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少女 ベアトリーチェ は 少年 ティル に投票した
少年 ティル は 少女 ベアトリーチェ に投票した
陶芸家 アマンダ は 少女 ベアトリーチェ に投票した
貴族 ミハエル は 少女 ベアトリーチェ に投票した
騎士 ダーヴィッド は 少女 ベアトリーチェ に投票した
職人見習い ユリアン は 少女 ベアトリーチェ に投票した
少女 ベアトリーチェ に 5人が投票した
少年 ティル に 1人が投票した
少女 ベアトリーチェ は村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
全ての人狼を退治した……。
だが、勝利に沸き立つ人々は、妖魔という真の勝利者に、最後まで気付くことはなかった……
名前 | ID | 生死 | 役職 |
---|---|---|---|
自衛団長 ギュンター | master | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
教師 オトフリート | tasuku | 死亡 | 占い師 (占い師を希望) |
神父 クレメンス | fuka | 死亡 | 智狼 (智狼を希望) |
少女 ベアトリーチェ | Sol・la | 死亡 | 人狼 (天魔を希望) |
少年 ティル | hishou | 生存 | 天魔 (天魔を希望) |
陶芸家 アマンダ | cheshire | 生存 | 村人 (守護者を希望) |
探偵 ハインリヒ | bluesheep | 死亡 | 村人 (守護者を希望) |
貴族 ミハエル | aki_siro | 生存 | 村人 (村人を希望) |
小説家 ブリジット | Mey | 死亡 | 霊能者 (霊能者を希望) |
騎士 ダーヴィッド | ふらぅ | 生存 | 聖痕者 (聖痕者を希望) |
シスター ナターリエ | syugetsu | 死亡 | 村人 (おまかせを希望) |
研究生 エーリッヒ | yuzuru | 死亡 | 守護者 (守護者を希望) |
ランプ屋 イレーネ | mu_mu | 死亡 | 囁き狂人 (天魔を希望) |
職人見習い ユリアン | newmoon | 生存 | 天魔 (天魔を希望) |
青年 アーベル | moonlit | 死亡 | 村人 (村人を希望) |
[炎の失せた後には、折り重なるような二人の姿。
少女は彼女であり、彼女は少女。
両者の存在自体が危ぶまれれば癒しも間に合わない。
肉の焦げる匂いが、鼻を突いたろうか。
けれど少女が左手に抱く書には、右手に有す指環には、傷一つ付いてはおらず]
[聖なる人の子の姿を見て、
火の止んだそこへと足を向ける。
その目に浮かぶは何の感情か。]
それがあるから、君のフィロメーラは死んだ。
[左手の書を見て、そう告げる。]
[地に伏したままに、ぴくりと指の先が動きます。柔かな金いろの髪にもお気にいりのワンピースにも、焼けたあとが残っておりました。告げられた言葉に顔だけを横に向けて、近附くティルに眼を挙げます。]
……なければ、よかった?
[まだその手には、『鍵の書』が残されていました。]
どうすれば、……なくせる? 元に、戻れる?
そんなーーっ、ベアー!
[折り重なる二人の姿に、駆け出そうとする。
獣の鼻をつく肉の焦げた匂い。
間に合わない、そうわかっていても、身体は動こうとし]
――ぐぅっ!!!
[一気に襲い掛かる負荷。
影の王の結界内での力の解放は諸刃の剣。
それに深く貫かれたように、身を折り曲げて横倒しに転がった。
薔薇色の石を乗せた獣の姿は消え、長い茶色の髪を緩やかに地に広げた、人に変化した元の姿で倒れ伏す]
うん。
封印など破らねばよかったのだよ。
[ただただ静かに、人の子に言い聞かせるように。]
再び、封印すれば。
なくなろう。
……君は、今は動けまい?
君も。
[ふたりめは、火の竜を見ていたか、
それとも他の者をみていたか。
本性をここで解放したものたちには、
動くことはできなかろう。
――それはかれの望みにとっては好都合。]
僕が元に戻そう。
君は……
フィロメーラが、かの女が、まだ生きていてほしいのなら、
星の光で、回復できないか?
[それは、しかし、
かの女を心配するもの。]
[痛むからだをなんとか起そうとしますが、上手くいかずにぺたんと座り込みます。]
……鍵だと、思っていたの。
[少しぼんやりとした、掠れた声は、ティルの言葉をきちんと聞いていたでしょうか。膝の上に置いた書を、じっと見ています。]
何の、鍵だと?
[かの女のそばで足をまげて、片膝をついて
そっと左の手をかざす。
聖なる少女に、そっとそっと、樹の力を。
その光が、少しでも強くなることを願って]
[疾風を放ったとき、それは来た。
――きしり、身体が悲鳴をあげて地面に倒れ込む]
[内蔵までもえぐる激痛に。
体の自由が拘束される]
ベアトリーチェ……。ティル……。
[声もでずコエにもならず。
ただかろうじて呻きが空気を震わす]
[風の子の声に、うめきに。
そっと花が額から抜け出る。
その花は、苗床の願いどおりに瓶を首から奪い、
それを持って風の子へと飛ぶ。
舞う。
それは、常と同じよに。]
[未だ辺りに残る肉の焦げるにおいを嗅ぎ、鼻先に皺を寄せた]
[何事かを話そうとしたが、出かけた言葉は途切れ、獣は少年の姿に戻り、少年は地に伏す。上体だけは、腕で支えたが。]
[一瞬のためらいから、気が緩んだところへと掛かる負荷。
治りきらぬ傷口は裂け、羽ばたけず地へと落下する。
そのまま地面へと叩きつけられ、気を失うと共に、鱗に覆われた人の姿へと戻る。]
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