェ……いや、ベアトって呼んでいいかな? ベアトが何でそうしているかわかんないけど、大きな力に枷をつけるといざとなった時に暴走しやすくないのかな? 大きな力をありのままの自分の姿で受け止められるようにしたほうが良いような気がするけど……。
[そこで言葉を切って、言い過ぎたかと眉を顰めた]
[ゼルギウスの言葉に、ヘルムートが険しい顔をした]
……貴様。
自分の身体的特徴が嫌いと言い出したか。
どのような理由があるかは知らぬが、それは最低の言葉だと思い知るが良い。
その言葉は貴様を生んでくれた親に対する侮辱の言葉だ。
この世界で最大なる奇跡の源であり、最大の危険を伴う好意である「子を産む」ということを乗り越えてくれた親をとぼしめる言葉だぞ。
それを貴様は感謝の言葉で無く、嫌悪の言葉で仇なすか!
[親に関しては色々と思うことがあるらしく、珍しく本気で怒っていた]
―回想:一層のスタート地点に戻る前―
……ま、それなら大丈夫だ。
私は人ではなくデビリッシュだからな
[右の手首を掴みつつ神妙な様子で答えるライヒアルトにしばし無言になりながらも沈黙に絶えれずに言う。とはいえ今はその点には深く触れず]
ああ、なるべく覚えておけ。それとも私じゃ力不足かな?
[そんなことを軽い調子でいいながらも、スタート地点に戻る道を辿る。
帰れたかというと。かなり苦難そうな道のりであったが]
ふむ…豪快だな
[道が崩れてたらぶち壊す。とばかりに行動するライヒアルトに思わず言う。
とはいえ。思わずこのまま南東に向けて壁をぶち壊して…なんて内心思ってたのは内緒にしながらスタート地点に戻ったのであった]
ん、好きに呼んでいいよ。
[こくりと頷くが、]
……違うの、逆なの。
用法・容量を知らずに、暴走させて………大事な場所、壊しちゃった。
だからこその、枷なの。
前へ進むための、ね。
[にこっと笑う]
[その後は休息。オーブのことはライヒアルトが喋っているので任せつつ]
フェイクか…そんな発想はなかったな
[そりゃ機鋼じゃないのだからできないのだが、そもそもそういう発想が学科によって違うのだろうか…なんて思っていたら]
光成分っ
[先に休んでいたヘルムートを見て小声で呟く。なにやら薬を塗っていたりする様子を見つつ。このまま闇に葬って闇に染めれないかとか心ひそかに思っていたとか]
/*
うん、何がどーなってるかの読み取りが難しかったw
ゼルの言ってるのは、多分本バトル外の模擬バトルっぽいのをやってみるかってことだと思われます。
丁度ヘルムートが喧嘩ふっかけてるので私闘としてやっても構わないかもしれません。
適当なとこで私か導師かふわふわwが水入りかける感じとか。
/*
や、その一つ前に前衛後衛入れ替えの話があったのですよ。
前哨戦のはまた別の思いつきのようです。
判定無しの小競り合いはまぁ、やっても良いと思うのですよね。
他生徒との交流に入ると思うので(笑)。
こっちで割り込んで終了させると言うのはアリだと思いますw
[突然怒り出した(とゼルには思えた)ヘルムートに目をぱちくりとさせながら、苦笑した]
んな事言われてもなぁ。
[そこで言葉を切ってからしばし考えて]
確かに親からもらった体をって、考えはわかるけど、その影として子供の最大の不幸は親を選べないことだよ。
[そんな事言いながら、にかっと笑った]
でもこの目付きは嫌いでも、親は嫌いじゃないよ。シングルマザーで育ててくれたんだ。早く働いて楽させてやりたいしさ。
[さすがに闇に葬るのは駄目だよな。と思うまで結構な時間を要しつつ。傷…というのでライヒアルトを見る]
…少し聞きたいのだが。何で治療してないんだ?
いや、それ理由にならんと思うぞ。慣れてても正常なほうが次に向かうにはいいに決まってるしな
[実技で慣れてるというライヒアルトに、呆れながらも。棘をくらったほうが…などといっていたからもしくは趣味かとか失礼なことが少しだけ脳内でよぎりつつ]
命の神秘に請う。その大いなる力を癒しにかえ。やすらぎをあたえたまえ。
[指先に光が集い。それをライヒアルトの体に埋め込む。手首の傷が徐々に治っていくのを流れながらも、二層に移動とのことで、なにやら嘆いているゼルギウスを横目に指示通り動いて]
え?…だまされ―――
[言葉の途中でふわふわのプレスを味わった]
[ベアトリーチェの言葉にふむ。と呟いて]
それっていつの話? 当時暴走したからって、今暴走するとは限らないんじゃないか? 肉体が成長したらそれに応じた力も備わって、制御しやすいんじゃなかなぁ? とか?
[ゼルはそれ以上口を突っ込むのも筋違いと思い、ポンポンと頭を撫でてから、耳元に近づいて]
ヘルムートはラッキーな事に外見に拘らない! 押しの一手で落とせるかもよ?
[勘違いかもしれない一言を口にしてニヤリ]
―回想:そんなこんなで二層スタート地点―
…てはなかったな
[回復してるし移動している。しかしなんで本日はこんなに埋まるのだろう。
白と黒の空間を眺めながらも、思っているうちにペアバトルの組み合わせの発表と、探索の指示がなされている]
ゼルらとあの光成分たちが…か…ということは
[もう片割れの探索組みを見て、すぐやめる。どちらかというとどうこちらがしたほうがいいかなーと思ったのもあるが]
……っ!
[その言葉に、ヘルムートの顔が更にゆがんだ]
気に入らんな……その言い様。
[つかつかと歩み寄り、ヘルムートが厳しい目つきでゼルギウスを睨む]
子供の最大の不幸は親を選べぬことだと?
そのようなこと、親とて同じだ。
だからこそ、親は我が子を愛してくれる。戸惑い、迷い、自らをさいなみながらもなお、必死で愛してくれているのだ。
[怒りの形相のまま、ふいと視線を外す]
……私には親が6組いる。
例え、生みの親でなくとも、その全てが私に対して、戸惑い、迷い、自らを苛み、それでもなお、愛してくれた……全員が私が誇るべき愛する親だ。
貴様が、どれだけ親を嫌ってないとはいえ、その前の言葉を許すわけにはいかぬ……いかぬのだ!!
[だがそんなことよりも思っていたのは]
導師っ!マテウス導師っ!やり直しを要求するっ!!
なんだか東は異常なほどいやな予感がするっ!!
[根拠ゼロの嫌な予感。思わず抗議した。
逆に西からはこの上なく幸せな気配がするから余計に不気味だ。]
[ヘルムートのくされ長い名前。
そのほとんどが、6組いる親から一つづつ承った大事な証だ。
そして、その全ての名前―――ひいては、全ての親を愛しているからこそ、どの名前も捨てず、今では非常に長い名前になってしまったとしても使い続けているのだった。
そして、ヘルムートだけは、どれか一つの名前で固定され、どれかの親だけ贔屓されないようにと考えて、自らでつけた名前である]
/*
おつかれさまです。水入りの場合は、まあ様子次第で臨機応変にしましょう。
学長だとびしっとした止め方とかは出来ませんからw
─二層・スタート地点─
……いや、言うだけムダだろ。
[導師に食って掛かるナターリエの様子に、ぽつり、呟いた]
特に、学長なら俺の特性も知ってておかしくねーし……。
[続いた言葉はほんとに小声。
五年前、大規模な闇属性魔力の暴走を引き起こして『保護』された事は、当然知られているだろうし。
実技中に制御を失して暴走しかけた事も何度かある自分。
予想が正しいならば、近しき力には近づけてなどくれまい、という達観めいたものはちらほらとあった]
んー、確か、アレは一桁の時だからー。
結構、前?
元に戻ったら、あったこと、忘れちゃいそうな気がして。
まぁ、そんなことはないんだろうけど。
「ようは、不安なだけだろ。」
うるしゃーい!
[そして、囁かれた言葉には]
〜〜〜ッ!〜〜〜〜〜ッ!!〜〜〜〜〜〜ッ!!!
[なんか、ゴロゴロしてます。]
そ、そんなっ。アーデルハイトさんが怒っていると感じるよりも嫌な予感がするところに私にいけとっ!
[笑顔のマテウスに。思わずふらっと眩暈がする。]
くぅぅ…なんていう試験だ
[っていうか光があるだけで駄目な人以外は何も関係ないのに。やたら大袈裟だった]
何言ってんだ。
簡単にクリア出来そうな所に放り込んじゃ試験にならんだろう。
困難に立ち向かってこそ試練だ。
[今度は真顔で言った]
「まー、観念して行ってきぃな」
[碧の異界龍はけらけらと笑っている]
くぅぅ。やはり無理なのか。
悪魔のごとき美女の私が言っても駄目なのか
[ライヒアルトの言葉にうめく
天女のごときといわず悪魔のごときといわないのはやはり闇成分であるが、どうにかできないかと。むむむっと葛藤。そのためその後いったライヒアルトの小声に反応する機会は逸してしまっていた]
「……ヘルムートに言うなよ。」
……言ったら怒られるだろうしねー。
[遠い目をしつつ、囁きあう一人と一匹。
暴走によって失ったのは場所だけでなく、人もだから。]
[ヘルムートとベアトリーチェの全然ベクトルの違う感情に、思わず頬が綻んだ]
(なんだめちゃくちゃ相性よさそうじゃないか)
[まぁ、そんな事言っていても、ほっといたら本気でヘルムートがこちらを攻撃してきそうで怖いんだが。元々戦闘向きではないのだし、攻撃されたらどうしたもんかと考えてしまう]
それはなんというか……。俺と正反対だな〜。
[と、嘘だけど嘘じゃない台詞を口にしてみた。戦闘向きじゃないと言いながらも、ちょっとヘルムートをからかう……訳ではないが、感情を正直に露にできる彼をうらやましく思って、ちょっかいをかけてみたり]
ベアトもそんなところが気に入ったんだろうな〜。
[ついでにベアトリーチェも弄ってみた。だって悶える姿がツボだったから]
[導師のナターリエへの返答に、天鵞絨はふっと遠くに泳いだ。
かも知れない]
……誰が頼んだって、無理だと思うが。
[葛藤する様子に、やれやれ、と言いつつ息を吐き。
右腕と、そこに巻きついた漆黒に視線を落とす]
ま。
なんとかなるだろ。
[言いはすれど、根拠なし]
落ち着け。落ち着け。私。
まだ予感だけだ。確証も何もない。導師があんな笑顔してたって予感が外れることだってある
[なんだかぶつぶつと独り言を言って。なんとか落ち着いたが]
それも道理だな。導師…って…あれ?
[詰まり苦しい試練は確定と落ち着いたところで結局結論は変わらなかったのでした]
[けらけら笑う碧の異界龍をじとーっと見て。
そしてライヒアルトには助けを求めるように見つつも、重く首を縦に振る]
そうだな…やるしかないか…なんとかなる
[ライヒアルトの言葉に同意するように言うが、こちらも結局根拠なし。そもそも自信もなし]
[助けを求めるように見られたって、どうしようもないというかなんというか、なわけなのだが]
嫌だ、って言ってもどうにもならないのはわかってんだし。
覚悟決めて、行くしかねーだろ。
[碧の異界龍のけらけら笑いに、はあ、と大袈裟な息を吐きながら。
東へと続く扉に手をかけ、開け放った]
[気付いたようなナターリエを見て、男はけらりと笑う]
誰しも苦手はあるが、それを避けてばかりでは打開策も得られんからな。
[と言いつつ、男の苦手が克服されているのは盟約したお陰とか内緒]
わかっている…わかっているが
[ライヒアルトの言葉に葛藤するようにするが、大きく息を吐き]
くっ…こうなったら絶対突破しますよ…克服まではわからないですが
[決意…というか意地のようにマテウスにいうのはやっぱり雄々しい。
そしてライヒアルトと東のエリアに向かうが]
ぅっ…
[既に扉を開いた先の気配とかだけで、決意が揺らぎそうになった]
……避けてばかりでは、か。
[導師の言葉を小さく反芻しつつ、開いた扉の先に天鵞絨を向ける。
目に入るのは、キラキラと煌めく光の粒子]
……ちっ……。
[ずきり。
そんな感じで、右腕が疼くのに、苛立たしげに舌打ちしつつ]
やってやろうじゃん……。
[負けず嫌いな質が先に立ち、扉の先に広がる部屋へと踏み込んで]
─ →D-2─
なんて言うか……神殿って、こんな感じ、か?
[扉の向こう、白大理石の柱の立ち並ぶ荘厳な雰囲気の部屋に、ぽつり、呟いた]
[扉の向こうにはきらきら光る粒子…光成分だらけ。
病み病み…ではなく闇闇な己にはこれがどれほど辛いことか。あまり肌を晒さないように深く被りつつ]
…やるぞ…
[静かに呟くと。扉の向こうへと足を踏み入れて]
─ →D-2─
神殿…といわれればそうかもしれんが
もっと暗くて威圧するようなのでもいいじゃないか
[既に顔色が悪くなりかけながらも部屋がどのようなものか片目だけ出して眺める]
まあ、ここが明るすぎるのは、認める。
[はあ、とまた零れるのはため息。
無意識か、左手は右腕を押さえるように動いていた。
傍目には、漆黒の龍に縋っているように見えるやも知れない]
とりあえず、南北に道……と。
……。
[ゼルギウスの最後の止めの言葉に、上がっていた血が一気に下がった]
不意打ちは嫌いだ。
だから、宣言しておくぞ。
貴様を―――攻撃する!!
[怒りを通り越したようで、非常に無表情な顔で、右手を前方へ伸ばし、袖口から10cm程度の槍を取り出すと、手の中でくるくると回しながら伸びていく槍を頭上に掲げた]
ランスモード!!
[叫び、槍が傘のように少しだけ開き、騎乗槍と呼ばれるランスの姿に変化し]
チャージ!!
[それを両手で掴むと、腰だめに構えてゼルギルスへと突撃した]
そうだろ。そうだろ。そりゃ綺麗なのかもしれんが、私には合わん
…とにかくさっさと済ませたいものだ
[なんて子供っぽい主張をしつつ両目意外は出来るだけ隠しながらも
ああ、影だ。幸せだ…なんて思いに一瞬浸って。違うっと思考を切り替えた…が、できたのはそこまででした]
さてさて。
面白そうだからあっちを覗きに行くか。
ここにも次元を繋いでおいて、と。
[手刀で裂け目を作り。
中に飛び込むとスタート地点の覗き窓を自分の傍に固定する。
何か険悪なムードになっているのには、確認の視線を流すだけで、止めるようなことはしなかった。まだ]
酷くなりそうなら止めに行くとするか。
[今は面白そうな闇コンビを観察に行く]
っていうか、月の光ならいくらでも歓迎するんだが。
……これ、どう考えても、陽の光だろー。
俺も闇に連なる血脈だし、あんまり相性は……。
[よくない、と。
言うより早く、光が翳る]
……へ?
『……アル!』
[呆けた声に重なるのは、漆黒の警告と真白の甲高い鳴き声。
上へと向いた天鵞絨が捉えたのは、視界いっぱいに広がる──薄紅色]
………オーヴァン。
「おう。」
よろしく。
「あぁ。」
[はもっとな。
オーヴァンはヘルムートの服の襟首を噛んでみた。**]
[ふわふわの落下には、やはり一層のふわ溜まりの恐怖が過ぎる訳で。
しかし、逃げるのは間に合わずに、もふっと潰された訳だが。
今回は当たり所がよかったのか、息苦しさはなく]
……場所が違うなら、よかったんだが……。
[何がどう、という突っ込みが来そうな呟きがぽつり、と零れる。
潰れる前に離れていた真白は床の上でみゅ? と鳴いて首こてし。
そのまま、薄紅をちょいちょいてしてしつついていたり]
月の光は私も好きだが…陽はな…
……大嫌いだ
[普通のデビリッシュならここまで嫌うほどでもないが。吐き捨てるようにいって。気づいたのみで、もふもふに押し潰される。
もうなに言っても無駄だと思った龍は無言のままだったらしい]
やーらーれーたー
[やたら無気力に押し潰されてるが影があって幸せな気分…とは違う癒しが得れてるとは自覚していない]
─次元─
[潜り込んだ次元から、光のエリアを見るべく境目をぺりぺり]
うおっ、まぶしっ。
[次元の裂け目から漂う光の粒子が急に目の傍まで飛び込んできて驚いた]
「何してんねんワレ。
それよりか、早速引っかかっとるみたいやで」
んお、やっぱ動き鈍ってるのかね。
俺も得意なエリアではないが、影響はかなり出てそうだな。
[そんなことを呟きながら観察続行]
[何かちょっと性格かわったかも。と思いつつ、槍を構えてつっこんできたヘルムートをいつの間に唱えていたのか追風の魔法で速度を上昇させて回避した]
……俺って、こんなに攻撃的だったかな……?
[そんな疑問を持ちながらも、次の一手を打つために小さく詠唱を口の中で唱えていく。
Le apparizioni di una persona vivente del vento.Risponda alla mia voce.Ora faccia alito della spinta dell'onda di vita fuori gemme con un cuore calmo in tutto il mondo.
〔風の精霊達よ。我が声に答えよ。世界を巡る穏やかな心と共に生命の息吹を今芽吹かせよ〕
[呪文は聖なる風を誘い、ヘルムートを中心に小規模の竜巻を発生させた]
diviene Una penna Il cielo Ora!
〔聖羽天現!〕
[聖なる属性を持った風がヘルムートを包み込み、気圧差で押しつぶそうとうねりを上げていく――]
[しばらくの間、薄紅と真白のちょいちょいてしてしふわふわもふもふ、なほのぼの空間を眺めていたものの]
……って、浸ってる場合じゃねぇだろっ!
[ふわふわは心地いいけど、やはり、いつまでもここにいるのは苦しいわけで]
てわけで、ツキネ、遊んでんなっ!
[怒鳴るよに言いながら強引に起き上がる。
ふわふわは、ころん、と横に転がった。
そこだけ見てると、やたらと平和]
はあ……ったく。
とはいえ、少し『ラク』になったか……。
[言いながら、視線を向けるのは右の腕。
ふわふわ効果の賜物か、先に感じた疼きは静まっていた]
[観察されてるなど知らず。しばらくふわふわを堪能する。ふわふわふわふわ]
……ところで、いつまで私の上に乗ってるつもりだ…?
[ギンっと睨みあげる。少しだけびくっとふわふわがのけぞった。
光成分なところにいるのもあるが、光たっぷりなところとはいえ、ほぼ無抵抗で押し潰されたことがいたくプライドに障ったのだ
…しかし、それでも逃げないところをみると、まだゼルギウスの域には達していないのでしょう。そのまま横にのけるところんとふわふわは横に転がって壁のところまで転がりふわんふわんしてる]
ラク…か?
[顔色が少しだけ回復してる自覚もなく首をかしげながら周囲を見渡し]
じゃあ。北と南…どちらにいこうか?それと。次のペアバトルについても少し考えといたほうがいいかね
止めるな、ベアトリーチェ!
[異界龍に咥えられたのを無理やり振りほどいて突撃したことにより、突撃速度が大幅に落ちたこともあってか、初手の攻撃は軽くかわされた]
くっ!
[それでも、勢いが止まらずしばらく移動していた隙に、ヘルムートの周りを聖なる風が包む、が]
効かぬわ!
[元々の特異体質オートマジックシェルに咥えて、ヘルムートが得意とする属性だったせいか、気合一発入れただけで、その攻撃を無効化した]
スピアモード!
[そして、すぐにランスを普通の槍へと変化させると、袈裟切りにゼルギウスへと振りかぶる。
地味にこの槍、機鋼属性のカラクリだったりする]
ん、ああ。
今の、二層に降りる時のと、同種だったのかもな。
ここの光で受けた衝撃が和らいだ。
[肝心の部分はすっぱり端折った説明をして]
どっち行っても、苦労しそうな気はするが。
[一層からこっち、トラップ全部発動させつつ踏み越えてきたせいか、もはや何かあって当然、という心境らしい]
次……ああ、そうか。
また、ガーディアンがいるんだっけ。
[光の衝撃で、そこら抜け落ちていたっぽい]
なるほど。そういわれてみれば少しラクになった気がする
[はしょったところには気づかない。単純に自分の体を実感して驚いていたからだ]
じゃあ今の内にやはりいったほうがいいな…まあそれには同意だがな。
この空間に永住する気はない
[しかし今回もトラップ踏み抜きまくるのだろうかとか我が事ながら思いつつ]
いや…ああ。まあガーディアンもいるんだろうが、次なのかいずれなのか。ブリギッデ。カルメンペアか。今からやる二組の残ったほうとやることになるだろ。そのことさ
[とはいえ前者が可能性が高く感じているが]
うお! それはマズイって!
[やっぱり効かないか。心の中で嘆息した直後に彼の特殊能力に本気で驚いた。しかもその後にランスがスピアへと変化したのが更に油を注ぐ。ランスのつもりで距離を測っていたため、唐突に変化した距離感に腹部が浅く傷を負う]
これは少々本気でないと危ないか。
[ちらりとベアトリーチェを横目にして、「これは二人相手にする羽目になるかな?」と通常でも凶器になる眼差しに本物の殺気を混ぜた]
Le apparizioni di una persona vivente del vento.Ascolti la mia voce.A lama .... dell'ascia di dei dondolata in giu dal cielo, la persona che non ascolta un solo colpo!
〔風の精霊達よ。我が声に耳を傾けよ。天から振り下ろされる神々の斧の刃となりて、耳を傾けぬ者に一撃を!〕
[スピアから大きく距離をとるべく長距離を跳び後退し、詠唱を完成させる。
風が渦を巻き、室内を蹂躙するかの如く竜巻を発生させた]
Un cattivo spirito Un battleax!
〔天魔戦斧!]
……俺だって、こんなとこに住み着きたくないぞ。
[かなり、真顔で言い切りつつ。
対戦相手の話に、ああ、と声を上げ]
今からやり合う連中とは、当たるとしても先だろうな。
だからあいつら……雷撃と、月闇学科のコンビ……だっけ? そっちが相手と見ていいだろ。
で、どっちが前に来るか次第……ってのはあっちも考えそうだが。
[とか言いながら、前にたつ気は常にあったりする]
─次元─
……スタート地点でバトルすんなよなぁ。
[万一は考えていたが、本当にやり合い始めるとはあまり考えておらず。
すこーしだけ頭を抱えた]
「どないすねん、あれ。
やるなら本番にやれ言うて止めるか?」
んー……迷宮が壊れるってことは無いが、バトル前に怪我されるのもなぁ。
[高まる魔力、渦巻く風を感じて、観察を続けながら考え込む]
次元移動で強制的にバトルフィールドに飛ばすとか。
「いや、そこはまず止めたろうぜ」
[真剣な話し合いから一転、漫才になった]
[浅くとは言え手ごたえを感じたのに乗じて、続く連携攻撃に移ろうとしたところで、うまく距離を離された]
見事な間の取り方、だ!
[後退したところをすかさず追いすがって追撃を仕掛けようとするが、それよりも早くに相手の詠唱が完成されたのを見て、ヘルムートが小さく驚いた]
―――早い!
[咄嗟に槍を前方へ掲げて防御姿勢をとったが、風はそんなものお構いなくヘルムートの体を包み、その全身に浅い切り傷を負わせ始める]
オートマジックシェルを突き抜くか!
[風はそれだけでは収まらず、更に暴風を持って、ヘルムートの全身をズタズタに切り裂こうと牙をむき出したが]
【神よ!我に守護を!】
[全身に光属性の白い半透明の鎧をまとい、その魔法を受け止める。
ただでさえ硬い守りがこれにより大幅に増大した。
陽光学科はどちらかというと守りのほうに重視しているので、特異体質と合わせると、ヘルムートにとってはまさしく理想の場所とも言えた]
[気の済むまでオーヴァンを睨んだ後、すぅ、と息を吸い込むと……]
いい加減にしなっさぁーーーーい!!!!!!
[大音量で怒鳴った。
最初のブロックに人がいたらびりびりと振動が響くかも。]
私は一日ここに住んだら本気で死ねる自信がある
[こちらも負けず劣らず真顔。本当に帰らぬ人になったら洒落にならん]
ここでマテウス導師が奇をてらって…がなければな。
雷撃…ブリギッテが前に出るとは思うのだが…向こうも確かに考えているだろうからな
[まあどちらが前にしてもどっちも基本魔術師なのであまり差はないのかもしれないが]
だがとりあえず後一度ここで訓練もつめるわけだし。今回も前回と同じアルが前衛。私が後衛で慣れてそのままいくか。今回は入れ替わってどちらがいいか備えるか。
どうする?
[などと歩きながら話す…道はなんか適当に北…なんかうねうね曲がってるほうへと向かってるようです]
[相手の攻撃に少しだけ楽しそうに笑み、次はどう仕掛けようかと考え込んだところで、ベアトリーチェの怒鳴り声が耳に飛び込み、ヘルムートが顔をしかめた]
……頭に響くぞ、ベアトリーチェ。
[考えていたことが全て吹き飛んだ。
そのおかげか、せいか、ヘルムートを包む白い鎧が剥がれ落ち、霧散して消えていった]
[我に守護を
効果:3分間、魔法抵抗力を増大させる。
望むならば効果時間内でも、効果を終了させることが出来る]
だぁ! 硬い! それなら本気でいく――!
Vento e l'anima di naiad.Ascolti la mia voce.Sulla terra dove lascia senza fiato portare la madre mare e la vita della vita mescola insieme, venga a dare vita maneggiando stupido chiamato la magnificenza!
〔風と水の精霊よ。我が声に耳を傾けよ。生命の母なる海と生命を運ぶ風が交じり合うその大地の上で、愚かなる命に荘厳なる捌きを与える存在となれ!〕
[詠唱に伴い、水と風の精霊が急速に形を成していく。そしてそのまま最後の言霊を口にしようとした瞬間!]
「いい加減にしなっさぁーーーーい!!!!!!」
[ベアトリーチェの怒声に思いっきり間を外されて、その場に転がった]
へぶ!
[しかも鼻を強打した]
― どこか ―
[なんにも考えていないようで、一応各所の様子は導師の次元回廊を通して見ているらしい]
素晴らしい気迫ですね、ベアトリーチェ。
[にこにこ...やっぱり何も考えてないかも]
お互い、難儀だな。
[真顔の返しに、嘆息した。
元々、闇に近しい、という点で多少の親近感らしきものはあったのだが。
光属性エリアという苦手環境で、そこに妙な連帯感も加わりつつあったりする。かも知れない]
奇をてらって、ってのは……ないんじゃね?
実技は、ある意味この試験の本命なんだし。
だからまあ、あの二人に備えるの前提で……。
[考えつつ、こちらも特に気にした様子もなく、北へと進む訳で]
……俺、基本的に実技でも前衛か単独しかやってないからなぁ。
本命前に、一度は後ろもやっとくべき……なのかも。
影輝の導師にも、ここで一度はやっとけ、って言われてるし、な。
当たり前でしょ。
ここはスタート地点であって、バトルフィールドじゃないんだからこんな所で魔力とか消費すんのやめてよ。
ば か じゃ な い の !?
[わざと一字ずつはっきりくっきり分けて言う。]
仕方ないさ…得意な分野があるぶん苦手な分野がでてくるのはものだろうからな
[闇に連なる血脈同士慰めあい…というかこんな状態で克服できるのかはひたすら謎である]
まあそれはそうかもしれんが。こんな場所に私を放り込む導師だからどうなるかはわからんっ。なんかこちらに私らがいくのを楽しそうにみていたからなっ
…が、その考え前提でいいだろう。じゃあ今回は私が前に出るか。
一度…援護する側にたってみれば。また視点も広がるだろうしな
初めてなら結構新鮮だぞー
[例えば攻撃魔法で援護のつもりが。味方にあたるとか。まあ色々ありつつ、最初の通りを道なり右に曲がって、十字路に出て]
ふむ…こっちいくか
[なんでこうも罠のところにいくのでしょうとばかりにD-4へと向かったのでした]
あたしの親兄弟姉妹は大勢いるわよ。
あたしを生んでくれた両親だけじゃない。
あたしの家の近所に住んでた人たちも!
あたしの友達も!
あたしが育った環境も!
あたしがこの学院に来るまでのことも!
あたしがこの学園に来てからのことも!
その全てが今のあたしにつながってる。
ゼルギウスさんはあなたの親をけなそうとも思ってないと思うよ。
「…今、いい事言った、とか思ってるだろ。」
……うるさい。ほっとけ。
─次元─
[スタート地点での攻防はベアトリーチェの大音量で停止した模様]
「ワイら動かんでも良かったな」
止まったなら良いか。
にしても、バトルを止めるくらいの大音量…。
声に魔力でも籠ってんだろか。
[裂け目から聞こえるベアトリーチェのお説教を聞きつつ、考えるのはそんなこと。
視線はD-4へ向かう闇コンビへ]
[ぎっ、とゼルギウスに視線を送ると]
そっちも疲れるようなことしないっ!!!
[しゃー、と猫のように威嚇した。]
「……俺、しーらねっと。」
[オーヴァンは完全に他龍事。(ぁ]
[なんだか散々にベアトリーチェに言われ]
……ああ。
[やっと自分がなんでゼルギウスに戦いを挑んでいたのか思い出した]
そう言えば、そのような理由だったな。
[こともなげに、ヘルムートが片眉を上げた]
もう、そのようなことは気にしてない。気にならなかった。
ただ、ゼルギウスと戦うのが楽しい。
それだけだったよ。
……心配させたのならば、悪かった。謝る。
[言いながら、きっちりとした姿勢で、深々とベアトリーチェへと頭を下げた]
……ちなみに、だ。
男はみんなバカだ。今更、確認するまでも無いことだ。
まあ、な。
俺の場合は、余計な要因もあるんだが……。
[ダークエルフの血は、ハーフだった父から継いだ僅かと言えば僅かなもの。
闇に近しい要因は、それ以外にもあったりするのだが]
……楽しそうだったのは、確かに。
とはいえ、第二別館で実習してるの見かける時もあんな感じだったような……。
[影輝と機鋼はどちらも第二別館が校舎。
それだけに、合同実習の回数は多く、見かける事もそれなりにあったりする]
ん、じゃあ今回はそれで。
符術で援護って、感覚がつかめんが、何とかやってみるさ。
[何気に不安な事をさらりと言いつつ、角を曲がって十字路へと差し掛かり]
─ →D-4─
……って。
なんだ、あれ?
[目に入ったのは、実に不自然な、飾り紐]
あ、あ〜……。そういうことなら、別に疲れるようなことはしていないので万事OKってことで。
[珍しくのらりくらりとしている。そしてオーヴァンの隣に移動して口笛ぴ〜ぴ〜]
[戦うのが楽しかったというヘルムートの言葉に、自分はどうだったかと問う。胸躍るとはいかないまでも、それでも悲壮感はなかった。どちらかといえばワクワクしたような――]
ああ、そうか。俺も楽しかったのか。
[どうやら自分で思っていなかったが、かなり好戦的だったらしい。思わず自分に苦笑しながら、体からぶつかるようにヘルムートの肩を叩いた]
別に怒らせるつもりはなかったんだけど……。その……。うちにはうちの事情があるんだ。そこは察してくれ。
[それと――]
わ、悪かったな。
[最後は照れくさいのか、頬を少し赤くして、ぼそりと一言]
― どこか ―
ヘルムートとゼルギウスは、拳を交えて理解できた部分もあるようですしね。
何事にも無駄という事はありませんか。
[離れた場所に居る筈の、導師の言葉に応じるように言って笑った]
ふむ…余計な要因…か…
[少し考えるように呟く。
それはライヒアルトに何があったのか気にしているように聞こえるか。自分のことを考えているように聞こえるか…]
じゃあマテウス導師はいつもどおり…?ということか…それはそれで信用していいのかどうか少し迷うな
[とはいえ、試練という意味ではこの二人にここはあってるだろうと少し忌々しく感じながら思う。その横…髪の中で金色の龍はこの二人は克服でもなく力づくで突破しそうなとか思っていたりするが]
ま、やってみたらわかるだろう。
援護する側の苦労もだが、次自分が前にたったときの動きかたもな。
[不安な要素だけはちょっと覚悟しつつ答えるが、先ほどのふわふわの恩恵もどんどんとなくなって…気分が悪くなってきた]
〜〜〜〜〜ッ!!!!
[多分、怒りかなんかで悶えつつわきわきと手を動かすと]
自慢すんなっ!!
[しゃーっ!!
ゼルギウスにはジト目をプレゼント。]
―D-4─
…ぅっ…うぷっ…ぐっ…
[歩いてて、光属性の明るい空間で気分が悪くなってきて。ちょっとふらっとして。思わずつかまるように紐を掴んで。勢いのまま引いた
…ひっぱりたくなる衝動とかそんなの感じる間もないひっぱりっぷりだった。
こんなかたするとは想定されてなかったかもしれない]
[ゼルギウスに肩を叩かれて振り返ると、殊勝なセリフが聞こえてきて、思わず苦笑した]
いや……私こそ短絡だった。
先に仕掛けたのは私のほうなのだし、悪いというのならば、私のほうだよ。
すまなかったな。
[そして、バトルフィールドの扉を見て、言葉を続ける]
ゼルギウス。
これからまた戦うわけなのだが……良かったら、また私と戦ってくれ。
貴様とは、良きバトルが出来そうだからな。
……それに、ご婦人と戦うのも、あまり自分の性には合わんしな。
[微笑しながらそう言うと、拳を一つ握って、ゼルギウスへと向けた]
「……とりあえず、果物行っとくか?」
[クールダウンのためにオーヴァンは
寮母が作ってくれたご飯の中から果物をだして手渡してたり。]
……ありがと。
[ちょっとむくれつつもぐもぐ。]
─次元─
言葉は要らない、拳で語れ。
なんつって。
[こちらもオトフリートに返すような言葉を紡ぐ。
そしてヘルムートの「男はみんなバカ」には激しく同意した]
[余計な要因、について触れる事はなく。
やってみれば……という言葉に何か返すのと、ナターリエが不審な紐を引っ張るのは、どちらが先立ったやら]
て、ちょ、何やって……!
[とか、言ってたら。
肩の真白が好奇心に負けたか紐にぴょい、と飛びついて]
て、ツキネ、お前もお前でーーっ!
[真白に向けて手を出しつつ。
……何となく、引いたらどうなるのか、とか。
考えたのは、自分の意思か違うのか。
とにかく引っ張りました。
うん、力の限り]
……自慢はしていないつもりだが。
これはただの事実でしかないのだから。
[ベアトリーチェがなんでここまで怒っているのか、よく分かってない様子で答える]
ふむ。困ったな。
君は私の大事なパートナーなので、ここで仲違いするわけにも行かないのだが……どうすれば、機嫌を直していただけるのかな?
[言いながら、頭を少し傾けて]
あー……。
姫。
私めに何か出来ることはございますでしょうか?
[うやうやしく膝をつきながら、頭を下げた]
─第一層・S地点─
わぁ、ハーブティーですか。
[水筒から香るハーブの香りに、カルメンに歩み寄る。
飲む? と聞かれると、ぱぁと顔を輝かせ、]
いいんですか? じゃあ、いただきます。
[そうして、カルメンと暫しのお茶会に興じる。]
[きょとん、とヘルムートを見上げると少し考える]
んー……。
じゃ、あたしのお弁当(?)に入ってるお肉あげるから、果物一つ頂戴?
[食べ物の交換を要求しました。]
「あ、こら!こんな時でないとお前、肉食わないだろ!!」
[…オーヴァンに叱られました。]
何も何も…気分が悪くなってきたからだ
[少し足取りがふらふら若干虚ろになっている目でライヒアルトとツキネを見て]
そっちもそっちでひっぱってるじゃないか
…………ところで、光の中にいるせいか。この妙にわんさかといるモンスター的な何かは幻覚か?
[ぼーっとしてるからかの冷静さか周囲…四方を見渡しつつそんなこといって]
殺ってみればわかるか
[光の中にいるせいかやたら物騒なこといいながら。服から黒い布が剣上の形となって一体を貫く。しっかり悲鳴とか色々聞こえました]
本物か……本物かーーー!!
[気つけ変わりに己の肩に爪を立てて意識を明確にさせる]
[そうしているうちに、全員が帰還を果たしたようで、マテウスが次のエリアに行くことを伝える。
そうして、最初の組が光の上に立ったわけだが、次に起きた出来事に、ひく、と思わず頬が引き攣る。]
ちょ…………ふわもこやヴぁい。まじやヴぁい。
[しかし、下へ行くにはどうも選択肢はないようで。]
そうしたいのは山々なんだけど……。
[ちらりと、あれだけ激しいいざこざがあったにも関わらず、無傷ですらりと立っているゲルダを見て]
多分あの人が前衛。と、いうか、俺は元々前衛向きじゃないんだ。後衛で遠距離〜ってのが性にあってるからね。でも……。
[と、また笑顔を浮かべて]
別にここでやらなくたって、戻ってからでもいつでもできるし、今は剣対槍の正統派バトルを間近で観戦させてもらたいな。
[やりにくいだろうけど、多分俺より強いよー。とゲルダを紹介した。
……のにかこつけて、わざとベアトリーチェの怒りを諌めるべく、高い高いをしようとしている。
どうやら、悶えている姿が本当にツボだったようだ]
何もじゃねぇだろ……って、あれ?
[指摘されて、きょとり。
真白は紐にぷらーんとぶら下がりながら、ゆらゆら尻尾を振っていたり]
いや、引く気はなかったはず……とか、言ってる場合じゃねぇな。
[周囲を包む殺気に、は、と一つ息を吐く。
ナターリエの攻撃と、その反応に天鵞絨は険しさを増し]
にしても、数が多いっつーの……。
フウガ。少し、緩んどけ。
最悪、『使う』。
[低い声で、右腕の漆黒に呼びかけつつ、素早くカードを取り出し、指先に走らせた]
承知いたしました、姫。
[ヘルムートは穏やかな笑みを浮かべると。まるで宮廷騎士のような優雅な振る舞いで、自分の携帯食料の中から、果物を一つ取り出して、捧げるようにベアトリーチェに差し出した]
お返しの品は頂けませんので、どうかその肉も、貴方の血肉にしてあげてください。
[……今までの言動が嘘であるかのように、異様なまでに様になっていたりする。
実は礼儀作法では、陽光学科の中でもトップクラスである]
お肉きらーい。
[しゃぐしゃぐと果物を丸齧りしつつオーヴァンから目を逸らしている。]
「肉も食え、肉も。だからそんなに…」
小さいとか言ったら……。
[キッと殺意込みでオーヴァンを睨んだ。]
「悪かった、俺が全面的に悪かった。」
[とりあえず、平伏するオーヴァン。
龍のプライドとかないのか。]
……って、ゼルギウスさん!!
ソレはあたしを馬鹿にしてる!?
[ふ、と気づけば高い高いのポーズ?にされていてじたばたばたばた。
ヘルムートの返しにはぐ、と言葉に詰まって脱力した。]
なにって。決まってるだろう。何かにもたれたいときにもたれられるものがあると。壁だろうが木だろうがもたれるだろう。それと同じだ。だから仕方ない。
[と、意識を無理矢理明確にしたからかはきはきとした口調で自分が引いたことも。ライヒアルトが引いたことも特に気にせず言う。]
…しかし。これだけ四方にいると…援護もないもないが…
[四方の通路…その奥行きを軽く眺める。北と東はモンスターで埋まっている。南は奥行きが見えない。西方向はモンスターで埋まってないのを確認する]
四方からやりあうのはちょっと無謀だぞ…だから一度突破して迎え撃つ…がよくないか?
[やる気のライヒアルトにいいながら、西方向を目で促して]
ああ。そうか、ゼルギウスは後衛か。
逆に私も後衛向きではないからな。
次も前衛に……いや。逆か。
ここで私が後衛になったとしても勝ちぬけられるほどにならないと試験のクリアもままならないかも知れないな。
どちらがどちらになっても、切り抜けられるようなコンビネーション技術を身につける必要がある、か。
[そこまで呟くと、視線をベアトリーチェへと向ける]
ベアトリーチェ。
嫌ならば無理強いはせぬが、次の戦い、君が前衛になる気はあるかね?
それはそうだが、そういう問題かよ……。
[こんな状況でも、突っ込みたくなるのは、きっと性分]
だ、な。
四方囲まれての乱戦になると、符術は動き難いし。
魔法も撃ちにくそうだ。
[こちらも四方を確かめつつ、頷く。
紅を滲ませた指先が白の上を踊り、ルーンを描いた。
一枚描き終えたところで、真白がぴょい、と肩の上に戻ってくる]
[ちらりとゲルダを見つめると]
……正直に言えば、ゲルダにも興味はあるのだがね。
[誤解を生み出しそうなセリフを言い出した。
正確に言えば、ゲルダとの戦いにも興味ある、です]
ん?
[くる、と視線をヘルムートの方に向け、言われた事に少し考えると]
うん、いいよ。
私が前衛、やる。
[こくり、と頷く。]
そういう問題だ
[きっぱりいいつつもルーンを描くのを見る。確かに長期戦には向かない…というかよくこれであれだけの速さで魔術が放てるものだとも感じる]
というわけで…決まりだな。では北。東。南の敵を抑えてもらえるか?
…いい機会だから。魔族の戦いを見せてやろう。
[膨れ上がる威圧感それに反応するように金色の龍が顔を出して、腕に巻きつく]
ま、私も元は一人…だったからな
[それは戦いなのか。戦いだけではなく。ずっとそうだったのか。どちらに聞こえるだろうか。]
[その後、続いた言葉にビシッと固まった。
オーヴァンは]
「(…ヘルムート、地雷踏んだ。)」
[と、遠い目をしながら思ったとか思わなかったとか。]
そうか。
ならお願いするよ。
私も出来る限り援護をしてみるつもりだ。
騎士として、女性を矢面に立たせるのは抵抗があるのだが、パートナーとして君を認めた以上、蝶よ花よといたわり続けるだけというのも、君に失礼な話だからな。
[言って、軽く目を瞑り、神に対して祈りの言葉を唱えた]
(神よ。どうか私の身よりも、彼女の身をお守りください。アーメン)
……。
[そして、目を開けてベアトリーチェを見つめる]
準備が出来たのならば、行こう。
戦いの場へと。
[槍を片手に、ヘルムートが扉への道を*歩き始めた*]
馬鹿にはしてないヨー。ちょっといっつも目付き悪いって怖がられてるから、怖がられないのが嬉しくてつい調子に乗ってるだけだヨー。
[ベアトリーチェの感情に火に油を注いでおこうとした時、ヘルムートの言葉が耳に届いた。ゼルは素直に「ゲルダとも戦ってみたいんだな」と受け取ったのだが、ベアトリーチェは違うようで、手に感じる重みが明らかに硬直した]
……ベアト? お〜い? ベアトー?
うん、平気だよ。
オーヴァンもいるから大丈夫、頑張れる。
[にこ、と笑いかけて頷くが]
……ゼルギウスさん。
いい加減降ろしてください。
[動けなかった。]
─第二層・S地点─
もこ、もこもこ…………あーうー
[うずくまり、ブツブツと独り言。なにげに精神的ダメージを受けている。
だが、カルメンの言葉に気を取り直すと、パンパンと埃を払い、こちらも天鵞絨を見返す。]
ですね。これは何気に強敵。
とはいえ、遠くを見ていたら近くの石に躓きかねませんね。
気を抜かずに行きましょう。
では、また後ほど。そちらもドジをお踏みになりませんように。
[ライヒとナタにそう告げると、西の扉を開いた。]
さよかい。
[一言でまとめつつ、数枚、ルーンを刻んだカードを作りあげる。
符術に対しての感想などは、知る由もなく]
抑え、か。
なんとか、やってみるとするか、ね。
[三方向、それぞれから迫る敵の様子を伺いつつ、言って。
膨れ上がる気に、ふ、と視線をそちらに向ける]
……元は……一人?
[それから、紡がれた言葉に軽く瞬くものの。
それと前後して、三方向の通路から、モンスターが飛び出そうと動き出し]
……っと……とにかく、お手並み拝見、ってな!
玲瓏たる氷破の吐息、その凍てつく波動を縛となし、我に仇なさんとするものの躍動を止めよ! 氷霧の縛!
[言葉と共に、投げたカードは氷と束縛のルーンを描いたもの。
砕けたカードは氷の霧を生み出し、モンスターの体の上で凍り付く事でその動きを押さえ込んだ]
なんですか?
[うふふ、と笑いながら怒ってます。]
「男ってのは、んなもんだよ。
美人がいれば、「お。」と思うし。
強い奴がいれば、戦いたいし。」
[と、フォローしてるんだかよくわからない言葉をオーヴァンが言った。]
くくっ…では任すぞ
[低い笑みを浮かべながら詠唱に入る]
開きたまえ。開きたまえ。祖は異界への門。祖は野獣を宿す扉。
[詠唱と同時にバチバチバチという音が響き渡り。赤い獣の形をした光が現れる。]
その飢えた闘争心。我が飲み込み、その飢えを満たさんっ
[高らかな詠唱と共に赤い獣の形をした光が己の体内へと入り込む]
さて…いくか
[感触を確かめるように手の開閉させつつも、服のあらゆる方向から黒色の刃が突き出るように伸びる。それは体中から刃が突き出たように見えるだろう]
ま、今は少なくとも一人じゃないな。
[戦闘スタイルかそれとは違うものかもやはり述べずに、ただ上手くやっている様子を一度見て、笑みを浮かべ、西方面をみる]
雑魚は雑魚らしく…散れ
[厳かな言葉とともに西方向へと足を踏み出して…その踏み出した片足を軸に独楽のように体全体で高速に横回転。己を黒い刃の竜巻として、西の通路を突っ切る
それは戦いではなく既に一方的な虐殺というのが正しい光景だろう。
魔力でもなく武でもない。その戦いこそが魔族の戦いといわんばかりにモンスターの二十体前後の死体を築きあげて突破する……まではよかったが]
うぇぇ…気持ち悪
[そりゃそうなるよね。とばかりに回転をやめて手を突きつつ]
…うっ…来ていいぞ…
少し歩きづらいだろうがそれはモンスターとて同じだしな…
って……。
[刃が突き出す様にはさすがにちょっと、驚いたようだが。
天鵞絨は、一つ瞬いただけ。
特に奇異と思った様子もなく、むしろそこには僅かながらの好奇の色彩]
っつーか、無茶なやりかた、するなっ!
[回転突破する様子には、さすがに呆れたように言いつつ、三方向の通路のモンスターを振り返り]
……地の内に眠りし頑健なるもの、礫となりて地より天へ! 岩砕波!
[牽制の意味を込め、足元へとカードを一枚叩きつけてから、走る。
カードが生み出した石礫が出足を鈍らせている間に、ナターリエのいる場所まで駆け抜け]
……あれで平然としてたら、それはそれでこええよ。
[手を突いている様子に、ぼそりと突っ込んだ]
[さすがにこれ以上はまずいと思ったのか、ベアトリーチェを下ろすと、怒りの矛先がオーヴァンに向くように、こそこそと立ち居地を変更。
ただ、それでもオーヴァンの放った男の心理を語る言葉には、大きく頷いた]
そう……。だよなぁ。俺も好きな人なんていないけど、それでも美人が通るとつい目で追っちゃうもんなぁ。
[今日は油を注ぐのが好きなようである]
― どこか ―
どうやら、バトルの分担も決まったようですか。
さて、どちらが次に進めるか。楽しみですね。
[座布団の上で微笑んだ**]
こういう…時は……速さが…肝心だから…な。
…ま、副作用はあるがな…
[石礫による障害をもってこちらまでやってきたライヒアルトのあきれた言葉や突込みには、やはり顔色が悪い中。ふらふらをした足取りで壁にもたれかかるようにして]
それに…あんだけ無駄に固まってるのをやるのは気持ちいいだろ
[そんな理由かよとか言われそうだが結構真顔でライヒアルトをみていって]
それに一方向から…こんだけ足場が悪いならやりやすいだろ?
というわけでしばらく任す……ぅぇぇ…
[今度の任すは魔力を編むとかではなく。純粋な休息…無防備でその間を任せるというのは信頼ではあるのだが。そうとられるかは微妙であろう]
─Cエリア・入り口─
……へぇ
[扉を開け、ナカニ入った彼女たちの目の前に広がるのは、暗闇の中聳え立つ黒曜石の神殿。
時折、黒く煌めく闇の霧が流れて行く。]
さながら、闇の神殿……ってとこかな。
[ああ、ということは向こうは光の神殿か。
ふとそう思っただけであったので、現在進行形で向こうの二人がダメージ食らっていることには考えが至らず。]
確かに、もたついてたらこっちがヤバイわけだけど。
……それでコンディション崩してどうすんだよ。
[やっぱり、突っ込みには呆れが混ざる]
っていうか、それが理由か、それが。
ま、これならこれでやり易いし、そっちは休んどけ……っと、フウガ。
[真顔の言葉には、真顔で返し。
任す、という言葉に頷いてから、右腕の漆黒を見やる]
ツキネと一緒に、後ろに。
闇の気が近くにあった方が、回復しやすいだろ。
『……アル』
俺は、大丈夫だ。だから。
[静かな宣。漆黒はどこか不安げにしつつも、腕を離れ、真白の妖精と共にナターリエの近くへと下がる。
直後、右の腕の周囲に焔の如く闇の気が揺らめいた]
さて、とりあえず早々十字路か。
[そう呟くと、右見て左見て正面見て。]
うん、こっち。
[そう言って選んだのは左の道。理由は特にはなかった。]
……お前は、大人しくしろ、性悪。
[その揺らめいた闇の気に向けるように、ぼそりと呟く。
氷霧の縛の影響を逃れたモンスターは、こちらに近づいてきていた]
あんまりハデなのは、使えねえ、な……。
静かなる流水、内に秘めし激流の牙を持ちて、我を阻むものを打ち砕け……流水破!
[ひとまず、投げつけたのは流水のうねりをもたらすカード。
モンスターの先陣は、後ろを巻き込みながら、押し流れさて行く]
ああ、それに見る限り…人海戦術さえ崩せば、特に問題ないモンスターだったようだからな。油断していいともいわんが、楽勝だろ…四方ではなく敵も一箇所に固まるしな
そりゃ一人のときはこんなアホウなことはせんが…今はお前が居るのだから問題ないだろう?
[とライヒアルトをみつつ、手は無意識に近くに居た。漆黒に伸びていた。闇成分補充補充…ライヒアルトの右腕の焔を目を細めてみながらも実はカーバンクルに誘惑されかけたりしつつ、しばらく休息]
「女の場合はさ、少なくても隣の芝生は青いって奴だと思うんだが、
強い奴と戦いたいってのは、まぁ。
戦うものの宿命、って奴だろうなぁ。」
[なんかすごいまとめた!]
誰が上手いこと言えと。
[ばっさり。]
……試験、終わったら枷、解こうかなぁ。
[髪をいじりながらポツリと呟いた。]
[流水がモンスターを押し流して行くのを見やりつつ、新たなカードを用意して]
まあ、確かに雑魚っぽいし、この状況ならやり易いけど……って。
[『お前が居るのだから問題ない』。
短い言葉は、正直言われ慣れてはおらず、思わずきょとん、とした。
どちらかというと、逆の言い方をされる事の方が多かったから。
とはいえ、状況はそれに戸惑っているヒマを与えてはくれず]
……強大なる力、力の導き手の辿る道を巡り、荒れ狂う闇の刃を呼び起こさん……黒刃乱舞!
[モンスターの群れへと向き直りつつ、三枚のカードを投げつける。
『覇王』と『歯車』、そして闇のルーン。
三種の融合が作り出すのは、荒れ狂う闇の刃の舞。
それは光の満ちる空間の中で一際強く己が存在を示しつつ、モンスターたちを切り裂いた]
[結局のところ、女の子を強くするのは恋で、どれだけ正論をぶちまけても男なんてそれに勝てるはずもない訳で。
苦笑気味に嘆息すると、どこか応援するように軽く頭をポンポンと撫でた]
「ほら、そろそろいくぞ」
[そこにそれまで無言だったゲルダがゆっくりと近づき、ゼルの首根っこをひっ捕まえて、バトルフィールドへと移動したのだった**]
ちょ! せめてカッコイイ言葉くらいかけさせてくれても!
「相手がいる女に手を出す気か」
そんなつもりは……。
『ゴス!』
シクシクシクシク。
[結局、泣きながら引きずられていった**]
そうだろ…敵は一方向。動きは鈍い…狙い放題だ
[薄目を開けて、水流で押し流す様子を見た後。目を閉ざして、ゆっくりと息を吸って吐いてを繰り返す
ダメージなら治癒できるがこういう類のはできないから性質が悪い]
メラニー。わかってるな
『変わりに警戒…だろ?』
[と金色の龍は言われるまでもなく応じる。といっても...の警戒は前方ではなく他に潜んでいる魔物がいないか。だが。
それにしてもどちらも性別上女でありながらも可愛げがない会話であった]
[そして何か強力な魔術を作っているようだが目も開けない。
「問題ない」といったその言葉そのままに丸投げなほど任せて]
思ったが…こんな光成分だらけの場所じゃまるで休まらんっ
[先ほどの無茶な動きによる消耗だけではないぐってり加減で壁にもたれつつも、目を開けたときは既に終わっていた*光景が広がっていた。*]
…む。
[ポンポンと撫でられた箇所を撫でると、先に向かったパートナー、
そして戦う相手を追ってバトルフィールドに入っていった。**]
[きつそうなナターリエの様子に、真白の妖精はみゅー、と鳴きつつ尻尾をぱたぱた。
大丈夫? と聞いているのだが、響きは伝わるか。
その一方で、漆黒の龍はじ、と力を操る盟約者を見つめる。
正確には、先ほどまで自身が確りと絡みついていた右腕と、そこに揺らめく焔の如き闇を、だが]
……これで……。
[その視線に気づいているのかいないのか。
すい、と翳すのは駄目押しのカード一枚]
……終われ!
[言葉と共に、投げつけるのは増幅のルーンを描いたもの。
それは残っていた力に取り込まれ、モンスターの最後の一団を吹き飛ばした]
……とりあえず、片付いたな。
やれやれ、ひでぇ目にあった。
[いや、半分は自業自得です。
なんて突っ込みは飛ぶ事もなく]
……おーい、そっち、大丈夫かあ?
[他に動くものがない事を確かめてから、ナターリエを振り返る]
確かに、回復も覚束ねぇな、ここだと。
一休みしたら、さっさと抜けるか。
[正直、ここに居続けると色々と厳しいな、と思った。
それこそもう、*色々な意味で*]
[だが、左に曲がったところで再び十字路に行き当たる。
とはいえ、左手はしばらく行ったら行き止まりの様子。
カリカリと地面に印を残した後、カルメンに振り返ると]
とりあえずはまっすぐ行きましょうか。
下手にクネクネ曲がっても、自分を見失うだけですし。
[そう言って歩き出す。ひとまず罠を回避するものの、そこにたどり着いてしまうのも遠くはないだろう。]
─C-2地点─
…………ん?
[床に印を付けながら十字迷路を歩いていたが、目の前にあまりにもあからさまなロープが垂れ下がっている。
ああ、これ絶対罠だなと思いつつも、そこに掛けられた魔術のため、そのロープを引きたい衝動が湧いてくる。]
いやいや、駄目ですよ引いちゃ。
絶対何か落ちるなり湧くなりしてくるんですから。
[カルメンに言い聞かせつつ、自分への戒めの意味も含んでいた。]
─次元─
[スタート地点での騒ぎは収拾し、該当者達はようやくバトルフィールドへと向かって行く]
「そいや、審判要らんのか?」
開始の号は要らんだろう。
あそこも次元は繋いであるから、何かあれば降り立つさ。
[暇してそうに見えて、一応試験の監督(と言う名の観察)をしているわけで。
各所を同時に見れるように次元回廊へと身を潜ませている]
西の扉も開かれたようだな。
各人、お手並み拝見と行こうか。
[闇エリアも見れるように次元を繋ぎ、再び監視モニターのような状況を作り上げる。
何かトラブルが起きない限りは、そこから監視を続ける*事だろう*]
[くいっ]
…………はっ!? 私は何を!?
[ロープを握ったまま愕然。
同時に四方から湧き出す雑魚モンスターたち。]
ああ、もう。何をやってるんだ私は。
……仕方ない。お相手して差し上げます。
[諦めたようにはぁ、と息を吐くと、ロープから手を離し、ちゃきっと*鯉口を切る*。]
……せぃっ!! はぁっ!!
[迫り来るゾンビを斬撃(カマイタチ)で切り裂き、背後から襲いかかる吸血蝙蝠は水の槍が貫く。]
っとぉ。カルメンさん、そっちは大丈夫ですかー?
[かわし切り裂き貫きつつ、同じように襲われているであろうカルメンを気に掛ける程度には*余裕がある様子*。]
―第二層・C-2―
お互い頑張ってきましょうねぇ。
それじゃ、また後で。
[ブリギッテと同じようにライ・ナタ組に声を掛け。
ヒラヒラと手を振りながら西の扉の中へ]
そんな雰囲気ねぇ。
この階層は光と闇の聖域ってコンセプトかしら。
[口元が少し笑っていた]
でも、このままじゃ視界が微妙よね。
ちょっと使っておきましょ。
―― Continual light.
[ショールの先端がポゥッと光った。
それをランタンか何かのように軽く揺らしながら]
はぁい。
[方向に関しては任せっきりで、後ろについて歩き始めた]
一層目といい、入り組んだ道も多いわよねぇ。
マテウス導師と学長、どちらの趣味かしら。
それとも私たちって、ヘルムートみたいに迷子になりやすいと思われてるとか?
[冗談めかして笑った時、ソレが目に入った]
そうね。
どうみても罠の類よね…。
…あ。
[フラフラと近付いていったロープは。
目の前で、くいっと勢い良く引っ張られた]
……まぁ、やっちゃったものは仕方無いし。
ちゃっちゃと片付けましょ。
[自分も伸ばしかけていた右手を、そそくさと引っ込める。
一度深呼吸してこちらへと寄って来るスケルトンを見据えて]
―― Shock wave!
[短く詠唱すると左手を大きく振るった。
纏めて数体吹き飛んでゆくが、如何せん数が多い]
こっちもまだ大丈夫だけど。
この数はどうにも面倒ねぇ。
ブリギッテ、ちょっとこちらに来てくれる?
[自分もブリギッテの方に寄りながら、三度目の衝撃波を放つと少し長めの詠唱に入った。近寄り過ぎそうな骸骨は、肩から飛び降りた茶虎猫が牽制するよに動く。
ボロボロの剣が前脚を掠め、にゃん、と小さな悲鳴が上がった]
世界に満ちたるマナよ集え。
構成するものの一、熱を司る火よここに…っ。
[使い魔の受けた傷に息を飲む。
が、どうにか詠唱は途切れずに続き]
…来たれ。
猛き性質を現し吹き荒れよ。
―― Burn storm!
[二人の周囲をぐるりと炎の壁が取り巻き、外へと雪崩れてゆく。
炎の嵐となって囲んでいた者達へと襲い掛かり、悲鳴と嫌な臭いが盛大に流れた]
……うぅっ。
これは予定外だわぁ。
[足元に避難していた茶虎猫を抱き上げ、ストールの光っていない部分で顔の下半分を覆う。
ブリギットの方を見るとへにょりと眉を下げた]
ごめんなさいねぇ、こうなるとは思わなくて。
早く別の方向に行きましょ。
[少しの疲労と、自業自得の不快感が纏わりつく。
それから暫く眉は寄りっぱなしだった]
[何だかんだとヘルムートの後に入室したゼルは、未だに引きずられたままの体勢で、不思議な室内をぐるりと見回した]
なんていうか……作った人間の性格でてるような気がする。
[その呟きに誰かがくしゃみをしても、ゼルには聞こえない。それよりもめのまえにで、最後に入室してきたベアトリーチェを加え、これで二対二。バトルの条件はそろってしまった]
さっきのは楽しかったけど、やっぱりこうなると気が進まないな。
[ゲルダの手から抜けて、立ち上がりながら、首を鳴らした]
[扉を潜り抜けると、その先はスタート地点とほぼ変わらない場所。
ただ、あちらよりは少し広いので、動き回りながら戦うのに向いているだけ、という感じを受けた]
ふむ。
少しはギミックがあるのかと思っていたが、ここまで普通だとは思わなかったな。
ま。戦いやすいといえば戦いやすいか。
逆に、現在の力量を試すには最適、と言ったところかな。
[コツコツと歩いて中央部まで歩を進めてから振り向き、続けて入ってくるメンバーを待ち受けた]
む…(そんな誘惑するでない。いい子だから)
終わったか。ご苦労さん。こっちは…とりあえず大丈夫…と思いたい。少なくともさっきの気持ち悪さはなくなった。
[終わった光景を目にしつつ、パートナーの言葉に答える。今は単に光成分が気持ち悪いだけ。そして見事にみゅーと鳴いて尾っぽをぱたぱたしながら心配しているのもまるで通じてませんでした]
ああ、少しは休まるだろうし。そうしてもらえるとありがた…ぅっぐっ
[緊急事態発生な自主規制にちょっとなりかけながらも意地とかで耐えつつ休息した]
結局ここに戻ってくるの…?
[十字迷路を粗方巡れば、進める方向は元来た場所だけとなり]
これも罠、なのかしらねぇ。
[少し疲れた顔でブリギットを見て。
最初の十字路を北方向へと*進み始めた*]
[そしてしばし休息。光成分だらけで闇っ子な己が休まるはずないがそれでもしないよりマシとなりつつ]
…なぁ…アル。
少し聞きたいんだが
………それはなんだ?
[右腕のほうをみて、繊細な話題なのだろうと問い詰める態をできるだけ出さずに静かに聞く。
龍をまきつけているしかり。右腕を気にしていることしかり。そして先ほどの焔の如き闇しかり。誤魔化すのか喋るのか喋らないのか。静かに休息しながら*待った*]
んぅ?
[最後に足を踏み入れた瞬間、部屋の景色が変わる。]
……へぇ。
ペアが揃うとこうなるんだ。
面白ーい♪
[キョロキョロと周りを見ながらヘルムートのそばへ。]
[振り返り、最後の一人であるベアトリーチェが部屋に入った瞬間、周囲の景色が変化して、歯車やシャフトなどの機械部品などが浮かび上がった]
……ほう。
[ハンカチを一枚取り出し、その機械部分に投げてみると、見事に巻き込まれ、ズタボロの布切れへとその姿を変えた]
ふむ。
幻などではないようだな。
空間の転移などに近いのであろうか。
ふ……さすが。導師達の力は並ではないな。
[浮かび上がるは様々な鋼鉄の部品。シャフトや歯車が天井でギシギシと回り、床も鋼鉄の元素である鉄や銅を示すくすんだ赤い色一色に染められていた。空気も鉄の饐えた臭いが漂い、元々森の住人であるゼルは自然の感じられない室内に、溜息と共に眉を顰めた]
よりによってこんな自然のないところで……って、こんな状況じゃ水の精霊の助けってもらえないじゃないか!
[そうなってはヘルムートと力比べをするべくスタート地点で詠唱した魔法の力を見せることができない。それが残念で、一度ヘルムートに視線を投げてみた]
─D-4─
…………本当に大丈夫か。
[自主規制なりかけの様子に、ぼそりと突っ込みをいれ。
ともあれ、自分も休息を取る。
その最中、投げられた問い]
…………。
[しばし、訪れるのは沈黙]
……『闇焔(ヤミホムラ)』。
俺の中に棲み付く……異界の魔獣だ。
[いつもなら、そのまま口を噤んでいるところなのだけれど。
何となく、ナターリエにならあんまり驚かれないんじゃないか、とか。
好意的なのか悪意的なのか良くわからない思いから、ぽつり、とこう返した]
ほう。
周りの様子を確かめておく、か。
さすが我がパートナー。抜かりないな。
[ベアトリーチェの様子に何を勘違いしたか、変な感心の仕方をした]
……?
[と。そこでゼルギウスがこちらを眺めているのに気付いて、視線をそちらへ移して、首をひねった]
……どうした?何か用か?
ああ。もしかして、手加減してくれという話ではあるまいな。
残念だが、それは出来ぬ相談だ。
私だけならいざ知らず、今回はベアトリーチェと運命共同体なのだからな。
ふ……まあ、例え私一人だけだったとしても、そのようなことをしたほうが貴様に対する侮辱だと思うから、力一杯戦わせていただくがな。
[非常に勘違いしたことを言い出した。
日頃、人の悪意を受けても平然とすごせるのを見て分かるとおり、人の感情の機微には酷く疎かった]
…
[油の匂い、歯車の噛み合う音、鋼の色]
…戦場に似ているな、この環境の不快さは。
[しかし、故郷の一部のような、奇妙な居心地の良さも感じていた]
[訪れる沈黙受けながらライヒアルトを見つめるでもなく。言葉が出るのか。と待って]
ふむ…
[なんで?とは聞かない。ただ。何かあると思っていて。そして今までの態度から納得がいく。
その異界の獣を宿す右腕を見て]
それが理由で一人が気楽…であったわけか?
[静かな声で。ほぼそうであろうと思いつつも聞く]
…………違うんだけど。
[自分の学科にはない物だから珍しいなぁ、と思って見てただけだったり。]
「まぁ、ソレがヘルムートだ。」
[ふぅ、とため息をついたが、全て「だって、ヘルムートだし。」で、終わりそうな気がしている。]
[静かな声で重ねられる問い。
一つ、息を吐いてから、頷く]
まあ、な。
この性悪魔獣、制御失敗すると俺の意思無視して周りを無差別に喰いまくるから。
……実際、それで、魔獣使いの一族は半壊しちまったしなぁ。
[口調は、何気ない風を装いつつも。
声にはどこか、苦い響き]
─次元─
[光エリアでも闇エリアでもモンスターハウスが発動し]
「ものの見事に引っかかっとるなー。
あからさまに怪しいっちゅーに」
魔法抵抗の訓練し直しかねぇ?
まぁ一部はそれどころじゃなかったようだが。
[エリア属性でダメージを受けているのも居るし]
うーん、打開策を見つけられれば、と思ったが。
それどころでも無さそうだな。
しかしあんなに影響出るもんだっけか。
「おめーの場合は別の属性の方が影響でかいからな。
一緒にしたらあかん」
…しかし、嘆いても何が変わるわけでもあるまい。
現状を認識し、常に最善をつくすのさ。
[励ましとも助言ともつかない言葉をゼルギウスにかけ]
始めようか。
[すらり、と腰の後ろに帯びた軍刀を抜き放つ]
[同時に、周囲に熱による陽炎が現れる]
で…あったか…
[その苦い響きを感じ取りながら、下手な慰めの言葉など逆効果に感じる。
こちらも何気ない風に…でも重く静かに返事をする]
だからいつもそこに龍がいるのだな
[次元魔術を使おうともしないのもそれも理由だろうか?とも思う。恐れているのだろうと勝手に思いつつも。大きく一つ息を吐き]
アル。言うまでもないことを言っておく。
過去。どうあったとしても、その腕に何を宿していようと。お前は私のパートナーだ。
[その態度は気遣いすらいらぬとばかりにただ尊大に。右腕と相棒を見ていって立ち上がり]
ん…そろそろいくか?
そういう訳じゃないんだけど……。まぁ確かに嘆いても仕方ないか。
[視線だけでヘルムートになんでもないと合図を送ると、屈伸をしたり背伸びをしたりして、準備運動を始めた。そして精霊の調子を見る]
やっぱり水の精霊は反応無しか。風の精霊は……まぁ何とかって感じかな。
[嘆息し、ないものねだりしても始まらないと、意識を集中させた]
――?
[視界の端に水の精霊が映った気がしてすぐに振り返ったが何もなかった]
ああ。
フウガは、自分の存在を『縛』として、ここにいてくれる。
……フウガが異界から取り込む力で、『闇焔』を御してるんだ。
だから、その力を『魔法』として具象する事はできない。
それに……俺自身の魔力も、『縛』に回してるから。
精霊魔法や治癒魔法も、全力で使うわけにはいかねぇんだ。
[それは、ごく一部の者にしか明かしてはいない事。
自分から話したのは、影輝の導師以外では初めてか]
パートナー……か。
[天鵞絨はふと、下へと落ちる。その視線を受け止めるのは、真白の妖精の円らな瞳]
ん……ありがと、な。
[次に顔を上げた時、浮かんだのは珍しくも、笑み。
行くか、という問いかけには、ああ、と頷いて立ち上がった]
ん。
[相手が刀を抜き、その周りに陽炎が見れば、嫌そうな顔をして]
バトル相手にも火系の人いるのぉ?
「やっぱ、耐火・耐炎・耐熱のマジックアイテム探したらどうよ。」
一つなんか増えてるよね。
「細かいことは気にせずに。」
[やっぱり火は苦手らしい。]
ふむ。なるほどな。
[ライヒアルトの言葉を聞いて、思い返す。
治癒をしなかったことなどもあわせて素直にふむふむと頷きつつ]
確かに速戦でないとそれはまずいな。…しかし良い龍を得た
ま、私のメラニーには負けるがな。とはいえ可愛げがないのが玉に瑕だ
『主にいわれたくはない』
[ぶすっとした龍の声が響くが、それに...は己の髪…龍がいる位置を撫でつつも、ライヒアルトの笑みに。少し驚き瞬く。]
気にするな。当然のことだからな
しかし…ここは妙に曲がりくねってるな。広い場所しか罠がないと思ってみれば…
[やはり返すのは尊大なまま、先ほどの罠を思いつつぶつぶつ。この迷路のような場所でいっていなさそうな箇所…歩いてもとのD-4地点…そしてに戻りつつもD-1扉の方面へと向かう]
親父が遺してくれた。大事な、相方だ。
[その父から継いだ闇の血故に、『闇焔』を呼び寄せもしたのだけれど]
……そっちもそっちで、息が合ってるようで。
[ナターリエとその龍とのやり取りに、くく、と笑う。
その様子に、漆黒の龍がぱたり、と尾を振った]
広い場所にだけ、と油断させるってのも多少はあるかもな。
……まあ、露骨に怪しいのに引っかかった俺も俺だけど。
[先の罠を思い返して、ちょっと遠い目をしつつ、先へと進み]
─D-4→D-1前─
……さて、と。いかにも、って場所に出たわけだが……。
[何となく、光の気が強まったような気がして。
天鵞絨にやや険しい色を浮かべつつ、周囲を見回す]
[ポケットから取り出した紐で長い髪を縛った。そこには小競り合いで見せたおちゃらけた印象は微塵もなく、まじめに今は敵対するライバルを打ち倒そうとする魔法使いの一人として引き締めた瞳をヘルムートに叩き付けた]
いつでもOKっすよ。
[そしてそうゲルダに声をかけた]
[カルメンの返答にニヤリと笑うと]
そっか。でも確かに数だけは鬱陶しいくらいに多いですねぇ。
ん。わかりました。
[カルメンの言葉に従い合流。
そうして迫ってくるモンスターを撃退していたのだが、流石に一人で二人と一匹のフォローをするには手が足りず、]
くっ、まだですk……危ない!!
[モンスターの振るう剣がティエラの前足を掠める。即座に撃退するもののダメージは少なからずカルメンにフィードバックしたのだろう。
一瞬声を呑むカルメン。しかし、途切れることなく術式は完成し。]
自分の龍は誰しも大事ということだな
[今までさほど意識もしてなかったが同じ時空学科の生徒たちをみてもそうであったしと思い返しつつ]
む?迷宮では紐があったら引いてみたくなるのは至極当然だろう。スイッチがあったらとりあえず押してみたくなるのと一緒だ。
[そのたびに罠とか他の迷宮で味わったりしてる人であった。精神効果とか体調が悪くなくてもきっと引いていたやつは悪びれもなくいいつつ道を進んで]
─D-4→D-1前─
また光成分かっ。うげぇ
[光の気配に露骨にいやな顔をしながらも周囲を忌々しく照らす照明が。赤、青、黄の光の球体へと変わってふわふわと扉の前に集まったかと思うと。高速に移動して扉に入らせぬように結界を張る]
…あからさまにこの奥に何かあるといっているようだな
/*
バトルルールと魔法&攻撃の種別が錯綜してませんか?(笑)
発言の範囲内であれば前衛が結界などの支援魔法を使ってはいけないわけではない、後衛は、前衛への働きかけの回数に制限があるだけで直接攻撃をしてはいけないわけではない...ですよな?
/*
うーん、本人がどう言う風に認識しているのかがいまいち見えないので何とも…。
ルール読んで無いようにも見えるもので。
認識は学長のもので合ってます。
発言制限内に収まれば魔法支援も攻撃も可能。
[オーヴァンとのじゃれ合いを終えると、
す、と目を閉じ、オーヴァンと力の共振を始める。
それが、終われば目を開けて前を向いた。]
……こちらはいつでもいいですよ。
違いない。
ま、俺たち占術使いにとっては、こいつらも大事だけどな。
[言いつつ、肩の真白をぽふり、撫でる]
……いや、まて。
とりあえず、で引いたり押したりって、危なくないか……?
[迷宮オブジェへの対処に真顔で突っ込み入れたりしつつ。
飛来した三つの光球とそれらの生み出した結界に、僅かに眉を寄せる]
どうやら、通せんぼ、ってとこらしいが……どうする。
ぶち抜くか?
[槍を片手にすらりとした姿勢で立ち]
こちらも、いつでも来い、だ。
[言いながら、ベアトリーチェの肩に手を当て、バトルの開始を待った]
/*
ルールには使える魔法や攻撃の種別は元々明記してないので、これまで参加したことの無い人だとつかみにくいのかもと。ベアとかヘルムートも理解が微妙な気が?
さて、男どもは因縁があるようだ。
そっちは譲ってやろう
[ヘルムートを視線だけで示しながら]
いくぞ、おちびさん?
[先ほどのやりとりを聞いていた上での、挑発]
[そしてまずは小手調べ、とばかりに一閃]
[火炎の渦がベアトリーチェへ殺到する]
[周りは阿鼻叫喚。ついでに腐肉の焼ける嫌な臭い。
たまらず、紅のマフラーをぐいと引き上げ、口元と鼻を覆う。]
うう……流石にこれはちょっとキツイですねぇ。
[そう呟くと、もごもごとマフラーの下で精霊語を紡ぐ。]
風精よ。不浄なるモノを払い、清廉なる風を齎し給え。
『スプリング・ウィンド』
[そう唱えると同時、ぶわと彼女を中心に風が周りを祓い、清浄な空気を齎す。]
ふう、これで少しはましになりましたかね。じゃあ、行きましょう。
と、怪我は大丈夫ですか。
[そう言いながら、道を進んでいく。]
[龍についての言葉に頷きつつ。カーバンクルを撫でる様子を密やかに羨ましそうに眺めて、なんていう誘惑の試練だ。と思いながら意識を変える。
しかし。カーバンクルは試練じゃない]
何を言っている。そこにロマンとか色々なものが詰まっているだろう。
まあ危険もあるがたまにお宝もあるからな
[突込みには譲らないように言い切る。そのたまの宝のために結構色々あってる人]
まあ見るからにそうだな。奥が気になるからそれしかあるまい。……しかし…やはりここは嫌いだ…
[とりあえず結界を張るだけで攻撃してこない様子を眺めつつ。ふと思いつく]
…ということはこれを破壊する拍子に。この光空間が壊れても別に私は悪くないよな。…メラニー
[なんかぶつぶつやたら物騒なこといいながら闇病みな笑みを浮かべつつ金色の龍を呼べば。にょきのにょきっと髪から顔を出し]
[そして静かに腕を上に上げ]
……最大出力で放て
『無茶いうな』
[なんか軽い掛け合いのような命を下し。メラニーは結界の球体めがけて口を開き。]
/*
明記してない=何でも使える
なんですけどねぇ。
そうは考えないと言うことでしょうか。
ああ、ヘルとベアはこの手の村は初参加ですよ。
対人バトルもあまりやってないかも知れません。
分からないのであれば突き進むのではなく聞いて欲しいところなのですがね…。
ヘルムートはまだ理解してる方だと思います。
その辺り明記しておきますか。
メモ容量がぎりぎりなので、お願いしても良いですか?
……大丈夫。
頑張る。
……オーヴァンも、ヘルムートもいる。
後ろに戻れないなら、前に進むっきゃないじゃん?
[挑発にかちん、と反応しつつ一歩前へ。]
――……異界の門よ、開け!
我は求めるは猛(たけ)し炎を沈める水!
[放たれた雷撃のブレスは高速移動する光球を外して壁にあたり消失して]
おまっ。最大出力でいけといっただろうがっ!
『ライヒアルト殿まで巻き込むつもりかっ!』
巻き込まずにやれっ!
『だから無茶言うなっ!』
しかもこの光の空間が壊れなかっただろうがっ!!
[なんて主と龍は仲がよさそうに口論。
最後の言葉が最も強かったのは何気に光球よりもこの空間自体に憎しみがふつふつわいているためである]
ふ……2対2を、1体1が2つだとばかり思われては困る。
[ゲルダの言葉に小さく笑みを浮かべた]
【神よ!彼の者に勇気を!】
[と、叫ぶとベアトリーチェの体を白く半透明な鎧が包んだ。
一見、スタート地点のいさかいで見せた我に守護と同じように見えるが、中身は物理防御に対する防御魔法である。
ヘルムートは前を見ながら、小さく、こそりとベアトリーチェへと語り掛ける]
……物理防御上昇の魔法だ。初手では、まず先程の魔法と区別はつかなく混乱してくれるはずだ。
例え気付かれても、君を物理防御からは守ってくれる。安心して行ってくれ。
[彼の者に勇気を
効果:3分間、対象の人物の物理防御力を増大させる。
魔法防御増大の魔法と同時にかけることは不可能]
[撫でてる方も撫でられてる方も、試練なんてつもりはなく。
むしろ、普通に手を出せば素直に撫でられる可能性の方が高いような]
……それ、ハイリスクハイリターンに過ぎね?
[突っ込みはまだまだ続いたり。
これをやるから、すぐに喧嘩の高値売買になるというかなんというか]
……と、いうか、そう簡単に壊れてくれたりはしないと思うが……。
[なんていいつつ、自分もカードを用意する。
金色の龍が雷撃を放つのを横目に見つつ、投げつけるのは闇のルーンを描いたカード]
我に近しく、最も遠き月闇の静寂、輝きを打ち砕く矢となり、駆けよ! 闇月穿!
[砕けたカードが生み出すのは、闇の力によって構築された矢]
─次元─
[光エリアの様子を覗き込みつつ]
そう簡単に壊れるわきゃないだろー。
「一応安全面も確認はしとるからナ」
[最大出力とか喚いている様子に一言]
お、バトルの方も始まったな。
[あっちこっちと視線を転じつつ、各人の様子を眺めた]
こっちもゲルダさんをまずはってね。
[水の精霊が使えないからこそ、牽制の一撃を打たずにまずは様子見の支援を行う]
追風!
[範囲を二重にし、己とゲルダに移動速度増加を行使した]
風魔法もなかなか便利よね。ありがとう。
数が揃うとあんな被害も発生してしまうのね。
もっと気をつけなくちゃだわ。
ええ、私は大丈夫。
[歩きながら器用に塗り薬のようなものを茶虎猫の傷に。
本人の右手甲も少し赤くなっていたりはしたが]
ティエラの耐久が低いのはどうしようもないし。
もう少し普段から調節できるといいのだけれどねぇ。
[同調値が妙に高いので接続を切ってることが多いのだとか。
細かい事情は今はさておき。
茶虎猫自身、そう戦闘向きではないのに微妙に好戦的な時があったりするのだった]
……だから火って嫌いなのよ!!
「と言うか、俺を忘れんな!!」
[オーヴァンが前に出てブレスアタックして消火、消火]
[あっさりと消火される自らの炎に]
なるほど。
…手加減は無用、か。
[小さく呟く]
[始めに聞いていたものの、やはり最初から全力、とはいかなかった]
…
[ぎしり、と音がするほどに]
[目に殺気が宿る]
[軍刀に纏わりつく火炎は勢いを増し、周囲の陽炎が一層揺らめく]
[再び一閃]
[先ほどのものとは段違いの炎の渦が、ベアトリーチェへ殺到する]
さて。次は私が援護するための準備だ。
……いまいち、この形態は好きではないのだがな。
グングニール。スネークモード!!
[そう叫ぶと、持っていた槍がバラバラに壊れたように、地面に落ちた。
―――いや。よく見ると10cmほどずつに分かたれた棒の一本一本が編み合わされた鋼の糸で繋がっている]
続けて、【神よ!我が右腕に導きを!】
[続けて更に叫ぶと、その槍がまるで生き物のようにうねり、動き始める。
今までのように派手には光ってはいないが、よく見ると白い魔力が光っているのが注意すると見えるだろうか]
援護。支援をするならば、これが最も適していてな。
無論、1体1の戦いも出来る万能の形態だ。
[我が右腕に導きを
効果:自分の所持品一つを、自らの体から手放さず、更に魔力の続く限り自在に操る。
元々は、タオルやハチマキなどを緊急用の武器として使うための魔法で、このような使い方をする者は稀]
[宙を舞う闇の矢は、赤の光球に食らいつく。
一瞬の静寂を経て、赤の光は粒子を散らしつつ、その輝きを鎮める。
結界の上に震えのようなものが走り、その力が弱まったのが傍目にもはっきりとわかった]
……まず、一つ!
[言いながら、次のルーンを描くべくカードの上に指を走らせて]
そうともいうな
[思われたことをずばっといわれても、なんでもないように認める。自覚はあったらしい
いや、他の同学科の人間に既にいわれているのもあったが]
だがその先に呪われてる装備があったらと思うと止められんからな
[呪われた装備にわくわく。しかし一緒に居る人間にとってはとんでもない癖であることに変わりはなく。]
簡単には壊れないとしても壊したいのだから仕方ない
[光の中に居て普段よりも物騒なことを平然と言いつつ。カードより現れた闇成分に和みながらも闇の矢が赤い光球を捕らえるのをみる]
……こわくなんて、ない。
[うそ。
ほんとは怖いけど。
恐れず、前を向く。
進むって、決めたから。]
異界の扉よ、開け!
猛(たけ)し火炎を消す津波を!
見事に打ち抜いたな
[賞賛の言葉を口にしながらそして結界の力が治まったのを感じ取ると]
ということは後二つ…しっかしちょこまかと動くな。
仕方ないから数を増やすか
[青と黄の光球の内。青に狙いを定め]
[火炎の渦を目くらましに、ゼルギウスの援護を受けた速度で一気に接敵する]
[ベアタの詠唱、津波、という言葉に]
.oO(…出る前に叩く!)
[軍刀を横薙ぎに払う]
[剣尖から火炎がほとばしる、風の援護の無い分やや小規模ながら、先刻、ウンディーネの津波を吹き飛ばした紅蓮の雪崩である]
[大丈夫と言う言葉に、僅かに目を細めるが]
……そうですか。でもくれぐれも無茶はしないように。
あと、ティエラも、ね。
[そう言って、ティエラの鼻をちょんと突付く。
そうして、探索を続けていたのだが、]
はあ、つまりは盛大に外れだったと。
[目も前には一番最初につけた印。
マッピングを見るにひたすら十字路がある『だけ』(あと罠)のスペースだったらしく、はぁと溜息が漏れる。]
まあ、溜息ついてても仕方ありませんか。
行きましょう。
[そう言って北へ。]
『精霊よ。
我が呼び声に答えよ。命ずる。その威を我のために示せ』
[集中。周辺のマナより空間を呼び出し。それより出でた精霊を古代言語命ずる
同時に高まる熱気]
『ヒートシャワー』
[最後の詠唱と共に無数の火線が生まれ]
/*
ライヒアルトのダイス目に目が冴えました(笑)
バトルルールに関して、更に整形が必要な部分が見えてきましたかねぇ…。
初めての人にも伝わる書き方。
『使用するダイスとバトルで可能な発言種類の明記』
ここは必須でしょうか。
干渉に関しては…うーん、だいぶ分かりやすく整形されてるはずなのですが。
[ゲルダに追風をかけ、後はタイミングを見計らって『風炎一体』を唱えれば、ウンディーネを沈黙させた彼女最大の技を使用する時の援護となるだろう。
ならば、こちらはこちらとしてヘルムートを押し留めておくのが仕事である。
――そんな事を考えながら三人の距離を測っていると、ヘルムートが我が『右腕に導きを』という魔法から、一匹の金属の蛇を作り出しているのが見えた]
……こういう戦闘方法が似てるっていうのは、相性がいいのか悪いのか……。
[なんとも判断つかないと言いながら、珍しく片手で印を作りながら詠唱を開始した]
Le apparizioni di una persona vivente del vento.Risponda alla mia voce.Divenga la protezione.. bestia sacra in cieli di madre di tu, e giocare il mio inno sacro; la falda della fenice cinese――!
〔風の精霊達よ。我が声に答えよ。汝らの母なる天界を守護せし聖なる獣となり、我が聖なる賛美歌を奏でるために鳳凰の羽ばたきを――!〕
[風の精霊が凝縮し、次第に透明でありながら、明確な意思を持つ一羽の人間大の鳥へと変貌した]
Vento Una fenice cinese Una citazione!
〔風凰召喚!〕
/*
そこらが難しいところなんですよね。
今ヘルムートからも同じ内容が質問されたわけですが。
時間も押してるし、ここで相談して時間を食ってはと思いあの返答にしておいたのですが。
意味ありませんでした(滅
実質、攻撃及び妨害をするのであれば、干渉カウントが消費されると俺は考えています。
受けるだけならば、ただのバトルカウントになるのでは、と。
[火線が青い光球を削るようにして消滅させれば、
また結界が震え力が弱まった]
っしゃっ。やったか
[そりゃあんだけ無数に放てばクリーンヒットしなくてもあたるでしょう]
「お前は、渦の方に集中しとけ。」
[まっすぐ前を向いたまま、オーヴァンの言葉に頷く。
オーヴァンはブレスで炎を消した後、ゲルダに向かい攻撃を仕掛けた。
渦のほうはなんとか消せました。]
そういえば。
前衛はずっとおまかせのままでいいのかしら。
[何度か折れ曲がりながら北へと向かう途中でふと尋ねる]
上でやったのの他に何か試しておきたいことがあれば。
少し位なら支えられなくも無いのよ。
まあ、ギリギリの戦闘で支えきるのは。
どうにも自信ないけれど。
[呪われた装備のため、という言葉にちょっとだけ呆気に取られたりしつつ]
大体、俺らが何かしたくらいで壊れるようじゃ、試験場にならんだろーが。
[至極まともな突っ込みを入れながら、火線が青の光球を消滅させるのを見やり]
残り、一つ、か!
全てにありて何れにもなき影の力、集い、空翔る刃となれ! 影飛刃!
[最後残った黄の光球へ向けてカードを投げる。
カードが作り出すのは、淡い紫色に煌めく刃]
/*
そこらが、実は明示されてないなとは思うのですよねえ。
防御出来ない後衛を前衛が庇うとか色々やりようもあるんですが。
[ちらりとベアトリーチェとゲルダの戦闘を片目で追いつつ、ぼやきの声を上げた]
……軍刀持っている割には、物理攻撃少ないな。
選択ミスしたかも知れぬが……もしも物理攻撃されたときのことを考えたのならばやはりこちらがベターだったかな。
ふ。
今は、我がパートナーを信じるか。
[すぐに視線はゼルギウスに向かい、飛んでくる巨大な鳥を見て、笑みを浮かべた]
ゼルギウス。
貴様と私。どちらが頑丈か……試してやろう。
伸びろ!グングニール!
[敢えてヘルムートはその魔法をかわさずに、攻撃の死角となる場所から、手に持った槍をゼルギウスへと伸ばした。
不規則にぶれながら動く槍は、たとえ気付いてもよけるのは難しいかも知れない]
[翔けた刃は、光球へと迫るものの。
直前、輝きを強めた光に飲み込まれ、消える]
……ちっ……ちょいと、力が足りなかったか!
[舌打ちしつつ、次のカードを左の手に]
邪、魔、だ!
[次元竜の攻撃を、紙一重、潜るようにしてかわす]
はぁ!!
[そして下段から、鋼の地面に火花が散るような擦り上げ]
[たとえ剣を受け止めたとしても、受け止めた武具ごと火炎で焦がす、得意技である]
/*
そこらは思いつかないと何とも、ですからね…。
幅広くするために明示にまでは至っていないのでは、と思っているのですが。
カウント消費の分類分けは必要、と言うことでしょうか。
とりあえず、>>*32の後半で今回は行くのはどうでしょうか?
この辺りの論議はエピで行うのが良いでしょう。
企画主抜きで決めるわけにはいきませんし。
/*
パスの使い方は発言数節約だけでもないけど、まあいいか(笑)>ヘルムート
バトルの展開加速とかまでは、慣れないと考えられないでしょうしな。
それはそうだな。だができなくてもやりたくなった衝動あった以上やる
私は素直だからな
[突っ込まれても居直った。
カーバンクルを触るのを避けたり等など何が素直なのかと金色の龍は静かに息を吐きつつも、今度は影を飲み込み、まだ元気に居座る最後の一つ光球をみつつ]
…やっぱ数だな。点攻撃より面だ。しかし影を取り込むなど。光成分の癖に生意気だ。
[まだ呼び寄せている精霊をそのままにぶつぶついいながら]
『更に我にその力を魅せ。満足させよ
―――――ヒートウェイブ』
[高熱の波を作り出し放つ]
[一つヘルムートは勘違いしていた。風凰は、ただの攻撃魔法ではない。言うなればベアトリーチェが使役している異界龍ににた性質を持っている。
当初何か使い魔を使役しようと考えていたゼルだったが、精霊魔法を習得していくにつれて、精霊自身を自分の守護獣のように使えないかと考えるようになった。その結果、水の精霊は人間大のピクシー姿をした『水姫』と風の精霊を人間大の鳥の姿をした『風凰』である。
従って、風凰はヘルムートと一緒に動くグングニールさえも敵対存在と認識した]
『クェェェェェ!』
[大気を震わし雄叫びをあげながら、透明で光の加減で時折輝く尾をグングニールへと伸ばして主人であるゼルギウスを守りながら、ガパァ! と開けられた口から、圧縮空気をヘルムートへと打ち放つ]
/*
2on2は、まだまだテスト段階ですから、こんなものでしょう。(肩もみもみ)
時間的にも決着ロールに入りそうですから、何とかなるかと。
[灼熱の波が黄の光球を飲み込み、を見て、集中を解除する]
よし。これで邪魔な結界はなくなったな。
ではゆくか。この…怪しすぎる扉にな
[と言って、やっぱり光空間にいるせいで顔色が悪いまま悠々と扉を開け、D-1地点へと入る]
― →D-1―
…やっぱり祭壇だな。
[綺麗に荘厳に飾り付けられている祭壇は。どこか教会のような神聖さを漂わせ、げんなりしつつ、浮遊している濃紺の帽子とマントを着用したオレンジ色のカボチャをみて]
今度はカボチャか…さっさと済ませるぞ
[光空間大嫌いなためいきなりやる気です]
……っ!!
[相手の攻撃を受けるのは仮定していたとは言え、さすがに、こちらの攻撃までも止められるとは思ってもいなかった。
避けられない圧縮空気の一撃を受けて、ヘルムートの顔が苦悶に満ち、口から血の塊を吐き出す。
―――だが]
……言ったぞ。
どちらが、より頑丈か、とな!!
[更に強く槍を握り締め、伸びた槍を道しるべ代わりに魔力を注ぎ込む。
ぶわ……!と、槍から発していた小さな白い光が大きく光り、ゼルギウスへと槍の先から更に白い魔力の槍が伸び、風凰の体を突き抜けて、その体へと襲い掛かった]
[北へ歩きながらカルメンに問われたことに、んー? と首を傾げると]
私は別にこのままで構わないですけど。
それに、カルメンさんの援護もとても助かってますし。
[そう言ってにぱーと満面の笑み。]
むしろ、カルメンさんこそ何かやってみたいこととかあります?
時間稼ぎならいくらでも引き受けますよ。
……素直……って、言うのか、それ。
[突っ込みは、今度は小声でした]
ん、結界も解けたし、さっさと行くか。
[灼熱の波に飲まれた黄の光球、それが赤、青と共に照明へと戻るのを見るともなしに見送って、扉の先へと進み]
─ →D-1─
……カボチャ……ジャック・オ・ランタンか。
[部屋の中の様子にげんなりとしたのはこちらも同じ]
だな、さっさと出たいのは、同感だし。
[さらりと言う手には、既にカードが握られて]
/*
テストしてたと言っても、常連面子でやってましたからねぇ。
新規にも理解出来るか、はまだまだでしたか。
[と言うか学長から肩揉まれて る(笑)]
ヘルムートの就寝時間に間に合いそうで安堵してます。
短文の応酬&後衛が独自で動いてるので良かったのでしょうか。
予想よりも早く思います。
[それは一瞬だったと思った。
ゲルダの様子と行動から、次で決めるつもりだと感じたゼルは、一瞬だけ意識を逸らしてしまったのだ。その瞬間、ヘルムートの魔力槍が主を守るべく伸ばした尾を突き抜け、ゼルギウスの腹部を軽々と貫いた]
ガ!
[貫かれたのは脇腹だ。しかも左だったために何とか持ちこたえられる。
激しい痛みが全身を駆け巡る中、冷静に傷の状態を分析したゼルは、風凰にヘルムートの牽制を行わせるべく二人の間に突入させた。同時に元々後衛専門である彼は距離をとるべく先程と同じで後ろへと跳躍した]
ゲルダさん、ちょっと余裕ないんで、これで最後っすよ。
『風炎一体』!
[ウンディーネを無力化させたときに使った攻撃力向上支援魔法をゲルダにかけながら、地面に着地する。しかしすぐに足を滑らせて尻餅をついた]
[小声の突っ込みは届いていたがただ含みのある笑みを返すだけにとどまり]
ああ、では援護を任せるぞ。どのようにするのがいいか考えながら一度試してみるといい。
[言うと。特に気負う様子もなく前に出れば呼びかける必要もなく金色の龍は右腕に巻きつく]
開きたまえ開きたまえ。祖は異界への扉。祖は常闇への扉
…クククッ…闇の素晴らしさをたっぷりと味あわせてやる。
…我が友を介し。我が力となれ…ダークレイン!!
[言葉とともに空間より出でた。闇の力が周囲に漂
光を目の前に若干普段よりも殺す気が高まりつつも、集った闇の力が無数の矢へと変わり放たれるのと、ガーディアンよりファイアーボルトが放たれるのはほぼ同時。
いくつかの闇の矢は炎を無視してガーディアンへと向かい。
炎とせめぎあった闇の矢は闇を喰らい。こちらへと迫る]
う、わ、ぁ。
[どうにか避けようにも、オーヴァンはそばにいないし。
必死に考えた末に取った行動は]
異界の門よ、開け!
我を傷つけんとするものに水滴弾を!
[防御より攻撃を選んだ。
水滴弾:水を弾状に放つ]
うふ、ありがと。
でもブリギッテがしっかりと動いてくれるからこその援護よ。
連携しやすい人と組めて、本当に嬉しいわ。
[満面の笑みにこちらも花開くような笑顔を浮かべる]
うーん?
そうねぇ。どうせだから普段使えないような大技も使ってみたい気がするけれど、ああいうのはその場の状況で使い勝手も違ってしまうものだし。
[小首を傾げて暫し悩み]
うん、ブリギッテとの相性は良いのだもの。
前はこのままお任せすることにして、その場その場で臨機応変に行きましょう。きっと大丈夫よ。
[かなり楽天的な発言をしながら再び笑った]
/*
ちょい離席してました。学長はみんなを癒すのが仕事です(黒い
血を水にとかは、やりたそうに見える人が多いなあ...(ぼそお)
/*
お帰りなさい。
学長は学院を取りまとめるのが仕事じゃないんですかww
うーん、まぁそこらはネタとして考える人は多いでしょうからね。
ただ、厳密に言うと水の精霊は居ないのでは、と。
でもあまりあれダメ、これダメ、と言っても堅苦しいでしょうから、やりたければ使えば良い、と言うことで。
ああ、やってみ……。
[言いかけた言葉が止まった理由は、心の闇に葬っておいた。
それよりも、と状況を見定めるのに努める]
……光、と。
後は、炎、か。
[カボチャの周囲に揺らめく力の流れを読み取り、素早くカードにルーンを描く]
玲瓏たる氷破の吐息、舞いて炎を内へと喰らえ! 氷霧の陣!
[放ったカードは砕け、煌めく氷の霧を作り出す]
火炎防御は、これでいけるはず……だけどな。
……殆ど喰ってるから、問題ない気もするけど……。
[闇と炎のせめぎ合いに、思わずぽそりと呟いていたり]
そっか。うん、それじゃよろしくね。
[そうこうしているうちに再び分かれ道。
右後方に戻るか、左手に進むか。
暫し顎に指当て思案していたが、]
…………さっきの第一層の広さと、これまでのマッピングからこちらの方が広めのスペース残っていそうです。
あのせんせーと学長せんせーのことだから、もっと意地悪いトラップを正解に仕掛けていると考えると……
……多分こっちでしょうね。
[そう言って左手の道を見やる。]
/*
とりまとめはアーデルさんの方がお上手ですからねえ、はっはっは(誰も反論しないと思われる)
うん、血に精霊がいたら、ある意味怖いですね(笑)
でもまあ、思いついた事はやってみてもいいでしょう。どんな無茶振りをしてもダイス目に影響はないですからねえ。
[攻撃はかわされた]
[ベアタを守る、光の防御術、ギリギリでほんの少し、攻撃の軌道を逸らされた]
[ヘルムートの仕業か、と看破する]
ぐ…!!
[カウンターの水滴をくらう]
[火炎の防御で幾分か蒸発しているとはいえ、無防備な体勢で受けたダメージは軽くない]
[背後からは先ほどかわした竜が迫っている、一寸の時も惜しい、戦闘の刹那]
[そこにゼルギウスの援護術が来る]
.oO(決め時!)
[即座に決断、最大出力の火炎を放出する]
[一歩下がりながら摺り上げ、そして真横に踏み込みながら横薙ぎ、二重の紅蓮の雪崩]
[さらにその火炎を目眩ましに、ベアトリーチェのサイドへ回り込む]
[急制動をかけ、その勢いを乗せた軍刀を叩き込む、火炎と軍刀のほぼ同時3連撃]
/*
物凄く納得しました(笑)。
そう言うことですね。
死なない程度に使ってもらいましょう(ぁ
と、あまり雑談になり過ぎないようにしないとですね。
今回アンデッドですし。
ふ……まあ、引き分けか。
だが、今日は、ここまでだ。生憎と貴様との1体1の勝負ではなく、そして、次が双方の決めの一撃のようだしな。
スピアモード!
[ヘルムートは口元にこびりついた血を、腕で拭い取ると、伸びていた槍を一瞬にして元に戻し、その槍を片手にベアトリーチェの元へと走る]
ベアトリーチェ!!
彼等の決めの一撃は、全て私が受け止める!!
君はその後、君の持てる最大の攻撃で持って、彼等を仕留めるんだ!!
私は君を信頼している!だから、私も信頼して欲しい!!きっと、私は彼等の一撃を受け止めるのだと!!
なるほど。良く分析できてるわねぇ。
確かにどちらもイイ性格でいらっしゃるようだし。
[コクコクと頷きながら]
そうね……疲れてからまた広い場所を探すのは勘弁して欲しいところだし。そっちから行ってみましょ。
[分岐を左へと曲がり、光の点ったショールの先を掲げるようにしながら柱廊の間を進んでゆく。
が、暫く進むと背筋がゾクゾクとしてきた]
何かしら。嫌な予感がするわぁ。
[どうやら予測は正しかったらしく、目の前には荘厳な扉。
そして、]
……はぁ。こちらは当たっては欲しくなかったんだけどなぁ。
[来た道の背後。
やはり罠が仕掛けられていたらしく、柱の隙間からうじゅるうじゅると黒い物体が染み出してくる。]
うわぁ、これまた気持ち悪い。
女の子たちにこんなのぶつけるなんて、せんせー方もいい趣味してますね。
[そう言って溜息を吐きつつ、刀を構える。]
信じてなかったら、防御せずに攻撃なんて危ないことしないよ。
[しっかり言って]
…あたし達、相棒でしょう。
なら、することは決まってる。
でしょう?
[ニヤッと笑う。]
/*
前衛、後衛のダイス順は、そんなにこだわらなくていいかな。支援だと単純に足し算ですし。
ベアが後に振るのが嫌でなければ。
…なんだ。やれるじゃないか。そんな感じだ
[迫った炎が氷の陣によって阻むのをみて振り返らずに言いつつ。
闇の矢を全て受けるわけには行かないと避けるガーディアン。
それを初めから予測していたため防御に必要なかった余力を追撃に回し。側面から襲う]
終われ
[冷酷な宣言とともに。腕から伸びる黒い四本の鎌状の刃を回転させながら突き出そうとしたところで突如目を眩むばかりの光を放たれて視界を奪われる]
…ちっ!鬱陶しい!
[もう片腕で目を隠すようにしながら、警戒するように一度背後に飛んだ。それにあわせるようにガーディアンはファイアーボルトが三つ放たれる。]
[一つは避け。一つは金色の龍のブレスで相殺して、もう一つは些少の防御魔術を纏わせて腕で打ち払うが]
ぐっっ…光成分の癖に生意気な
[腕の痛みに顔をゆがめつつ。ふわふわと意外に身軽に左右に揺れるジャックオーランタンを忌々しく見つめつつ]
アル…指示は出さんから私が何を求めてるか察してみろ。
訓練だ
[なんて勝手なことを言いながら浮遊するガーディアンに接近しつつ。闇の矢とファイアーボルトを打ち合う
その動きが若干。右側に隙ができるように動いているのは彼にわかるだろうか]
目的地らしき所の直前に仕掛けてあるとか。
ほんっっとにイイ趣味よねぇっ!
[ズルズルという擬音を立てそうな動きで近付いてくる不定形の闇。
囚われたら精神的にもダメージが来そうな不気味さだった]
……核を探して打つのがいいか。
めいっぱいに引き裂くのがいいか。
まあ、まずは確認も兼ねて。
[スッと息を吸って口の中で詠唱を始める。
眉を寄せながらも視線はしっかりと這い寄るものに据えて]
―― Energy Bolt!
/*
言ってるのはダイス順では無いような。
援護は所謂攻撃に分類されるような書き方されてるので、それを受けだけにして良いのか、と言う話のような。
ちょっと確認してきます。
引き分けだって? 誰がそんな事決めたんだ……。
[大体大怪我と口元を拭く程度の傷と、どっちが重いのかと内心で舌打ちした。それは自分の根底を突き崩されたみたいで、生まれて初めて、悔しいという感情に心が焦がされて……]
なめるんじゃねぇ!
[吼えた。そして両足でしっかりと赤い床を踏みしめた時、ぴちゃりと足元から水気を含んだ音が聞こえてきた。見ると、そこにはベアトリーチェの魔法により生まれた水と、己の体から流れ出た血液が混ざった赤い水が!]
Vento e l'anima di naiad.Ascolti la mia voce.Sulla terra dove lascia senza fiato portare la madre mare e la vita della vita mescola insieme, venga a dare vita maneggiando stupido chiamato la magnificenza!
〔風と水の精霊よ。我が声に耳を傾けよ。生命の母なる海と生命を運ぶ風が交じり合うその大地の上で、愚かなる命に荘厳なる捌きを与える存在となれ!〕
[先程ベアトリーチェのおかげで使わなかった詠唱を一息に口にしていた。赤色の水の精霊が人型を作り、それまでゼルを守っていた風凰が水の精霊に融合していく]
姫風水!〔HiMEGAMi〕
[背に輝く風の精霊の羽を羽ばたかせ、赤く色ついた水の精霊が肢体を艶かしくくねらせながら、融合した精霊の結晶が降臨した。
姫風水は、水と風の融合した巨大な水の玉を練り上げると、ゲルダの一撃の邪魔はさせまいとヘルムートへと襲いかかる]
いっけぇぇぇ!
ん、手ごたえあり。
このまま行かれれば消費も少なくて済むのだけど。
[黒いうごうごは力を受けた周囲で僅かに縮んだように見えた。
聞えてきたブリギッテの舌打ちに軽く眉を寄せ]
あら、動くと以外と素早いのね。
ならもう少し範囲的に…。
―― Psycho blast!
/*
どんまいです(撫でふか
さて、追試の準備もしないとですな。
どうしましょ、そちらで管理します?
明日以降また忙しそうならこちらでやっておきます。
って、無茶言ってくれるっ……。
[察してみろ、という言葉に、がじ、と頭を掻く。
右側に隙を作るよな動き。
それはカボチャへの誘いか、それとも]
……いずれにしろ、そこをどう埋めるか……か。
静かなる流水、力の導き手、そして我の意のままに、舞え!
[言葉と共に投げたのは、水のルーンと『歯車』のカード。
生み出された水は、ふわり、と地面に降り。
ナターリエの動きを遮らぬよに。
それでいて、カボチャの不意討ちのファイアボルトを絡め取る流れを作り出す]
……俺に思いつくのは、この程度だってーの!
[苛立たしげに放った空気弾もかわされ、ますます不機嫌に。
そのため、注意が『前方の』ソレのみに向けられ、側面から襲い掛かる『搦め手』への反応が遅れる。]
!? しまっ……ぐぅ。
[襲い掛かる黒い触手に手足を絡め取られ、全身を軽い虚脱感が襲う。
気を張り、振り払えば、ソレはゆらりと姿を消すだろう。]
ぜぇ。本当に……イイ趣味してるじゃないですか。
腹立たしいくらいに。
ふふ……ありがとう。ベアトリーチェ。
[小さく笑むが、その瞬間、予想もしない速度で背後から迫ってくるゼルギウスの一撃をその身で受けて、衝撃で思わず意識が吹っ飛びかけた]
……がぁはっ……!!
[だが、それでもその歩みは止まらず、無理やりにゲルダとベアトリーチェの間に割り込むと、更にその体でゲルダの一撃までもその身に刻み込んだ。
どちらも安くは無いダメージ。受け止められるのはほんの一瞬の間だけだろう]
―――ベアトリーチェ!!
今だ。やれぇぇっ!!
[闇に落ちそうな意識を必死でつなぎとめてヘルムートが叫んだ]
ふむ。満点とは言わんが。悪くない。
[ライヒアルトの声に。苦労して頭を捻りながらも援護してるであろう姿を想像して内心苦笑しつつも、ファイアーボルトを絡め沈めるのをみていって
それによりできた余裕時間を有効に使う]
異界への扉よ。呼び声に答えよ…祖は飽食を宿す扉なり
[すっと目を細めて、ジャックオーランタンの中央部を見つめて不意の水に動きがぎこちなくなったところを接近する。]
飢えしその口を開き。喰らえっ!!
[そして高らかな言葉と同時に魔力がジャックオーランタンの中央部に集い次元の歪みが生じて開き。ばっくりとジャックオーランタンの縦半分にその一部を綺麗に切り取ったように喰らって縦に別つ]
/*
それを悩んでいたんですが、追試のルール説明は、更新後に入れた方が分かりやすいなあと。
こちらは明日の朝一には無理なのでそれはお願いするしかないかも。
…ふぅ…終わりかね
[崩れ落ちるようにして消えるカボチャを見て飽食の扉を閉じたが……警戒は解かない。なぜなら]
ところで…こいつらは三つ子だったのか?
[なんかさっきから相対してたカボチャが二体。ふわふわ
いつのまにか分身してましたよ。本体はどちらかとかはわからぬ。もしかしたらどちらも本体なのだろう。火の弾が二倍に増えて鬱陶しく感じ防ぎながらも]
…少し溜めたい。
時間を作ってくれ。できればあいつらを一箇所にまとめてくれると嬉しい
[気のせいではなかった。
一気に伸びた黒い物体は、あっと言う間に間合いを詰めて]
!!!
[先ほどよりも深い部分でゾクリとした。
そのまま何かを吸い取られるような感覚に襲われて膝を突く]
っくぅ。
ホント。直前に、これは、ないわぁ…。
[ブリギッテの言葉に力なく一度頷いて。
何度も首を横に振っていた]
気持ち悪いぃ。
[信用してる。
だから何も見ないように目を閉じ、詠唱する。
何が聞こえても、声は止めない。]
――……異界の門よ、開け。
我が願うは我らと争うものを押し流す波。
全てを飲み込む大荒波!!
「ちょ、閉所でそんなん使うなー!!」
[大荒波…ようは大荒れの海の波の状態。
んなときに船が出たら、危ないですね]
……。
[何も喋らない。少しも動かない。
ヘルムートは立ったままの状態で、ベアトリーチェを庇った状態で、その意識が*断ち切られていた*]
……いきなり満点取れるほど、器用じゃねぇ。
[声には少し、むっとしたような響きが織り込まれる。
どちらかというと、押さえがちの感情がぽろぽろ零れているのだが、自覚はなくて]
……派手なワザだな、しかし。
『アルがいう事か?』
[飽食の扉に思わず漏らした感想に、漆黒がどこか楽しげに突っ込んできた。
それに、うるせ、と返しつつ]
三つ子の妖精って、ムダにおめでたい気もするが、この場合は迷惑だな。
……で、纏め上げて、押さえ込み、か。了解!
[ナターリエの言葉に頷いて、カードを手首にかすらせる。
写し取るのは、『封印』と『魔王』のカード。そこに更に、闇のルーンを加えて]
我に近しく、最も遠き月闇の静寂、魔導の象徴の名の下に、絶対の封印を織り成さん……闇夜の魔封!
[投げたカードは砕け散り、煌めく闇の粒子を生み出す。
闇の粒子は二体のカボチャの周囲を巡り、離れようとするのを囲い込んでいく。
その間飛んだファイアボルトは、闇の粒子が受け止めた]
[ぎりりと、歯軋りをしていたが]
…………カルメンさん。大丈夫ですか。
何だったら突入を少し遅らせましょうか。
[振り返りコンディションを問う。
下手に突入して負けては元も子もない。]
[何度か深呼吸。
どうにかこうにか悪寒を押さえ込んで]
…とはいえ。
泣き言言ってても始まらないのよねぇ。
[最後にもう一度。息を深く吸って。吐いて]
ふっ、ふふふふふ。
このことは忘れずにおけばいいのよねぇぇ。
[下を向いているので顔は見えない。
その声は少しくぐもって響いた。
足元でまだくってりとしていた茶虎猫を抱き上げる]
[掛けられた声にゆっくりと顔を上げた。
唇は綺麗な弦を描いている]
大丈夫よ、ごめんなさい。
これなら次で終わりでしょう?
早く済ませて休みましょ。
[にぃ、と小さな鳴き声も上がった]
[途中までは上手くいっていた。
途中までは。
なぜか、呪文は上手く発動せずに終わった。]
……まけちゃ、った……。
まけちゃ…、ったぁ……。
[うー、と小さく呻くように泣き出した。
悔しかった。
最後の最後で、上手くいかなかった。
勝てなかったことが。]
「…ヘルムート気絶してるわ。」
[オーヴァンは立ったままでいるヘルムートの意識を確認すると、細心の注意を払って床に寝かせた。]
なぁに。こういうのは厳しいほうがよかろうて…では任すぞ
[くつくつと楽しげに低い笑みを浮かべつつ。何もせずに感じ取るのは困難なことは重々承知しているので咎める響きもなく。一度息を吐き。集中に入る]
我が親愛なる闇の力よ。我は請う。
[闇の粒子が。カボチャを集わせ攻撃の手を止めてる前で。手を合わせる。それは修道女のような姿と合わさって祈りを捧げてるように見えるだろう]
我が願いは。その偉大なる闇の力を持って。破壊し。創ることなり
[渦巻く闇の点がジャックオーランタンの周囲を囲み、塗りつぶすように埋まっていく]
だが此度創られるのはそなたら道にあらず。我が勝利の先にある道なり…
さあ……闇に滅せよ!!!
[闇属性本領発揮とばかりに。渦巻く闇が急速に膨れ上がり。そして闇がそれ以外の存在を許さぬとばかりに闇の力が爆発し、黒で塗りつぶされる]
…今度こそ終わったか。
[破裂による現象が治まり。跡形もなく消えたのを確認して、魔術を解いた]
[綺麗に弧を描くカルメンの口元に怖ぇ……と思うことなく]
……おーけー、大丈夫そうですね。
[そう言ってニヤリと笑う。とりあえず考えていることは一緒らしい。
そうして深呼吸すると]
では行きましょうか。ちょうどいいストレス発散の相手に。
[そう言うと扉に手をかける。]
(とはいえ、『遊ぶ』余裕はなさそうですね。
……しかたない。もう少し秘密にしておきたかったんですが。)
……っっつ…
[集中をといたことで今更感じる左腕の痛みに顔を歪めつつ、振り返り]
さて、さっさとキーアイテムをとっていくか
…ところでどうだった?初の後衛は。指示があるとないとでは難しさの度合いが違うだろう?
[光の中、膨れ上がる闇。
近しくも、時に遠く感じるそれが高まり、カボチャたちを飲み込んでゆく]
……やるなぁ。
[零れ落ちるのは、感嘆を帯びた、声]
取りあえず、無事に片付いた……かね。
それにしても……。
[ぐるり、と祭壇の間を見回しつつ、呟く。
急激な闇の力の増幅の後にも関わらず、その光はほとんど薄れたようには思えなかった]
─次元─
ん、バトルが終わったな。
「強面のにーちゃんの方が勝ちよったか。
あーあー、騎士のにーちゃんズタボロやんけ」
これはちーとばかし本格的な治療が必要か?
ぎゅん爺に頼むのが良いか。
[そんな相談をしながら、次元を出てバトルフィールドへと向かう]
─次元→二層A地点─
― どこか ―
さて、どうやら、対戦組の決着はついたようですね。
ヘルムートはダメージが大きそうですか。
また君たちの出番ですねえ、これは。
[にっこり微笑む視線の先に、もふっとした何かがいる]
[巨大な水の玉をその身に受けて、それでもヘルムートは揺らがなかった。最後までベアトリーチェを守り抜いた。
巨大な水の玉はその実内部では風と水の精霊が螺旋状に絡み合い、命中の瞬間に破裂しながら目標物を破壊する。だが今回ヘルムートが受けた一撃は、ただ単に巨大な水の塊でしかなかった]
……?
[疑問に思い、姫風水を見ると、彼女はにこりと微笑んでから、大気の中へと消えていった]
……なんていうか……しょうがないな。
[未だ出血し続ける脇腹に治癒魔法を使いながら、寝かされたヘルムートと傍にいるベアトリーチェへと近寄った]
…生きているのか、こいつ…あれを受けて。
本気で、殺しても構わない、というつもりで斬ったのだがな…。
[勝敗は決した]
[目から殺気は消え失せ、構えを解いていく]
[振りかえる]
…?
ゼル!?ゼルギウス、大丈夫か、その傷は!
[今ごろ、相棒の傷に気付く]
[戦闘中はそれどころではなかったのだ]
はぁ。何かこういうのを試合に勝って勝負に負けたっていうのかな?
[自分の脇腹に薄皮を張ったのを確認すると、引きつる痛みに顔をしかめながら、ヘルムートに治癒魔法を使い始めた]
あ〜……ちょっと意識がぼやけてきたかも。
[三白眼で口をだらんと開けながら、「え、えへへへへへ」とかなり危ない状態になりながらも、治癒は決してやめない]
[扉を開いた先の部屋。
そこはさながら『祭壇の間』という表現が相応しい。
その中央、重厚な鎧を纏った首なしの鎧ががちゃりと動き出す。]
なるほど。デュラハンですか。これは硬そうですね。
さっきのダメージもあるので早急に決着をつけましょう。
じゃあ、援護頼みましたよ!
[そう言うと、ダッとデュラハンに駆け寄る。]
[次元回廊を通って、真っ白なふわふわが四体、導師の元へと送られた]
その子達には私の魔力を供給して回復力を増幅しています。けが人の治療に使ってください。
[導師への伝令も一緒に]
ん、ああ。そうだな。光の象徴……オパール、かね。
[キーアイテム、という言葉に一つ頷き。
投げられた問いに、は、と息を吐く]
何となく、言いたい事はわかった……かも知れん。
連携する、って事の意味とか、それをやり易くする方法とか、な。
忘れないようにするさ……って、ところで。
……オパールのオーブとか、持つの辛いだろ。
そっちは俺に任せて、ちゃんと、治療してくれな。
……ヘルムート、人から、の、魔法、効きにくい体質、だって。
……軟膏、使ってた。
[ぐしゅぐしゅ言いながら治癒魔法を使っているゼルギウスに告げる。]
─二層A地点─
[バトルを終えた二組に近付く。
どちらも怪我が酷いのが一人ずつ]
随分と派手にやったな。
[ほんの少しだけ嘆息。
直後に男の周囲から四体のふわふわが空間から滲み出て来た]
了解です、学長。
ほれお前ら、一匹ずつ持て。
[出て来たふわふわを一体ずつ生徒へと渡す。
倒れているヘルムートには腹の上に乗っけておいた]
ぎゅん爺も、後はよろしく。
[きっちりとした治療はギュンターにより為される模様]
ええ、いきましょ。
[二人して笑みを浮かべたまま扉を開く。
そこに待ち受けていたのは、死を予言し魂を駆るという首なし騎士]
うん、力いっぱい行けそうな相手だわ。
全力で援護するわよ!
[駆け出したブリギッテの後ろで詠唱開始。
両手が緩やかに紋を描く]
―― Physical enchant - Strength!
[早期決着。まずはブリギッテの筋力を上げる補助魔法を紡いだ]
全く、君というやつは…
正気にもどれ!
<ばしんばしんばしんばしん!>
[ちょっと(?)強めのビンタ]
君も体力を消耗してるんだ!
しっかり休め!!
…にゅ。
……オーヴァンも。
[かむかむ。と手で自分の異界龍を呼ぶ。]
「俺、怪我してねぇよ。」
いいの。
いっぱい、がんばってくれたんだから。
「……しょうがねぇなぁ。」
[オーヴァンはベアトリーチェの膝に丸まった。]
そりゃあな。さすがに先ほどのような真似はせんさ
[と、簡単の言葉には男らしい笑みを返しつつも。さっきのD-4地点にいたときのことを言いつつ。それに光だらけで少しいらだって発散したかったとは内心でだけ呟く]
…しかし…この光はどうにかならんのかな。本当
[と全面同意。先ほどまでは闇の扉を開いていたためまだマシだったが。急速に闇が消えたので顔色が悪くしつつも、問いへの返答に頷く]
最初だからそんなもんでいいさ。
とはいえ、連携は下手したら足を引っ張り合って力を落とすことになるがな。ただ上手くかみ合えばよりやりやすくなる
…ま、一人のときと二人のときの戦いかたは違う。それだけわかれば後はなんとかなるものさ
…ああ、助かる。オパールを持つのはさすがに辛い。
[と、連携について思ってることをいい終えて。言葉に甘え、左腕の治療を始める]
[駆け寄る間、カルメンからの補助魔法が彼女の筋力を増強する。
そうして射程範囲内に入ると、牽制の一撃。
鞘から放たれた刀は弧の軌道を描き、風の加護を纏いて騎士の鎧を切り裂かんと襲い掛かる。
しかし、流石のフルプレートアーマーとでも言うべきか。
ガィンという音ともに、刀は僅かな凹みを生むのみではじき返される。
反動で痺れる手にチッと舌を鳴らすが、追撃を掛けることなく後ろに飛ぶ。
それに遅れて先程まで彼女がいた場所をデュラハンの剣が薙ぐ。]
[トンッと離れた位置に着地。ブンブンと軽く手を振って痺れを飛ばす。]
ふぅ、やっぱり硬いですねぇ。
……でも、どれほどかは把握しました。
[そう言ってニマリと笑う。]
予告しましょう。その鎧衝き貫いて倒して差し上げます。
[そう言って、ピッと刀を向ける。]
[ふわふわ二匹を受け取ると、それらを意識朦朧としたまま治療魔法をかけ続ける(はた目にはヘルムートを生け贄に暗黒儀式を実行中の)ゼルギウスへ押し付ける]
私は大したこと無い。彼らに比べればな…。
ほらいつまでやっている!
<ばしんばしんばしん!>
目を覚ませ!しゃっきりしろ!
あれも、何度もやるもんじゃねぇ気がするが。
[通路での事を思い返しつつ、ぽそり。
まさか苛立ちの発散だったとは思ってもいなかったりするのだが]
どうにもならんだろ。
だから、さっさと帰るに限る。
[光に関しては諦めているのか、きっぱりと言い切って]
そう、だな。
……すぐに実践できるかはわからんけど、心がけてみる。
[軽めの口調で言いながら、向かうのは奥の祭壇。
そこに静かに安置された蛋白石の球体はすぐに目に付いた]
さて、目的の物も手に入れたし、戻るとするか。
そんならゼルギウスに二つくっつけとけ。
問題はヘルムートだな…。
魔法が効きにくいとなると…ぎゅん爺、手はあるか?
[治療に勤しむギュンターに訊ねると、任せておけと返って来る。
流石は元大地学科と言うところだろうか。
その辺りの知識も持ち合わせている模様]
[空を凪いだ剣風は小さなカマイタチすら生んでいた。
髪が数本宙を舞う。頬に小さな熱も走るがやはり構わずに]
マナよ集え。
光は何よりも早く動き。
故に全ての動きを阻害する。
―― Flash bomb!
[勢い良く飛び出してゆく光は首なし騎士を翻弄するように取り巻き。鎧の上からも響く衝撃を伴い弾けてゆく。
小さくとも連続した衝撃は次への動きに遅滞を生じさせる]
なに?
…む?
[手元のゼルギウスを見る]
[いつの間に治癒魔法は止まって…というか]
[気絶している]
…
まぁ好都合だ。ゆっくりしろ。
[改めてふわふわを押し付けると、同時に治療を受けるべくその隣に座りこんだ]
[頬が痛い。次第に口から漏れる「うへへ」笑いがなくなっていき、ようやく意識が戻り掛けたとき]
ほぶ!?
[ゲルダのいい一撃が首をコキンと折り曲げた。結果]
『意識がない。屍のようだ』
『おいおい』
[と、精霊達が噂したとかしないとか**]
あれは時と場合を選ぶさ。…まあ、回転しても崩れないように治癒術を施しながらならば…
[ぶつぶつ呟きつつなんて少し考え中。結構派手なのが好きな傾向だった]
…では次に期待。だな
[心がけるというのに、少し意地悪くいいながらも、治癒を終えたところで、オパールを手に戻ってくるライヒアルトをみて]
そうだな。私も治療は終えたし。さっさと戻ろう。…もう一分一秒もいたくない
[かなり切実に言う。
そしてオパールを忌々しくも近づきたくないように一度見た後。来た道を戻るために扉へと向かった]
[多分。きっと早足でこの光たっぷりの空間を抜けようと歩くだろう
そしてスタート地点に戻れば。オーブを持っているライヒアルトに任せて
やっとこっちに戻ってこれたぁと肉体や魔力よりも精神的疲労を回復しようと。壁にもたれかかり*くったりしてるだろう*]
…確か、魔法抵抗力が高いからって。
もふもふ被害少なかった。
[だからこそ、サラマンダー戦は空間に水の盾を作ったとか。
作らなかったとか。]
[案の定ゲルダの一撃で沈むゼルギウス。
まぁあのままよりはマシだろう、きっと]
そいで、勝ったのはゲルダのペアだな。
まずはおめでとう。
この後は探索に出た連中が戻って来るまで治療しつつ休憩しててくれ。
奴らが戻って来てから次の階層へと向かう。
ベアトリーチェとヘルムートは残念だがここで脱落だ。
俺と一緒に追試会場へ向かってもらうぞ。
そこで、治癒術織り交ぜるんなら、違う方向でやった方が効率よくね?
[考え中の所にさくっと突っ込み。
意地悪い言葉に、少しだけむっとしたような、そんな表情を浮かべて]
なんていうか。
一つの力と相性が強すぎるのも、良し悪しだよな、お互い……。
[自分はナターリエほどのダメージは受けてはいないけれど。
オパールオーブを持っていると右腕の『闇焔』の疼きが酷いため、早く何とかしたい、という気持ちは強かった。
結果、こちらもナターリエに負けず劣らずの早足移動でスタート地点へと]
ふむ、すっかりチームワークも友情も成立したようですねえ。
[ようやく落ち着いた様子のバトルフィールドを眺めながら、独り言]
仲良しになったお二人に、あの追試を受けさせるのは少し可哀想な気もしますが。
[言葉と裏腹に、笑みはいつもと変わらない]
追試を、どんな目的を持って、どう乗り切るのか、も、勉強のうちですからね。
[にっこり]
便利なようで、不便なんだよなぁ、この体質。
[ベアトリーチェの言葉にそんなことを言いつつ小さく嘆息。
ヘルムートの傍ではギュンターが薬草やら何やらを塗り込んで治療を続けている。
しばらくすると、包帯巻き巻きなヘルムートが出来上がることだろう]
[カルメンの援護攻撃にデュラハンは隙を見せる。
その隙を逃さず、駆け寄った彼女が放ったのは先程の『斬る』動作ではなく、『突く』一撃。
だが、それもたたらを踏ませるものの、貫くには至らず。]
ふむ、少し上方修正かな。
[反撃の一撃をかわし、そう呟く。
その口元は知らず弧を描く。]
─スタート地点─
[戻るなり、壁にもたれてくったりとするナターリエの様子に、やれやれ、と思いつつ]
……とはいえ。
ここでフウガを離すと、俺がきつい……。
[月闇の龍を寄せておけば、回復の手助けになるだろうが。
しかし、それはそれで、『闇焔』の暴走を招きそうで。
さりとて、オパールオーブを持った状態で近くにいるのは本末転倒。
結論]
……どうせ、三層に降りる時にアレ食らうんだろうしな。
[ちょっとだけ遠い目をしつつ、呟いて。
自分も壁にもたれるよにして、*しばし、目を閉じた*]
楽しそうですね、学長?
[感じた気配にそんな言葉を投げかける]
もう少ししたら二人を次元回廊へ引き込みます。
その後はよろしくお願いしますね。
…はーい。
[渋々ではあるが了承する。
割り切る所は割り切って、次に生かせばいい。]
……とりあえず、ヘルムートが起きたら謝ろうっと。
[なんか、変に打たれ強い気がします。]
[デュラハンの一撃一撃はカマイタチを生むほど速く鋭いが、悲しいほどに単調。
その猪武者ぶりに、はん、と鼻を鳴らすと]
当たりませんよ、その程度、蚊が止まって見えます。
[そう言いつつ、交錯法で先程とほぼ同じ位置に一撃を入れる。
しばらく、そうした攻防を繰り返していたが、その最中しゅるりと背中の布が解けていく。]
では、先程の疲れもありますし、早急にケリを付けさせていただきましょう。
[そういうと、にっこりと笑い]
封印(セキュリティ)、開錠(アンロック)。
魔導機『万能武具(マルチスキル)』モード『翼(セラフ)』
若い人達が頑張る姿を見るのは楽しいですよ?
[にこにこと導師の連絡に応じる]
はい、用意はすでに出来ています。
入口に二人を案内してくれれば、あとは自動的に追試会場に到着しますから安心してください。
「ベアトリーチェは火に対する抵抗力低いもんな。」
火、嫌ーい。
[だから、焼かなきゃ食べれない+食感がぱさぱさしているお肉が嫌いだったり。]
いつも食らうわけじゃないわよ。
[次にこちらまで回ってきたカマイタチはヒラリと半身をずらして避け]
―― Energy bolt!
[部屋に入る前に使ったものより二回りほど太い魔法の矢が飛ぶ。
騎士の下げた「首」に向けて。
その意識を逸らすように強くその手を打ち据える]
さて、では、敢闘したベアトリーチェとヘルムートの為に、「もう一つの迷宮」の扉を開くとしましょうか。
[座布団から降りて、魔法陣の描かれた床から地下へと吸い込まれるように消えていく]
同感です。
そして成長していくのを見るのもまた楽しい。
[頷く気配を返し、こちらも笑みを浮かべる]
了解しました。
他の生徒も戻り始めたようですね。
三層目へ移動させてから実行に移すとします。
[その宣言と同時、背中の剣がバカンと二つに割れ、それぞれが翼の形に展開。
刀を携え、先端から光の羽を放つその姿は、まさに告死天使と呼ぶに相応しいもの。]
では、幕引きの一撃と参りましょう。
[バッと手を広げると、背中の翼もその羽を広げ、光の粒子を散らす。]
それを克服する術も身に着けないとな。
[嫌いと言うベアトリーチェに小さく笑みつつ]
さて、向こうの様子も見て来ねぇと。
ああ、お前らはまだそこで休んでても良いからな。
動けるようになったら移動してきてくれ。
[そんな言葉を残し、男は一旦スタート地点へと向かう]
─二層A地点→二層S地点─
うぅぅ…、できれば近づきたくないのになぁ。
[火のエリアで迷った事を思い出したらしい。]
あ、はい。
分かりました。
[コクリと頷くと治療が終わり、ヘルムートが目覚めるまで*ぼんやりしてる*]
「風よ、汝拘束されざるもの」
[彼女の呪文と同時、周りに風が吹き荒れ、デュラハンの行動を拘束していく。]
「その奔放さを以て」
[それと同時、風が彼女の刀を中心に凄い勢いで渦巻く。]
「堅牢を穿て」
[彼女はグッと膝に力を溜めると]
ダブルスペル スパイラル・エア
<<二重魔術>> 『捩れ穿つ鏃』
[ダンと自らを矢として、一直線の突きを放つ。]
[その切っ先がデュラハンの鎧を捉えると同時。
刃先を中心に暴風が吹き荒れ、ガリガリガリと鎧を削り落としていく。
デュラハンも手に持つ剣で彼女を薙ぎ払おうとするものの、暴風は彼女に迫る一撃をも弾き返す。
そうして、風が収まったあとそこには胸元から背中まで抉り貫かれた鎧がひとつ。]
…光よ、閃き惑わせよ。
―― Flash dazzle!
[ブリギッテが直線で飛び込むその時に合わせて、後ろから強烈な光を迸らせる。
先に閉じていた瞼の裏にもチカチカと何かが飛び交った]
終わった、の?
[ガシャン、という音は剣が立てた音だったか。
下げた首の兜の音だったか。
はたまた抉りぬかれた鎧が崩れる音だったのか]
─二層Sエリア─
おっ、もう戻って来てたな。
オーブは持ってきたか?
[既に戻って来ていた闇コンビに声をかけ、オパールオーブをその手に持つ]
ん、ご苦労さん。
それじゃあカルメン達が戻って来るまで少し休んでてくれ。
[オーブは男が持ったまま、二人には休息を指示する。
カルメン・ブリギッテ組が戻って来たなら、同じように労ってからオーブを受け取る*事だろう*]
[刀を引き、ピッと露払いをしたあと、鞘へと仕舞う。
同時、背中の翼は変形し、元の剣の形に。
ふぅ、とひとつ息を吐くと、くるりと振り返り]
はい、終わりました。お疲れ様です。
[そう言ってニコッと笑いかける。
ちなみに、方向が少しずれている。閃光の影響はしっかり受けていた様子。]
はい、お疲れ様でした。
本当に凄いわねぇ、それ。
他にもまだあったりするのかしら?
[まだ順応の戻ってこない目を軽く擦りつつ。
微妙に方向がずれていることは気づいて]
あー、もしかして光そっちにも行っちゃった?
光度上げすぎちゃったし。
基本書にないのは調節難しいわ、やっぱり。
[にぃ、という鳴き声再び。
例によって宝珠を見つけて来たのは茶虎猫だったり]
ん、確かに黒耀石ね。
[近付けば猫はトトト、と足元をすり抜けてブリギッテの方に。
やれやれというように同調を解く]
それじゃ、戻りましょ。
[奥に安置されていた宝珠を手に取るとブリギッテを振り返った]
他にも、ですか?
……うふふ、秘密です。
[質問には、にこにこと笑顔ではぐらかす。
閃光については、あー、と苦笑い。]
そうですね。もうちょっと改善の余地はあるかもしれませんね。
まあ、視界ひとつ奪われた程度でうろたえてちゃ前衛なんて勤まりませんし。
[そう言うときょろきょろと辺りを見渡し、]
さて、お宝は何処ですかねー。
/*
次のバトルフィールドを振って居なかった。
[1:氷破、2:翠樹、3:雷撃、4:天聖、5:時空]
6以上出たらループ。
(10)
[とか言っていると、ティエラが宝玉を持ってきてにぃと鳴く。]
おー、言ったそばから。ティエラはえらいなー。
[そう言って頭ナデナデ。まだ影響がカルメンに行くことはいまいち理解できていない。]
[だが、どうやら二の徹は踏まないのか。同調は解いていた様子。
振り返り声を掛けてくるカルメンにはぁいと頷くと、ティエラを抱きかかえ、とててと駆けていく。]
企業秘密?
んー、まあいいわ。またのお楽しみにしておく。
[肩を竦めて苦笑一つ。
味方にまで被害を出したことには頭を下げ]
微妙な加減が勝敗を分けることもあるわ。
次はもっと気をつけて使うから。
ごめんなさいね。
[茶虎猫は甘えるようにブリギッテにすりすりと。
精神力も借り受けたから今はまあ、多めに見ておくことに]
実技組やもう一組はどうなったのかしらねぇ。
[良い返事を受け、その後ろからS地点へ戻ってゆく。
ショールの端がふわりと*光った*]
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