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[護りたいんだ…。]
『壊れてしまえば。』
[相反する気持ちは]
[どちらも男にとって本当のもので。]
[ベアトリーチェのベルトに指先が引っかかる。]
[知っている。――男の力で強く引けばそれが外れること。]
[ライヒアルトの突っ込みに言い返せず。
騒ぎは三階の休憩室から研究室へ行く途中で起こっていた。]
ツヴァイ、なに、一体。まさか、ピューリトゥーイ、
[ハインリヒがそうではないと結果が出ている事は知らないから、ピューリトゥーイなのだろうと思った。]
>>346
議員……
[言われていることが図星で、何も言い返せなかった。]
[そう、こんなんじゃ、今は誰も、僕では石にはできない。
飛び立たせるのは無理だ。
少しだけ、休むよ……
仲間に囁きながら……。]
駄目よ、 駄目、
[だめだ。それは。だめだ。
ちがうのに。ちがうのに。ちがうのに!
声が震えた。
だめ。そんなことをしたら、ころされて
いやだ。いやだ。おねがい]
ハインリヒ…!!
[腕を抑えるような格好。力にかなうか。どうか。
ベアトリーチェの手が伸びていくのが見えた。]
─ 廊下 ─
[最初に扉に寄り掛かっているゲルダを見付け、それから彼女が示す先に目を向けて、ハインリヒがか細い少女の喉に手を掛けている、その光景に目を大きく見開く。]
ベアトリーチェ!
[小さな、白い花が空を舞い、ヘルムートが居る場所に流れて来る。]
……っ!
[絞められた喉元。熱くて、痛い。バンドも、それに掛かる指先も、見えない。
それでも、首を絞める男の心は、視えた気がした]
こ、ろ、さ、ない、で。
あ、な、たと、あの、ひと、の、ため、に。
[口で形を作る]
―――…殺すんじゃない。
…助けるんだ。
[虚ろな紺青はベアトリーチェを映して、映さず。
そう――…あの時は。ミヒャエルの時は…。
できなくて、自らの手で 断ち切らせてしまったから。
今度は…今度こそ。救わなくては。救わなくては。]
[救わなくては。]
…リーチェ、 ごめん な…。
[背中の重み…誰の ものだろう。振り返ることはできない。
振り返ったら…男は、ベアトリーチェに ゆっくりと囁いて]
……それはわからん、が。
普通と言うか。
……正気には、見えんのは確かだな。
[ナターリエに答えつつ。
舞い散る白に、天鵞絨を数度瞬く]
……花?
なんで……。
[先に、通ったときにはなかったはずのもの]
−3F−
───ッ、何。
[ゆっくりゆっくり]
[遅れてやってくる]
[カメラは手放さないまま]
[息は上がらないけれど]
[上がるほどの速さではなかったし]
[漸く]
[辿り着いた渦中の場所]
[いばらは惑う 惑う
呼応するように 揺れている
花は咲いているのに
いばらが舞う]
アルドルフ!!!
[叫んだ。
抱きついた腕、頚に回すようにして]
やめ ―――なさいッ。
[彼をこうしてしまったのが
私の重ねていく罪なら]
……ッ
[苦しい。息が詰まる。
それでも―――彼がその手を緩めないのなら
腰に手を伸ばしてレイピアに手を掛けた。]
い、きてる、から。
くるしい、。
いき、てるから。
たの、しい。
いきてる、から、うれしいの。
――死んだら、楽になれるなんて、嘘。
[最後だけ、ようやく声になった]
[きゃあきゃあ騒ぐのは自分の役目ではないから、叫んでしまわないように唇を噛んで。
動ける時にいつでも動けるように冷静にいられるよう努める。ライヒアルトの言葉に頷く。唇を噛んでいるから答えは返せないけど。]
ナターリエは下がれ。
ゲルダと一緒に下がって──。
危ない。
[ゲルダとナターリエを後ろにやや押す形で、彼自身は前に進む。舞い散る白い花が視界を遮り、ハインリヒの手元が隠れる。目の中に飛び込んできた花弁に、片目から生理的な涙が流れ。]
──…ッ
……これは……。
[いばらの舞、白の舞。
何かに呼応するように、何かに揺らぐように。
意思を持つが如き動き。
あり得ない。
過ぎるのは、そんな言葉]
……何かに、反応……いや。
感応でもしてるってのか、こいつら……?
[それが何かは、わからない、けれど]
[それでも現場にたどり着く事は出来る。
真っ紅なのはノーラのワンピースの色。
紅が透ける真白い花弁闇の中、誰かの腕を掴んだ。]
一体…何が?
[問うても返事はもちろんなくて……。
立ち上がって、胸の苦しさがとれてきたのを確認してから……様子を見に行こうと歩き出す。]
……そうだと、したら。
[そうだとしたら、何に。
過ぎる、疑問。
何がこれを起こしているのか。
消えた資料。
黄金と白銀──陽と月を模した薔薇を生み出すための。
それとこれとは関わりあるか、否か。
横道にそれかかる意識、それを現へと引き戻すべく、ふる、と首を振る。
揺れた黒の髪の上、舞い落ちる、白]
[花びらが舞う。少女の眼にそれは映らない。
伸ばした手の先、首を掴む腕に触れる]
だ、め。
だめ。
楽に、なんて、ならなくていいの。
生きるために、私はここに来たんだから。
す、き、だけど、殺されてなんて、あげない。
[バンドに掛かる指を引き離そうと指に触れる。いつか握ってくれた、大きな手]
みんなで…ここを出ると
言ったのは…誰よ、――っ。
[震える手、柄に手を置いたまま止まる。
このまま彼が――なら、私は――。]
私は、…生きるの。
生きたいの…。
[ベアトリーチェの触れる手、握り返すように指先丸めた。
このまま引けば、首輪は外れて少女は石になる。]
[虚ろは少女を見つめたまま、少しだけ哀しげに眸細めて]
[閉じた眸と共に、指は少女のベルトを引き千切るだろう。]
[触れたのは、ベアトリーチェのか細い腕。ハッとして、どこまでも、どこまでも降り積もる白い花を掻き分けようとした。
ハインリヒがベアトリーチェの首を絞めているのか、バンドを外そうとしているのか、それも見えないのだ。
──ハインリヒの首のバンドを。]
[ケホ]
[ケホ]
[ケホ]
[続いた三度のくぐもった咳は、]
[誰かの名を呼ぼうとしていて。]
[それは、背にいる少女には伝わったかもしれない。]
[生きてほしかった。死なないでほしかった。
死にたくない。生きると誓ったばかりなのに。
逃げないといったのに。
どうして彼が自分を殺そうとするのか
判らずに]
や、。
[精一杯の抵抗を試みる]
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